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第7種 ダンジョンマスターと世界に与えられた豊かな恵み12
「……」
「あたしはどうしてダンジョンのモンスターに好かれるのかな?」
「それは……」
「師匠は知ってるんでしょ?師匠が教えてくれないってことはあたしが知ったら困ることなんでしょ?でもあたしは知りたいの」
「今まで過去の事など知りたがらなかったじゃないか?それなのにどうして」
「ツララ姫があたしの特殊体質が他の人にも取得出来たら病に苦しむ人を救えるって」
「ツララに余計な事を吹き込まれたか」
ユタカはため息をつく。
「チユエの特殊体質は誰かが真似できる代物じゃ
ない。レア素材は取り扱いを間違えれば人を救うどころか人を滅ぼす兵器になりかねないんだ」
ユタカは遠い目をしながら眉を潜めた。
「私は確かにチユエに隠し事がある。だがチユエが大切で守りたいから今は言えないんだ。わかって欲しい」
チユエはユタカの真剣な態度にこれ以上追求するのを断念した。
五十層から五十九層まではモンスターは現れなかった。
どうやら各階の休憩場所と繋がっているらしい。
だから以前五層にいたチユエ達と遭遇してしまったようだ。
五十層は気まぐれ屋周辺。
五十一層は草原地帯。
五十二層は川原地帯。
五十三層は洞窟地帯。
五十四層は森地帯。
五十五層は塔魔法陣地帯。外は吹雪が吹いており地面から五十五層相当の高さの為魔法陣に乗るしか脱出方法がなかった。
「あたしはどうしてダンジョンのモンスターに好かれるのかな?」
「それは……」
「師匠は知ってるんでしょ?師匠が教えてくれないってことはあたしが知ったら困ることなんでしょ?でもあたしは知りたいの」
「今まで過去の事など知りたがらなかったじゃないか?それなのにどうして」
「ツララ姫があたしの特殊体質が他の人にも取得出来たら病に苦しむ人を救えるって」
「ツララに余計な事を吹き込まれたか」
ユタカはため息をつく。
「チユエの特殊体質は誰かが真似できる代物じゃ
ない。レア素材は取り扱いを間違えれば人を救うどころか人を滅ぼす兵器になりかねないんだ」
ユタカは遠い目をしながら眉を潜めた。
「私は確かにチユエに隠し事がある。だがチユエが大切で守りたいから今は言えないんだ。わかって欲しい」
チユエはユタカの真剣な態度にこれ以上追求するのを断念した。
五十層から五十九層まではモンスターは現れなかった。
どうやら各階の休憩場所と繋がっているらしい。
だから以前五層にいたチユエ達と遭遇してしまったようだ。
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五十一層は草原地帯。
五十二層は川原地帯。
五十三層は洞窟地帯。
五十四層は森地帯。
五十五層は塔魔法陣地帯。外は吹雪が吹いており地面から五十五層相当の高さの為魔法陣に乗るしか脱出方法がなかった。
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