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契約旦那様は、想像の斜め上の人でした
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セララを案内しながら、テネリアは並んで廊下を歩く夫に、サクサクと説明を続けた。
「子供達は全員、応接室で待たせています」
「そうか。アクトスは?」
「先程、他の者に呼びに行かせましたから、支度を整えてゆっくり来るでしょう」
そんな会話をしているうちに、夫婦はあるドアの前に到達した。そこでセララは、ちょっとした違和感を覚える。
あら? このドアノブ、見慣れない形。最近のお金持ちの家では、こんな形状の物が流行っているのかしら? でも、どうやって開けるの?
ドアに付いている開閉に用いられるドアノブが、見慣れた握りやすい円形ではなく、横に細長い板状の物が半ばドアに埋まっているように見える形状だった為、セララは困惑した。そんな彼女の目の前で、エカードが自然な動作でその板状の取っ手を上下から掴み、上に引き上げながらドアを押し開ける。
「皆、戻ったぞ!」
機嫌よく入室するエカードに続き、セララもおとなしく応接室に足を踏み入れた。何気なく振り返ると、テネリアがドアを閉めてから先程の板状の取っ手を掴んで、元の位置に下ろしているのが目に入る。
ああ、なるほど。回さないで、上下に動かして開け閉めをするのね。押したり引いたりするのは同じみたいだけど、どうしてこんな仕組みにしているのかしら?
ドアの操作に関しては理解できたものの、なんとなく不思議に思っているセララの前で、明るい喧騒の声が満ちた。
「父さん、どうだった?」
「上手くいった?」
「上手くいったのに決まっているわよ。しくじったのなら、笑顔で帰って来る筈がないもの」
エカード夫妻の子供達と思われる少年二人と少女一人が、三人を出迎えた。その中の、セララと年がそれほど違わないと思われる年長の少女が皮肉っぽく告げた内容に、エカードが苦笑しながら頷く。
「エレーヌの言う通りだな」
「そして、女性をお持ち帰りってことは、あの腐れ貴族様は本当に根性まで腐ってやがったのね」
セララをチラリと横目で見ながらの暴言に、さすがにテネリアが顔つきを険しくしながら娘を叱責する。
「エレーヌ。口の利き方に気を付けなさい。お客様に失礼よ? セララさん、ごめんなさいね。躾がなっていなくて」
初対面の人間に対して口にする台詞ではないと、テネリアは申し訳なさそうに謝罪した。しかしセララにしてみれば、率直な物言いのエレーヌの言動には親近感しか覚えず、真顔でテネリアを宥める。
「いえいえ、腐れ野郎を腐れ野郎と言って、咎められる方が間違ってます。腐れ野郎の娘になってまだ正味二日経過しておりませんので、全く実感が湧いていませんし、微塵も気にしていません。そういう事なので、本当にお気になさらず」
「二日……。うわぁ、腐れきった下衆野郎」
「エレーヌ。お前はいい加減、黙りなさい。話が進まない」
もはや呆れ果てたといった表情を隠そうともしない娘に溜め息を吐いたエカードは、ここで気持ちを切り替えてセララに子供達を紹介した。
「セララさん、お騒がせして申し訳ない。この三人が私の子供達で、19歳のエレーヌ、17歳のセイブル、14歳のクラッセだ」
「セララ・ビクトーザです。よろしくお願いします」
横一列に並んでいたエレーヌ達に向かって、セララは笑顔で頭を下げた。対する三人はどこか困惑しながら物言いたげな顔を見合わせたが、やはりここで最年長のエレーヌが確認を入れてくる。
「こちらこそ、よろしく。……と、言いたいところだけど、ちょっと確認させて。セララさんがビクトーザ子爵家のにわか令嬢なのは分かったけど、本当にお嫁に来るの? 結婚相手は、もしかしなくても叔父さん?」
「そのつもりで本人に話をしているが。あくまでも形式的なものだし、本人の了承も得ているぞ?」
真顔でそんな事を口にした父親を、エレーヌは一瞬軽く睨みつけた。そして一歩距離を詰めながら、セララに真顔で忠告してくる。
「セララさん……。話を持ちかけた人物の娘が言うのもどうかと思うけど、そんな意味不明で怪しげな話に即答するのって軽率過ぎない?」
「ええと……。確かに迂闊と言われても反論できないけど、条件を聞く上では悪くない話だし、本当に嫌なら実力で蹴って逃げれば良い話かなと思って」
「まあ、確かに、嫌なら遁走すれば良いという判断は正しいと思うけど、それを当事者達の前で口にしてしまうあたり、迂闊と言われても反論できないと思うわ」
「……そうかもしれません」
正論を告げられたセララは、反論を封じられて黙り込んでしまった。
うん、確かによくよく考えてみたら、相当迂闊だったかもしれないわ。それに真っ正直に蹴って逃げる云々とか言っちゃうって、確かに私って馬鹿かも。
そんな事を考えつつ、セララは内心で少し落ち込んでしまった。彼女のそんな心の動きを察したのか、エレーヌがセララを慰めつつ、その場の微妙な空気を払拭しにかかる。
「取り敢えず本人に会って貰って、判断して貰えば良いわね。話はそれからでしょう。セララさん。叔父さんはちょっと変わっているけど、悪い人ではないから。頭も悪くないし、というか寧ろ良い方だから。本当にちょっと変わっているだけで、頼れる叔父さんだから」
「はぁ……」
その微妙過ぎるコメントに、セララはなんと返すべきか咄嗟に分からなかった。するとここで、廊下から声が聞こえてくる。
「兄さん、呼びましたか? こちらで良いんですよね?」
「ああ、アクトス。来たか、入ってくれ」
いよいよ、私の形式上の旦那様との初対面か。エカードさんが『少々事情がある』とは言っていたし、エレーヌさんが『ちょっと変わっている』とも言っていたけど、どんな難があって三十過ぎで独身なのかしら。
もの凄く変な趣味だとか、もの凄く性格が悪いとか、もの凄く金遣いが荒いとか……。あ、でも『少々』とか『ちょっと』とか言っていたし、どの程度なのかにもよるわよね。
多少の不安とかなりの好奇心を抱えつつ、セララは問題の人物が応接室に入って来るのを観察しようとした。そしてその姿を目にした途端目を見開き、彼女の脳内で自問自答が駆け巡った。
はい? え? 歩いてない? というか、動く椅子? なにあれ、あんなの見たことないんだけど?
あ、あの棒、あれであの取っ手に先を引っかけて、上下に動かして椅子に座ったままドアを開閉しているのね。というか、あの椅子、単に車輪が付いているだけに見えるのに、左右に曲がったりできるの?
というか顔の右半分近く、三分の一強に痣、よね? でもパッと見て皮膚病って感じでもないし、悪い病気だったらこの年になるまで生きていないだろうし、家族の皆さんも普通に接していないだろうし。
ああ、うん。これが三十過ぎて独身の、ちょっとした特殊事情かぁ……。一目で納得できちゃうなんて、ある意味凄いかも。
予想外の現れ方をした男性を凝視しつつ、セララが半ば呆然としながらも状況把握をしていると、エカードが弟を振り返りながら上機嫌に告げた。
「子供達は全員、応接室で待たせています」
「そうか。アクトスは?」
「先程、他の者に呼びに行かせましたから、支度を整えてゆっくり来るでしょう」
そんな会話をしているうちに、夫婦はあるドアの前に到達した。そこでセララは、ちょっとした違和感を覚える。
あら? このドアノブ、見慣れない形。最近のお金持ちの家では、こんな形状の物が流行っているのかしら? でも、どうやって開けるの?
ドアに付いている開閉に用いられるドアノブが、見慣れた握りやすい円形ではなく、横に細長い板状の物が半ばドアに埋まっているように見える形状だった為、セララは困惑した。そんな彼女の目の前で、エカードが自然な動作でその板状の取っ手を上下から掴み、上に引き上げながらドアを押し開ける。
「皆、戻ったぞ!」
機嫌よく入室するエカードに続き、セララもおとなしく応接室に足を踏み入れた。何気なく振り返ると、テネリアがドアを閉めてから先程の板状の取っ手を掴んで、元の位置に下ろしているのが目に入る。
ああ、なるほど。回さないで、上下に動かして開け閉めをするのね。押したり引いたりするのは同じみたいだけど、どうしてこんな仕組みにしているのかしら?
