刀一本で戦場を駆け巡る俺は無課金侍

tukumo

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収穫前の宴会

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 ワッハッハ飲めや歌えやだべ!

 久しいのう皆元気にしてるべか?あと一週間と数日後におら達が丹精込めた米や豆や近場の梨の木の実さ収穫するだよ今日はその実りに感謝する宴会開いているんだべ

「しかし、山本殿此処等は豊かですな!山一つ越えた先の村なんぞ不天候の雨や水害水不足で村同士で争い不作で現在膠着状態らしいですぞ。」


 本日は仕官先で仲になった柳生家の跡取り息子も招待したべ。


 おら達の田畑は本来作物が実る事がない荒れ果てた山と竹藪だったんだべが、おらが隠居する時にコツコツ開拓してなそんで山賊さんたつやわらべ達に婆さんと家族総出でここまで豊かな土地になったんだべ。

「ほほうそういえば山本殿は血を受け継ぐつもりはないのですか?いや、血の繋がらぬ家族でもこんなに強き絆で結ばれて居られるようで嫁の一つや二つ娶られたら更に賑やかになるのだろうなと。」


 おらの家族はもう居るし嫁なんて来るわけないべこんな山の中に好き好んで嫁ぐ女なぞ居なかろう


「こんなに豊かな土地にして其処らの庄屋よりも居心地もよいですがなあ…」


 まあ、おらの嫁探しより先にこの子達わらべ等の嫁ぎ先と元服が先だべよ。
 すくすく育っていくべ、本当にこの一時を楽しませてもらんだべ!



「ふふ…流石山本殿、貴方は父上と戦してた頃からだいぶ穏和になられたがあの頃と変わってないでございますな!」

 一丁前だべなあ

「ハッハッハ!まあまあ私も折角の宴会のお誘い頂きました故にどうぞ此方を…」


 ん?なんだべ…おおっ!寿司生なれ寿司
 今年の土用の丑の日どころか今月殆んど遠征してたんでみんなに食わせてやれてなかったんだべ!


「それは良かった、ちなみに此方のネタはニゴロブナ、こっちのほうは鯉や鰻、そして手前が茄子とたけのこで敷き詰めました」


 な、なんと!豪勢なわらべ達や、ちゃんと柳生さまにお礼を申し上げなさい!

「…ブフォッコホッコホッ山本殿!さま付けなんぞやめてくだされ!変なところに入って咳き込んでしもうたでないですか!」


 わいわいがやがやと夕暮れ涼しき時間帯から夜更けまで宴会は続いたのであった。


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