35 / 159
~ 希望 ~
しおりを挟む
百足百鬼の盗賊団達が町人を襲おうと武器を構えた時
とある二階の窓から、人影のようなものが飛び出したのであった。
カラン コロンッ
「あっしは、闘いは嫌いでやんす、だがここに居合わせたのも何かの縁、これを見て見ぬふりはぁできないでごんす」
二階から飛び出したのはなんと一之助だった。
「あっ、あの人 」僕は昨日一緒に飲んでいた一之助さんの突然の出現に驚いた。大丈夫なのか?
「おい、なんだてめぇは?」
「貴様昨日の夜、俺を助けずに通り過ぎた男だな?」
「あんたが、百足なんとかの、頭 だったんでごんすねぇ」
「お前は確かに強いと思うぜ 俺の長年の感だ、だがなよく見てみろこの状況を」
「20で構成されるここの盗賊団は他の盗賊団とは比べものにならねぇ、一人一人が屈強な野郎どもだ、お前一人が相手に出来る相手じゃねえ」
一之助は頭をぼりぼりかき始めた。
「どうだ、俺達の仲間になれ、そしたら命は助けてやる」
「昨日・・・」頭をかきながら一之助は何やら喋りはじめた。
「はっ?」
「昨日、風呂に入らなかったからか、頭をかくと、フケがよく落ちるでごんす」
「この野郎、斬れ」
「あの人やばいですよ真堂丸さん」
「あれっ?」
百足百鬼の盗賊団はいっせいに、
一之助に斬りかかった、だがどういう訳だろう、次々と襲った相手が倒れて行く。
「あの人強い」
だが、相手はただの雑魚じゃなかった、すぐに立ちあがる
「ありゃあ、殺さないように手加減したんでごんすが、そんなに甘いわけじゃないでごんすねぇ」
次の瞬間、一之助は自分の目を疑った
「な に っ?」
百足百鬼のアタマは既に地面に倒れ込みピクリとも動かない、真堂丸はすぐ横の地面にしゃがんでいた。
「かしらーっ」
この人がやったのか?
「驚いた、全く気づかねぇでござんした」
心は素直に感じていた、この男やばい。
「あっしも、本気でやろう、まあ峰打ちにしときまっすよ」
次々と百足百鬼の盗賊団達は倒れていった。
やっぱり真堂丸はべらぼうに強かった、骨のある盗賊団って言ったのに、彼にしてみればこんな簡単に。
しかしこの一之助って人も強い、僕は二人の強さに少し感動気味だった。
町人達もあまりの驚きに、ただ口をポカンと開け呆然としている
私達が長きに渡り恐れていた、あの百足百鬼が・・・
「まるで、夢を見ているようじゃ」
「なんなんだ、この男達は」
既に百足百鬼の人間で立つものはなかった。
真堂丸はすぐにこちらに近づいてきて
「行くぞ」
「えっ、でもどうして」
これだけの騒ぎになり大帝国に居場所がばれるからか、ただ単に感謝されるのが恥ずかしいからかは分からなかったが、僕らはすぐに町を出た。
町人達からは喜びの声があがっていた
「あの二人の剣客は昨日うちに泊まったんだ」
「あの人達めちゃくちゃ強かったんだ」
「俺の知り合いだぞ~」
店主は興奮して叫んでいる。
僕らは町を逃げるように飛び出した。
しばらく、歩いていると
「先生、先生」
振り返るとそこには一之助がいた。
「先生の強さに惚れました、せっかくなんで、えへっ あっしも、ちょこっとお供させてくださいよ」
こうして、ひょんなことから一之助という、まだ何者なのかもよく分からない男が僕らの旅に加わった。
「しかし、先生は只者じゃないですね」
「でも一之助さんも強いんですね」
「えへへ、まあそうですね」
