【完結】R18 恋に落ちたソロモン

ユリーカ

文字の大きさ
44 / 44
第二章 : 恋に落ちたソロモン

外伝⑥嫁の願望〜溺愛編 ※※

しおりを挟む



 アイザックはふわりとシャルロッテを抱き締め、感極まったように顔を伏せる。そして勢いのままに首筋に口づけを落とした。驚いたシャルロッテが慌ててアイザックを押しのけようとした。

「せ‥‥ザック!ダメです!ちょっと息抜きするだけだって!」
「もうちょっとだけ!こんなに可愛いロッテが悪い!」
「そんなの‥ちょっとって‥‥あ‥‥ダメッ‥やめ‥‥ッ」

 今日はやけに抵抗するな、と思いながらもアイザックはもがくシャルロッテの脇の下からガウンの襟元に手を突っ込んだ。
 アイザックの手が温かく滑らかでまろやかな胸を伝い臍を撫でて下腹部を辿る。臍をするりと撫でたあたりで違和感に気が付き、そして衝撃で頭が真っ白になった。

 あれ?何もない?

 普段なら邪魔な夜着やシュミーズや下穿きに苛立たしく思うのだが。

「‥‥だから‥ダメって言ったのに‥お仕事中なのに‥‥」

 両手で顔を覆い、恥じらい震えるシャルロッテから更に小さく囁く声がする。そこでアイザックはようやく理解した。

 ガウンの下に何も着てないのか?!

「な?!なんで?!」
「‥だって‥ザックがいつもイライラしてたから‥ない方がいいかと‥‥」

 え?バッチリスタンバイしてくれてたのか?
 は?ロッテは今晩ヤる気だった?
 それなのに僕は寝室に行かず仕事してたのか?
 僕は馬鹿か?大馬鹿者なのか?

 アイザックは目をまん丸にして硬直する。おかげで頭の中にあった教文が吹き飛んだ。頭の中のことを忘れるほどの衝撃は初めてだったため、アイザックは激しく驚愕し狼狽してしまった。

 なんだこの破壊力は?!
 いや!全消失はマズい!
 まだ間に合う!思い出せ!えっと!

 止まりかけた思考は必死で記憶の回復を試みていたが、手だけは本能のままにシャルロッテの体を愛撫し太ももの付け根にするりと入る。そこはしっとりと濡れていた。そこでアイザックの思考は完全に停止する。


 ‥‥あ、もうダメだ。完全に消えた。


 撃沈したアイザックが静かに瞑目する。

 体を弄られ薔薇色に染まるシャルロッテがアイザックから逃れようともがくがアイザックが手放すはずもない。

「お仕事!お仕事してください!」
「この状況で無理だろ!ここで止められても困る!」
「息抜きって言ったのに!」
「息抜きだ!ちょっと長いけどね!」
「えええ?!」

 涙目で慌てるシャルロッテにアイザックが鼻息荒く開き直る。完全にヤる気スイッチが入っていた。

「ひゃぁぁっ せ‥‥ザック!落ち着いて!ね?お仕事!お仕事しましょ?ね?ね?」
「もう無理!」
「ええええ?!そんな!まだ間に合うからからぁ!明日の脱稿がぁ!スるなら終わってから‥‥」
「それももう遅い!」

 もう全部飛んでるし。

 まぁ飛んでしまったものは仕方がない。ここでやめても記憶は戻らない。なら行けるとこまで行くしかないだろ!

 暴走したアイザックがもがくシャルロッテを横抱きにして備え付けのシングルベッドに組み敷いた。ガウンの腰紐を解けばやはり何も纏っていない裸体が晒される。白い肌に散る自分がつけた赤い刻印と胸の谷間の小さな六芒星を見れば情慾からアイザックの喉がひゅっと鳴った。
 シャルロッテが身をよじりながら裸体を隠し慌てて悲痛な声をあげる。

「ダメッ 見ちゃヤダ!」
「なんで?綺麗だよ?」
「灯りを!せめて暗く‥」
「無理。もう遅い」

 ガウンを剥ぎ取ってアイザックがそう宣言する。暴走は止まらない。自分の服も早々に脱ぎ捨てれば腕の紋様はすでに虹色に輝いていた。
 煌々と明るい部屋でアイザックがシャルロッテの裸体にのしかかる。狭いシングルベッドが二人の動きに合わせギシギシと軋んだ。アイザックの勢いに涙目で怯えたように見上げたシャルロッテがアイザックの嗜虐心を煽る。

「‥‥ザッ‥‥くぅッ‥」

 何か言い募ろうとするシャルロッテを深い口づけで封じる。輝く手のひらで撫で回せば組み敷く裸体が鼻から抜ける甘い声を出して仰け反った。
 最初は抵抗を示したシャルロッテもやがてアイザックの首に縋り付いてくる。アイザックの無理な要求をシャルロッテはなんだかんだ言いながらもいつも受け入れていた。その優しい許容がアイザックをさらに蕩けさせる。