ドアの操作に関しては理解できたものの、なんとなく不思議に思っているセララの前で、明るい喧騒の声が満ちた。
「父さん、どうだった?」
「上手くいった?」
「上手くいったのに決まっているわよ。しくじったのなら、笑顔で帰って来る筈がないもの」
エカード夫妻の子供達と思われる少年二人と少女一人が、三人を出迎えた。その中の、セララと年がそれほど違わないと思われる年長の少女が皮肉っぽく告げた内容に、エカードが苦笑しながら頷く。
「エレーヌの言う通りだな」
「そして、女性をお持ち帰りってことは、あの腐れ貴族様は本当に根性まで腐ってやがったのね」
セララをチラリと横目で見ながらの暴言に、さすがにテネリアが顔つきを険しくしながら娘を叱責する。
「エレーヌ。口の利き方に気を付けなさい。お客様に失礼よ? セララさん、ごめんなさいね。躾がなっていなくて」
初対面の人間に対して口にする台詞ではないと、テネリアは申し訳なさそうに謝罪した。しかしセララにしてみれば、率直な物言いのエレーヌの言動には親近感しか覚えず、真顔でテネリアを宥める。
「いえいえ、腐れ野郎を腐れ野郎と言って、咎められる方が間違ってます。腐れ野郎の娘になってまだ正味二日経過しておりませんので、全く実感が湧いていませんし、微塵も気にしていません。そういう事なので、本当にお気になさらず」
「二日……。うわぁ、腐れきった下衆野郎」
「エレーヌ。お前はいい加減、黙りなさい。話が進まない」
もはや呆れ果てたといった表情を隠そうともしない娘に溜め息を吐いたエカードは、ここで気持ちを切り替えてセララに子供達を紹介した。
「セララさん、お騒がせして申し訳ない。この三人が私の子供達で、19歳のエレーヌ、17歳のセイブル、14歳のクラッセだ」
「セララ・ビクトーザです。よろしくお願いします」
横一列に並んでいたエレーヌ達に向かって、セララは笑顔で頭を下げた。対する三人はどこか困惑しながら物言いたげな顔を見合わせたが、やはりここで最年長のエレーヌが確認を入れてくる。
「こちらこそ、よろしく。……と、言いたいところだけど、ちょっと確認させて。セララさんがビクトーザ子爵家のにわか令嬢なのは分かったけど、本当にお嫁に来るの? 結婚相手は、もしかしなくても叔父さん?」
「そのつもりで本人に話をしているが。あくまでも形式的なものだし、本人の了承も得ているぞ?」
真顔でそんな事を口にした父親を、エレーヌは一瞬軽く睨みつけた。そして一歩距離を詰めながら、セララに真顔で忠告してくる。
「セララさん……。話を持ちかけた人物の娘が言うのもどうかと思うけど、そんな意味不明で怪しげな話に即答するのって軽率過ぎない?」
「ええと……。確かに迂闊と言われても反論できないけど、条件を聞く上では悪くない話だし、本当に嫌なら実力で蹴って逃げれば良い話かなと思って」
「まあ、確かに、嫌なら遁走すれば良いという判断は正しいと思うけど、それを当事者達の前で口にしてしまうあたり、迂闊と言われても反論できないと思うわ」
「……そうかもしれません」
正論を告げられたセララは、反論を封じられて黙り込んでしまった。
うん、確かによくよく考えてみたら、相当迂闊だったかもしれないわ。それに真っ正直に蹴って逃げる云々とか言っちゃうって、確かに私って馬鹿かも。
そんな事を考えつつ、セララは内心で少し落ち込んでしまった。彼女のそんな心の動きを察したのか、エレーヌがセララを慰めつつ、その場の微妙な空気を払拭しにかかる。
「取り敢えず本人に会って貰って、判断して貰えば良いわね。話はそれからでしょう。セララさん。叔父さんはちょっと変わっているけど、悪い人ではないから。頭も悪くないし、というか寧ろ良い方だから。本当にちょっと変わっているだけで、頼れる叔父さんだから」
「はぁ……」
その微妙過ぎるコメントに、セララはなんと返すべきか咄嗟に分からなかった。するとここで、廊下から声が聞こえてくる。
「兄さん、呼びましたか? こちらで良いんですよね?」
「ああ、アクトス。来たか、入ってくれ」
いよいよ、私の形式上の旦那様との初対面か。エカードさんが『少々事情がある』とは言っていたし、エレーヌさんが『ちょっと変わっている』とも言っていたけど、どんな難があって三十過ぎで独身なのかしら。
もの凄く変な趣味だとか、もの凄く性格が悪いとか、もの凄く金遣いが荒いとか……。あ、でも『少々』とか『ちょっと』とか言っていたし、どの程度なのかにもよるわよね。
多少の不安とかなりの好奇心を抱えつつ、セララは問題の人物が応接室に入って来るのを観察しようとした。そしてその姿を目にした途端目を見開き、彼女の脳内で自問自答が駆け巡った。
はい? え? 歩いてない? というか、動く椅子? なにあれ、あんなの見たことないんだけど?
あ、あの棒、あれであの取っ手に先を引っかけて、上下に動かして椅子に座ったままドアを開閉しているのね。というか、あの椅子、単に車輪が付いているだけに見えるのに、左右に曲がったりできるの?
というか顔の右半分近く、三分の一強に痣、よね? でもパッと見て皮膚病って感じでもないし、悪い病気だったらこの年になるまで生きていないだろうし、家族の皆さんも普通に接していないだろうし。
ああ、うん。これが三十過ぎて独身の、ちょっとした特殊事情かぁ……。一目で納得できちゃうなんて、ある意味凄いかも。
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