「それはそうと、先生の倒したあいつ、いとも簡単に倒していたが、ただの雑魚じゃあなかったはずだ」
「あんな芸当が出来る程の実力、名前が国にひろがっててもおかしくない、本名はなんと?」
「・・・・」
「すいません、一之助さん訳あって 彼の本名はあまり言わないようにしているんです」
「そういうことでしたら、人間ひとつやふたつ、人に言えないようなことあってもおかしくねえでごんすから」
「ありがとう、一之助さん」
「それは、そうと文太さん、あなた達は何処に向かってるんでごんすか?」
「いえ、特に気の向くまま、おもむくまま の旅なんです」
「あはは、そりゃいい」
「一之助さんは?」
一之助は一瞬立ち止まった。
「あっしも、そんな様なもんでごんす」
道を歩いてる時だった。
「貴様ら止まれ」
それは、二人の男
「どういうことざんす?」
二人の男達は片膝をついて、僕らに敬意を表しているようだった。
「貴殿達が、あの百足百鬼を退治してくれたとのこと」
「さっそく、噂が広まっていたでごんすか」
「殿が是値会いたがっておられる、城に案内したいのだが」
僕らは顔を見合わせた。
「せっかくだし、行ってみましょうか?」
僕らはついて行くことに。
暫らくして城が見え始めた
「ひゃー立派な城ですなぁ、こりゃあ褒美をたーんと貰えそうでんな」
思った事をそのまま口にする素直な一之助の発言は僕を笑わせる。
城を通され
「殿、かれらが、先程伝えられた例の男達であります」
「うむ、皆様方の活躍 誠に感謝をしている。
あの町の人々、いやここら一帯の人々は昔から、かれらに苦しい思いをさせられてきた。私も命をかけた新たな政策に踏み出した矢先、まさかこんな簡単に解決されてしまうとは、本当にありがとう」
「私にとって、この民こそ宝なのです、そして私から提案があるのですが。褒美はうんと、とらせます。
この城、この辺りの町や村を守る任務についてくれないか?」
二人は即答だった。
「断る」 「やだ」
「あはは、殿を前にして何の躊躇もないか、お主らの様な者たちが私は好きだ。
今日は空も雲行きが怪しい、夕食を食べてこちらに泊まるといい、せめてもの礼がしたい」
僕らは、外の雲を見た、確かに雨が降りそう。
今日はお言葉に甘えて城に泊まらせてもらうことになった。
「こんな、城に泊まれるなんて生まれて初めての体験です」
「あっしも、いやーたまらん。
風呂も入りたいでごんす、夕食は肉でも食べれるでごんすかねぇ、金も貰っちゃったりして」
一之助さんの言葉に僕はまた笑った。
そして、夕食が出される部屋へと案内される。殿はすでに席についていた。
「たいしたものではないが、召し上がってくれ」
料理を見渡した一之助はキョロキョロ
「本当にたいしたもんじゃねえでごんす」
「いっ、一之助さんっ」
殿は笑い出す
「すまんのお、この城も今財政があまりよくない、民が苦しんでる今こちらだけ贅をつくす訳にはいかんでして」
「へーっ、立派な殿様だ。あっしは殿のこと好きですぜ、あっもちろん色恋ざたとかそんな意味じゃなくて」
あっはっはっは
「誠に面白い人じゃ」
僕らは笑いあった。
食事を済ませた頃
殿は語り始める
「お前さんがたは大帝国を知ってるか?」
僕はその名前にビクッとした。
「ええ」
「あっしも、旅のさなか何度も奴らの支配下の町を見た、ありゃあ酷いもんだった」
「私も彼らのやり方には、大反対している、実は奴らは何度かこの城に顔を見せた、我々の傘下につかんか?と言う提案だ」
「もちろん私は断りつづけている、だが話を聞くところ 奴らの中にいる白い刃という幹部達はとてつもなく強い者たちらしい、私はこの国の行く末を心配している、彼らと闘う者たちを集めなければいつかはこの城も落とされるだろう」
僕は真堂丸と顔を見合わせ、僕は立ち上がった。
この旅の目的の一つ
それは大帝国に対する勢力を国をまわり集めること、僕と真堂丸の足並みは自然と一致していたのだ。
「殿様、僕たちは今そういう人達を集めるというのも、今している旅の目的の一つなんです、良かったら力を貸して下さい」
それを、聞き 一之助と殿は本当に驚いた。
まさか、大帝国にはむかおうとする人間がいるとは。
「なにっ、それはまことか?沢山集まっているのか?」
「いえ、今は僕たちの仲間数名です・・・・」
「そうか」殿は下を向く
そして、すぐに語り始めた
「なら、この城の当主 佐奈久 源流は初の城単位でのお前さん達の仲間になる訳だな」
「えっ、」僕は嬉しかった。
真堂丸も嬉しそうだった。
スクッ
一之助が立ち上がる
「それとあっしも先生達の仲間に是非いれて下さい、あっしも奴らのやり方には賛成出来ない」
「ありがとう一之助さん」僕は嬉しくて涙がこぼれた。
「あはは、まさかこのような者たちがいるとは、まだまだ諦めるには早かったようじゃな」
「さあ、今日は祝おうぞ 乾杯だ」
「おーっ」
増える仲間たち
大帝国に恐怖するだけの人間じゃない、
ちゃんと声をあげる者たちがいる
立ち上がる者たちがいる
僕らの国巡りは無駄にはならないという自信
そんな、希望と期待が僕の胸にこみ上げていた。
そう、まだ始まったばかりだ。
人々が希望を捨てるにはあまりにもはやすぎる
とある二階の窓から、人影のようなものが飛び出したのであった。
カラン コロンッ
「あっしは、闘いは嫌いでやんす、だがここに居合わせたのも何かの縁、これを見て見ぬふりはぁできないでごんす」
二階から飛び出したのはなんと一之助だった。
「あっ、あの人 」僕は昨日一緒に飲んでいた一之助さんの突然の出現に驚いた。大丈夫なのか?
「おい、なんだてめぇは?」
「貴様昨日の夜、俺を助けずに通り過ぎた男だな?」
「あんたが、百足なんとかの、頭 だったんでごんすねぇ」
「お前は確かに強いと思うぜ 俺の長年の感だ、だがなよく見てみろこの状況を」
「20で構成されるここの盗賊団は他の盗賊団とは比べものにならねぇ、一人一人が屈強な野郎どもだ、お前一人が相手に出来る相手じゃねえ」
一之助は頭をぼりぼりかき始めた。
「どうだ、俺達の仲間になれ、そしたら命は助けてやる」
「昨日・・・」頭をかきながら一之助は何やら喋りはじめた。
「はっ?」
「昨日、風呂に入らなかったからか、頭をかくと、フケがよく落ちるでごんす」
「この野郎、斬れ」
「あの人やばいですよ真堂丸さん」
「あれっ?」
百足百鬼の盗賊団はいっせいに、
一之助に斬りかかった、だがどういう訳だろう、次々と襲った相手が倒れて行く。
「あの人強い」
だが、相手はただの雑魚じゃなかった、すぐに立ちあがる
「ありゃあ、殺さないように手加減したんでごんすが、そんなに甘いわけじゃないでごんすねぇ」
次の瞬間、一之助は自分の目を疑った
「な に っ?」
百足百鬼のアタマは既に地面に倒れ込みピクリとも動かない、真堂丸はすぐ横の地面にしゃがんでいた。
「かしらーっ」
この人がやったのか?
