43 / 92
冬に備えて
しおりを挟む
「おーい!そこの異国人に変な男~!」
んあ?誰が変だべ?
「いやいや、あんただよなんでこんな肌寒いのに褌一丁に薄い羽織のみなんだい?」
いやあ動いていると結構熱くなるんだべ?
「はあ…まあ良い、それよりあんたらこれから何処に向かうんだい?」
ええと此処から西に向かって川を渡ったところに最近大きな町が出来たってんで見学がてら買い物をしようかと思ってるんだべ。
「嗚呼…あの町か、しっかしあの町のちょいと前に関所が二つもあってな?兄さん達手形か通行料は持ってんのかい?」
え、関所があるんだべか?しかも二つも!?
「知らなかったのかい、一ヵ所目の関所はまあちと遠回りすればなんとかなるがその次に待ち構えとる関所の警備はやたら多いんだよ」
ほう?町が近いから護りもしっかりしてんだべなあ~
「いいや、違う…なんでもとある咎人を血眼で探していて必ず通ると予想して最近急遽構えたんだよ。」
へぇその咎人はいってえ何をしでかしたんだべ?
「それがおいらも他人からの又聞きだがな?つい先日に近場で合戦があったろ?そこで馬鹿でけぇ鬼と裸装備の武者が金品かっさらっていってな、お陰で勝利した軍勢の足軽達への褒美が無しになったとかでそいつらを捕らえろって話らしいぜ。」
ほう?鬼と裸装備の武者?
「そういや御前さん達何処かで…」
おい、居候よ逃げるぞ!
「ーー?…!!コクンッ」
「あ!咎人って御前さん達じゃないか?その佩いてる太刀だって手配書に記されていたし!」
「なんだあ?どうした」
「お、銀太!例の鬼と裸装備の武者だ!捕まえるぞ!!」
「な!おいおい報酬がたんまり貰えるぞ!おーいみんな!!」
ぬぅ…とりあえずおら達の住まう領地へ逃げるべ!
「ーー!」
いつの間に馬を掻っ払ってきたのやら知らんが助かったよ!良くやったべ!
「ーーフフッ」
よし、しっかり捕まってるだよ!
ヒーンッ「うおおおおっ!」
パカラッパカラッ…
「あー!お城に献上する馬が!おい、お前ら一旦長老呼んでこい!そっちに居る奴らは馬を集めて追うぞ!」
「はい!」
おらは失念していた調子に乗ってつい盗りすぎてしもうた
足軽や下っ端の武士は戦が終わってからが唯一の報酬だとも云えるのに…
まあ、次から気を付けるべ取り敢えず今は領地へ逃げ込むのが先決だべ
こうして、華麗に逃走してみせた。
んあ?誰が変だべ?
「いやいや、あんただよなんでこんな肌寒いのに褌一丁に薄い羽織のみなんだい?」
いやあ動いていると結構熱くなるんだべ?
「はあ…まあ良い、それよりあんたらこれから何処に向かうんだい?」
ええと此処から西に向かって川を渡ったところに最近大きな町が出来たってんで見学がてら買い物をしようかと思ってるんだべ。
「嗚呼…あの町か、しっかしあの町のちょいと前に関所が二つもあってな?兄さん達手形か通行料は持ってんのかい?」
え、関所があるんだべか?しかも二つも!?
「知らなかったのかい、一ヵ所目の関所はまあちと遠回りすればなんとかなるがその次に待ち構えとる関所の警備はやたら多いんだよ」
ほう?町が近いから護りもしっかりしてんだべなあ~
「いいや、違う…なんでもとある咎人を血眼で探していて必ず通ると予想して最近急遽構えたんだよ。」
へぇその咎人はいってえ何をしでかしたんだべ?
「それがおいらも他人からの又聞きだがな?つい先日に近場で合戦があったろ?そこで馬鹿でけぇ鬼と裸装備の武者が金品かっさらっていってな、お陰で勝利した軍勢の足軽達への褒美が無しになったとかでそいつらを捕らえろって話らしいぜ。」
ほう?鬼と裸装備の武者?
「そういや御前さん達何処かで…」
おい、居候よ逃げるぞ!
「ーー?…!!コクンッ」
「あ!咎人って御前さん達じゃないか?その佩いてる太刀だって手配書に記されていたし!」
「なんだあ?どうした」
「お、銀太!例の鬼と裸装備の武者だ!捕まえるぞ!!」
「な!おいおい報酬がたんまり貰えるぞ!おーいみんな!!」
ぬぅ…とりあえずおら達の住まう領地へ逃げるべ!
「ーー!」
いつの間に馬を掻っ払ってきたのやら知らんが助かったよ!良くやったべ!
「ーーフフッ」
よし、しっかり捕まってるだよ!
ヒーンッ「うおおおおっ!」
パカラッパカラッ…
「あー!お城に献上する馬が!おい、お前ら一旦長老呼んでこい!そっちに居る奴らは馬を集めて追うぞ!」
「はい!」
おらは失念していた調子に乗ってつい盗りすぎてしもうた
足軽や下っ端の武士は戦が終わってからが唯一の報酬だとも云えるのに…
まあ、次から気を付けるべ取り敢えず今は領地へ逃げ込むのが先決だべ
こうして、華麗に逃走してみせた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【拡散希望】これが息子の命を奪った悪魔たちです。
水井伸輔(Mizui Shinsuke)
SF
息子の死の真相は、AIだけが知っていた――。
16歳で急死した最愛の一人息子。仕事にかまけて彼を孤独にさせていた父親は、深い後悔から息子のスマホデータを元に「故人AIアバター」を制作する。
毎晩モニター越しの息子と語り合い、罪悪感を埋め合わせる日々。しかしある夜、AIの息子が信じられない言葉を口にする……。
狂気に満ちた暴走を始める父親。
現代社会の闇と、人間の心の歪みを抉る衝撃のショートショート。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる