気紛れで助けた女性が積極的に迫ってくるから怖い

tukumo

文字の大きさ
11 / 24

誕生日は過ぎてますけど

しおりを挟む
 コンコンと控えめなしかし確実に響く玄関ドアの音。

 早朝、手元のスマホ画面を見れば午前6時過ぎまだ少し寝ていたい。
 というかなんだこんな朝っぱらから誰だ?
 違法な勧誘業者なら人の安眠を妨害した罪で最近作って失敗した激まずワインを無理やり口にねじ込んでらっぱ飲みさせてやる!


「はーいどちら様…笠山さん?」

 玄関空けたらもじもじしながら上目使いでこちらを見つめる笠山さんが居た。


「(え、家教えては居ないよな?近所で確かこのアパートに住んでいることは話したんだっけか…なんなんだその上目使い、不覚にも可愛い)」


 この間僅か一秒の心境である。


「突然すみません就寝しておられましたか?」

「ええまあ先ほど起きましたので全然、お気になさらず。」

「そうでしたか!」

 ニカッ!と眩しい笑顔外はどんより曇り空だがなんだか陽を間近で浴びているようだ


「あのご用件は?込み入った話しでしたらちょっと中は散らかっているので時間があれば後日…「いえいえいえ!違うんですよはいこれ!」へ?」

 なにかが入った上質な紙袋を渡される

「なんですこれ?」

「えっと…誕生日プレゼントです!」

 だいぶ前に誕生日過ぎてますけど…

「えー!ありがとうございます(あれ?そもそも誕生日教えたっけ?)…中身空けてみてもいいですか」

「どうぞつまらないものですがエヘヘ…」

 紙袋の中には手のひらサイズの箱があった。
 その箱を空けてみるとなんと眼鏡が!


「眼鏡!?フレームがなんか分厚くて機械的で近代的な格好いい眼鏡ですね!こんな良いものを貰ってもいいんですか?」


 ナニコレ!マジでカッケェ!!某見た目が子供の名探偵が掛けてる眼鏡にGoogleレンズを合わせたようなシンプルな黒色かつフレームはスマート!やべぇ興奮する


「フフッ気に入っていただけたようで何よりです度数の調整は私の勘でレンズを付けて貰いましたがもし違和感あればこちらのショップでメンテナンスして貰ってください」

 そういうと(株)メガネ屋KITERETSUという名刺を渡された。

 というかKITERETSUて…

「お、凄い!勘でこんなジャストフィットしてますよ!一応度数検索しますがこのまま使えそうです!いやあ素敵なプレゼントありがとうございますぅ~」


 すうっとまるで自分の身体の一部のように溶け込む付けた瞬間から馴染むとは凄いなこれ。

「良かったです喜んでいただけて。では、私はこれから株主総会で遠出しなくてはいけないので失礼します。」

 そういうと笠山さんは足早に去っていく。


 すげぇ住む世界が違う人にとんでもねぇ代物貰ってしまった。…大切にしよう。



 ♦️



『うひょーっ!快適過ぎる!なにコレー…さっきから独り言が止まらねぇ!!』


 ふふふ…喜んでいただけて此方も開発したかいありますよ。


 (株)メガネ屋KITERETSUは一見さん御断り、そして裏オプションが存在する。


 それは、依頼者に沿ったどんな眼鏡も作製できるということ。

 例えば盗聴器、GPS、視覚の共有等完璧ステルス設計も可能なのだ。


「もう、主水さんってば子供のようにはしゃいじゃって…可愛いなあフフッ」

 因みに主水の情報は常に彼女のスマホに共有されているのである。

「ソーラー充電で半永久的に動くし流石いい仕事してくれるわね」






 (株)メガネ屋KITERETSUが存在したらあなたはどう使いますか?























しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語

ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。 だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。 それで終わるはずだった――なのに。 ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。 さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。 そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。 由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。 一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。 そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。 罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。 ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。 そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。 これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。

処理中です...