「驚いた、全く気づかねぇでござんした」
心は素直に感じていた、この男やばい。
「あっしも、本気でやろう、まあ峰打ちにしときまっすよ」
次々と百足百鬼の盗賊団達は倒れていった。
やっぱり真堂丸はべらぼうに強かった、骨のある盗賊団って言ったのに、彼にしてみればこんな簡単に。
しかしこの一之助って人も強い、僕は二人の強さに少し感動気味だった。
町人達もあまりの驚きに、ただ口をポカンと開け呆然としている
私達が長きに渡り恐れていた、あの百足百鬼が・・・
「まるで、夢を見ているようじゃ」
「なんなんだ、この男達は」
既に百足百鬼の人間で立つものはなかった。
真堂丸はすぐにこちらに近づいてきて
「行くぞ」
「えっ、でもどうして」
これだけの騒ぎになり大帝国に居場所がばれるからか、ただ単に感謝されるのが恥ずかしいからかは分からなかったが、僕らはすぐに町を出た。
町人達からは喜びの声があがっていた
「あの二人の剣客は昨日うちに泊まったんだ」
「あの人達めちゃくちゃ強かったんだ」
「俺の知り合いだぞ~」
店主は興奮して叫んでいる。
僕らは町を逃げるように飛び出した。
しばらく、歩いていると
「先生、先生」
振り返るとそこには一之助がいた。
「先生の強さに惚れました、せっかくなんで、えへっ あっしも、ちょこっとお供させてくださいよ」
こうして、ひょんなことから一之助という、まだ何者なのかもよく分からない男が僕らの旅に加わった。
「しかし、先生は只者じゃないですね」
「でも一之助さんも強いんですね」
「えへへ、まあそうですね」
「それはそうと、先生の倒したあいつ、いとも簡単に倒していたが、ただの雑魚じゃあなかったはずだ」
「あんな芸当が出来る程の実力、名前が国にひろがっててもおかしくない、本名はなんと?」
「・・・・」
「すいません、一之助さん訳あって 彼の本名はあまり言わないようにしているんです」
「そういうことでしたら、人間ひとつやふたつ、人に言えないようなことあってもおかしくねえでごんすから」
「ありがとう、一之助さん」
「それは、そうと文太さん、あなた達は何処に向かってるんでごんすか?」
「いえ、特に気の向くまま、おもむくまま の旅なんです」
「あはは、そりゃいい」
「一之助さんは?」
一之助は一瞬立ち止まった。
「あっしも、そんな様なもんでごんす」
道を歩いてる時だった。
「貴様ら止まれ」
それは、二人の男
「どういうことざんす?」
二人の男達は片膝をついて、僕らに敬意を表しているようだった。
「貴殿達が、あの百足百鬼を退治してくれたとのこと」
「さっそく、噂が広まっていたでごんすか」
「殿が是値会いたがっておられる、城に案内したいのだが」
僕らは顔を見合わせた。
「せっかくだし、行ってみましょうか?」
僕らはついて行くことに。
暫らくして城が見え始めた
「ひゃー立派な城ですなぁ、こりゃあ褒美をたーんと貰えそうでんな」
思った事をそのまま口にする素直な一之助の発言は僕を笑わせる。
城を通され
「殿、かれらが、先程伝えられた例の男達であります」
「うむ、皆様方の活躍 誠に感謝をしている。
あの町の人々、いやここら一帯の人々は昔から、かれらに苦しい思いをさせられてきた。私も命をかけた新たな政策に踏み出した矢先、まさかこんな簡単に解決されてしまうとは、本当にありがとう」
「私にとって、この民こそ宝なのです、そして私から提案があるのですが。褒美はうんと、とらせます。
この城、この辺りの町や村を守る任務についてくれないか?」
二人は即答だった。
「断る」 「やだ」
「あはは、殿を前にして何の躊躇もないか、お主らの様な者たちが私は好きだ。
今日は空も雲行きが怪しい、夕食を食べてこちらに泊まるといい、せめてもの礼がしたい」
僕らは、外の雲を見た、確かに雨が降りそう。
今日はお言葉に甘えて城に泊まらせてもらうことになった。
「こんな、城に泊まれるなんて生まれて初めての体験です」
「あっしも、いやーたまらん。
風呂も入りたいでごんす、夕食は肉でも食べれるでごんすかねぇ、金も貰っちゃったりして」
一之助さんの言葉に僕はまた笑った。
そして、夕食が出される部屋へと案内される。殿はすでに席についていた。
「たいしたものではないが、召し上がってくれ」
料理を見渡した一之助はキョロキョロ
