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第4章 後来編
そんな39話 「未来を知る者」
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「まず、ひとつは先ほど言いましたクライヴ様の話です」
「クライヴ様が姉さまの討伐に来たが、姉さまを守ってお隠れになられたという話だな。
それはもういい」
「はい。
この後、お母様はふさぎ込んでしまわれたそうですが、エグザス様の助けもあり何とか立ち直ります」
「しかし、クライヴ様がいなくなった事により、王都は大勢の兵士でお母様をたおそうとしてきます」
「…話の先が透けるようだ。
王都にクーデターが起きたんだな?」
「はい…。王都から王家の私兵や守備兵が大きくへったことで、クーデターが起きます。
現王家はほろんでしまいます」
「せ、戦争は…?」
「…起きます。
理由まではわかりませんが、しばらくした後にハンコックがせめてきます」
そんな…。
「まあ、そうだろう」
ウスシィはコクリと頷き、言葉を続ける。
「リングリンランドはハンコックに奪われます。
お母様は南国ティンジャンに脱出し、そこでクランキーと再会します」
「クランキーと?」
予想外の人物の名に、驚く私。
嬉しい気持ちが湧きあがり、気分が高揚する。
しかし、ウスシィの言葉はそんな私を突き落とす。
「…お母様。
クランキーを信用しないでください。
彼は"敵"です」
えっ。
* * *
開いた口の塞がらない私を横目に、エグザスが口を開こうとする。
だがそれよりも早くウスシィが次の言葉を紡いだ事で、エグザスは再び口を閉じる。
「ふたつ目の問題について話します。
それからしばらくは、クランキーのアドバイスに従い、大きな失敗もありませんでした。
そこそこ平穏な日々を過ごしたお母様でしたが、ある時、野盗に襲われます。
ちょうど近くには誰もおらず、何らかの影響によって魔力の流れを乱されたお母様はピンチにおちいります」
「…ピンチって…」
「………」
固唾を飲んで話の成り行きを聞く私とエグザス。
「しかし、仮面をつけた紳士に救われます。
お母様は次第に彼を好きになっていきます」
「えっ、じゃあ私の運命の人は、その紳士なのね!?」
あれほど未来を知ってはいけないと言っていたのに、急に話してくれるなんて、どういう風の吹き回し…。
「結果から言います。
仮面の紳士はバートフでした。
彼は記憶を失っていますが、影でお母様を何度となく助けてくれるのです」
「バッ…!」
バートフ!?
開いた口が塞がらない。
私がバートフを好きになる?
そんな事はまったく考えた事がなかった。
「多分、今考えている通りですので、私の父はバートフではないです。
教育は受けましたが」
なーんだぁ…。
「未来のエグザス様の推論ですが、お母様が一人で野盗に襲われた事も、バートフの事も、全てクランキーの思惑通りということです」
「…なんだと?」
「クランキーの…?」
「はい。エグザス様、意味はわかりますか?」
「馬鹿にするな。
野盗が姉さまを襲う理由、魔力対策を用意している事、記憶喪失のバートフ。
この辺りを推理すれば、誰かのさしがねである可能性は容易に想像できる」
「さすがです。
その誰かというのはクランキー。
バルマリス=クラッド=ミッドランドのしわざです」
誰よそれ…。
「…話がでかくなってきたな。
ミッドランドといえば、ティンジャンよりさらに南方にある孤島の国家じゃないか。
偶然だろう」
「エグザス様は本当にいじわるですね。もう確証を得ているのでしょう?」
「随分信頼してくれて、あ・り・が・と・う」
皮肉っぽくお礼を返すエグザス。
エグザスは納得しているようだが、私はクランキーが敵と言われても、納得できそうにない…。
「バルマリス…。
第三王子だな。
生前の評価としては勇猛果敢で、一騎当千の能力を持つ王子だったとか。
それ故に兵士の人気は高かったが、王にふさわしくないと評されていたはずだ」
「ちょっと待って、生前って、どういう意味?」
「彼は11年前の戦争、マリンカ海戦で亡くなったんだ。
南国ティンジャンとの海戦に勝ち、帰国しようとしたところを嵐に襲われた。
不幸にも彼はティンジャンに拾われ、凄惨な姿にされて命を奪われたそうだ」
「そんな…」
「不思議なのは、第三王子を奪われたミッドランド側が、その後すぐにティンジャンに同盟を申し込んだ点だ。
当然負けそうだったティンジャンは、同盟という予想外の好条件に飛びつき、戦争は終結した。
現在、ミッドランドとティンジャンは国交も厚く、良好な関係を保っているそうだ」
その辺りは…私にはよくわからない。
王子が亡くなったのは悲しいけど、戦争が終わったのならいいことじゃないかしら。
「ボクもずっと怪しく思ってはいたんだが…。
まさか王子が生きていたとはな。
…まあ、ウスシィを信じるとした場合だけどね」
ウスシィは苦笑いしながらも口を開く。
「問題点はここからです。
お母様は仮面の紳士に夢中になりますが、そこはおさえて"ローウェルさんを探して"ください」
「ローウェルを?」
ちらりと見ると、警戒心の一切ない顔でよだれを垂らしならが寝入っているローウェルの姿があった。
「ローウェルならここにいるけど」
「あっ、そうか…!」
ウスシィが飛び上がらんばかりに驚いている。
「お母様、手伝ってください!」
「待て、先にアイエアイ…ローウェルに何が起きるのか教えろ」
ウスシィがローウェルに駆け寄ったところで、エグザスが質問を投げかける。
「多分、ここでローウェルさんを助けられれば、この問題は起きないと思いますが」
「構わない、知っておくべきだ」
「わかりました。
仮面の紳士を追い続けるお母様ですが、ある時、仮面の紳士共々、敵に襲われます。
その敵が、ローウェルさんです」
「なるほど」
「この時のローウェルさんは、洗脳か何かをされていることが、後からわかります。
ローウェルさんに襲われたお母様はピンチになりますが、仮面の紳士が身を挺してかばってくれます。
仮面の紳士はこの時の衝撃で記憶を取り戻しますが、もう戦えない身体になってしまいます…」
「い、生きてるのよね?」
「一命はとりとめますので、安心してください」
バートフが無事でよかった。
ローウェルは…?
「ローウェルさんはこの後、何度となくお母様を襲います。
ある時、お母様の放った氷槍魔法の当たり所が悪く、ローウェルの命を奪ってしまいます」
「えっ…」
「何ッ!?」
私よりエグザスの方が驚いてる…。
ローウェルを私が…。
考えてみるけど、いまひとつ実感がわかない。
未来の話をされているはずなのに、そんな未来が来るなんて信じられなくて。
そっか…。
ウスシィの話を一番信じていないのは、エグザスじゃなくて、私なのかもしれない。
「人の命を…それもローウェルさんの命を奪ってしまったことで、お母様の運命は大きく変わります。
この未来は絶対に変えなければなりません」
「ウスシィ、水を差すようだけど。
どんな辛い現実も、それがあるから今の自分がある、そうは思えないのか?」
「………人には様々な人生がありますが、幸せに生きたいと思うのはみんな同じはずです」
「それはそうだが、決して望み通りにはならないのが運命というものだ。
未来のボクも願いはかなわなかったようだが、決して悲観しているわけではない。
むしろ必要な事だったとすら考えている節がある」
「エグザス様…」
「それでも、私は未来を変えるためにやってきましたから…。
ここで、ローウェルさんを救います」
それだけを言うと、イスからすべりおちそうになっているローウェルの位置を正し、魔力を送り込みはじめる。
ローウェルを救いたい気持ちは私も同じ。
それなら私のやる事はひとつ。
「! お母様…」
「ウスシィ、私も手伝うわ」
二人でローウェルの肩から魔力を送る。
ウスシィの魔力量はかなり少なく、魔力の流れが安定しない。
「魔力を送るのは私がやるから、サポートをお願いね」
「はい、お母様」
未来の話は自分事には感じていない。
それでも、不幸な結末を少しでも回避できるなら、やるだけやってみる価値はある。
ここでローウェルを救う事が、未来にどう影響を与えるのか。
今の私には、そこまで理解する事はできなかった。
「クライヴ様が姉さまの討伐に来たが、姉さまを守ってお隠れになられたという話だな。
それはもういい」
「はい。
この後、お母様はふさぎ込んでしまわれたそうですが、エグザス様の助けもあり何とか立ち直ります」
「しかし、クライヴ様がいなくなった事により、王都は大勢の兵士でお母様をたおそうとしてきます」
「…話の先が透けるようだ。
王都にクーデターが起きたんだな?」
「はい…。王都から王家の私兵や守備兵が大きくへったことで、クーデターが起きます。
現王家はほろんでしまいます」
「せ、戦争は…?」
「…起きます。
理由まではわかりませんが、しばらくした後にハンコックがせめてきます」
そんな…。
「まあ、そうだろう」
ウスシィはコクリと頷き、言葉を続ける。
「リングリンランドはハンコックに奪われます。
お母様は南国ティンジャンに脱出し、そこでクランキーと再会します」
「クランキーと?」
予想外の人物の名に、驚く私。
嬉しい気持ちが湧きあがり、気分が高揚する。
しかし、ウスシィの言葉はそんな私を突き落とす。
「…お母様。
クランキーを信用しないでください。
彼は"敵"です」
えっ。
* * *
開いた口の塞がらない私を横目に、エグザスが口を開こうとする。
だがそれよりも早くウスシィが次の言葉を紡いだ事で、エグザスは再び口を閉じる。
「ふたつ目の問題について話します。
それからしばらくは、クランキーのアドバイスに従い、大きな失敗もありませんでした。
そこそこ平穏な日々を過ごしたお母様でしたが、ある時、野盗に襲われます。
ちょうど近くには誰もおらず、何らかの影響によって魔力の流れを乱されたお母様はピンチにおちいります」
「…ピンチって…」
「………」
固唾を飲んで話の成り行きを聞く私とエグザス。
「しかし、仮面をつけた紳士に救われます。
お母様は次第に彼を好きになっていきます」
「えっ、じゃあ私の運命の人は、その紳士なのね!?」
あれほど未来を知ってはいけないと言っていたのに、急に話してくれるなんて、どういう風の吹き回し…。
「結果から言います。
仮面の紳士はバートフでした。
彼は記憶を失っていますが、影でお母様を何度となく助けてくれるのです」
「バッ…!」
バートフ!?
開いた口が塞がらない。
私がバートフを好きになる?
そんな事はまったく考えた事がなかった。
「多分、今考えている通りですので、私の父はバートフではないです。
教育は受けましたが」
なーんだぁ…。
「未来のエグザス様の推論ですが、お母様が一人で野盗に襲われた事も、バートフの事も、全てクランキーの思惑通りということです」
「…なんだと?」
「クランキーの…?」
「はい。エグザス様、意味はわかりますか?」
「馬鹿にするな。
野盗が姉さまを襲う理由、魔力対策を用意している事、記憶喪失のバートフ。
この辺りを推理すれば、誰かのさしがねである可能性は容易に想像できる」
「さすがです。
その誰かというのはクランキー。
バルマリス=クラッド=ミッドランドのしわざです」
誰よそれ…。
「…話がでかくなってきたな。
ミッドランドといえば、ティンジャンよりさらに南方にある孤島の国家じゃないか。
偶然だろう」
「エグザス様は本当にいじわるですね。もう確証を得ているのでしょう?」
「随分信頼してくれて、あ・り・が・と・う」
皮肉っぽくお礼を返すエグザス。
エグザスは納得しているようだが、私はクランキーが敵と言われても、納得できそうにない…。
「バルマリス…。
第三王子だな。
生前の評価としては勇猛果敢で、一騎当千の能力を持つ王子だったとか。
それ故に兵士の人気は高かったが、王にふさわしくないと評されていたはずだ」
「ちょっと待って、生前って、どういう意味?」
「彼は11年前の戦争、マリンカ海戦で亡くなったんだ。
南国ティンジャンとの海戦に勝ち、帰国しようとしたところを嵐に襲われた。
不幸にも彼はティンジャンに拾われ、凄惨な姿にされて命を奪われたそうだ」
「そんな…」
「不思議なのは、第三王子を奪われたミッドランド側が、その後すぐにティンジャンに同盟を申し込んだ点だ。
当然負けそうだったティンジャンは、同盟という予想外の好条件に飛びつき、戦争は終結した。
現在、ミッドランドとティンジャンは国交も厚く、良好な関係を保っているそうだ」
その辺りは…私にはよくわからない。
王子が亡くなったのは悲しいけど、戦争が終わったのならいいことじゃないかしら。
「ボクもずっと怪しく思ってはいたんだが…。
まさか王子が生きていたとはな。
…まあ、ウスシィを信じるとした場合だけどね」
ウスシィは苦笑いしながらも口を開く。
「問題点はここからです。
お母様は仮面の紳士に夢中になりますが、そこはおさえて"ローウェルさんを探して"ください」
「ローウェルを?」
ちらりと見ると、警戒心の一切ない顔でよだれを垂らしならが寝入っているローウェルの姿があった。
「ローウェルならここにいるけど」
「あっ、そうか…!」
ウスシィが飛び上がらんばかりに驚いている。
「お母様、手伝ってください!」
「待て、先にアイエアイ…ローウェルに何が起きるのか教えろ」
ウスシィがローウェルに駆け寄ったところで、エグザスが質問を投げかける。
「多分、ここでローウェルさんを助けられれば、この問題は起きないと思いますが」
「構わない、知っておくべきだ」
「わかりました。
仮面の紳士を追い続けるお母様ですが、ある時、仮面の紳士共々、敵に襲われます。
その敵が、ローウェルさんです」
「なるほど」
「この時のローウェルさんは、洗脳か何かをされていることが、後からわかります。
ローウェルさんに襲われたお母様はピンチになりますが、仮面の紳士が身を挺してかばってくれます。
仮面の紳士はこの時の衝撃で記憶を取り戻しますが、もう戦えない身体になってしまいます…」
「い、生きてるのよね?」
「一命はとりとめますので、安心してください」
バートフが無事でよかった。
ローウェルは…?
「ローウェルさんはこの後、何度となくお母様を襲います。
ある時、お母様の放った氷槍魔法の当たり所が悪く、ローウェルの命を奪ってしまいます」
「えっ…」
「何ッ!?」
私よりエグザスの方が驚いてる…。
ローウェルを私が…。
考えてみるけど、いまひとつ実感がわかない。
未来の話をされているはずなのに、そんな未来が来るなんて信じられなくて。
そっか…。
ウスシィの話を一番信じていないのは、エグザスじゃなくて、私なのかもしれない。
「人の命を…それもローウェルさんの命を奪ってしまったことで、お母様の運命は大きく変わります。
この未来は絶対に変えなければなりません」
「ウスシィ、水を差すようだけど。
どんな辛い現実も、それがあるから今の自分がある、そうは思えないのか?」
「………人には様々な人生がありますが、幸せに生きたいと思うのはみんな同じはずです」
「それはそうだが、決して望み通りにはならないのが運命というものだ。
未来のボクも願いはかなわなかったようだが、決して悲観しているわけではない。
むしろ必要な事だったとすら考えている節がある」
「エグザス様…」
「それでも、私は未来を変えるためにやってきましたから…。
ここで、ローウェルさんを救います」
それだけを言うと、イスからすべりおちそうになっているローウェルの位置を正し、魔力を送り込みはじめる。
ローウェルを救いたい気持ちは私も同じ。
それなら私のやる事はひとつ。
「! お母様…」
「ウスシィ、私も手伝うわ」
二人でローウェルの肩から魔力を送る。
ウスシィの魔力量はかなり少なく、魔力の流れが安定しない。
「魔力を送るのは私がやるから、サポートをお願いね」
「はい、お母様」
未来の話は自分事には感じていない。
それでも、不幸な結末を少しでも回避できるなら、やるだけやってみる価値はある。
ここでローウェルを救う事が、未来にどう影響を与えるのか。
今の私には、そこまで理解する事はできなかった。
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