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~ 命の覚悟 ~
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雷獣は真堂丸に刀を向け立っている。
僕は驚いた、なぜならそれは今までみたことのない真堂丸の姿だったからだ。
彼は身体中、血まみれで今にも倒れそうで、苦しそうだった。
とっさに叫んだ「真堂丸」
「貴様どういうことだ?」
雷獣は目の前に立つ相手の様子を見て睨みつけるよう言った。
何故なら彼の刀の切っ先は雷獣を向いてはおらず、文太の方を向いていたからだ。
「次の一撃で俺は文太を囲む、牢を壊すだろう、そして俺はお前の太刀をくらう、だが俺はまだ死なない」
「そして、次俺は最後の力を振り絞り、お前と闘い時間を稼ぐ事ができる」
「文太良く聞け、外に道来と太一が待つ、逃げ道は確保してあるはずだ、俺が牢を斬った後、すぐに逃げろ」
そう、先程ここに来る時のこと
道来と太一を外に見た真堂丸は彼らに叫んでいた。
「道来、俺はここだ」
「真堂丸」
「真の兄貴」
二人は傷だらけの真堂丸の姿を見て驚いた。
「大丈夫か?」
「兄貴さっきは疑ってすまねぇ、それに俺の為に傷を」
「いいか、良く聞け すぐにここから文太が出てくる、すぐ連れて逃げるんだ、逃げ道をなんとかつくってくれ」
道来と太一、二人は顔を見合わせた。
「分かった」
真堂丸は構えた
「そんな、真堂丸は?置いて逃げるなんて出来ないよ」僕は叫んでいた。
雷獣はいまだに信じられないでいた馬鹿な、これがあの真堂丸だと本当か?
まるで別人。
雷獣は真堂丸を睨んだ。
「死ぬ気か?こいつの為に」
真堂丸は応えなかった。
「文太 今だ」
「ダメだ真堂丸 、僕はそんな計画」
真堂丸は刀を振りかざし、僕の目の前の牢は斬り崩された。
すかさず、その瞬間雷獣の刀は真堂丸に斬りかかった。
素早かった、こんなに傷だらけでも、かろうじて急所は避けた、しかし身体は斬られ血しぶきがまう
僕の身体には彼の血が降りかかった
「真堂丸」僕は涙をこぼしながら叫んでいた。
「たいした、奴だぜ、本当に死なずにその傷で俺の太刀を・・・」
真堂丸の刀は雷獣に向けられた。
「今だ、文太行け」
僕は真堂丸の肩を掴んだ。
「行けないよ、真堂丸を一人おいてどう逃げろって言うの?」
「聞け文太、俺はどのみち、この傷じゃ逃げられない、それにお前がいかなきゃ道来達もみんな死ぬことになる」
「そっ、そんな」
雷獣は刀を身構える
「お前、そのツラ俺を覚えているようだな?」
「ああ」
「前に一度、闘った時は覚えてもいなかったのにな」
「こいつのおかげで視力が戻ったのかもな、今のが世界を良く見えるんだ」
「ふっ、どうやらそうらしいな」
「さあ、行け文太」
その時だった。
突然雷獣は刀をしまう。
「ちっ、どうにも気がそがれた さっさと行きやがれ」
真堂丸はその言葉に驚く。
表情は嘘をついておらず、本気だと一目みて分かった。
「急げ、追っ手がくりゃあ面倒だ」
雷獣は僕らを追い払うように手をふった。
僕は気を失いかけてる真堂丸を抱え、雷獣に頭を下げた。
部屋を出ようとした時、後ろから声が
「小童、俺もお前みたいなのに出会っていたら、何か変わったかもしれないな」
文太が返事をする
「今の雷獣さんは、もう変わった様にしか見えません」僕はそう言い残し部屋を後にした。
誰もいなくなった部屋の中
外を見つめ雷獣は考えていた。
争い 俺は一体何と争っているんだ?
