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赤い傘
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これはとある地方の雨が降る日におこる怪談噺にございます
昨夜の晩から今朝にかけてザアザアと小雨が降りゆき夕暮れにはシトシト降り続け時刻は16時を過ぎた頃でございましょうか
とある電柱に差し掛かった頃そこに居るんですよ赤い傘を差して長く黒い髪で面が見えない真っ白い肌の女性が若干うつむき立たずんでいるのが視界にはいるのです
私はああまたかとそのまま彼女に目も合わせず真っ直ぐ家路へ歩を進むのです
ですが此処で赤い傘の女は執拗に話し掛けながらついてくるのですよ
「ねぇ私と遊ばない?」とか
「貴方とお喋りしたいわ」等々…
此処等に住まう人々は幼い頃から親に口酸っぱく云われるのです
「赤い傘を差した女を見るな話し掛けられても話すな何事もないよう無視をし続けろ」と
不審者と関わるなとあまり変わりませんよ基本的にねですがこの怪異が厄介なのは無視をし続けると云うこと…
赤い傘を持つ女に根負けし少しでも顔を見たり会話に返答してしまえば最後何処かへ拐われてしまうのです
おまけに伝承はあるものの詳しい書物の記載が見つからず対処しようにも出来ない…そんな日々が数十年経ったある日あの赤い傘を差した女の怪異がなんと徳の高い僧侶に祓われたとか封印させられたとか
こうして令和を迎え現在、その怪談噺も全国に広まったとか
ですがまだ行方不明になった人々が見つからないことそして赤い傘の女が全国で目撃されるようになった事が私は疑問なのです
人の持つ畏怖の念は頻繁に怪異を生み出すのですがよもや全国で似た怪談噺が聞けるのは…
昨夜の晩から今朝にかけてザアザアと小雨が降りゆき夕暮れにはシトシト降り続け時刻は16時を過ぎた頃でございましょうか
とある電柱に差し掛かった頃そこに居るんですよ赤い傘を差して長く黒い髪で面が見えない真っ白い肌の女性が若干うつむき立たずんでいるのが視界にはいるのです
私はああまたかとそのまま彼女に目も合わせず真っ直ぐ家路へ歩を進むのです
ですが此処で赤い傘の女は執拗に話し掛けながらついてくるのですよ
「ねぇ私と遊ばない?」とか
「貴方とお喋りしたいわ」等々…
此処等に住まう人々は幼い頃から親に口酸っぱく云われるのです
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