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第一章冒険編
第三十三話龍國峠の入り方の噂を聞いたよ
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第三十三話龍國峠の入り方の噂を聞いたよ
ミリアとシャルロッテが二人でご飯を食べに行った……あれそういえばリリー、ノコノコ、クリボー、リュウ、ノゾミさん、ジンさんがいないな……もしかして別の場所に飛ばされた!?どうしよう!
そしてミリアたちの場面へと変わる。
もしかしてシャルロッテ、私に気を使ってくれたのでしょうか?ふふっほんとシャルロッテにはかなわないですね……でもご飯食べに行くにしてもどこに行くのでしょうか?聞いてみましょうか……ああでもそう私が唸っていたらシャルロッテが
「ミリアこれからガスト行くか?……でもやっぱりガストばかりは嫌か?」
「いえ、いやではありません!……むしろ嬉しいといいますか……なっなんでもありません!(どうしよう、また一緒に出かける話はありましたがこんなに早いなんてそれに焦りすぎて、恥ずかしいことを言ってしまいました)」
「それじゃあ今からガスト行くか」
そう言って私とシャルロッテは二人きりでガストに行った……のですが
「なあミリアあの三人ってさノゾミたちだよな……お~……」
「ダメですシャルロッテ呼ばないで……今はまだ(だって今はもう少しだけでいいので二人きりの時間を延ばしたいですから、お願い呼ばないで)」
「ああそういうことか、なら三人呼ぶのは食べ終わってからでもいいか?」
「まあそれなら……良いですよ」
そうして私とシャルロッテは席に座り、商品を注文した。
そして商品が来るまでの待ち時間に私シャルロッテから質問された。
「なあミリアなんでさっき泣きそうになってたんだ?」
「そっそれは……まあいろいろですよ」
「まあ言いたくねえなら言わなくても良いが言いたくなったら言えよ受け止めてやるからさ」
「……シャルロッテ、ありがとうございます。今はちょっと勇気が出ないから言いたくなったら言いますから……その時までは頑張って言えるように心の準備をしておくから……その時はお願いね」
「分かった任せとけ……一人で抱え込むなよ」
シャルロッテがそう言ったあとこう呟いた。
「俺みたいになっちまうからな……」
どういう意味なんだろう?私的にはシャルロッテみたいになれるなら嬉しいけど……今度聞いてみようかな……でもシャルロッテが聞かれたくないことだったら……でも一歩、そうまずは一歩踏み出さなきゃだよね。
そう考えていたら注文していたものが届いた、その時
「なああれってシャルロッテとミリアだよな!なあノゾミ」
「そうね……でも邪魔しないであげましょうよ」
「邪魔ってなんだよいいじゃん俺たち一緒に旅してるんだしさ」
そういう言っている声が聞こえ、私は恥ずかしくなってきた。
だってノゾミには私とシャルロッテが……その、こっ恋人に見えたってことでしょ……嬉しいですけれど私とシャルロッテって恋人なのでしょうか……でも少し前にこのような会話をしたから私が浮かれているだけ……なのでしょうか?
回想
「そうか、でもこういうのって世間ではデートって言うんだろ」
「でっデートって私たちまだ付き合ってませんよ」
「まだ?まあ俺は楽しいからどっちでもいいがな」
「そっそれは……その……シャルロッテは私と付き合うのは嫌じゃないって思っていいのですか?」
「嫌じゃないぞ。こんなに誰かと出かけたのはミリアが初めてだしな」
中略(詳しくは第十八話ミリアの初恋に書いてあります)
「あの、シャルロッテまだ二人きりでいたいです……その、だめですか?」
「それはさすがにダメだろ。集合時間には間に合わせないと」
「そうです……よね。やっぱり聞かなかったことに……」
「別に二人きりが嫌とは言ってないぞ。また別の日に二人で出かければいいだろ」
「……ありがとう……ございます!楽しみに待ってますね」
回想終わり
頑張って今日聞いてみましょうか……私が浮かれているだけでないことを確認したい気持ちと確認して付き合ってないって言われたら……って思いが……
「よぉシャルロッテ、ミリアさっきぶりだな!俺たちさ魔法陣でワープしただろ、街は同じだったみたいだけど離れた場所にワープしたから探すの大変だったんだぜあとはルミエルたちを見つけるだけだな!」
「……ちょっとリュウ!……ああもうなんで勝手に行っちゃうの!」
「おーいノゾミ、リュウ俺のこと忘れてないか……はあ」
そうして私はシャルロッテに聞く前に二人きりの時間が終わってしまった。
そして私たちは合流したので共に行動しルミエルたちを探すことになった。
そしてルミエルたちの場面へ戻る
本当みんなどこに飛ばされたんだろ、もう会えなかったらどうしよう。
探さなきゃ!!
そうして四十三分くらい時間探し続けた私たちは突然甘いものが食べたくなり期間限定スイーツがあるというファミリーレストランに入った、期間限定デザートか……リリーたちが聞いたら絶対行くだろうなそう思いながら。
そして店員さんに案内された席の隣にすごく見覚えのある三人がいた。
私たちは悟ったリリーたちがやっぱり来ていたかと。
「あらルミエルさんたちもこのスイーツを食べに来たのですね!」
「オレたちはな期間限定スイーツって聞いちまったらな……行かなきゃ気が済まないんだよ!!なあノコノコ!」
「そうですね、やはり期間限定スイーツが気になりましたから来てしまいましたよ」
するとリリーが
「そういえばここのスイーツを食べるためにお店に向かっているときになんだかすごそうな噂?を聞きましたよ」
回想
「なあミヅチ聞いたか!龍國峠を見つけるコツが分かったんだよ!どうだ知りたいかぁ聞きたいか、しょうがねえな教えてやるよ」
「まだなにも言ってませんが……まあいいか聞くよ」
「龍國峠に住んでる龍族はな恋愛話が好きらしいんだよ!それでな恋愛話をこの街の近くのある冥龍の森でしたらその話が気になった龍族が龍國峠に向かう魔法陣門を開いてくれるらしいんだってよ」
「それってどこの情報?」
「なんとなんとあのサバト兄弟が話してるのを偶然聞いたんだ!」
「あのサバト兄弟が言うなら信じてみても良いかもしれんな」
「へえーすごそうな噂があるのですね」
「まあオレはスイーツが食えればなんでもいいがな!」
「それは言い過ぎですよクリボー」
回想終わり
それを聞いたヨシカゲくんがなにも食べずにすぐに店を出てしまった。
そしてみんなで追いかけていたらミリアとシャルロッテと出会った。ノゾミたちも一緒にいたからすごく安心した。会えなくなったらどうしようと思っていたから。
そして十六分ほど走ったところに怪しい看板があったのが一瞬見えたが走っていたら通り過ぎてしまった。
そして私たちは全員で冥龍の森に入ったので聞いた話のように恋愛話をすることになった。
「なあ兄貴ルミエルたち俺たちの嘘の情報にまんまと引っかかったなこれで俺たちも幹部になれるな!」
「そうだな……だが油断するなよ、死んだら元も子もないからな」
「はいはいそんなに何回も言われなくても分かってるって」
「怪しい気配を感じたから見回ってたら……はあ、貴様ら何者だ!まさか貴様ら人間は我ら龍族を不老不死実験のためにまた捕獲しようとしているのか……殺す前に一つ聞くぞ貴様らは何かいい恋愛話を知らないか?」
「恋愛話そんなの知るかよなあ兄貴」
「ああ知らないな、興味もない」
「そうか……なら別に殺しても族長には怒られないよな、んじゃさっそく……」
「ちょちょっと待っ……ぎゃああああ」
「おいしっかりしろツィブィぃぃぃはやく目を覚ま……」
「ふうあとは族長に報告するだけだな……はあ、またこの冥龍の森に侵入者か懲りない奴らだな。んじゃさっそく向かうか……まああの二人の男の考えていることも間違いじゃねえんだよな。俺たち龍族は恋愛話好きだし……おっといけねえいけねえ早く向かわねえとな」
ミリアとシャルロッテが二人でご飯を食べに行った……あれそういえばリリー、ノコノコ、クリボー、リュウ、ノゾミさん、ジンさんがいないな……もしかして別の場所に飛ばされた!?どうしよう!
そしてミリアたちの場面へと変わる。
もしかしてシャルロッテ、私に気を使ってくれたのでしょうか?ふふっほんとシャルロッテにはかなわないですね……でもご飯食べに行くにしてもどこに行くのでしょうか?聞いてみましょうか……ああでもそう私が唸っていたらシャルロッテが
「ミリアこれからガスト行くか?……でもやっぱりガストばかりは嫌か?」
「いえ、いやではありません!……むしろ嬉しいといいますか……なっなんでもありません!(どうしよう、また一緒に出かける話はありましたがこんなに早いなんてそれに焦りすぎて、恥ずかしいことを言ってしまいました)」
「それじゃあ今からガスト行くか」
そう言って私とシャルロッテは二人きりでガストに行った……のですが
「なあミリアあの三人ってさノゾミたちだよな……お~……」
「ダメですシャルロッテ呼ばないで……今はまだ(だって今はもう少しだけでいいので二人きりの時間を延ばしたいですから、お願い呼ばないで)」
「ああそういうことか、なら三人呼ぶのは食べ終わってからでもいいか?」
「まあそれなら……良いですよ」
そうして私とシャルロッテは席に座り、商品を注文した。
そして商品が来るまでの待ち時間に私シャルロッテから質問された。
「なあミリアなんでさっき泣きそうになってたんだ?」
「そっそれは……まあいろいろですよ」
「まあ言いたくねえなら言わなくても良いが言いたくなったら言えよ受け止めてやるからさ」
「……シャルロッテ、ありがとうございます。今はちょっと勇気が出ないから言いたくなったら言いますから……その時までは頑張って言えるように心の準備をしておくから……その時はお願いね」
「分かった任せとけ……一人で抱え込むなよ」
シャルロッテがそう言ったあとこう呟いた。
「俺みたいになっちまうからな……」
どういう意味なんだろう?私的にはシャルロッテみたいになれるなら嬉しいけど……今度聞いてみようかな……でもシャルロッテが聞かれたくないことだったら……でも一歩、そうまずは一歩踏み出さなきゃだよね。
そう考えていたら注文していたものが届いた、その時
「なああれってシャルロッテとミリアだよな!なあノゾミ」
「そうね……でも邪魔しないであげましょうよ」
「邪魔ってなんだよいいじゃん俺たち一緒に旅してるんだしさ」
そういう言っている声が聞こえ、私は恥ずかしくなってきた。
だってノゾミには私とシャルロッテが……その、こっ恋人に見えたってことでしょ……嬉しいですけれど私とシャルロッテって恋人なのでしょうか……でも少し前にこのような会話をしたから私が浮かれているだけ……なのでしょうか?
回想
「そうか、でもこういうのって世間ではデートって言うんだろ」
「でっデートって私たちまだ付き合ってませんよ」
「まだ?まあ俺は楽しいからどっちでもいいがな」
「そっそれは……その……シャルロッテは私と付き合うのは嫌じゃないって思っていいのですか?」
「嫌じゃないぞ。こんなに誰かと出かけたのはミリアが初めてだしな」
中略(詳しくは第十八話ミリアの初恋に書いてあります)
「あの、シャルロッテまだ二人きりでいたいです……その、だめですか?」
「それはさすがにダメだろ。集合時間には間に合わせないと」
「そうです……よね。やっぱり聞かなかったことに……」
「別に二人きりが嫌とは言ってないぞ。また別の日に二人で出かければいいだろ」
「……ありがとう……ございます!楽しみに待ってますね」
回想終わり
頑張って今日聞いてみましょうか……私が浮かれているだけでないことを確認したい気持ちと確認して付き合ってないって言われたら……って思いが……
「よぉシャルロッテ、ミリアさっきぶりだな!俺たちさ魔法陣でワープしただろ、街は同じだったみたいだけど離れた場所にワープしたから探すの大変だったんだぜあとはルミエルたちを見つけるだけだな!」
「……ちょっとリュウ!……ああもうなんで勝手に行っちゃうの!」
「おーいノゾミ、リュウ俺のこと忘れてないか……はあ」
そうして私はシャルロッテに聞く前に二人きりの時間が終わってしまった。
そして私たちは合流したので共に行動しルミエルたちを探すことになった。
そしてルミエルたちの場面へ戻る
本当みんなどこに飛ばされたんだろ、もう会えなかったらどうしよう。
探さなきゃ!!
そうして四十三分くらい時間探し続けた私たちは突然甘いものが食べたくなり期間限定スイーツがあるというファミリーレストランに入った、期間限定デザートか……リリーたちが聞いたら絶対行くだろうなそう思いながら。
そして店員さんに案内された席の隣にすごく見覚えのある三人がいた。
私たちは悟ったリリーたちがやっぱり来ていたかと。
「あらルミエルさんたちもこのスイーツを食べに来たのですね!」
「オレたちはな期間限定スイーツって聞いちまったらな……行かなきゃ気が済まないんだよ!!なあノコノコ!」
「そうですね、やはり期間限定スイーツが気になりましたから来てしまいましたよ」
するとリリーが
「そういえばここのスイーツを食べるためにお店に向かっているときになんだかすごそうな噂?を聞きましたよ」
回想
「なあミヅチ聞いたか!龍國峠を見つけるコツが分かったんだよ!どうだ知りたいかぁ聞きたいか、しょうがねえな教えてやるよ」
「まだなにも言ってませんが……まあいいか聞くよ」
「龍國峠に住んでる龍族はな恋愛話が好きらしいんだよ!それでな恋愛話をこの街の近くのある冥龍の森でしたらその話が気になった龍族が龍國峠に向かう魔法陣門を開いてくれるらしいんだってよ」
「それってどこの情報?」
「なんとなんとあのサバト兄弟が話してるのを偶然聞いたんだ!」
「あのサバト兄弟が言うなら信じてみても良いかもしれんな」
「へえーすごそうな噂があるのですね」
「まあオレはスイーツが食えればなんでもいいがな!」
「それは言い過ぎですよクリボー」
回想終わり
それを聞いたヨシカゲくんがなにも食べずにすぐに店を出てしまった。
そしてみんなで追いかけていたらミリアとシャルロッテと出会った。ノゾミたちも一緒にいたからすごく安心した。会えなくなったらどうしようと思っていたから。
そして十六分ほど走ったところに怪しい看板があったのが一瞬見えたが走っていたら通り過ぎてしまった。
そして私たちは全員で冥龍の森に入ったので聞いた話のように恋愛話をすることになった。
「なあ兄貴ルミエルたち俺たちの嘘の情報にまんまと引っかかったなこれで俺たちも幹部になれるな!」
「そうだな……だが油断するなよ、死んだら元も子もないからな」
「はいはいそんなに何回も言われなくても分かってるって」
「怪しい気配を感じたから見回ってたら……はあ、貴様ら何者だ!まさか貴様ら人間は我ら龍族を不老不死実験のためにまた捕獲しようとしているのか……殺す前に一つ聞くぞ貴様らは何かいい恋愛話を知らないか?」
「恋愛話そんなの知るかよなあ兄貴」
「ああ知らないな、興味もない」
「そうか……なら別に殺しても族長には怒られないよな、んじゃさっそく……」
「ちょちょっと待っ……ぎゃああああ」
「おいしっかりしろツィブィぃぃぃはやく目を覚ま……」
「ふうあとは族長に報告するだけだな……はあ、またこの冥龍の森に侵入者か懲りない奴らだな。んじゃさっそく向かうか……まああの二人の男の考えていることも間違いじゃねえんだよな。俺たち龍族は恋愛話好きだし……おっといけねえいけねえ早く向かわねえとな」
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