 あぁ、もう。堪らないな。

 愛しさを通り越した切ない気持ちを持て余してアイザックは目の前の裸体を優しく抱き締めた。

 ここのシングルベッドは簡易のためか特に狭い。大きく動くこともできない。だが今更寝室まで行こうとも思わない。

 ならば———

 アイザックはシャルロッテを抱いたままぐるりと身を入れ替えた。アイザックが下に、シャルロッテがアイザックの上に。

「ロッテ、乗ってくれないか?」
「‥‥え?」
「このベッドは狭い。僕が下の方がいい」

 アイザックの胸板の上でシャルロッテが目を剥いて硬直している。そして意味を理解したのかぼぼぼッと全身を茹で上がらせた。

「むッ無理です!!!」
「大丈夫。手伝うから」
「そういう問題ではなく!もう!今から寝室に‥」
「それは却下。僕が持たない」

 抗ってわたわたするシャルロッテの腰を支え膝立ちさせて、固くそそり立つ自身の上に導いた。

「ほら、ここに降りてきてくれればいいから」
「そんな‥無理‥‥」

 真っ赤な顔で泣きそうなシャルロッテにぞくりとした嗜虐心がアイザックを再び支配する。優しく、でも断固とした手でシャルロッテを導き腰を下ろすよう促した。
 それに結局抗えずシャルロッテは躊躇い震えながらアイザックの上にゆっくりと腰を下ろす。アイザックにじっとその様子を見られ、羞恥で目を瞑り全身をさらに震わせた。
 先端が埋められる気持ちよさにアイザックは呻き声をあげる。シャルロッテから酷く求められているようで目の眩むような心地よさが熱杭に集まった。
 十分濡れていたためにシャルロッテの愛路はアイザックを滑らかに飲み込んでいく。

 焦らすようにゆっくりと時間をかけて全てを飲み込んだシャルロッテは、自身を貫く固い杭の感触に堪らず身を仰反らせた。すでにぐずぐずだった膣孔が杭をキツく握りしめる。その悦に堪らずアイザックから苦悶にも似た艶声が出た。
 アイザックの腹の上でビクビクと悶えるシャルロッテをアイザックが優しく抱きしめた。

「‥‥うん、よく頑張ったね。いい子だ。凄く気持ちイイよ」
「ハァ‥‥先生‥‥」
「さぁ‥ご褒美だ」

 アイザックに頭を撫でられシャルロッテが甘えるように胸に擦り寄った。その手を六芒星の紋様に導けば、シャルロッテは胸の上でぶるりと激しく身を震わせる。とろけた表情で自分を見上げるそのシャルロッテの姿をアイザックはうっとりと眺めた。

 アイザックは脱力した裸体を強く抱きしめたまま下からガツガツと腰を振り穿ち始める。突然の刺激にシャルロッテが目を見開いて乱れ腕の中で上半身をしならせた。

 明るい部屋の中でシャルロッテがアイザックと繋がって身を反らせ裸体を震わせる。その恥態をアイザックが目を細め顔を綻ばせて見上げた。

「あぁ、いい眺めだ。‥僕の奥さんは本当に淫らで可愛いなぁ‥‥」
「ハァ‥‥ハァ‥そんな‥」

 重力のせいかいつもより深く貫かれるシャルロッテはアイザックの腹に手をついて息を荒くした。懸命にアイザックに応えようとする姿がアイザックをさらに酷く煽った。力強く穿ち奥へと深く抽送する。

「あぁん!ゃあぁぁア!!!」
「くぅ‥‥ロッテ‥すごくイイ‥‥」

 下から伸びた虹色の両手に大きな乳房を揉みしだかれる。その頂を転がされ摘まれシャルロッテから悲鳴が漏れた。膣襞が蠢きアイザックを奥へと誘う。誘われるままに滾る自身をシャルロッテに打ち込んだ。その狂おしい愉悦にアイザックは呻き声を漏らす。

 達したのか腹の上でビクビクと喘ぎ悶えるシャルロッテの体を荒い息をついて支えあげる。
 前のめりになるよう導き、下を向く両乳房を両手で寄せて頂を同時に口に含み舌を這わせた。唾液で光り固くなる頂を舌でねぶりしごき指で転がし強く摘む。シャルロッテから甘く甲高い嬌声が聞こえてきた。

「‥‥ック‥‥ザック‥‥やァ‥ッ」

 普段は清楚で可愛い妻がこれほどに妖艶に乱れ自分に善がる。その落差がまた堪らなくいい。
 艶かしい裸体を薔薇色に染めて自分の上からうっとり蠱惑の笑みを浮かべる幼妻に堪えきれず、強引に抱き寄せ貪るように口づけ舌を擦り付け合う。


 あぁ、愛おしすぎる。もうどうしてくれようか。


「‥‥ロッテ、反ってごらん‥」
「‥‥ぁ‥」

 紋様に惑わされ虚ろな目でふらふらと促されるままにその身を懸命に反らす。背後に倒れないよう両腕を掴まれ穿たれて、膣内を擦る杭の角度が変わる。ざらつく前側の膣襞を擦る新たな愉悦にシャルロッテが泣き叫んだ。

「ィャアアァッ!」
「そんなに締めて‥‥ッもう!」

 腰にクる!こんなの耐えられるもんか!!

