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第2章 穏やかな新婚生活?
(23)極秘外出
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パトリックとコニーが、王都へ戻った翌日。それまで連日一緒に出掛けていたセレナ達は、朝から執務室に籠って書類と格闘していた。
昼になると二人は食堂で用意された昼食を食べたが、最後のお茶を出しながら若い侍女が確認を入れてくる。
「セレナ様、今日は午後も外出の予定はございませんね?」
「ええ。午前中と同様に、クライブと二人で領内の資料の精査をするわ」
「それでは後で頃合いを見て、お茶をお持ち致します」
「ええ、お願い」
他に控えている使用人達にも聞こえるように仕込みを済ませたセレナは、何食わぬ顔でクレアと共に食堂から執務室に戻った。
「それではクレアさん、計画通りにこの屋敷を抜け出して、街の見学をしてきてください」
執務室の扉を閉め、二人きりになったのを確認してからセレナが話を切り出すと、クレアが頷きながらも少々不安そうな顔付きになる。
「昨夜のうちに、大まかな計画は聞いていましたが……。大丈夫でしょうか?」
「心配しなくても大丈夫ですよ。さあ、まずはこちらの書庫に移動しましょう」
「分かりました」
セレナに促されて、クレアが彼女と共に隣接している書庫に入ると、そこの台の上に簡素な女物の衣類が一式、昼食の間に準備されていた。
「さすがウーラ、抜かりが無いわ。さあ、クレアさん。この服に着替えて、頭はスカーフで覆ってください」
「ええ」
事情を知っている侍女が揃えておいたワンピースには、共布で縫ったスカーフも添えられており、男物の服から着替えたクレアは、最後にスカーフを被って後頭部で端を結んだ。
「これで大丈夫でしょうか?」
「ええ、赤銅色の髪はこの辺りでは珍しいので、街の人達にはクライブの髪の色をはっきり覚えている人が多い筈です。同じ髪の色だからと、男装のクライブと今のクレアさんを同一人物かと怪しむ人は、まさか居ないとは思いますが」
「確かに、目立たないに越したことはありませんね。ですが本当にこの書庫から、外に出る経路があるのですか?」
「正確には、書庫の隣からですけど」
困惑顔でのクレアの問いかけにセレナは苦笑しながら、壁に設置してある小ぶりの本棚を慎重に横に押しやった。するとその陰から現れたのは壁ではなく、人が充分通れるだけの穴が開く。
「本棚全体が扉ですか……。それでこの階段は、どこに繋がっていますか?」
クレアが何気なく確認を入れると、セレナが説明を続けた。
「リネン室の壁です。使用人達が出入りする時間帯は大体決まっていますから、目撃される可能性は低いです。加えてそこのドアは廊下の曲がり角の奥にある上、使用人用の通用口のすぐ近くなので、そのまますぐ外に出られます」
「なるほど。逃走経路としては良いですね」
「ただ、人に見られる可能性は少ないと言っても、事情を知らない使用人達や出入りする人間に目撃される心配が全く無いとは言いきれません。それでクレアさんが外に出入りする時は義兄様が同行して、不測の事態に対処して貰います」
事前にそれを聞かされていなかったクレアは、そこで困惑気味に応じた。
「ラーディスに? それは少々申し訳ないのですが……」
「この数日で街のあちこちに出向きましたけど、クレアさんはまだ不案内でしょうし、地図を見ながら歩いていたらただでさえ余所者と分かって視線を集めそうですから。義兄様は特に用事は無いから付き合うと言っていましたし、そこら辺は気にしないで大丈夫です」
「そうですか? それなら遠慮無くお願いします」
「それじゃあ時間が勿体無いので、そろそろ行きましょうか」
「はい」
そこでセレナが用意しておいたランプを灯し、足元を照らしながら先導してゆっくり狭い階段を下りた。そして板壁に耳を付け、壁の向こう側の物音を確認してから、腰の位置辺りにある取手の金具を操作して施錠を解除し、目の前の壁をゆっくりと押し出す。
「うん、物音はしないわね。……よっと。あ、義兄様、お待たせ」
既に室内で待機していたラーディスを認めて、セレナは安堵しながら声をかけた。そこでセレナに続いて出てきたクレアの出で立ちを見て、彼が真顔で頷く。
「大丈夫だ。そっちも準備万端だな」
「ラーディス、お手を煩わせてすみません。宜しくお願いします」
「ああ。ところで、街でクレアの身元を尋ねられた場合、王都で新しく雇ってこちらに同行させてきた侍女、という事で良いよな?」
「そうね、それが一番無難っぽいわ」
「分かりました。もし尋ねられた場合は、それで話を合わせます」
三人でクレアの設定を確認してから、ラーディスとクレアは出入り口のドアに向かって歩き出した。
「それじゃあ行くぞ。セレナ、夕方までには戻る」
「ええ。義兄様、建物の出入り口の鍵の他に、ここの壁の鍵も持っているわよね?」
「勿論。それが無いとこちらから開けられないから、上に戻れなくなる」
「それなら大丈夫ね。行ってらっしゃい」
それからラーディスは慎重にドアを開け、廊下に人影が無い事を確認してから、クレアを促して部屋から出て行った。
「よし。それじゃあ私は夕方まで執務室に籠ってお茶を二人分飲むか、窓から一人分を捨てるしかないわね」
上機嫌にそんな独り言を呟いてからセレナは再び壁の中に入り、それから慎重に取手を引いて壁を元に戻した。
それから書庫を経由して執務室に戻ってから、この間溜まっていた書類の精査を再開し、途中でお茶を運んできた侍女には「クライブは書庫で資料を探しているから」とアリバイ工作を行い、問題なく時間が経過して夕刻になった。
「セレナ、戻ったぞ」
「問題ありませんでしたか?」
そろそろ戻って来る頃合いかとセレナが考えていると、慎重に書庫に続くドアが開けられ、ラーディスとクレアが姿を現した。それを見たセレナが、安堵しながら応じる。
「二人とも、お帰りなさい。こちらは誰にも気付かれずに済んだと思うわ」
「こっちも大丈夫だとは思うがな。それじゃあ俺は部屋に戻る。夕食の支度が整ったと誰かが呼びに来る前に、さっさと着替えておいた方が良いな」
「はい、そうします。ありがとうございました」
ラーディスがクレアに声をかけてから、普通に執務室の扉を開けて廊下に出て行った。一方でクレアは一度書庫に戻り、元のクライブの衣装に着替えてから、何やら纏まった包みを抱えて執務室に戻って来る。
「クレアさん、それは?」
「街中を回りながら、生地や糸などの買い物をしてきました。やはり直に見てみないと、どういう品質の物がどれ位の価格で売買されているか分かりませんね。今日は、良い勉強になりました」
「それは良かったです。大公夫妻で出歩いている時は、お手頃な価格の布とかは買えませんし。それで自分の服を縫うつもりですか?」
「ええ。クライブの存在を消すまでに、数をこなしておこうかと」
「クレアさん……。既に私なんかより立派に服が縫えているのに、どこまで極めるつもりですか。凄腕のお針子になりそう」
感心しきりのセレナにクレアは苦笑いし、その直後に夕食の支度が整ったと侍女が知らせに来た為、二人は荷物を素早く隠して食堂へ向かった。
それからクレアの社会勉強を兼ねた極秘外出は、さすがに連日という訳にはいかなかったものの二、三日に一度の頻度で、ラーディスが同伴しセレナが居場所を誤魔化す形で、短時間ずつながら続けられる事となった。
昼になると二人は食堂で用意された昼食を食べたが、最後のお茶を出しながら若い侍女が確認を入れてくる。
「セレナ様、今日は午後も外出の予定はございませんね?」
「ええ。午前中と同様に、クライブと二人で領内の資料の精査をするわ」
「それでは後で頃合いを見て、お茶をお持ち致します」
「ええ、お願い」
他に控えている使用人達にも聞こえるように仕込みを済ませたセレナは、何食わぬ顔でクレアと共に食堂から執務室に戻った。
「それではクレアさん、計画通りにこの屋敷を抜け出して、街の見学をしてきてください」
執務室の扉を閉め、二人きりになったのを確認してからセレナが話を切り出すと、クレアが頷きながらも少々不安そうな顔付きになる。
「昨夜のうちに、大まかな計画は聞いていましたが……。大丈夫でしょうか?」
「心配しなくても大丈夫ですよ。さあ、まずはこちらの書庫に移動しましょう」
「分かりました」
セレナに促されて、クレアが彼女と共に隣接している書庫に入ると、そこの台の上に簡素な女物の衣類が一式、昼食の間に準備されていた。
「さすがウーラ、抜かりが無いわ。さあ、クレアさん。この服に着替えて、頭はスカーフで覆ってください」
「ええ」
事情を知っている侍女が揃えておいたワンピースには、共布で縫ったスカーフも添えられており、男物の服から着替えたクレアは、最後にスカーフを被って後頭部で端を結んだ。
「これで大丈夫でしょうか?」
「ええ、赤銅色の髪はこの辺りでは珍しいので、街の人達にはクライブの髪の色をはっきり覚えている人が多い筈です。同じ髪の色だからと、男装のクライブと今のクレアさんを同一人物かと怪しむ人は、まさか居ないとは思いますが」
「確かに、目立たないに越したことはありませんね。ですが本当にこの書庫から、外に出る経路があるのですか?」
「正確には、書庫の隣からですけど」
困惑顔でのクレアの問いかけにセレナは苦笑しながら、壁に設置してある小ぶりの本棚を慎重に横に押しやった。するとその陰から現れたのは壁ではなく、人が充分通れるだけの穴が開く。
「本棚全体が扉ですか……。それでこの階段は、どこに繋がっていますか?」
クレアが何気なく確認を入れると、セレナが説明を続けた。
「リネン室の壁です。使用人達が出入りする時間帯は大体決まっていますから、目撃される可能性は低いです。加えてそこのドアは廊下の曲がり角の奥にある上、使用人用の通用口のすぐ近くなので、そのまますぐ外に出られます」
「なるほど。逃走経路としては良いですね」
「ただ、人に見られる可能性は少ないと言っても、事情を知らない使用人達や出入りする人間に目撃される心配が全く無いとは言いきれません。それでクレアさんが外に出入りする時は義兄様が同行して、不測の事態に対処して貰います」
事前にそれを聞かされていなかったクレアは、そこで困惑気味に応じた。
「ラーディスに? それは少々申し訳ないのですが……」
「この数日で街のあちこちに出向きましたけど、クレアさんはまだ不案内でしょうし、地図を見ながら歩いていたらただでさえ余所者と分かって視線を集めそうですから。義兄様は特に用事は無いから付き合うと言っていましたし、そこら辺は気にしないで大丈夫です」
「そうですか? それなら遠慮無くお願いします」
「それじゃあ時間が勿体無いので、そろそろ行きましょうか」
「はい」
そこでセレナが用意しておいたランプを灯し、足元を照らしながら先導してゆっくり狭い階段を下りた。そして板壁に耳を付け、壁の向こう側の物音を確認してから、腰の位置辺りにある取手の金具を操作して施錠を解除し、目の前の壁をゆっくりと押し出す。
「うん、物音はしないわね。……よっと。あ、義兄様、お待たせ」
既に室内で待機していたラーディスを認めて、セレナは安堵しながら声をかけた。そこでセレナに続いて出てきたクレアの出で立ちを見て、彼が真顔で頷く。
「大丈夫だ。そっちも準備万端だな」
「ラーディス、お手を煩わせてすみません。宜しくお願いします」
「ああ。ところで、街でクレアの身元を尋ねられた場合、王都で新しく雇ってこちらに同行させてきた侍女、という事で良いよな?」
「そうね、それが一番無難っぽいわ」
「分かりました。もし尋ねられた場合は、それで話を合わせます」
三人でクレアの設定を確認してから、ラーディスとクレアは出入り口のドアに向かって歩き出した。
「それじゃあ行くぞ。セレナ、夕方までには戻る」
「ええ。義兄様、建物の出入り口の鍵の他に、ここの壁の鍵も持っているわよね?」
「勿論。それが無いとこちらから開けられないから、上に戻れなくなる」
「それなら大丈夫ね。行ってらっしゃい」
それからラーディスは慎重にドアを開け、廊下に人影が無い事を確認してから、クレアを促して部屋から出て行った。
「よし。それじゃあ私は夕方まで執務室に籠ってお茶を二人分飲むか、窓から一人分を捨てるしかないわね」
上機嫌にそんな独り言を呟いてからセレナは再び壁の中に入り、それから慎重に取手を引いて壁を元に戻した。
それから書庫を経由して執務室に戻ってから、この間溜まっていた書類の精査を再開し、途中でお茶を運んできた侍女には「クライブは書庫で資料を探しているから」とアリバイ工作を行い、問題なく時間が経過して夕刻になった。
「セレナ、戻ったぞ」
「問題ありませんでしたか?」
そろそろ戻って来る頃合いかとセレナが考えていると、慎重に書庫に続くドアが開けられ、ラーディスとクレアが姿を現した。それを見たセレナが、安堵しながら応じる。
「二人とも、お帰りなさい。こちらは誰にも気付かれずに済んだと思うわ」
「こっちも大丈夫だとは思うがな。それじゃあ俺は部屋に戻る。夕食の支度が整ったと誰かが呼びに来る前に、さっさと着替えておいた方が良いな」
「はい、そうします。ありがとうございました」
ラーディスがクレアに声をかけてから、普通に執務室の扉を開けて廊下に出て行った。一方でクレアは一度書庫に戻り、元のクライブの衣装に着替えてから、何やら纏まった包みを抱えて執務室に戻って来る。
「クレアさん、それは?」
「街中を回りながら、生地や糸などの買い物をしてきました。やはり直に見てみないと、どういう品質の物がどれ位の価格で売買されているか分かりませんね。今日は、良い勉強になりました」
「それは良かったです。大公夫妻で出歩いている時は、お手頃な価格の布とかは買えませんし。それで自分の服を縫うつもりですか?」
「ええ。クライブの存在を消すまでに、数をこなしておこうかと」
「クレアさん……。既に私なんかより立派に服が縫えているのに、どこまで極めるつもりですか。凄腕のお針子になりそう」
感心しきりのセレナにクレアは苦笑いし、その直後に夕食の支度が整ったと侍女が知らせに来た為、二人は荷物を素早く隠して食堂へ向かった。
それからクレアの社会勉強を兼ねた極秘外出は、さすがに連日という訳にはいかなかったものの二、三日に一度の頻度で、ラーディスが同伴しセレナが居場所を誤魔化す形で、短時間ずつながら続けられる事となった。
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