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第30話 最強の初心者
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アカリの一回戦と同時に、実況とサバランによる解説が始まった。
ちなみに、大会の様子はブシドータウンの公式アカウントでもライブ配信されており、解説を聴きながら試合を楽しむことができる。
「さて、まずは一回戦というところですが。どうでしょうサバランさん、今年の見どころは?」
「今年の見どころはやはりなんといっても、優勝候補『チームテンペン』の連覇なるか? という点でしょうね。なにしろ、去年圧倒的強さを見せつけて優勝したチームですから、代表の『ハラキリ』選手の強さは今年も健在か、要注目といったところでしょう」
「なるほど、去年のハラキリ選手の強さは本当に圧巻でしたからね。ハラキリ選手の連覇に待ったをかける猛者は、果たして現れるのでしょうか。サバランさん、今年の話題といえば、なんとあの伝説の『チームゼイン』が、二十年ぶりにエントリーをしたことでも話題となってるんですよ」
「ほう、チームゼインですか。二十年前といえば、私はまだ解説を担当しておりませんでしたので、詳しいことは存じ上げませんが。強いんですか?」
「それが、私も実際に見たことはありませんが、かつては『ブレイズ』という最強の強さを誇った伝説の剣士が在籍していたようです。いまから二十年前の第一回武道大会、そのあまりの強さから、このブレイズが間違いなく優勝するだろうと予想されていたのですが、なぜか棄権となり、それからチームとして二十年間沈黙を貫いていたようです」
「棄権ですか……。一体どのような理由があったのでしょうね?」
「その理由は未だ謎のままとされています。そのチームゼインがなぜか突然二十年ぶりのエントリーを思い立ったということで、古くからの剣術ファンの間では、大きな話題となっているようですね」
「それは初耳でした。不勉強で申し訳ありません。それで、その代表選手というのは……」
「それが、驚くことにその代表選手が、さきほどのアカリ選手なんですね。いやはや、伝説のチームが満を持して投入してきた選手が、まさか女の子とは」
「なんと! あの小柄な女の子が、かつての伝説のチームの代表選手というのですか? 二十年ぶりにエントリーを決断したということは、その腕によほどの自信があるという表れだと思いますが、あの子がそれほどの強さを持っていると……?」
「理屈としてはそういうことになります。さあサバランさん、そんな大注目の一回戦が始まりますよ」
開始時刻、主審がアカリと対戦相手をステージ中央へと促す。
アカリはとても緊張した面持ちで、相手と向き合った。
《あああ、もう始まっちゃうのかよ……》
《ちょ、ちょっと待った! アカリちゃんのことが心配すぎて、オジサン心臓が持たん! 心の準備させて……》
《おいおい。それより、あの対戦相手見てみろよ……!》
視聴者さんたちが驚くのも無理はない。なんと、対戦相手はアカリの三倍以上はあろうかという、巨大な毛むくじゃらの男だった。現世でいうとまるで『ビッグフット』のような様相を呈しており、それを目の当たりにした視聴者さんたちのコメントは、阿鼻叫喚と化した。
《なんだよアレ! アカリちゃんの何倍あるんだ?》
《きたねぇぞ! あんなもん勝てるわけねぇだろ!》
《いきなり一回戦からあんなやつなんて、あまりに運が悪すぎる……》
《サイズによる制限とかねぇのかよ? さすがにこれはアカリちゃんが可哀想すぎる……》
対戦相手のビッグフットが、濃いヒゲによだれを垂らしながら喜ぶ。
「グヘヘ、ラッキーとしか言いようがねぇぜ。俺さまの相手はこんな小娘か。軽くひねり潰してやるわ」
《終わった……なにもかも……》
《ああ~、短い春だったなぁ~》
《おいトベ。プロデューサーとして、アカリちゃんをこんなクソみたいな場所に送り出した責任は取れよ?》
画面のコメントが、どんどん絶望の色で埋め尽くされていく。
しかし、横を見ると、そんな阿鼻叫喚とは相反して、ゼインさんはまったく動揺していなかった。
そしてもちろん、アカリと対戦相手のBPが視えている僕も。
「両者構えて。始めっ!」
「ガハハ、一回戦突破いただきだぜぇッッッッ!」
開始の合図が出された瞬間、大男は振りかぶってアカリに全力の一撃を叩き込んだ!
大男の異常なまでの膂力を証明するかのような、凄まじい衝撃音が会場全体に響き渡る!
《ア、アカリちゃーん!》
《うそだ……うそだ……こんなところでお別れ……?》
観客からも次々と心配の声があがる。
「ちょ、あの子ほんとに死んじゃったんじゃない?」
「なんだよあの異常なパワーは……。あんなんまともに喰らったら、小柄な女の子でなくとも死んじまうわ……」
バトルステージから舞い上がる土煙。
アカリの安否に息を飲む会場。
煙が徐々に晴れ、大男の強烈な一撃が叩き込まれた場所が見えると、まるで透明人間にでもなったかのように、アカリの姿は忽然と消えていた。
「ん? なんだ? グハハ、サイズが小さすぎて叩き潰しちまったか?」
そのとき、会場全体から大きな歓声があがった。
「な、なんだ? 俺さまの勝利をたたえる声じゃねえのか?」
本当に透明人間になったわけではなく、アカリはいた。
ただし、会場中の誰も目に追えないような凄まじいスピードで、大男の背後に。
アカリの気配に気づいた大男が、基本などクソ喰らえといった勢いで遮二無二に剣を振り回すが、アカリはそのすべての剣筋を完全に読み切り、寸前でかわしていく!
その動きがあまりに早すぎるため、普通の人間の動体視力では、アカリが幾人にも分身したかのように見えた。
《す、凄い凄い! アカリちゃん!》
《見たかコラ~! これが俺たちのアカリちゃんだ~!》
《いい? 天才美少女剣士をなめないでよねっ!》
《小柄な女の子に無様に翻弄される大男、見てて痛快すぎるwwww》
「な、なんだこの速さは! クソッ! 俺さまの剣が当たらねぇッッッ!」
アカリの強さを目の当たりにして、それまで懐疑的に見ていたサバランの表情が、ドンドン変化していくのがわかった。
「えー、なんでも情報によるとこのアカリ選手、本格的に剣を始めたのは約二週間前ということです。いや~、サバランさん。これは驚きましたね」
実況の言葉を聞き、サバランは驚愕に目を見開いた。
「に、二週間? 信じられない! いまのはそんなレベルの動きじゃない! もしそれが事実なのだとしたら、『最強の初心者』だ彼女は!」
「こ、この小娘ぇぇえぇええぇえぇッッッッ!」
「ふっ!」
その試合初めて、アカリは剣を振るった。
アカリの強烈な一撃を喰らった大男は、その体重から発生する物理法則を無視したかのように弾き飛ばされ、場外を超えて観客席の壁へと叩きつけられた!
「グハッ! な、なんだぁこのバケモンは……!」
あまりの衝撃に、大男は完全に意識を失いその場に崩れ落ちた。
その瞬間、会場全体が言葉を失った。
そして、次に巻き起こったのは、会場全体に地鳴りが起きたんじゃないかと感じるほどの、凄まじい歓声と拍手の嵐だった。
「な、なんなんだこの子は~!」
「初心者ってほんとなの?」
「あんな小さな女の子が、あの熊みたいな大男を吹き飛ばすなんて!」
「これはブシドータウンにとてつもないニューヒロインが誕生したかもしれない!」
「ちょっとチャンネル探して探して! これは凄いチャンネルになるよ!」
「そう、天才美少女剣士アカリチャンネル! 早く登録しなきゃ!」
アカリが与えたとてつもない衝撃で、まるでその場に『革命』が起きたかのように、これまで色眼鏡で見ていた人々の意識が次々と塗り替えられていく!
その衝撃は会場全体に一瞬で波及し、人々はとんでもないスターのオーラを放つ、ニューヒロインの誕生に色めき立った!
あ、ちなみに、大男のBPは4673でした。もちろん一般人と比べれば信じられないくらい強いけど、ま、アカリの実力からすれば見かけ倒しってやつかな。
ちなみに、大会の様子はブシドータウンの公式アカウントでもライブ配信されており、解説を聴きながら試合を楽しむことができる。
「さて、まずは一回戦というところですが。どうでしょうサバランさん、今年の見どころは?」
「今年の見どころはやはりなんといっても、優勝候補『チームテンペン』の連覇なるか? という点でしょうね。なにしろ、去年圧倒的強さを見せつけて優勝したチームですから、代表の『ハラキリ』選手の強さは今年も健在か、要注目といったところでしょう」
「なるほど、去年のハラキリ選手の強さは本当に圧巻でしたからね。ハラキリ選手の連覇に待ったをかける猛者は、果たして現れるのでしょうか。サバランさん、今年の話題といえば、なんとあの伝説の『チームゼイン』が、二十年ぶりにエントリーをしたことでも話題となってるんですよ」
「ほう、チームゼインですか。二十年前といえば、私はまだ解説を担当しておりませんでしたので、詳しいことは存じ上げませんが。強いんですか?」
「それが、私も実際に見たことはありませんが、かつては『ブレイズ』という最強の強さを誇った伝説の剣士が在籍していたようです。いまから二十年前の第一回武道大会、そのあまりの強さから、このブレイズが間違いなく優勝するだろうと予想されていたのですが、なぜか棄権となり、それからチームとして二十年間沈黙を貫いていたようです」
「棄権ですか……。一体どのような理由があったのでしょうね?」
「その理由は未だ謎のままとされています。そのチームゼインがなぜか突然二十年ぶりのエントリーを思い立ったということで、古くからの剣術ファンの間では、大きな話題となっているようですね」
「それは初耳でした。不勉強で申し訳ありません。それで、その代表選手というのは……」
「それが、驚くことにその代表選手が、さきほどのアカリ選手なんですね。いやはや、伝説のチームが満を持して投入してきた選手が、まさか女の子とは」
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「グヘヘ、ラッキーとしか言いようがねぇぜ。俺さまの相手はこんな小娘か。軽くひねり潰してやるわ」
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《ああ~、短い春だったなぁ~》
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そしてもちろん、アカリと対戦相手のBPが視えている僕も。
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「ガハハ、一回戦突破いただきだぜぇッッッッ!」
開始の合図が出された瞬間、大男は振りかぶってアカリに全力の一撃を叩き込んだ!
大男の異常なまでの膂力を証明するかのような、凄まじい衝撃音が会場全体に響き渡る!
《ア、アカリちゃーん!》
《うそだ……うそだ……こんなところでお別れ……?》
観客からも次々と心配の声があがる。
「ちょ、あの子ほんとに死んじゃったんじゃない?」
「なんだよあの異常なパワーは……。あんなんまともに喰らったら、小柄な女の子でなくとも死んじまうわ……」
バトルステージから舞い上がる土煙。
アカリの安否に息を飲む会場。
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あまりの衝撃に、大男は完全に意識を失いその場に崩れ落ちた。
その瞬間、会場全体が言葉を失った。
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