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第二章 : 恋に落ちたソロモン
外伝⑥嫁の願望〜溺愛編 ※※
しおりを挟むアイザックはふわりとシャルロッテを抱き締め、感極まったように顔を伏せる。そして勢いのままに首筋に口づけを落とした。驚いたシャルロッテが慌ててアイザックを押しのけようとした。
「せ‥‥ザック!ダメです!ちょっと息抜きするだけだって!」
「もうちょっとだけ!こんなに可愛いロッテが悪い!」
「そんなの‥ちょっとって‥‥あ‥‥ダメッ‥やめ‥‥ッ」
今日はやけに抵抗するな、と思いながらもアイザックはもがくシャルロッテの脇の下からガウンの襟元に手を突っ込んだ。
アイザックの手が温かく滑らかでまろやかな胸を伝い臍を撫でて下腹部を辿る。臍をするりと撫でたあたりで違和感に気が付き、そして衝撃で頭が真っ白になった。
あれ?何もない?
普段なら邪魔な夜着やシュミーズや下穿きに苛立たしく思うのだが。
「‥‥だから‥ダメって言ったのに‥お仕事中なのに‥‥」
両手で顔を覆い、恥じらい震えるシャルロッテから更に小さく囁く声がする。そこでアイザックはようやく理解した。
ガウンの下に何も着てないのか?!
「な?!なんで?!」
「‥だって‥ザックがいつもイライラしてたから‥ない方がいいかと‥‥」
え?バッチリスタンバイしてくれてたのか?
は?ロッテは今晩ヤる気だった?
それなのに僕は寝室に行かず仕事してたのか?
僕は馬鹿か?大馬鹿者なのか?
アイザックは目をまん丸にして硬直する。おかげで頭の中にあった教文が吹き飛んだ。頭の中のことを忘れるほどの衝撃は初めてだったため、アイザックは激しく驚愕し狼狽してしまった。
なんだこの破壊力は?!
いや!全消失はマズい!
まだ間に合う!思い出せ!えっと!
止まりかけた思考は必死で記憶の回復を試みていたが、手だけは本能のままにシャルロッテの体を愛撫し太ももの付け根にするりと入る。そこはしっとりと濡れていた。そこでアイザックの思考は完全に停止する。
‥‥あ、もうダメだ。完全に消えた。
撃沈したアイザックが静かに瞑目する。
体を弄られ薔薇色に染まるシャルロッテがアイザックから逃れようともがくがアイザックが手放すはずもない。
「お仕事!お仕事してください!」
「この状況で無理だろ!ここで止められても困る!」
「息抜きって言ったのに!」
「息抜きだ!ちょっと長いけどね!」
「えええ?!」
涙目で慌てるシャルロッテにアイザックが鼻息荒く開き直る。完全にヤる気スイッチが入っていた。
「ひゃぁぁっ せ‥‥ザック!落ち着いて!ね?お仕事!お仕事しましょ?ね?ね?」
「もう無理!」
「ええええ?!そんな!まだ間に合うからからぁ!明日の脱稿がぁ!スるなら終わってから‥‥」
「それももう遅い!」
もう全部飛んでるし。
まぁ飛んでしまったものは仕方がない。ここでやめても記憶は戻らない。なら行けるとこまで行くしかないだろ!
暴走したアイザックがもがくシャルロッテを横抱きにして備え付けのシングルベッドに組み敷いた。ガウンの腰紐を解けばやはり何も纏っていない裸体が晒される。白い肌に散る自分がつけた赤い刻印と胸の谷間の小さな六芒星を見れば情慾からアイザックの喉がひゅっと鳴った。
シャルロッテが身を捩りながら裸体を隠し慌てて悲痛な声をあげる。
「ダメッ 見ちゃヤダ!」
「なんで?綺麗だよ?」
「灯りを!せめて暗く‥」
「無理。もう遅い」
ガウンを剥ぎ取ってアイザックがそう宣言する。暴走は止まらない。自分の服も早々に脱ぎ捨てれば腕の紋様はすでに虹色に輝いていた。
煌々と明るい部屋でアイザックがシャルロッテの裸体にのしかかる。狭いシングルベッドが二人の動きに合わせギシギシと軋んだ。アイザックの勢いに涙目で怯えたように見上げたシャルロッテがアイザックの嗜虐心を煽る。
「‥‥ザッ‥‥くぅッ‥」
何か言い募ろうとするシャルロッテを深い口づけで封じる。輝く手のひらで撫で回せば組み敷く裸体が鼻から抜ける甘い声を出して仰け反った。
最初は抵抗を示したシャルロッテもやがてアイザックの首に縋り付いてくる。アイザックの無理な要求をシャルロッテはなんだかんだ言いながらもいつも受け入れていた。その優しい許容がアイザックをさらに蕩けさせる。
あぁ、もう。堪らないな。
愛しさを通り越した切ない気持ちを持て余してアイザックは目の前の裸体を優しく抱き締めた。
ここのシングルベッドは簡易のためか特に狭い。大きく動くこともできない。だが今更寝室まで行こうとも思わない。
ならば———
アイザックはシャルロッテを抱いたままぐるりと身を入れ替えた。アイザックが下に、シャルロッテがアイザックの上に。
「ロッテ、乗ってくれないか?」
「‥‥え?」
「このベッドは狭い。僕が下の方がいい」
アイザックの胸板の上でシャルロッテが目を剥いて硬直している。そして意味を理解したのかぼぼぼッと全身を茹で上がらせた。
「むッ無理です!!!」
「大丈夫。手伝うから」
「そういう問題ではなく!もう!今から寝室に‥」
「それは却下。僕が持たない」
抗ってわたわたするシャルロッテの腰を支え膝立ちさせて、固くそそり立つ自身の上に導いた。
「ほら、ここに降りてきてくれればいいから」
「そんな‥無理‥‥」
真っ赤な顔で泣きそうなシャルロッテにぞくりとした嗜虐心がアイザックを再び支配する。優しく、でも断固とした手でシャルロッテを導き腰を下ろすよう促した。
それに結局抗えずシャルロッテは躊躇い震えながらアイザックの上にゆっくりと腰を下ろす。アイザックにじっとその様子を見られ、羞恥で目を瞑り全身をさらに震わせた。
先端が埋められる気持ちよさにアイザックは呻き声をあげる。シャルロッテから酷く求められているようで目の眩むような心地よさが熱杭に集まった。
十分濡れていたためにシャルロッテの愛路はアイザックを滑らかに飲み込んでいく。
焦らすようにゆっくりと時間をかけて全てを飲み込んだシャルロッテは、自身を貫く固い杭の感触に堪らず身を仰反らせた。すでにぐずぐずだった膣孔が杭をキツく握りしめる。その悦に堪らずアイザックから苦悶にも似た艶声が出た。
アイザックの腹の上でビクビクと悶えるシャルロッテをアイザックが優しく抱きしめた。
「‥‥うん、よく頑張ったね。いい子だ。凄く気持ちイイよ」
「ハァ‥‥先生‥‥」
「さぁ‥ご褒美だ」
アイザックに頭を撫でられシャルロッテが甘えるように胸に擦り寄った。その手を六芒星の紋様に導けば、シャルロッテは胸の上でぶるりと激しく身を震わせる。とろけた表情で自分を見上げるそのシャルロッテの姿をアイザックはうっとりと眺めた。
アイザックは脱力した裸体を強く抱きしめたまま下からガツガツと腰を振り穿ち始める。突然の刺激にシャルロッテが目を見開いて乱れ腕の中で上半身をしならせた。
明るい部屋の中でシャルロッテがアイザックと繋がって身を反らせ裸体を震わせる。その恥態をアイザックが目を細め顔を綻ばせて見上げた。
「あぁ、いい眺めだ。‥僕の奥さんは本当に淫らで可愛いなぁ‥‥」
「ハァ‥‥ハァ‥そんな‥」
重力のせいかいつもより深く貫かれるシャルロッテはアイザックの腹に手をついて息を荒くした。懸命にアイザックに応えようとする姿がアイザックをさらに酷く煽った。力強く穿ち奥へと深く抽送する。
「あぁん!ゃあぁぁア!!!」
「くぅ‥‥ロッテ‥すごくイイ‥‥」
下から伸びた虹色の両手に大きな乳房を揉みしだかれる。その頂を転がされ摘まれシャルロッテから悲鳴が漏れた。膣襞が蠢きアイザックを奥へと誘う。誘われるままに滾る自身をシャルロッテに打ち込んだ。その狂おしい愉悦にアイザックは呻き声を漏らす。
達したのか腹の上でビクビクと喘ぎ悶えるシャルロッテの体を荒い息をついて支えあげる。
前のめりになるよう導き、下を向く両乳房を両手で寄せて頂を同時に口に含み舌を這わせた。唾液で光り固くなる頂を舌で舐りしごき指で転がし強く摘む。シャルロッテから甘く甲高い嬌声が聞こえてきた。
「‥‥ック‥‥ザック‥‥やァ‥ッ」
普段は清楚で可愛い妻がこれほどに妖艶に乱れ自分に善がる。その落差がまた堪らなくいい。
艶かしい裸体を薔薇色に染めて自分の上からうっとり蠱惑の笑みを浮かべる幼妻に堪えきれず、強引に抱き寄せ貪るように口づけ舌を擦り付け合う。
あぁ、愛おしすぎる。もうどうしてくれようか。
「‥‥ロッテ、反ってごらん‥」
「‥‥ぁ‥」
紋様に惑わされ虚ろな目でふらふらと促されるままにその身を懸命に反らす。背後に倒れないよう両腕を掴まれ穿たれて、膣内を擦る杭の角度が変わる。ざらつく前側の膣襞を擦る新たな愉悦にシャルロッテが泣き叫んだ。
「ィャアアァッ!」
「そんなに締めて‥‥ッもう!」
腰にクる!こんなの耐えられるもんか!!
強烈な淫楽に急速に追い詰められアイザックはぞくりと限界を感じる。アイザックは息を呑み二人のつながる部分に手を伸ばした。
下腹部まで濡れた蜜をとりシャルロッテの中心の蕾に触れれば、シャルロッテが目を剥いた。
「———ッ!!」
「———くぅ!」
シャルロッテが声なく悶え一気に達したのとほぼ同時に、アイザックも艶声と共に膣の最奥に自身の怒張を押し込む。そして存分に劣情を吐き出していた。
子宮の奥に送り込む抽送の後に力尽きた様に弛緩し崩れるシャルロッテをアイザックが受け止め抱きしめる。
「‥‥ロッテ、大丈夫か?」
「‥‥はい‥」
アイザックの胸の上で息をあげるシャルロッテは上気した顔で微笑む。その艶のある表情だけでアイザックの鼓動はぐっと早くなる。
参ったなぁ‥‥すごい破壊力だ。
まだ繋がったままのシャルロッテを自分の上で抱き締めアイザックはほろ苦い笑みを溢す。
自分の思い通りにならない。堕とされ狂わされて溺れさせられて。なのにどれだけ貪ってもちっとも渇きが癒えない。八歳も年下なのにアイザックはシャルロッテに翻弄され振り回されっぱなしだ。
それもロッテなら仕方がないな。
だからこそ心の底から愛おしい。
仔猫のように満足げに喉を鳴らし、小悪魔のように目を細めうっそりと笑みを浮かべる嫁を抱きしめアイザックは優しく頭を撫でる。
「もう!ぎゅーだけだって言ったのに!」
「ごめん。でもガウンを脱いだらすぐ繋がれるロッテも悪いよ。これからもこれがいいな、愛しいロッテ」
甘く囁かれたそれにシャルロッテがポッと頬を染めてアイザックの胸板に顔を埋める。
「そんなおねだりズルいです。しょうがない旦那様ですね。明日は仕上げ頑張ってくださいね?」
「あー‥‥その件なんだけどね‥」
話を聞いてシャルロッテが絶句する。
吹っ飛んだ教文は翌日一日かけてなんとか再構築し締め切りに間に合わせた。
以降仕事中の息抜きは禁止となった。
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