 強烈な淫楽に急速に追い詰められアイザックはぞくりと限界を感じる。アイザックは息を呑み二人のつながる部分に手を伸ばした。
 下腹部まで濡れた蜜をとりシャルロッテの中心の蕾に触れれば、シャルロッテが目を剥いた。

「———ッ!!」
「———くぅ!」

 シャルロッテが声なく悶え一気に達したのとほぼ同時に、アイザックも艶声と共に膣の最奥に自身の怒張を押し込む。そして存分に劣情を吐き出していた。
 子宮の奥に送り込む抽送の後に力尽きた様に弛緩し崩れるシャルロッテをアイザックが受け止め抱きしめる。
 
「‥‥ロッテ、大丈夫か?」
「‥‥はい‥」

 アイザックの胸の上で息をあげるシャルロッテは上気した顔で微笑む。その艶のある表情だけでアイザックの鼓動はぐっと早くなる。

 参ったなぁ‥‥すごい破壊力だ。

 まだ繋がったままのシャルロッテを自分の上で抱き締めアイザックはほろ苦い笑みを溢す。

 自分の思い通りにならない。堕とされ狂わされて溺れさせられて。なのにどれだけ貪ってもちっとも渇きが癒えない。八歳も年下なのにアイザックはシャルロッテに翻弄され振り回されっぱなしだ。

 それもロッテなら仕方がないな。
 だからこそ心の底から愛おしい。

 仔猫のように満足げに喉を鳴らし、小悪魔のように目を細めうっそりと笑みを浮かべるツガイを抱きしめアイザックは優しく頭を撫でる。

「もう!ぎゅーだけだって言ったのに!」
「ごめん。でもガウンを脱いだらすぐ繋がれるロッテも悪いよ。これからもこれがいいな、愛しいロッテ」

 甘く囁かれたそれにシャルロッテがポッと頬を染めてアイザックの胸板に顔を埋める。

「そんなおねだりズルいです。しょうがない旦那様ですね。明日は仕上げ頑張ってくださいね?」
「あー‥‥その件なんだけどね‥」

 話を聞いてシャルロッテが絶句する。


 吹っ飛んだ教文は翌日一日かけてなんとか再構築し締め切りに間に合わせた。

 以降仕事中の息抜きは禁止となった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました

しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、 「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。 ――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。 試験会場を間違え、隣の建物で行われていた 特級厨師試験に合格してしまったのだ。 気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの “超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。 一方、学院首席で一級魔法使いとなった ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに―― 「なんで料理で一番になってるのよ!?  あの女、魔法より料理の方が強くない!?」 すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、 天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。 そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、 少しずつ距離を縮めていく。 魔法で国を守る最強魔術師。 料理で国を救う特級厨師。 ――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、 ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。 すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚! 笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

下賜されまして ~戦場の餓鬼と呼ばれた軍人との甘い日々~

イシュタル
恋愛
王宮から突然嫁がされた18歳の少女・ソフィアは、冷たい風の吹く屋敷へと降り立つ。迎えたのは、無愛想で人嫌いな騎士爵グラッド・エルグレイム。金貨の袋を渡され「好きにしろ」と言われた彼女は、侍女も使用人もいない屋敷で孤独な生活を始める。 王宮での優雅な日々とは一転、自分の髪を切り、服を整え、料理を学びながら、ソフィアは少しずつ「夫人」としての自立を模索していく。だが、辻馬車での盗難事件や料理の失敗、そして過労による倒れ込みなど、試練は次々と彼女を襲う。 そんな中、無口なグラッドの態度にも少しずつ変化が現れ始める。謝罪とも言えない金貨の袋、静かな気遣い、そして彼女の倒れた姿に見せた焦り。距離のあった二人の間に、わずかな波紋が広がっていく。 これは、王宮の寵姫から孤独な夫人へと変わる少女が、自らの手で居場所を築いていく物語。冷たい屋敷に灯る、静かな希望の光。 ⚠️本作はAIとの共同製作です。

黒騎士団の娼婦

イシュタル
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

靴屋の娘と三人のお兄様

こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!? ※小説家になろうにも投稿しています。

処理中です...