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〜 カラオケナイト 〜
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みんなは温泉から婆ちゃん家に帰って来た。
「ただいまー」
体はホカホカ、あー面白い温泉だった。
冬馬君達の耳には、まだあのオナラの音が残っている。
みんなは部屋に行き、しばしくつろぎタイム
「ゴローん、あー布団の上最高」
冬馬君は寝っ転がった。
多網もジャンプして布団の上に横になり「クフフ」昼間のごろ寝は気持ちいい、しかも旅先の婆ちゃん家、なんだか和むなぁ。
「今日は30日か、明日いよいよ年明けだね、みんなで年越し出来るなんて最高」大喜は嬉しそうにつぶやいた。
それを聞いてみんなも更にテンションマックス「やったー最高、まだまだ一緒に過ごせる」冬馬君は拳を突き上げ大ご機嫌
「うーううううーっ」
きみ子もよほど嬉しいのか訳の分からない奇声を発して腰を振り嬉しそう
多網は寝ながらケラケラ笑っている
「いやー最高だね、この瞬間まだまだみんなで過ごせる」
「嬉しいーっ」みんなは飛び跳ねた。
学校は休みだし、しかもみんなで旅行中 何度も何度もくどいくらい言うが気分は最高。
「しかし昨日の夜もおもしろかったなー」冬馬君は昨日のみんなで過ごした夜をもう思い返していた。
「みんなで寝ながらDVDみるの楽しめたね、今日の夜は何しよう?」きみ子もノリノリだ。
「今日も怖いDVD」とポツリ多網。
実際みんなは怖いDVDを観るのが好きと言うよりこういうシチュエーションをつくりちょっとしたドキドキ感を味わう、こういうことが好きなのだった。
「僕たちが集まった時はこれ定番だよね」と笑いながら大喜が言った。
「おーいみんな、買い物行くか?」
爺ちゃんの声だった。
「正月の準備をするから、色々買いに行くけどどうだ?」
もちろんみんな行くーと大はしゃぎ。
今度は正子や婆ちゃんも、みんな車に乗りこみ出発!!
「大喜の家から借りたワゴンならみんな乗れると思うよ」と隆が言い一台の車で出発した。
「あーこりゃ賑やかで最高じゃ」
婆ちゃんも嬉しそう。
「じゃ隆君、今日の夜も一杯やろうかね」
「是非やりましょう!!」
「いよいよ明日で今年終わっちゃうね本当あっという間」と正子
「こないだ、年あけたと思ったらもうぢゃからな」婆ちゃんが頷く。
子供達は車の中で歌を歌って大はしゃぎ 車内は賑やかで大盛りあがりだ。
「毎日こうだったら良いなあ」冬馬君はポツリつぶやいた。
「それは最高じゃ、もう帰らないでみんな婆ちゃん家に暮らしなさい」
「そうするー」
「あはは、そうなったら賑やかで良いなぁ婆さん」
やっぱり、普段は二人で暮らして生活してるからこれだけ賑やかなのは、婆ちゃん達は嬉しいようだった。
「もうちょい近かったら良かったのう
そしたら、ちょくちょく遊びに行けるんじゃがね」そう言い何故か婆さんは入れ歯を外しまた装着しなおした。
カパッ スチャ ニンマリ。
「あっ隆君このスーパーでとめてくれ、ここはデカくて安いんだ」
「大きなスーパーだ」
みんなは車から降りさっそくスーパーへ 子供達は走ってお菓子売り場に直行。
隆はスーパーの外で立って見慣れない景色を見て黄昏ていた、やっぱり知らない土地に来て過ごす、新鮮な気持ちになれて良いもんだなぁ。
そんなことを考えながら、しばし町を眺めていた、「おおっ外は寒い、スーパーに入るか」 隆もまた旅行を大いに満喫しているようだ。
「しかし、大きなスーパー前はなかったわね、いつできたのお母さん?」
「まだ最近出来たばっかじゃ」
少しこないと町の風景も色々変わるものだ。
買い物を終えた頃には夕方を過ぎ、
空もすっかり暗くなって来ていた。
「さっお家に帰ろう」
車の中では買ってもらった、おまけ付きのお菓子をあけたりするのに子供達はもう夢中。
「それか、今日の夕飯どこかで食べて帰るのも良いんじゃないか?」
「あっ、それ夕飯作らないですむから良いわ」と正子
という流れで急遽、夕食は食べて帰ることになった。
車を走らせるなか、和食レストランを見つけそこに入る。
子供達は買ってもらったお菓子のおまけを手に持ち、レストランへ
「何食べようかな?」冬馬君はメニューを見て考えている、これも美味しそう、あっこれも。
爺ちゃんはさっそくビール
隆も飲みたかったのだが、雪路は怖くて運転出来ないと正子に言われたため飲めなかった。
「ねえ見て隣の人達」と大喜がつぶやいた。
見ると、隣の席の人達もお婆ちゃん、お爺ちゃん、親戚達のメンバーらしきメンツでご飯を食べていた。
「何だか向こうも面白そうだね」
気持ちがほんわかした、冬馬君であった。
食事を済ませ、帰る車の中
時刻は19時を過ぎたあたり
「もっと、どっか行こうよ」
と冬馬君
「そうだよ、行こうよ」
と大喜も言いはじめた、
「もうお爺ちゃんもお婆ちゃんも寝る時間なの、だから帰るよ」
すると爺ちゃんが「知り合いがカラオケバーみたいなのやってるんだけど行くか?」
「行く 行くー」
子供達は飛び跳ね大はしゃぎ
「行くじょい」婆ちゃんは拳をつきあげた 彼女が一番ノリノリである
結局みんなはそのまま、帰らずその店に向かうことに。
「やったーやったー」
車を駐車場にとめ、いざ出陣
店は10人を超える老人達で賑わっていた
「あら、のみにきたのか?」
どうやら、爺ちゃんの知り合いらしい
「あらー可愛らしい孫たちだなぁ」
子供達はすっかり人気者。
そして、お客のおじさんが演歌を歌い始めた、カラオケ開始である
冬馬君は歌いたかったが、知らない人達もみんないたので恥ずかしくなかなか言い出さずにいた。
そんななか、さっそくきみ子はカラオケデンモクを見始め
「なかなか私曲探すの遅くて」
ピッ ピピピ もう送信している
なんだったのだろう?あの前置きは。
宇多田ひかるのトラベリングであった。
「あーっちょっと緊張する」
きみ子は屈伸を始め
「はっ はっ はーっ」 「はーーっ」
プロ顔負けである。
演歌が終わり、一瞬の静寂が店をつつむ
「あーっ恥ずかしい」きみ子は、はにかんだ
そして曲のイントロが
きみ子を見るとすでに世界に入り込んでいる、下を向き足でリズムをとりそこには 宇多田きみ子が立っていた
どこから出るんだろう?あの恥ずかしいと言う発言は?
しかし、すっすごいきみ子 顔はまだ下を向き体を揺さぶり、
手はいーと~まきまきをしている
ノリノリである。
そして歌メロと同時に顔をあげ
手を天にかざし
「おーっ」拍手がわき起こり手拍子がすでに始まっている
歌う前からすでに老人達を虜にしていた 宇多田きみ子!!
が 「ブリッ」 またもやってしまった
最初にみなの耳に届いたのは
豪快なへであった。
「あっ!!やったあ」
あの風呂場の天変地異のせいでゆるんでいたのだろう 一瞬苦い顔を浮かべたが、きみ子は何事もなかったように歌いあげた 歌は朗読 棒読み ジャイアン
だが、きみ子の世界観は爆発していた。
拍手喝采、大盛況!!
