サンタクロースの生まれた日~空に飛翔(かけ)あがる時~

夢ノ命

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サンタクロースの付き人の小人たち

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「はしれっ そっりっよっ! かっぜっのように!

 ゆっきっのっなかをっ! かっるっくっ はっやっくっ!」

サンタクロースには、二人の付き人の小人がいました。



赤いトンガリ帽子をかぶった青い体の男の子シャシュと、

白いトンガリ帽子をかぶった緑の体の男の子フォーフィーです。

二人とも、野球ボールくらいの大きさでした。


「やぁ、ノリノリじゃないか、シャシュ!」

フォーフィーがプレゼントの箱の山から、ひょっこり顔を出して、そう言いました。


「当り前じゃないか。なんたって今日は、ク・リ・ス・マ・ス! 

 どんな日よりもとくべつじゃないか」

シャシュは、目をらんらんと輝かせ、チョコレートのお菓子のつつみを結び直しました。

二人の小人たちは、プレゼントの準備に追われていました。


今日は23日の夕方の4時、イブの夜は、そこまでせまっていました。


「あしたは、サンタクロースの晴れ舞台だね」

フォーフィーが、シャシュに目配せをしました。


「ああ、どんな日になるのやら。こればっかりは、予想がつかない」

シャシュは、頭をかきながら、背伸びをするように、天井を見上げました。


「きっと、最高の夜になるよ。想像してごらん。

 僕らのサンタクロースが空をかけめぐり、夢を贈る姿を」

フォーフィーはそう言うと、目を閉じて、想像の続きの中に、飛び込みました。

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