刺すような痛み、疼きからくる罪悪感
今や、形の衝突に無意味さすら感じ始めていた。
怖れ それはなんと弱く矮小で無意味なものか、信頼、その強さを目の当たりにした今 それに気付かないでいることは不可能だった。
己は嘘をついて生きている、それは誰に対してではない、他ならぬ己自身に。
今自分が目にした信頼、それはなんと、優しく静かなる強さだったことだ、あの小童に攻撃はいっさいなかったにもかかわらず、真の強さと力があったのだ、雷獣はそれに直に触れてしまった。
どちらが本当に大切にするべきものなのか、自身のこころがしっかりと今感じとっていた。
雷獣は一人 微笑んだ。
それは生まれてはじめてこころから笑えた瞬間だった。
真の強さとは?
気がついたら一粒の涙が雷獣の頬を伝っていた。
外に出た瞬間
「文太」耳に届いたのは道来の声
「道来さん、太一さん真堂丸が」
すでに意識はなかった。
「なんてこったあ、真の兄貴しっかりしてくだせぇ」
「この状態で逃げられますか?急ぐしかないです」
「おい、太一 真堂丸を担げるか?」
「そりゃあ、まあいけますが」
「行け」
「えっ?」
「ここは、私が命にかえて引き受けた、誰も通さん」
「そんな、道来さんみんなで一緒に帰りましょうよ」
僕は道来さんの肩を揺さぶって涙を流していた。
「お前達には何度も命を救われたんだ、私にも最期くらい格好つけさせてくれ」
「死ぬんですよ」
「承知の上だ」
「そんな、太一さん何とか、何とか言って下さいよ」
太一は道来の目を見つめ
道来もまた太一の目を見つめた。
「文太の兄貴、ここは道来さんが必ず食い止めてくれる、信じて進みましょう、 さあ」
この時、僕以上に胸が張り裂けそうだったのは、きっと太一さんのはず。
誰よりも道来さんを失いたくないのは、太一さんだったはずだ。
それなのにどうして?分かってる、分かってる二人の気持ちは。
太一さんは覚悟を決めていた。
大切な兄弟の様な道来さんの覚悟を受け入れていた。
二人は覚悟の上に立っている。
僕は涙を拭った。
「道来さん、分かりました 行きますよ」
道来は静かに刀を抜き、その場を去る瞬間、僕にささやく様に言った。
「太一をよろしく頼む」
僕は目を見つめ、深くしっかりと頷いた。
前を走る太一さんの顔を僕は見ることが出来なかった。
ひたすら走る、太一さんの背中
太一さんの通った後の地面には涙の粒が零れ落ちていた。
女狐は目の前にいる、兵士を全員斬り殺し、城をうろついてい叫んでいる。
「逃げれると思うな、斬り刻んでやらなきゃねぇ あの餓鬼め」
その脚は確実に僕らのいるほうへと近づいて来ていたのだ。
道来は空を見上げていた。
近くの空は、煙で真っ黒だったが、遠くの空は青くて綺麗だった、そんなことを目にしたまま感じ、今までの人生の色々なことが一気に頭を巡った。
なんだろう、とっても落ち着いている。
太一、私のぶんまで生きるんだ。
そして目をつむる
フーッ 息をはいた 直後だった。
「いたぞ、こいつも侵入者か?」
「あっちにも逃げてる、みたいだ追え」
文太達の方に向かおうとした兵士は、すぐさま地面に叩きふせられた。
「ここはなぁ、死んでも通さないと決めてるんだよ」
余りの気迫に兵士達は一瞬恐れおののく「たった一人だ、怯むなやれー」
「うおおおおおーっ」
幹部の一人、秀峰は文太の捕らえられた牢に向かっている。
「随分と城が酷い状態になりましたねぇ、大頭がさぞかし、お怒りになることでしょう、まあ骸さんはああは言ったけど、悪いが私もここから逃がすつもりはないんでねぇ」
「ねぇ、同じ気持ちですよね?」
後ろにピッタリとくっつき歩いていたのは、目のすわった女狐だった。
「どこにいるんだ、あいつは?」
「お怒りの様ですね。おっと やはり、他にも侵入者がいたようです、至る所の爆発、まったく困惑させられましたよ」
指差す先には道来の姿があった。
「ただの兵士じゃ、あそこの道、通せてもらえてないようですね、やはり、結構強いみたいですねあの人」
「あれも、あいつの仲間か 皆殺しだ」
「どうやら、今は意見が一致していますね、あの道の先にネズミが逃げた様です、ここから行けば先回りできますよ」
女狐はものすごい速さでかけていった
「ふふ、化け物ですね 気味が悪い、あの侵入者は私が直々に手をくだしましょうかね」
「さてと」秀峰の刀は静かに抜かれ
今まさに道来に向けられようとしていた。
僕は驚いた、なぜならそれは今までみたことのない真堂丸の姿だったからだ。
彼は身体中、血まみれで今にも倒れそうで、苦しそうだった。
とっさに叫んだ「真堂丸」
「貴様どういうことだ?」
雷獣は目の前に立つ相手の様子を見て睨みつけるよう言った。
何故なら彼の刀の切っ先は雷獣を向いてはおらず、文太の方を向いていたからだ。
「次の一撃で俺は文太を囲む、牢を壊すだろう、そして俺はお前の太刀をくらう、だが俺はまだ死なない」
「そして、次俺は最後の力を振り絞り、お前と闘い時間を稼ぐ事ができる」
「文太良く聞け、外に道来と太一が待つ、逃げ道は確保してあるはずだ、俺が牢を斬った後、すぐに逃げろ」
そう、先程ここに来る時のこと
道来と太一を外に見た真堂丸は彼らに叫んでいた。
「道来、俺はここだ」
「真堂丸」
「真の兄貴」
二人は傷だらけの真堂丸の姿を見て驚いた。
「大丈夫か?」
「兄貴さっきは疑ってすまねぇ、それに俺の為に傷を」
「いいか、良く聞け すぐにここから文太が出てくる、すぐ連れて逃げるんだ、逃げ道をなんとかつくってくれ」
道来と太一、二人は顔を見合わせた。
「分かった」
真堂丸は構えた
「そんな、真堂丸は?置いて逃げるなんて出来ないよ」僕は叫んでいた。
雷獣はいまだに信じられないでいた馬鹿な、これがあの真堂丸だと本当か?
まるで別人。
雷獣は真堂丸を睨んだ。
「死ぬ気か?こいつの為に」
真堂丸は応えなかった。
「文太 今だ」
「ダメだ真堂丸 、僕はそんな計画」
真堂丸は刀を振りかざし、僕の目の前の牢は斬り崩された。
すかさず、その瞬間雷獣の刀は真堂丸に斬りかかった。
素早かった、こんなに傷だらけでも、かろうじて急所は避けた、しかし身体は斬られ血しぶきがまう
僕の身体には彼の血が降りかかった
「真堂丸」僕は涙をこぼしながら叫んでいた。
「たいした、奴だぜ、本当に死なずにその傷で俺の太刀を・・・」
真堂丸の刀は雷獣に向けられた。
「今だ、文太行け」
僕は真堂丸の肩を掴んだ。
「行けないよ、真堂丸を一人おいてどう逃げろって言うの?」
「聞け文太、俺はどのみち、この傷じゃ逃げられない、それにお前がいかなきゃ道来達もみんな死ぬことになる」
「そっ、そんな」
雷獣は刀を身構える
「お前、そのツラ俺を覚えているようだな?」
「ああ」
「前に一度、闘った時は覚えてもいなかったのにな」
「こいつのおかげで視力が戻ったのかもな、今のが世界を良く見えるんだ」
「ふっ、どうやらそうらしいな」
「さあ、行け文太」
その時だった。
突然雷獣は刀をしまう。
「ちっ、どうにも気がそがれた さっさと行きやがれ」
真堂丸はその言葉に驚く。
表情は嘘をついておらず、本気だと一目みて分かった。
「急げ、追っ手がくりゃあ面倒だ」
雷獣は僕らを追い払うように手をふった。
僕は気を失いかけてる真堂丸を抱え、雷獣に頭を下げた。
部屋を出ようとした時、後ろから声が
「小童、俺もお前みたいなのに出会っていたら、何か変わったかもしれないな」
文太が返事をする
「今の雷獣さんは、もう変わった様にしか見えません」僕はそう言い残し部屋を後にした。
誰もいなくなった部屋の中
外を見つめ雷獣は考えていた。
争い 俺は一体何と争っているんだ?
刺すような痛み、疼きからくる罪悪感
今や、形の衝突に無意味さすら感じ始めていた。
怖れ それはなんと弱く矮小で無意味なものか、信頼、その強さを目の当たりにした今 それに気付かないでいることは不可能だった。
己は嘘をついて生きている、それは誰に対してではない、他ならぬ己自身に。
今自分が目にした信頼、それはなんと、優しく静かなる強さだったことだ、あの小童に攻撃はいっさいなかったにもかかわらず、真の強さと力があったのだ、雷獣はそれに直に触れてしまった。
どちらが本当に大切にするべきものなのか、自身のこころがしっかりと今感じとっていた。
雷獣は一人 微笑んだ。
それは生まれてはじめてこころから笑えた瞬間だった。
真の強さとは?
気がついたら一粒の涙が雷獣の頬を伝っていた。
外に出た瞬間
「文太」耳に届いたのは道来の声
「道来さん、太一さん真堂丸が」
すでに意識はなかった。
「なんてこったあ、真の兄貴しっかりしてくだせぇ」
「この状態で逃げられますか?急ぐしかないです」
「おい、太一 真堂丸を担げるか?」
「そりゃあ、まあいけますが」
「行け」
「えっ?」
「ここは、私が命にかえて引き受けた、誰も通さん」
「そんな、道来さんみんなで一緒に帰りましょうよ」
僕は道来さんの肩を揺さぶって涙を流していた。
「お前達には何度も命を救われたんだ、私にも最期くらい格好つけさせてくれ」
「死ぬんですよ」
「承知の上だ」
「そんな、太一さん何とか、何とか言って下さいよ」
太一は道来の目を見つめ
道来もまた太一の目を見つめた。
「文太の兄貴、ここは道来さんが必ず食い止めてくれる、信じて進みましょう、 さあ」
この時、僕以上に胸が張り裂けそうだったのは、きっと太一さんのはず。
誰よりも道来さんを失いたくないのは、太一さんだったはずだ。
それなのにどうして?分かってる、分かってる二人の気持ちは。
太一さんは覚悟を決めていた。
大切な兄弟の様な道来さんの覚悟を受け入れていた。
二人は覚悟の上に立っている。
僕は涙を拭った。
「道来さん、分かりました 行きますよ」
道来は静かに刀を抜き、その場を去る瞬間、僕にささやく様に言った。
「太一をよろしく頼む」
僕は目を見つめ、深くしっかりと頷いた。
前を走る太一さんの顔を僕は見ることが出来なかった。
ひたすら走る、太一さんの背中
太一さんの通った後の地面には涙の粒が零れ落ちていた。
女狐は目の前にいる、兵士を全員斬り殺し、城をうろついてい叫んでいる。
「逃げれると思うな、斬り刻んでやらなきゃねぇ あの餓鬼め」
その脚は確実に僕らのいるほうへと近づいて来ていたのだ。
道来は空を見上げていた。
近くの空は、煙で真っ黒だったが、遠くの空は青くて綺麗だった、そんなことを目にしたまま感じ、今までの人生の色々なことが一気に頭を巡った。
なんだろう、とっても落ち着いている。
太一、私のぶんまで生きるんだ。
そして目をつむる
フーッ 息をはいた 直後だった。
「いたぞ、こいつも侵入者か?」
「あっちにも逃げてる、みたいだ追え」
文太達の方に向かおうとした兵士は、すぐさま地面に叩きふせられた。
「ここはなぁ、死んでも通さないと決めてるんだよ」
余りの気迫に兵士達は一瞬恐れおののく「たった一人だ、怯むなやれー」
「うおおおおおーっ」
幹部の一人、秀峰は文太の捕らえられた牢に向かっている。
「随分と城が酷い状態になりましたねぇ、大頭がさぞかし、お怒りになることでしょう、まあ骸さんはああは言ったけど、悪いが私もここから逃がすつもりはないんでねぇ」
「ねぇ、同じ気持ちですよね?」
後ろにピッタリとくっつき歩いていたのは、目のすわった女狐だった。
「どこにいるんだ、あいつは?」
「お怒りの様ですね。おっと やはり、他にも侵入者がいたようです、至る所の爆発、まったく困惑させられましたよ」
指差す先には道来の姿があった。
「ただの兵士じゃ、あそこの道、通せてもらえてないようですね、やはり、結構強いみたいですねあの人」
「あれも、あいつの仲間か 皆殺しだ」
「どうやら、今は意見が一致していますね、あの道の先にネズミが逃げた様です、ここから行けば先回りできますよ」
女狐はものすごい速さでかけていった
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