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うちの、黒犬
しおりを挟むうちのと、思っている黒犬。実は、犬じゃない説が浮上した。コチラの世界でも、普通の動物はサイズ変更しない。
彼は、何者だ?人族の言語も理解している風。まぁ、犬って喋れなくてもヒアリングはオッケーだもんね。恐らく、大体のベットは解ってるんだよね。と、混乱した僕は、今考えなくて良い事を考えていた。
大きくなった黒犬は現在3、4メートルくらいはあるだろうか。
対峙するモンスター2頭も同じくらいI対2 だし分が悪い気がする。いや、三つ巴か・・・?
「グルルルル」
低音の、迫力ある唸り声が黒犬からする。強者の貫禄を感じるが、相手もかなり強そうだ。
黒犬!!気をつけて!!!頑張れ!!強く念じた。すると、
『ああ、任せておけ』と聴こえた。????? 念話?だれ?黒犬?めっちゃ、良い声だったんだけど。
「ワオオオーーン!!」
か、かっけぇーーー!!!黒犬。実は、カッコイイな!
対峙する2匹は、いや2頭はたじろぎ、少し後ずさった。
たじろぎつつも牙を剥き唸りながら迫る。僕達をエサにしようとしてたのはクマに似た大きなモンスターベアイラと言うらしいが、デカくない?と。
猿に似た大きなモエンテ。モエンテは、猿系だけどあまり飛び跳ねないな。デカいから?
どっちもかなり力が強そうだけど黒犬。大丈夫か?2頭も同時に相手して。僕達はどんな動きでフォローすれば良いかな。
ごちゃごちゃ困ってたらターンと黒犬が飛んだ。一瞬で、ベアイラの喉を爪で切り裂く。
モエンテがベアイラの方を見た時には既に黒犬はモエンテの前に居た。そして、爪で同じく喉をかき切る
一瞬の出来事だった
ツッヨ!!!
モンスター達の素材は貴重な物らしくインベントリに収納する。解体は 後でね
「「「・・・・・」」」
「ヲフッ」
「・・・おつかれさま・・ありがとうね、
黒犬。」
停止していた父さん達が起動した
「黒犬君、ありがとうね。君、犬なのに、すごく強いね・・・今度、君が好きな物
食べて良いからね。」
「ヲフッ」と尻尾が千切れんばかりに振られる。そして、頭を差し出して来た。
「黒犬。今デカいからね?撫できれないよ。」と言うと、いつものサイズに戻った
「「「「「・・・・・」」」」」
みんながまた、停止した。僕は撫でナデ撫でナデナデナデ。そのまま、みんなの元へ戻り経過を伝える。
「「「「「ワァーー、スゴイ!!ありがとう!!!」」」」」
ドヤ顔の黒犬。 うん、それはドヤ顔になっても当たり前だね。何かムカついたけど。ありがとう!黒犬!!!
こうして、難は去った。
呆気なくも、終わったけど本来はもっともっと大変な物らしい。村なら瞬殺、街でもかなりの損害が出るレベルのモンスター達だった様だ。2頭だしね。
コレから未開の地に行く僕達にとってソレは、心強い事だった。
皆んなの心に安心出来る事柄が1つ増えた
それぞれ、馬車に戻り
旅を再開する
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