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最終楽章 後編 人体錬成VS人体錬成
野生の救急車、|拉致《ゲット》しました。
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ー 昨日 ポルタメント女学園 夜 保健室 ー
「皆さん集まっていただき光栄です。
単刀直入に言えば僕はススパパを助けたい。
ただしパパが狂ったのと同じくこの中に ” 裏切者 ” がいることは
前提条件としますよ?にゃひひひひひ」
ニャラケルの提案は魅力的、本当はウチも助けたいんや!
でも敵の能力が分からない以上手出しできへん。
「裏切者?だがニャラケル君自身が敵である可能性も捨てきれない。
この状態を打破するには相当な切り札が必要だぞ?あはははは」
「切り札はありますが先生自体も怪しい。
あくまで仮説ですが、
・ススパパの中で真のニコラス・スラーが覚醒した。
・ススパパ以外に悪魔召喚で異世界から舞い降りたイレギュラー。
・ススパパのドッキリ企画
こんなところでしょうか?」
「最後のは絶対ないやろ!!!!」
いくらドッキリでも言っていい事と悪い事ぐらい分かるはずや。
「いずれにせよニコラスちゃん・・・・いやススちゃんを奪還できたとて、
また狂わない保証もない。
それに我々が狂う可能性もある」
ヘルメスさんの言う通りや、ススを監禁して解決するもんやないし。
「先生、ススパパが狂ったとき違和感はありましたか?」
「ん~、魂の匂いが違ったから洗脳魔法ではないな」
アオイ (魂の匂いってなんや!!!!!!)
「・・・・では皆さんにお聞きします。
ススパパが狂ったとき ” 他の人は無事でしたか? ”」
答えは全員同じでススだけが壊れていたみたいや。
「そしてそれを踏まえて。
ススパパの精神を完全に破壊する方法は何だと思いますか?」
「そりゃあ、ウチら全員でススの事嫌いって・・・・・・」
「流石アオイママ。多分その考えであってます。
僕達を狂わせてススパパの精神を破壊するのが最適解。
けれど敵はススパパのみ狂わせた。
つまり1人しか ” 敵の管理下に置けないということです ”」
それは盲点やったな。
「ニャラケル君の意見に加えて、
どうやらタイムリミットが存在するようだ。
最初の百合の鳥島も今回の襲撃も、持って10分ってところだろうな」
普段ビールとタイツにしか興味なさそうな先生も、
今日に限ってはカッコよく見えたんや。
「なら全員で捨て身の特攻をすればよいな。
倒れた仲間は放置して、この中の誰かがススちゃんを取り戻せばいい」
「ええその通りです、ヘルメスおばあちゃん。
ですが敵の可能性のある僕の提案を信じれますか?
僕は人ではなく人体錬成で誕生した生命体。
異種族を簡単に信じるやつは馬鹿ですね。にゃひひひ」
・・・・その通りかもしれない。
「なら馬鹿で構わないさ。
ニャラケル君が生徒であるならば教師として信じてやるのが
カッコイイ大人ってやつだからな。あははははは」
「本物のニコラスちゃんを失っても、ススちゃんを育てたのは
罪滅ぼしではない。
単純に彼女を好きになっていたからな。
ストーカーするほどに・・・・思い入れは深いから」
大人組は即決したけれど、ウチは・・・・。
「では3人で決行します。アオイは待っていてください。
ここで即決できない相手など足手まといにしかならないですから」
「・・・・違っ!!!」
「僕はススパパの子供、先生は生徒、おばあちゃんは娘。
対してアオイはススパパの何なんです?
都合のいい友人ですか?財布ですか?愛玩動物ですか?
そんな代替手段のある物に命を懸ける必要なんてないんですよ?」
全員がじっと見つめる、多分この中に敵はいない。
ウチの回答を待っているかのようや。
・・・・・・・・・・
「ウチは・・・・ウチはススの事が好きや!!!
それだけが理由や!!!!救い出して結婚する!!!!
これが答えや!!!!」
拍手。なぜか全員から拍手が返ってきた。
「決まりですね。錬金術同好会次の行動はススパパ救出作戦とします!
敵の動向が分からない為、僕からの連絡も10分間は信用しないでください。
パパの家出なんて許しませんから。にゃひひひひひ」
翌日、ススに仕掛けられた盗聴器兼監視カメラ兼GPS搭載の
複合ストーカー装置により百合の鳥島が最終目的地と知ったんや。
その後怪しまれないために、ウチの案をベースに作戦が採用されたんや。
野生の救急車を捕獲し、
ガソリンの補給は身分証が必要な為、ビールを救急車に注ぎ、飲酒救急車誕生。
ピザを届ける救急車イーツを装いアトランティアへ潜入。
ニャラケルの錬金術で救急車に翼を授け百合の鳥島へ到着したんや。
「皆さん集まっていただき光栄です。
単刀直入に言えば僕はススパパを助けたい。
ただしパパが狂ったのと同じくこの中に ” 裏切者 ” がいることは
前提条件としますよ?にゃひひひひひ」
ニャラケルの提案は魅力的、本当はウチも助けたいんや!
でも敵の能力が分からない以上手出しできへん。
「裏切者?だがニャラケル君自身が敵である可能性も捨てきれない。
この状態を打破するには相当な切り札が必要だぞ?あはははは」
「切り札はありますが先生自体も怪しい。
あくまで仮説ですが、
・ススパパの中で真のニコラス・スラーが覚醒した。
・ススパパ以外に悪魔召喚で異世界から舞い降りたイレギュラー。
・ススパパのドッキリ企画
こんなところでしょうか?」
「最後のは絶対ないやろ!!!!」
いくらドッキリでも言っていい事と悪い事ぐらい分かるはずや。
「いずれにせよニコラスちゃん・・・・いやススちゃんを奪還できたとて、
また狂わない保証もない。
それに我々が狂う可能性もある」
ヘルメスさんの言う通りや、ススを監禁して解決するもんやないし。
「先生、ススパパが狂ったとき違和感はありましたか?」
「ん~、魂の匂いが違ったから洗脳魔法ではないな」
アオイ (魂の匂いってなんや!!!!!!)
「・・・・では皆さんにお聞きします。
ススパパが狂ったとき ” 他の人は無事でしたか? ”」
答えは全員同じでススだけが壊れていたみたいや。
「そしてそれを踏まえて。
ススパパの精神を完全に破壊する方法は何だと思いますか?」
「そりゃあ、ウチら全員でススの事嫌いって・・・・・・」
「流石アオイママ。多分その考えであってます。
僕達を狂わせてススパパの精神を破壊するのが最適解。
けれど敵はススパパのみ狂わせた。
つまり1人しか ” 敵の管理下に置けないということです ”」
それは盲点やったな。
「ニャラケル君の意見に加えて、
どうやらタイムリミットが存在するようだ。
最初の百合の鳥島も今回の襲撃も、持って10分ってところだろうな」
普段ビールとタイツにしか興味なさそうな先生も、
今日に限ってはカッコよく見えたんや。
「なら全員で捨て身の特攻をすればよいな。
倒れた仲間は放置して、この中の誰かがススちゃんを取り戻せばいい」
「ええその通りです、ヘルメスおばあちゃん。
ですが敵の可能性のある僕の提案を信じれますか?
僕は人ではなく人体錬成で誕生した生命体。
異種族を簡単に信じるやつは馬鹿ですね。にゃひひひ」
・・・・その通りかもしれない。
「なら馬鹿で構わないさ。
ニャラケル君が生徒であるならば教師として信じてやるのが
カッコイイ大人ってやつだからな。あははははは」
「本物のニコラスちゃんを失っても、ススちゃんを育てたのは
罪滅ぼしではない。
単純に彼女を好きになっていたからな。
ストーカーするほどに・・・・思い入れは深いから」
大人組は即決したけれど、ウチは・・・・。
「では3人で決行します。アオイは待っていてください。
ここで即決できない相手など足手まといにしかならないですから」
「・・・・違っ!!!」
「僕はススパパの子供、先生は生徒、おばあちゃんは娘。
対してアオイはススパパの何なんです?
都合のいい友人ですか?財布ですか?愛玩動物ですか?
そんな代替手段のある物に命を懸ける必要なんてないんですよ?」
全員がじっと見つめる、多分この中に敵はいない。
ウチの回答を待っているかのようや。
・・・・・・・・・・
「ウチは・・・・ウチはススの事が好きや!!!
それだけが理由や!!!!救い出して結婚する!!!!
これが答えや!!!!」
拍手。なぜか全員から拍手が返ってきた。
「決まりですね。錬金術同好会次の行動はススパパ救出作戦とします!
敵の動向が分からない為、僕からの連絡も10分間は信用しないでください。
パパの家出なんて許しませんから。にゃひひひひひ」
翌日、ススに仕掛けられた盗聴器兼監視カメラ兼GPS搭載の
複合ストーカー装置により百合の鳥島が最終目的地と知ったんや。
その後怪しまれないために、ウチの案をベースに作戦が採用されたんや。
野生の救急車を捕獲し、
ガソリンの補給は身分証が必要な為、ビールを救急車に注ぎ、飲酒救急車誕生。
ピザを届ける救急車イーツを装いアトランティアへ潜入。
ニャラケルの錬金術で救急車に翼を授け百合の鳥島へ到着したんや。
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