上手さやない、自分の音やぁーーー
続いてかかった、イントロは
永年の名曲「川の流れのように」
こっこれは?婆ちゃん
トゥルルルン
「知らず 知らず あっ」
見事、さんことめには歯は口から飛び出していた
「あははははは」
ちょっとお母さん、正子の顔は真っ赤になっている
再び歯を拾い上げ装着 カシャん!!
その後歯は五回程 飛び降りたが見事歌いあげた婆ちゃん。
何だか店は盛り上がってきている
その後マイクを握った男
多網 目はとじられている
そして カッ!!
「ドブネズミみたいに美しくなりたい」
「あっ!ブルーハーツ」隆ものっている
リンダ リンダ と同時に多網の首は赤べこになっていた。
こちらも大盛況
ピッ ピピピ
「あっ!」大喜も歌い始めるようだ
冬馬君は焦った、ぼっぼくだけ入れてない、大喜の後、自然に歌いなよとふられてしまう 心臓はすでにバクバクなり始めていた まっまずい!!
大喜の歌が終わる頃、必死に冬馬君はデンモクをいじっていた。
心臓はドキドキだ、やっやばいどうしよう?
一人のお客のおじいさんが君は歌わんのか?
きっきたー。
冬馬君の足は少し震えはじめていた
やっやばい、いれなきゃ、頭は真っ白
もう、自分でも何をいれたかわからなかった ピッ ピピピ
イントロが始まった
あっ あっ あっ 冬馬君はたじろいでいる みんなに緊張が伝わってしまったのか 心配そうに見ている
メロディーが始まっても声が出ていない 「あっ、あっ」その時、子供達三人は冬馬君の横に立ち声をだしはじめた、それに勇気づけられた冬馬君、えいやー しっかり声をだし歌いあげた。
店内からは拍手喝采
終わってみると冬馬君は何だか気持ち良かった、みんなのおかげだ。
店を出るときみんな、冬馬ファミリーに拍手を贈ってくれた
これに気をよくした テンション上げ上げきみ子ちゃん。
拳を交互に前に突き出し
「きみ ファイ きみファイ 」
すぐさま多網も加わった
「多網ファイ 多網ファい」
冬馬君も大喜もテンションマックスだ、一緒に加わり
「冬馬ファイ 大喜ファイ」
「おおーっ」店の人達も更にもりあがり喜んでいる
が、ここでまさかの展開が
「婆ちゃんファイ 婆ちゃんファイ」
両手を交互に突き出しながら婆ちゃんも加わった なんと!!
酔った爺ちゃんも 両手をつきだし
「爺ちゃんファイ 爺ちゃんファい」
なんだこれ?隆は冷静な頭を回転させ考えていた なんなんだこれ?
一体なんだこれは?
今や自分の家族であろう人間達が横一列にひろがり ファイ ファイ ファイ ファイ 訳の分からない言葉を口ずさみ正拳突きをしている
すると客の目線は隆、正子に注がれた
隆は心で思った くそーおれも酒を飲めていたら
どうする、隆 どうする隆 「えっえ~い 」こうなりゃ清水の舞台から飛び降りてやる 隆は勢いよく飛びたった
「まっまさかあなた?」
「たかし ファイ たかしファい」
やってしまった。
まっまさかの展開、気が動転しそうな程驚いたのは正子だった、まさか隆まで 正子は自分に話かけた 落ちつくのよ正子 拳をつき 叫ぶだけじゃない
正子 しっかり 正子 まさこ・・・
この猿達に私は加わらなきゃいけないの?・・・・
くそーっしゃーこんなろーやーっ 正子は覚悟を決め飛び出した
両手を交互に突き出し
「まさこ ファイ まさこファイ」
みんな横一列 ファイ ファイ 言いながら拳を突き出している
なんだこれ なんだこれ
まさにバ家族である。
私は好きであるが。
帰りの車では、みんなすがすがしい晴れ晴れした気分で大満足だった。
「いっ意外に気持ちいいわね」と正子
なんとも盛り上がった カラオケタイム
気分ホクホク心ホカホカ弁当
車はお家に向かっていた
ファイ ファイ ファイ!!