「本当にたいしたもんじゃねえでごんす」
「いっ、一之助さんっ」
殿は笑い出す
「すまんのお、この城も今財政があまりよくない、民が苦しんでる今こちらだけ贅をつくす訳にはいかんでして」
「へーっ、立派な殿様だ。あっしは殿のこと好きですぜ、あっもちろん色恋ざたとかそんな意味じゃなくて」
あっはっはっは
「誠に面白い人じゃ」
僕らは笑いあった。
食事を済ませた頃
殿は語り始める
「お前さんがたは大帝国を知ってるか?」
僕はその名前にビクッとした。
「ええ」
「あっしも、旅のさなか何度も奴らの支配下の町を見た、ありゃあ酷いもんだった」
「私も彼らのやり方には、大反対している、実は奴らは何度かこの城に顔を見せた、我々の傘下につかんか?と言う提案だ」
「もちろん私は断りつづけている、だが話を聞くところ 奴らの中にいる白い刃という幹部達はとてつもなく強い者たちらしい、私はこの国の行く末を心配している、彼らと闘う者たちを集めなければいつかはこの城も落とされるだろう」
僕は真堂丸と顔を見合わせ、僕は立ち上がった。
この旅の目的の一つ
それは大帝国に対する勢力を国をまわり集めること、僕と真堂丸の足並みは自然と一致していたのだ。
「殿様、僕たちは今そういう人達を集めるというのも、今している旅の目的の一つなんです、良かったら力を貸して下さい」
それを、聞き 一之助と殿は本当に驚いた。
まさか、大帝国にはむかおうとする人間がいるとは。
「なにっ、それはまことか?沢山集まっているのか?」
「いえ、今は僕たちの仲間数名です・・・・」
「そうか」殿は下を向く
そして、すぐに語り始めた
「なら、この城の当主 佐奈久 源流は初の城単位でのお前さん達の仲間になる訳だな」
「えっ、」僕は嬉しかった。
真堂丸も嬉しそうだった。
スクッ
一之助が立ち上がる
「それとあっしも先生達の仲間に是非いれて下さい、あっしも奴らのやり方には賛成出来ない」
「ありがとう一之助さん」僕は嬉しくて涙がこぼれた。
「あはは、まさかこのような者たちがいるとは、まだまだ諦めるには早かったようじゃな」
「さあ、今日は祝おうぞ 乾杯だ」
「おーっ」
増える仲間たち
大帝国に恐怖するだけの人間じゃない、
ちゃんと声をあげる者たちがいる
立ち上がる者たちがいる
僕らの国巡りは無駄にはならないという自信
そんな、希望と期待が僕の胸にこみ上げていた。
そう、まだ始まったばかりだ。
人々が希望を捨てるにはあまりにもはやすぎる
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
対米戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。
そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。
3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。
小説家になろうで、先行配信中!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
僕らの10パーセントは無限大
華子
青春
10%の確率でしか未来を生きられない少女と
過去に辛い経験をしたことがある幼ななじみと
やたらとポジティブなホームレス
「あり得ない今を生きてるんだったら、あり得ない未来だってあるんじゃねえの?」
「そうやって、信じたいものを信じて生きる人生って、楽しいもんだよ」
もし、あたなら。
10パーセントの確率で訪れる幸せな未来と
90パーセントの確率で訪れる悲惨な未来。
そのどちらを信じますか。
***
心臓に病を患う和子(わこ)は、医者からアメリカでの手術を勧められるが、成功率10パーセントというあまりにも酷な現実に打ちひしがれ、渡米する勇気が出ずにいる。しかしこのまま日本にいても、死を待つだけ。
追い詰められた和子は、誰に何をされても気に食わない日々が続くが、そんな時出逢ったやたらとポジティブなホームレスに、段々と影響を受けていく。
幼ななじみの裕一にも支えられながら、彼女が前を向くまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる