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9. 沼(佐原視点)
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野木先生は最近、少しふっくらしてきたように見える。
俺が食事を作り置きしておくと、それを律儀に食べてくれる。十分な食事をとるようになったおかげか、前より肌艶もいい気がする。
こんな風に考えるのは失礼だけど、犬に餌付けをしている気分だ。
人懐っこくて、ちょっと間抜けで、賢い犬。
「けいくん、ちょっと野木先生に入れ込みすぎだよ」
いつも通り呼び出された、深夜のファミレス。オレンジジュースを飲みながら、おじさんが顔を顰めた。
俺はぎくりと肩をこわばらせて、「なにが」と低い声で返事をした。心当たりがないではない。
おじさんはため息をついて、眉間を揉む仕草を見せる。
「聞いたよ。毎食用意してあげてるんだって?」
「だってそうでもしないと、あの人早々に死ぬだろ」
俺の反論に、うーん……とおじさんは唸った。俺の言葉に同意しているのではなく、どうやら様子を窺っているらしい。
「……きみは『早々に死ぬ』っていうけど、今の野木先生は健康だろう? 人間、そう簡単には死なないよ」
「でもあんな生活してたら、すぐ身体にガタが来る」
俺の反論に、おじさんはいつになく厳しい表情になった。思わず怯む俺に、「圭人」と、おじさんは真剣な声で呼びかける。
「きみが不特定多数の女の子と遊んでいるのは、正直心配だった。だけど今の方が、ずっと心配だ。今のきみは野木先生との境界線があやふやになっていて、危ういんだよ」
俺のスマホが通知音を鳴らして震える。女の子からのメッセージが画面に映し出された。俺はすぐに通知を消して、「心配しすぎ」とそっぽを向いた。
「女の子は……たしかに、少しずつ関係を切ってる。だからむしろ、前より健全な生活になったんじゃん。いいじゃんか、俺だって大人だ。口出ししないでくれ」
おじさんは困った顔をして、うつむいた。
けいくん、と諭すように俺を呼ぶ。
「野木先生は、たしかにいい人だよ。だけどあの子へそんなに入れ込んだら、かわいそうだ」
「どうして」
心外だ。おじさんはメガネの奥の瞳をちらりとこちらへ向けた。
「あの子は二十歳で賞を取って、大学を中退した。公式プロフィールにも載っているから、けいくんも知っているだろう?」
「まあ……」
野木遥という漫画家について、一通りの知識はある。なんせアンチだから。知らなければ、嫌うことはできない。
おじさんはもごもごと口を震わせて、「その」と言い淀んだ。
「……あの子はスポンジだ」
スポンジ? 俺が怪訝に思ったのが、表情に出たんだろうか。おじさんは肩をすくめてメガネを外し、ナプキンでレンズを拭いた。
「野木先生には、『この人に何かしてあげたい』と思わせる魔性の魅力があるだろ」
ぎくりとした。おじさんは「そうだろう?」とかすかに笑って、メガネをかける。
「特にきみみたいな、周りを気にしがちな人間に、野木先生は劇薬だ。あの子にお礼を言われると、なんでもしてあげたくなったんじゃないか?」
「別に。違うけど?」
俺の張った虚勢に、おじさんは口をへの字に曲げた。
「その割に、毎食ご飯を用意して、部屋の掃除まで毎週してるらしいじゃないか」
それは図星だったので、あえて違う話題を出した。
「ていうか、なんでおじさんがそれを知ってるの。編集部から漏れてる? 情報漏洩でしょ、それ」
おじさんは無言でスマホのロックを外して、チャットアプリを開いた。
チャット相手に「野木遥」の名前を見つけて、頭を抱える。
「野木先生から、個人的に教えてもらった」
「……マジで、この」
ムカつく。
俺以外に、野木先生が親しく話しかけて、交流を持つ相手がいてムカつく。
おじさんに「けいくん」と呼ばれて、はっとした。無意識に唇を噛んでいたみたいで、鈍く痛む。歯が当たって、ざらざらした跡を舐めた。
俺は今、何を考えた?
「けいくん。悪いことは言わないから、野木先生の担当から外れるんだ」
え、と間抜けな声が出る。おじさんは憐れむように俺を見つめた。
「ごめんね。まさか、きみがここまで野木先生にハマるなんて、思わなかったんだ」
「ち、違う。だいたいこれは、部外者になったおじさんが干渉していい問題じゃない……」
そうだ。今、野木先生を担当している編集者は俺だ。
おじさんは眉間にしわを寄せて、うーむと唸る。
「……それはそうだけど、叔父として言うね。圭人。自傷行為はもうやめなさい」
「そんなんしてないし」
俺が鼻で笑ってみせると、おじさんはふにゃりと笑った。
「無理に愛されようとしなくてもいい。けいくんはそんなことをしなくても、ちゃんと愛される人なんだよ」
限界だ。
俺は「帰る」と言って、財布をポケットから取り出した。千円札を二枚引き出して、机に叩きつける。
おじさんは「けいくん」と、たしなめるように俺を呼んだ。
「野木遥という個人に、求めすぎてはいけないよ。きみの人生を救うのは、彼ひとりでは無理だ」
「救うもなにも、俺にはそんなの必要ない」
おじさんはさっきから、何を言っているんだ。俺は立ち上がって、「じゃあね」と言い捨てて立ち去る。
違う。
野木先生の世話を焼くのは、仕事だからだ。
だいたい俺には救いも何も必要ない。俺の人生はずっと上手いこといってる。期待に背いたことはない。努力は実を結び続けた。異性から求められても、与えるだけのものを持っていた。
もう十二分に愛されている俺が今更、他に何を望むっていうんだろう。
スマホが振動する。また女かと思って舌打ちした。
画面を開くと、飛び込んできたのは「野木遥」のアイコンだった。
メッセージを開くと、改行なしの長文がみっちり続いている。内容を読むとどうやら、今回作り置きしたおかずの感想らしい。
「……ふは」
この人って本当にバカだ。俺がアンチってことも知らないで、俺の作った食事でこんなに喜んでる。
健康な食事に健康な生活習慣。
それを俺が支えていることに、こんなに無邪気に喜んでくれる。
次は何を作ろうか。
家に帰るのにも、自然と早足になる。早く家に帰って、レシピを漁ろう。これまであまり自炊をしてこなかったけど、これからは作る相手がいるんだから、練習しないと。それから今度炊飯器を買い替えるから、俺のお古を野木先生にゆずってもいい。
俺のすることで野木遥が健やかに暮らしている。そう思うと、ひどく気分がよかった。
あんないけすかない漫画を描くくせに、俺の焼いた卵焼き一本で、肉一枚で嬉しがるなんて――。
俺が食事を作り置きしておくと、それを律儀に食べてくれる。十分な食事をとるようになったおかげか、前より肌艶もいい気がする。
こんな風に考えるのは失礼だけど、犬に餌付けをしている気分だ。
人懐っこくて、ちょっと間抜けで、賢い犬。
「けいくん、ちょっと野木先生に入れ込みすぎだよ」
いつも通り呼び出された、深夜のファミレス。オレンジジュースを飲みながら、おじさんが顔を顰めた。
俺はぎくりと肩をこわばらせて、「なにが」と低い声で返事をした。心当たりがないではない。
おじさんはため息をついて、眉間を揉む仕草を見せる。
「聞いたよ。毎食用意してあげてるんだって?」
「だってそうでもしないと、あの人早々に死ぬだろ」
俺の反論に、うーん……とおじさんは唸った。俺の言葉に同意しているのではなく、どうやら様子を窺っているらしい。
「……きみは『早々に死ぬ』っていうけど、今の野木先生は健康だろう? 人間、そう簡単には死なないよ」
「でもあんな生活してたら、すぐ身体にガタが来る」
俺の反論に、おじさんはいつになく厳しい表情になった。思わず怯む俺に、「圭人」と、おじさんは真剣な声で呼びかける。
「きみが不特定多数の女の子と遊んでいるのは、正直心配だった。だけど今の方が、ずっと心配だ。今のきみは野木先生との境界線があやふやになっていて、危ういんだよ」
俺のスマホが通知音を鳴らして震える。女の子からのメッセージが画面に映し出された。俺はすぐに通知を消して、「心配しすぎ」とそっぽを向いた。
「女の子は……たしかに、少しずつ関係を切ってる。だからむしろ、前より健全な生活になったんじゃん。いいじゃんか、俺だって大人だ。口出ししないでくれ」
おじさんは困った顔をして、うつむいた。
けいくん、と諭すように俺を呼ぶ。
「野木先生は、たしかにいい人だよ。だけどあの子へそんなに入れ込んだら、かわいそうだ」
「どうして」
心外だ。おじさんはメガネの奥の瞳をちらりとこちらへ向けた。
「あの子は二十歳で賞を取って、大学を中退した。公式プロフィールにも載っているから、けいくんも知っているだろう?」
「まあ……」
野木遥という漫画家について、一通りの知識はある。なんせアンチだから。知らなければ、嫌うことはできない。
おじさんはもごもごと口を震わせて、「その」と言い淀んだ。
「……あの子はスポンジだ」
スポンジ? 俺が怪訝に思ったのが、表情に出たんだろうか。おじさんは肩をすくめてメガネを外し、ナプキンでレンズを拭いた。
「野木先生には、『この人に何かしてあげたい』と思わせる魔性の魅力があるだろ」
ぎくりとした。おじさんは「そうだろう?」とかすかに笑って、メガネをかける。
「特にきみみたいな、周りを気にしがちな人間に、野木先生は劇薬だ。あの子にお礼を言われると、なんでもしてあげたくなったんじゃないか?」
「別に。違うけど?」
俺の張った虚勢に、おじさんは口をへの字に曲げた。
「その割に、毎食ご飯を用意して、部屋の掃除まで毎週してるらしいじゃないか」
それは図星だったので、あえて違う話題を出した。
「ていうか、なんでおじさんがそれを知ってるの。編集部から漏れてる? 情報漏洩でしょ、それ」
おじさんは無言でスマホのロックを外して、チャットアプリを開いた。
チャット相手に「野木遥」の名前を見つけて、頭を抱える。
「野木先生から、個人的に教えてもらった」
「……マジで、この」
ムカつく。
俺以外に、野木先生が親しく話しかけて、交流を持つ相手がいてムカつく。
おじさんに「けいくん」と呼ばれて、はっとした。無意識に唇を噛んでいたみたいで、鈍く痛む。歯が当たって、ざらざらした跡を舐めた。
俺は今、何を考えた?
「けいくん。悪いことは言わないから、野木先生の担当から外れるんだ」
え、と間抜けな声が出る。おじさんは憐れむように俺を見つめた。
「ごめんね。まさか、きみがここまで野木先生にハマるなんて、思わなかったんだ」
「ち、違う。だいたいこれは、部外者になったおじさんが干渉していい問題じゃない……」
そうだ。今、野木先生を担当している編集者は俺だ。
おじさんは眉間にしわを寄せて、うーむと唸る。
「……それはそうだけど、叔父として言うね。圭人。自傷行為はもうやめなさい」
「そんなんしてないし」
俺が鼻で笑ってみせると、おじさんはふにゃりと笑った。
「無理に愛されようとしなくてもいい。けいくんはそんなことをしなくても、ちゃんと愛される人なんだよ」
限界だ。
俺は「帰る」と言って、財布をポケットから取り出した。千円札を二枚引き出して、机に叩きつける。
おじさんは「けいくん」と、たしなめるように俺を呼んだ。
「野木遥という個人に、求めすぎてはいけないよ。きみの人生を救うのは、彼ひとりでは無理だ」
「救うもなにも、俺にはそんなの必要ない」
おじさんはさっきから、何を言っているんだ。俺は立ち上がって、「じゃあね」と言い捨てて立ち去る。
違う。
野木先生の世話を焼くのは、仕事だからだ。
だいたい俺には救いも何も必要ない。俺の人生はずっと上手いこといってる。期待に背いたことはない。努力は実を結び続けた。異性から求められても、与えるだけのものを持っていた。
もう十二分に愛されている俺が今更、他に何を望むっていうんだろう。
スマホが振動する。また女かと思って舌打ちした。
画面を開くと、飛び込んできたのは「野木遥」のアイコンだった。
メッセージを開くと、改行なしの長文がみっちり続いている。内容を読むとどうやら、今回作り置きしたおかずの感想らしい。
「……ふは」
この人って本当にバカだ。俺がアンチってことも知らないで、俺の作った食事でこんなに喜んでる。
健康な食事に健康な生活習慣。
それを俺が支えていることに、こんなに無邪気に喜んでくれる。
次は何を作ろうか。
家に帰るのにも、自然と早足になる。早く家に帰って、レシピを漁ろう。これまであまり自炊をしてこなかったけど、これからは作る相手がいるんだから、練習しないと。それから今度炊飯器を買い替えるから、俺のお古を野木先生にゆずってもいい。
俺のすることで野木遥が健やかに暮らしている。そう思うと、ひどく気分がよかった。
あんないけすかない漫画を描くくせに、俺の焼いた卵焼き一本で、肉一枚で嬉しがるなんて――。
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