「ただいまー」
体はホカホカ、あー面白い温泉だった。
冬馬君達の耳には、まだあのオナラの音が残っている。
みんなは部屋に行き、しばしくつろぎタイム
「ゴローん、あー布団の上最高」
冬馬君は寝っ転がった。
多網もジャンプして布団の上に横になり「クフフ」昼間のごろ寝は気持ちいい、しかも旅先の婆ちゃん家、なんだか和むなぁ。
「今日は30日か、明日いよいよ年明けだね、みんなで年越し出来るなんて最高」大喜は嬉しそうにつぶやいた。
それを聞いてみんなも更にテンションマックス「やったー最高、まだまだ一緒に過ごせる」冬馬君は拳を突き上げ大ご機嫌
「うーううううーっ」
きみ子もよほど嬉しいのか訳の分からない奇声を発して腰を振り嬉しそう
多網は寝ながらケラケラ笑っている
「いやー最高だね、この瞬間まだまだみんなで過ごせる」
「嬉しいーっ」みんなは飛び跳ねた。
学校は休みだし、しかもみんなで旅行中 何度も何度もくどいくらい言うが気分は最高。
「しかし昨日の夜もおもしろかったなー」冬馬君は昨日のみんなで過ごした夜をもう思い返していた。
「みんなで寝ながらDVDみるの楽しめたね、今日の夜は何しよう?」きみ子もノリノリだ。
「今日も怖いDVD」とポツリ多網。
実際みんなは怖いDVDを観るのが好きと言うよりこういうシチュエーションをつくりちょっとしたドキドキ感を味わう、こういうことが好きなのだった。
「僕たちが集まった時はこれ定番だよね」と笑いながら大喜が言った。
「おーいみんな、買い物行くか?」
爺ちゃんの声だった。
「正月の準備をするから、色々買いに行くけどどうだ?」
もちろんみんな行くーと大はしゃぎ。
今度は正子や婆ちゃんも、みんな車に乗りこみ出発!!
「大喜の家から借りたワゴンならみんな乗れると思うよ」と隆が言い一台の車で出発した。
「あーこりゃ賑やかで最高じゃ」
婆ちゃんも嬉しそう。
「じゃ隆君、今日の夜も一杯やろうかね」
「是非やりましょう!!」
「いよいよ明日で今年終わっちゃうね本当あっという間」と正子
「こないだ、年あけたと思ったらもうぢゃからな」婆ちゃんが頷く。
子供達は車の中で歌を歌って大はしゃぎ 車内は賑やかで大盛りあがりだ。
「毎日こうだったら良いなあ」冬馬君はポツリつぶやいた。
「それは最高じゃ、もう帰らないでみんな婆ちゃん家に暮らしなさい」
「そうするー」
「あはは、そうなったら賑やかで良いなぁ婆さん」
やっぱり、普段は二人で暮らして生活してるからこれだけ賑やかなのは、婆ちゃん達は嬉しいようだった。
「もうちょい近かったら良かったのう
そしたら、ちょくちょく遊びに行けるんじゃがね」そう言い何故か婆さんは入れ歯を外しまた装着しなおした。
カパッ スチャ ニンマリ。
「あっ隆君このスーパーでとめてくれ、ここはデカくて安いんだ」
「大きなスーパーだ」
みんなは車から降りさっそくスーパーへ 子供達は走ってお菓子売り場に直行。
隆はスーパーの外で立って見慣れない景色を見て黄昏ていた、やっぱり知らない土地に来て過ごす、新鮮な気持ちになれて良いもんだなぁ。
そんなことを考えながら、しばし町を眺めていた、「おおっ外は寒い、スーパーに入るか」 隆もまた旅行を大いに満喫しているようだ。
「しかし、大きなスーパー前はなかったわね、いつできたのお母さん?」
「まだ最近出来たばっかじゃ」
少しこないと町の風景も色々変わるものだ。
買い物を終えた頃には夕方を過ぎ、
空もすっかり暗くなって来ていた。
「さっお家に帰ろう」
車の中では買ってもらった、おまけ付きのお菓子をあけたりするのに子供達はもう夢中。
「それか、今日の夕飯どこかで食べて帰るのも良いんじゃないか?」
「あっ、それ夕飯作らないですむから良いわ」と正子
という流れで急遽、夕食は食べて帰ることになった。
車を走らせるなか、和食レストランを見つけそこに入る。
子供達は買ってもらったお菓子のおまけを手に持ち、レストランへ
「何食べようかな?」冬馬君はメニューを見て考えている、これも美味しそう、あっこれも。
爺ちゃんはさっそくビール
隆も飲みたかったのだが、雪路は怖くて運転出来ないと正子に言われたため飲めなかった。
「ねえ見て隣の人達」と大喜がつぶやいた。
見ると、隣の席の人達もお婆ちゃん、お爺ちゃん、親戚達のメンバーらしきメンツでご飯を食べていた。
「何だか向こうも面白そうだね」
気持ちがほんわかした、冬馬君であった。
食事を済ませ、帰る車の中
時刻は19時を過ぎたあたり
「もっと、どっか行こうよ」
と冬馬君
「そうだよ、行こうよ」
と大喜も言いはじめた、
「もうお爺ちゃんもお婆ちゃんも寝る時間なの、だから帰るよ」
すると爺ちゃんが「知り合いがカラオケバーみたいなのやってるんだけど行くか?」
「行く 行くー」
子供達は飛び跳ね大はしゃぎ
「行くじょい」婆ちゃんは拳をつきあげた 彼女が一番ノリノリである
結局みんなはそのまま、帰らずその店に向かうことに。
「やったーやったー」
車を駐車場にとめ、いざ出陣
店は10人を超える老人達で賑わっていた
「あら、のみにきたのか?」
どうやら、爺ちゃんの知り合いらしい
「あらー可愛らしい孫たちだなぁ」
子供達はすっかり人気者。
そして、お客のおじさんが演歌を歌い始めた、カラオケ開始である
冬馬君は歌いたかったが、知らない人達もみんないたので恥ずかしくなかなか言い出さずにいた。
そんななか、さっそくきみ子はカラオケデンモクを見始め
「なかなか私曲探すの遅くて」
ピッ ピピピ もう送信している
なんだったのだろう?あの前置きは。
宇多田ひかるのトラベリングであった。
「あーっちょっと緊張する」
きみ子は屈伸を始め
「はっ はっ はーっ」 「はーーっ」
プロ顔負けである。
演歌が終わり、一瞬の静寂が店をつつむ
「あーっ恥ずかしい」きみ子は、はにかんだ
そして曲のイントロが
きみ子を見るとすでに世界に入り込んでいる、下を向き足でリズムをとりそこには 宇多田きみ子が立っていた
どこから出るんだろう?あの恥ずかしいと言う発言は?
しかし、すっすごいきみ子 顔はまだ下を向き体を揺さぶり、
手はいーと~まきまきをしている
ノリノリである。
そして歌メロと同時に顔をあげ
手を天にかざし
「おーっ」拍手がわき起こり手拍子がすでに始まっている
歌う前からすでに老人達を虜にしていた 宇多田きみ子!!
が 「ブリッ」 またもやってしまった
最初にみなの耳に届いたのは
豪快なへであった。
「あっ!!やったあ」
あの風呂場の天変地異のせいでゆるんでいたのだろう 一瞬苦い顔を浮かべたが、きみ子は何事もなかったように歌いあげた 歌は朗読 棒読み ジャイアン
だが、きみ子の世界観は爆発していた。
拍手喝采、大盛況!!
上手さやない、自分の音やぁーーー
続いてかかった、イントロは
永年の名曲「川の流れのように」
こっこれは?婆ちゃん
トゥルルルン
「知らず 知らず あっ」
見事、さんことめには歯は口から飛び出していた
「あははははは」
ちょっとお母さん、正子の顔は真っ赤になっている
再び歯を拾い上げ装着 カシャん!!
その後歯は五回程 飛び降りたが見事歌いあげた婆ちゃん。
何だか店は盛り上がってきている
その後マイクを握った男
多網 目はとじられている
そして カッ!!
「ドブネズミみたいに美しくなりたい」
「あっ!ブルーハーツ」隆ものっている
リンダ リンダ と同時に多網の首は赤べこになっていた。
こちらも大盛況
ピッ ピピピ
「あっ!」大喜も歌い始めるようだ
冬馬君は焦った、ぼっぼくだけ入れてない、大喜の後、自然に歌いなよとふられてしまう 心臓はすでにバクバクなり始めていた まっまずい!!
大喜の歌が終わる頃、必死に冬馬君はデンモクをいじっていた。
心臓はドキドキだ、やっやばいどうしよう?
一人のお客のおじいさんが君は歌わんのか?
きっきたー。
冬馬君の足は少し震えはじめていた
やっやばい、いれなきゃ、頭は真っ白
もう、自分でも何をいれたかわからなかった ピッ ピピピ
イントロが始まった
あっ あっ あっ 冬馬君はたじろいでいる みんなに緊張が伝わってしまったのか 心配そうに見ている
メロディーが始まっても声が出ていない 「あっ、あっ」その時、子供達三人は冬馬君の横に立ち声をだしはじめた、それに勇気づけられた冬馬君、えいやー しっかり声をだし歌いあげた。
店内からは拍手喝采
終わってみると冬馬君は何だか気持ち良かった、みんなのおかげだ。
店を出るときみんな、冬馬ファミリーに拍手を贈ってくれた
これに気をよくした テンション上げ上げきみ子ちゃん。
拳を交互に前に突き出し
「きみ ファイ きみファイ 」
すぐさま多網も加わった
「多網ファイ 多網ファい」
冬馬君も大喜もテンションマックスだ、一緒に加わり
「冬馬ファイ 大喜ファイ」
「おおーっ」店の人達も更にもりあがり喜んでいる
が、ここでまさかの展開が
「婆ちゃんファイ 婆ちゃんファイ」
両手を交互に突き出しながら婆ちゃんも加わった なんと!!
酔った爺ちゃんも 両手をつきだし
「爺ちゃんファイ 爺ちゃんファい」
なんだこれ?隆は冷静な頭を回転させ考えていた なんなんだこれ?
一体なんだこれは?
今や自分の家族であろう人間達が横一列にひろがり ファイ ファイ ファイ ファイ 訳の分からない言葉を口ずさみ正拳突きをしている
すると客の目線は隆、正子に注がれた
隆は心で思った くそーおれも酒を飲めていたら
どうする、隆 どうする隆 「えっえ~い 」こうなりゃ清水の舞台から飛び降りてやる 隆は勢いよく飛びたった
「まっまさかあなた?」
「たかし ファイ たかしファい」
やってしまった。
まっまさかの展開、気が動転しそうな程驚いたのは正子だった、まさか隆まで 正子は自分に話かけた 落ちつくのよ正子 拳をつき 叫ぶだけじゃない
正子 しっかり 正子 まさこ・・・
この猿達に私は加わらなきゃいけないの?・・・・
くそーっしゃーこんなろーやーっ 正子は覚悟を決め飛び出した
両手を交互に突き出し
「まさこ ファイ まさこファイ」
みんな横一列 ファイ ファイ 言いながら拳を突き出している
なんだこれ なんだこれ
まさにバ家族である。
私は好きであるが。
帰りの車では、みんなすがすがしい晴れ晴れした気分で大満足だった。
「いっ意外に気持ちいいわね」と正子
なんとも盛り上がった カラオケタイム
気分ホクホク心ホカホカ弁当
車はお家に向かっていた
ファイ ファイ ファイ!!
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