27 / 60
第2章 ヒーロー視点
14.ベタ惚れの自覚はあるよ
しおりを挟む
結婚式の時はシャルに見とれてる者が何人もいて本当に嫌だ。
見せたくない。
こんな赤くなって可愛い顔したシャルを僕以外が見るなんて…
式とパーティーはセットで簡単に行ってから今度はまた身内だけのパーティーを…
そんなものをするよりもシャルと2人で過ごしたいのに王家と公爵家が婚姻を結ぶということで大袈裟にする必要があるとか。
知り合いしかいないパーティーなんだからシャルを離さずにしていてもいいよね?
「殿下…腰から手を離してください…」
「なんで?」
少し恥ずかしそうにしてるの可愛いな。
「殿下との距離が近すぎて私の心臓が持つ気がしまいませんの…ですから…少し離れてもらってもいいですか?」
ん?
赤らんだ顔に涙目の上目使い、それにすごいかわいいこと言ってくれてるし…
「そう来たか…」
これは離して欲しいから言っているだけ。
「離して…くださらないのですか…?」
もしこれが2人きりの時なら絶対離さない。
でもこの場でそれをするのは…確定だな。
そこまでして離れたいの?
「…仕方ないから離れるよ。」
ジュンシーはシャルに絡んでくるし、お義父様は僕がどれだけシャルを手に入れようとしたかばらしかけるし、両親はもう猫なんて被る気がないようでシャルにすごく絡んでくる…
あぁでもお義母様が言ったようにシャルには頑張ってもらいたいかな?
パーティーは乗り気ではなかったけどシャルが嬉しそうだしそこは妥協することにする。
それにシャルとの婚姻を祝われるのは僕だって嬉しい。
***
やっとシャルと2人になれた。
かわいいなぁ。
「ん…」
唇にキスしたら頬の赤みが増している。
「ふ、不意打ちで唇にはしないんじゃ…!」
「それはまだ婚約の段階で僕の理性が切れたら困るからだよ。だからもうそんなもったいないことしない。君の柔らかい唇の感触を知ってまで今までの場所だけで我慢できるほど我慢強くないんだ…」
何度も触れるだけのキスをして…
「わ、私そろそろ就寝の支度をしなくては!このドレスでは寝れませんし湯浴みに行って着替えて寝ます!」
逃げられた。
僕もシャルが戻る前にさっさと準備するか。
***
「で、殿下と同じ部屋なのですか⁉」
「当たり前だよ。夫婦、それも新婚だよ?」
「え、えっと。で、でも…」
シャルが身に着けているネグリジェは清楚な白色で…うっすら桃色に透けてる。
やばい我慢できそうにない。
混乱した様子のシャルにキスをする。
触れるだけなのに赤くなるとか…
そのまま横抱きにしてベットまで連れてきて降ろし、そのまま押し倒す。
連れて来る間に“ダメです!まだ!”とか言ってたけどまだとか言ってるってことは嫌じゃないんだよね?
ならいいかな。
「で、殿下…」
いつになったらその呼び方やめてくれるかと期待してたのに…
「そろそろ意地張っての殿下呼びやめてよ…シャル?」
もうこの呼び方でも拒否しないよね?
「…レーヴィ様退いてください。」
確かに殿下呼びじゃないけど…
「僕は愛称で呼んでいるのに…」
顔を背けてるせいで唇には出来ない…
「なに…」
首筋にキスをするとぴくりと反応するシャルが見える。
「愛称で呼んでくれてもいいよね?」
「り、リヴィ様…」
無理…あぁもう…
「やっぱり反則だよ…」
そのまま服に手をかける。
服の上からでも肌の柔らかさを感じられるけど…
「だ、だめです…」
赤い頬に艶めいた唇、涙目の上目遣い…
「誘ってるようにしか見えないんだけど…」
「そんなつもりは……ん…」
艶めいた唇にキスをすれば柔らかな感触が伝わってくる。
「シャルは初夜に夫を放って生殺しにでもするつもり?」
無理やりはさすがにする気は無いからね。
その場合一睡もできないかもしれないけど。
「分かりました…」
今分かったって言ったね?
「その…初めてなので手加減してください…」
逆効果な発言なんだけど…
「努力はするけどね…」
無理はさせたくは無いから。
何度も数えられない程触れるだけのキスを重ねる。
それだけなのにうっとりとした表情のシャルが目に映る。
舌を入れシャルの口内を舐めまわしたり彼女の舌に絡めていけば蕩けたような表情になる。
あぁこれ加減出来るかな…
無意識で煽ってくるから1回で終わらせることも出来なかった。
これでも手加減はしたんだ。
でも動けなければ他の人がシャルに接触することは無い…けどそれは彼女の自由を奪うことになるし…
まぁそれは置いといてとにかく貴族がその地位の意味を理解していなかったり、それにより立場の弱いものが不利益を被る事がないようしたい。
いつか…貴族でも自由に恋愛結婚が出来るようしたい。
シャルは一緒に頑張るつもりでいるみたいだけど無理はしないで欲しい。
シャルが隣にいてくれるなら頑張れるから離れないでね?
シャルが良くしようとしてるんだから僕も頑張るから。
見せたくない。
こんな赤くなって可愛い顔したシャルを僕以外が見るなんて…
式とパーティーはセットで簡単に行ってから今度はまた身内だけのパーティーを…
そんなものをするよりもシャルと2人で過ごしたいのに王家と公爵家が婚姻を結ぶということで大袈裟にする必要があるとか。
知り合いしかいないパーティーなんだからシャルを離さずにしていてもいいよね?
「殿下…腰から手を離してください…」
「なんで?」
少し恥ずかしそうにしてるの可愛いな。
「殿下との距離が近すぎて私の心臓が持つ気がしまいませんの…ですから…少し離れてもらってもいいですか?」
ん?
赤らんだ顔に涙目の上目使い、それにすごいかわいいこと言ってくれてるし…
「そう来たか…」
これは離して欲しいから言っているだけ。
「離して…くださらないのですか…?」
もしこれが2人きりの時なら絶対離さない。
でもこの場でそれをするのは…確定だな。
そこまでして離れたいの?
「…仕方ないから離れるよ。」
ジュンシーはシャルに絡んでくるし、お義父様は僕がどれだけシャルを手に入れようとしたかばらしかけるし、両親はもう猫なんて被る気がないようでシャルにすごく絡んでくる…
あぁでもお義母様が言ったようにシャルには頑張ってもらいたいかな?
パーティーは乗り気ではなかったけどシャルが嬉しそうだしそこは妥協することにする。
それにシャルとの婚姻を祝われるのは僕だって嬉しい。
***
やっとシャルと2人になれた。
かわいいなぁ。
「ん…」
唇にキスしたら頬の赤みが増している。
「ふ、不意打ちで唇にはしないんじゃ…!」
「それはまだ婚約の段階で僕の理性が切れたら困るからだよ。だからもうそんなもったいないことしない。君の柔らかい唇の感触を知ってまで今までの場所だけで我慢できるほど我慢強くないんだ…」
何度も触れるだけのキスをして…
「わ、私そろそろ就寝の支度をしなくては!このドレスでは寝れませんし湯浴みに行って着替えて寝ます!」
逃げられた。
僕もシャルが戻る前にさっさと準備するか。
***
「で、殿下と同じ部屋なのですか⁉」
「当たり前だよ。夫婦、それも新婚だよ?」
「え、えっと。で、でも…」
シャルが身に着けているネグリジェは清楚な白色で…うっすら桃色に透けてる。
やばい我慢できそうにない。
混乱した様子のシャルにキスをする。
触れるだけなのに赤くなるとか…
そのまま横抱きにしてベットまで連れてきて降ろし、そのまま押し倒す。
連れて来る間に“ダメです!まだ!”とか言ってたけどまだとか言ってるってことは嫌じゃないんだよね?
ならいいかな。
「で、殿下…」
いつになったらその呼び方やめてくれるかと期待してたのに…
「そろそろ意地張っての殿下呼びやめてよ…シャル?」
もうこの呼び方でも拒否しないよね?
「…レーヴィ様退いてください。」
確かに殿下呼びじゃないけど…
「僕は愛称で呼んでいるのに…」
顔を背けてるせいで唇には出来ない…
「なに…」
首筋にキスをするとぴくりと反応するシャルが見える。
「愛称で呼んでくれてもいいよね?」
「り、リヴィ様…」
無理…あぁもう…
「やっぱり反則だよ…」
そのまま服に手をかける。
服の上からでも肌の柔らかさを感じられるけど…
「だ、だめです…」
赤い頬に艶めいた唇、涙目の上目遣い…
「誘ってるようにしか見えないんだけど…」
「そんなつもりは……ん…」
艶めいた唇にキスをすれば柔らかな感触が伝わってくる。
「シャルは初夜に夫を放って生殺しにでもするつもり?」
無理やりはさすがにする気は無いからね。
その場合一睡もできないかもしれないけど。
「分かりました…」
今分かったって言ったね?
「その…初めてなので手加減してください…」
逆効果な発言なんだけど…
「努力はするけどね…」
無理はさせたくは無いから。
何度も数えられない程触れるだけのキスを重ねる。
それだけなのにうっとりとした表情のシャルが目に映る。
舌を入れシャルの口内を舐めまわしたり彼女の舌に絡めていけば蕩けたような表情になる。
あぁこれ加減出来るかな…
無意識で煽ってくるから1回で終わらせることも出来なかった。
これでも手加減はしたんだ。
でも動けなければ他の人がシャルに接触することは無い…けどそれは彼女の自由を奪うことになるし…
まぁそれは置いといてとにかく貴族がその地位の意味を理解していなかったり、それにより立場の弱いものが不利益を被る事がないようしたい。
いつか…貴族でも自由に恋愛結婚が出来るようしたい。
シャルは一緒に頑張るつもりでいるみたいだけど無理はしないで欲しい。
シャルが隣にいてくれるなら頑張れるから離れないでね?
シャルが良くしようとしてるんだから僕も頑張るから。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
327
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる