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ギルドブルーバード
「うーん?」
ガヤガヤしている?
ここは何処だろう?
知らない天井だ。
「スイ大丈夫か?」
「ここはギルド【ブルーバード】だ」
「ギルド?」
「さっき承認してくれただろう?ギルドに所属すると自室が提供されて戦闘不能になると始まりの町の噴水からじゃなくてギルドの自室からになるんだ」
だから知らない天井だったんだ。
「と言ってもペットは飼えないからマイホームは必要なんだけど元気そうならこれから狩りに行くか?」
「行く」
「ならこれは俺からの新人祝い」
ジオからプレゼント申請が来た。
装備一式と回復アイテムの詰め合わせって福袋より豪華じゃん。
「こんなにたくさん貰えないよ」
「いいんだよ。これから狩りに行くのに簡単に死なれたら困るし、それにお前に似合うと思って用意したし」
「?」
「さっきみたいに初期装備でスイが馬鹿にされるのムカつくからさ」
そっか。上級者のジオの隣に立つんだから連れが惨めな格好してたら嫌だよね。
「ありがとうジオ」
「どういたしまして」
装備品めっちゃ軽くて性能ハイスペックで感謝なんだけど青い羽のモチーフが可愛すぎて僕には似合わないんじゃないのかな?
「そんなことない。似合ってる」ってお世辞はいらないよ。
さてさて狩り場にやって来ました!
薄暗い森の中。
近くには湖がある。
きらきらと輝く半透明な水鳥が飛んでいて綺麗だな。
ぼーと空を見上げていると湖から水柱が上がった。
「よっしゃー!激レア湖のヌシ登場!ボス討伐してサクッとレベル上げするか!」
「はぁ-!待って僕、初心者なんですけど!」
いきなりボス戦とかハードル高くないですかぁ!
結果は瞬殺でしたよ。
圧倒的なレベル差でしたよ。
早業大剣捌きで三枚下ろしでしたよ。
ジオ強すぎ!
何もしてないのにパーティーメンバーの僕にも経験値と資金がガッポガッポ入ってきて申し訳ないったらない。
「うー。うー。僕ただのお荷物じゃん」
「いや、周回プレイしてもエンカウントしなかった激レアボスが一発で来たからな。もしかしてスイってラック値高いのか?」
「ラック値って?」
「幸運値の事だよ。このゲーム題名にもラックって入っている位運要素が多くてさ、レア最強武器をベテランじゃなくて初心者が宝箱で引き当てて一気に強くなってるのとかたまに掲示板に載ってるし。まあ初心者をはまりやすくするための運営の乱数調整なんじゃねーかって噂もあるけど公式は黙認してる。一種の違法ギャンブルになっちまうしな」
「ふーん」
難しくてよくわからなかったけど、初めて馬券買ったら大穴だったからまた当たるのを期待してギャンブル依存になって大赤字的なあれかな?
「LBWはVR(いわゆるゲーム機)とソフト。あとゲーム内課金にレアアバターやアイテムが当たるガチャが存在するんだけどスイは金欠なんだから有料はするなよ。欲しがったら俺が課金してゲットしてやるから」
金持ちアピールされた気がしたけど気のせいかな?
金欠だったのは中学生の頃の話だからね。
今はバイトだってしているし、学費払いながら貯金もして多少は稼げてるよ。
高校卒業したらペットが飼える場所に一人暮らしするんだ。
「初回ボス討伐報酬宝箱開けていいぞ」
いかにもファンタジー世界の宝箱ですって感じの大きさの宝箱がいつの間にか出現していた。
「僕何もしてないのにいいの?」
「いいの。いいの。スイをはまらせる為に運営が激レアくれるって」
「そんなに上手く行くかな?」
宝箱を開けたら釣り道具と紙が入っていた。
『釣りをお楽しみ下さいませ』と書かれており読み上げるとピコンとアナウンスが鳴った。
『湖のヌシが討伐されました。今後湖や川、海などで釣りを行えます。新たに釣り道具が追加されました』
「よっしゃー!釣り要素来た-!」
ジオはガッツポーズで喜んでいる。
ジオは釣り好きで休みの日はクルーザーで海釣りにいったりしているらしい。
金持ちのポンポンは規模が違いますな。
僕は釣りには興味がなかったのでジオに釣り道具をあげた。
「いいのか」
「いいよ。付き合ってくれたお礼」
「サンキュー」
その後はのんびり釣りを堪能して、釣り上げた魚を御土産にギルドへ帰還した。
「やっぱり湖のヌシを討伐したのはジオだったんだ」
「ジオやるな」
簡単な自己紹介と説明をした後、ジオは大人気であっという間に人に囲まれてしまった。
持って帰った魚はギルドの料理スキル持ちの人が調理してくれて絶品だった。
ゲーム内でも味覚があるっていいな。
僕も料理スキル取得したいな。
空腹感でうとうとしているとジオに姫抱きされて寝室に運ばれた。
中学生時代。空腹で倒れた僕を運んでくれたジオの腕の中は安定感があり、久しぶりの温もりに寝入ってしまった。
ガヤガヤしている?
ここは何処だろう?
知らない天井だ。
「スイ大丈夫か?」
「ここはギルド【ブルーバード】だ」
「ギルド?」
「さっき承認してくれただろう?ギルドに所属すると自室が提供されて戦闘不能になると始まりの町の噴水からじゃなくてギルドの自室からになるんだ」
だから知らない天井だったんだ。
「と言ってもペットは飼えないからマイホームは必要なんだけど元気そうならこれから狩りに行くか?」
「行く」
「ならこれは俺からの新人祝い」
ジオからプレゼント申請が来た。
装備一式と回復アイテムの詰め合わせって福袋より豪華じゃん。
「こんなにたくさん貰えないよ」
「いいんだよ。これから狩りに行くのに簡単に死なれたら困るし、それにお前に似合うと思って用意したし」
「?」
「さっきみたいに初期装備でスイが馬鹿にされるのムカつくからさ」
そっか。上級者のジオの隣に立つんだから連れが惨めな格好してたら嫌だよね。
「ありがとうジオ」
「どういたしまして」
装備品めっちゃ軽くて性能ハイスペックで感謝なんだけど青い羽のモチーフが可愛すぎて僕には似合わないんじゃないのかな?
「そんなことない。似合ってる」ってお世辞はいらないよ。
さてさて狩り場にやって来ました!
薄暗い森の中。
近くには湖がある。
きらきらと輝く半透明な水鳥が飛んでいて綺麗だな。
ぼーと空を見上げていると湖から水柱が上がった。
「よっしゃー!激レア湖のヌシ登場!ボス討伐してサクッとレベル上げするか!」
「はぁ-!待って僕、初心者なんですけど!」
いきなりボス戦とかハードル高くないですかぁ!
結果は瞬殺でしたよ。
圧倒的なレベル差でしたよ。
早業大剣捌きで三枚下ろしでしたよ。
ジオ強すぎ!
何もしてないのにパーティーメンバーの僕にも経験値と資金がガッポガッポ入ってきて申し訳ないったらない。
「うー。うー。僕ただのお荷物じゃん」
「いや、周回プレイしてもエンカウントしなかった激レアボスが一発で来たからな。もしかしてスイってラック値高いのか?」
「ラック値って?」
「幸運値の事だよ。このゲーム題名にもラックって入っている位運要素が多くてさ、レア最強武器をベテランじゃなくて初心者が宝箱で引き当てて一気に強くなってるのとかたまに掲示板に載ってるし。まあ初心者をはまりやすくするための運営の乱数調整なんじゃねーかって噂もあるけど公式は黙認してる。一種の違法ギャンブルになっちまうしな」
「ふーん」
難しくてよくわからなかったけど、初めて馬券買ったら大穴だったからまた当たるのを期待してギャンブル依存になって大赤字的なあれかな?
「LBWはVR(いわゆるゲーム機)とソフト。あとゲーム内課金にレアアバターやアイテムが当たるガチャが存在するんだけどスイは金欠なんだから有料はするなよ。欲しがったら俺が課金してゲットしてやるから」
金持ちアピールされた気がしたけど気のせいかな?
金欠だったのは中学生の頃の話だからね。
今はバイトだってしているし、学費払いながら貯金もして多少は稼げてるよ。
高校卒業したらペットが飼える場所に一人暮らしするんだ。
「初回ボス討伐報酬宝箱開けていいぞ」
いかにもファンタジー世界の宝箱ですって感じの大きさの宝箱がいつの間にか出現していた。
「僕何もしてないのにいいの?」
「いいの。いいの。スイをはまらせる為に運営が激レアくれるって」
「そんなに上手く行くかな?」
宝箱を開けたら釣り道具と紙が入っていた。
『釣りをお楽しみ下さいませ』と書かれており読み上げるとピコンとアナウンスが鳴った。
『湖のヌシが討伐されました。今後湖や川、海などで釣りを行えます。新たに釣り道具が追加されました』
「よっしゃー!釣り要素来た-!」
ジオはガッツポーズで喜んでいる。
ジオは釣り好きで休みの日はクルーザーで海釣りにいったりしているらしい。
金持ちのポンポンは規模が違いますな。
僕は釣りには興味がなかったのでジオに釣り道具をあげた。
「いいのか」
「いいよ。付き合ってくれたお礼」
「サンキュー」
その後はのんびり釣りを堪能して、釣り上げた魚を御土産にギルドへ帰還した。
「やっぱり湖のヌシを討伐したのはジオだったんだ」
「ジオやるな」
簡単な自己紹介と説明をした後、ジオは大人気であっという間に人に囲まれてしまった。
持って帰った魚はギルドの料理スキル持ちの人が調理してくれて絶品だった。
ゲーム内でも味覚があるっていいな。
僕も料理スキル取得したいな。
空腹感でうとうとしているとジオに姫抱きされて寝室に運ばれた。
中学生時代。空腹で倒れた僕を運んでくれたジオの腕の中は安定感があり、久しぶりの温もりに寝入ってしまった。
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