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第17話 エドガーのアホ
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「変に知恵をつけたアホより、狂犬女の方がマシでしたわぁっ!」
中等学園の学舎の一室。
窓の外から見える景色は既に暗く、エドガーが多くの令嬢に背中を差されそうになってから、半日以上が経過していた。
そしてハティアはカツカツと部屋を行ったり来たりしていた。顔には怒りが如実に現れていた。
それを見て、窓際の椅子に座っていたクラリスが目を伏せる。
「……すまぬ。ハティア殿。儂がもう少し言っておれば」
「クラリス様に非はありません。悪いのはあのぼんくらですわぁ!」
「いや、あのロイスとアイラの息子なのだ。これくらい想定するべきだった」
ハティアが視線でクラリスにどういうことかと問いかける。
「ロイスもアテナも惚れた腫れたでかなり問題を起こしていてな。当時、パーティーを組んでいた儂とアランはかなりその事後処理に奔走しておったのだ」
半日近く。
ハティアは事情聴取に令嬢たちのケアなど、奔走しまわっていた。
フォンダルム中等学園長も含め、教師たちはバンボラとその執事メイドたちの対処に回っていたため、ハティアがこちらの対処をしていたのだ。
クラリスはバンボラたちの方の対処をしていたのだが、ハティアの様子が気になり見に来たというわけである。
「……クラリス様もお苦労をなされたのですわね」
「うむ。そのくせ、本人たちは自分はしっかりしていると思っているから、更に厄介での。アテナなど何人かの婦人にビンタされるまで、自覚なかったからの」
「あのアテナ様が……」
「冒険者時代はかなり女性相手にかなりモテておったのだ。まぁ、ロイスへの好意を自覚してからは、女性を誑すことなくなったが」
クラリスが溜息を吐く。ハティアもそれにつられて溜息を吐いた。
「ところで、ハティア殿はここで何をしておるのだ?」
「……待っているのですわ」
「待っている? 誰――」
ハティアの言葉に首を傾げ、しかし直ぐにクラリスは気が付いた。
「儂が叱るが?」
「いや、わたくしがやりますわ。それに、もう一人、キチンと話を聞かなければいけませんし」
ハティアがそういったとき、部屋の扉がノックされた。
「入りなさい」
ハティアの言葉と同時に扉が開いた。
「……申し訳なかった」
「……クラリス様!」
現れたのはエドガーとシャーロットだった。
Φ
「……」
「……なんで、私まで」
エドガーとシャーロットは正座させられていた。シャーロットがそれを見下ろす。クラリスはぼやっと眺める。
「黙りなさい」
「……いつものお花畑はやめるんだ」
「もう一度、言うわ。黙りなさい。そしてわたくしの質問に答えなさい」
「……う」
苦々しく顔を歪めるシャーロット。
ハティアはわざとらしく冷たい溜息を吐き、正座させているエドガーとシャーロットをそれぞれ見る。
「さて、まずはシャーロット様。何故、煽るような真似をしたのですか?」
「……煽る?」
「シャーロット様?」
シャーロットは惚けたように首をかしげるが、ハティアは冷たい瞳を向ける。
「……確かに煽った」
「何故?」
「……ムカついたから」
ハティアが視線で続きを促す。
シャーロットは一瞬、クラリスを見て恥ずかしそうな表情をした。しかし、覚悟を決めたようにハティアを睨んだ。
「……常に婚約を申し込まれる側のハティア殿下には分からない。親が勝手に婚約を申し込んで、断られる。しかも、それを周りにグチグチと言われる」
「つまり?」
「……私にそんな意志はないのに、私が婚約を申し込んだ事にされて、それをバカにされる。屈辱でしかない。だから、こいつにも同じような屈辱を味合わせたかった。あと、普通に無自覚にいろんな子たちを弄んでいたのがムカついた」
「……はぁ」
ハティアが天を仰ぐ。
エドガーが顔を歪ませ、シャーロットを睨んだ。
「お前、そんな事でッ!」
「……そんな事? あなたがそれを言えるの?」
「ッ。でもっ、もっとやりようが――」
バツが悪そうに顔を歪めながらも、エドガーはそれでもシャーロットに言い募ろうとして。
「やめなさい」
「チッ」
「……ふん」
二人は反抗的に黙り込んだ。
それを見てハティアは更に溜息を吐いたが、仕方なさそうに首を横に振った。
「次にエドガー様」
「なんだよ。もう言っただろ。知らなかったんだ。ああ、俺の調査不足だ。最近の流行りを調べなかったのが悪かった。もう、これでいいだろ!」
投げやりな様子のエドガー。
エドガーとしては、そもそも最近はやっている恋愛小説なんて知らなかったのだし、普通に挨拶回りをしていたつもりだったのだ。
それがこんなことになるのだから、荒れるのも仕方がないだろう。
「悪かった……。それは何に対してでしょうか?」
「何に対してって、そりゃあ、知らなかったとはいえ、告白してしまって傷つけたに事だ。フェリス嬢含め、頭を下げる。落とし前は俺でキチンとつける」
不機嫌そうなエドガー。それにハティアだけでなく、クラリスも溜息を吐いた。
「……はぁ。エドガー様がワザと、このような事態を引き起こしたとは思っていませんわ。非がないとは言いませんが、問題はそこではないですわ」
「じゃあ、どこが問題なんだ」
「一昨日のわたくしの忠告、もう忘れたのでしょうか?」
「忠告だと?」
「ッ」
本当に分からないのか、首を傾げるエドガーにハティアは思わず息を飲んだ。そして、吐き捨てるように言った。
「わたくし、言いましたわよね。張り付けた笑みをやめなさいと。令嬢に背中を刺せると」
「はぁ!? あれ、お前の冗談だろ! いつも、そんな事言ってるじゃねぇか!」
「冗談なわけないでしょうが!」
ハティアは怒鳴る。
「……うっわ。悪質じゃん、このアホ」
「シャーロット様。黙りなさい」
「……ん」
シャーロットはそっぽを向き、ハティアはエドガーに冷徹な瞳を向けた。
「大体、今更過去に婚約を申し込んだ令嬢たちを調べてあげていたのかしら? 今回の件。令嬢たちが勘違いした要因の一つは、自分が欲しいと思っていた物をプレゼントされたからですわ。何故、そんな事をしたのかしら?」
「そ、それは……」
「言いなさい」
エドガーはバツの悪そうに顔をしかめて、チラリとクラリスを見やる。それから、頬を少し赤くする。
「……言われたんだ」
「誰に、何をですか?」
「セオ……セオドラーに、言われたんだよ」
「セオドラー様?」
「セオだと?」
思わぬ人物の名前がエドガーの口から上がり、ハティアとクラリスは目を見開く。何故、エドガーの弟が関係するのか。
「セオに言われたんだ。誠実じゃねぇってな」
「……どういうことです??」
「……自分で言うのもあれだが、俺、同年代の中だと面倒見がいいんだ」
「確かに、エドガーは街の子供たち、特に幼子の面倒を見ておるしな。ロイス達や街の者たちが助かっていると褒めておった」
エドガーの言葉の意味が分からず、眉をひそめたハティアとシャーロットにクラリスが補足を入れる。
エドガーが頷いた。
「それが今回のと何の関係があるのですか?」
「……なんというか、異性から、特に小さい子に好かれる事が多いんだ」
「は?」
青筋がハティアの額に浮かぶ。エドガーはそれに気が付かず、続ける。
「まぁ、それは俺が普段面倒見ているから、勘違いしているだけだと思うんだがな。だから、大きくなれば忘れるだろうと思って、そいつらの言葉に合わせてたんだ」
ヒクヒクと頬を引きつらせるハティア。拳もギリギリと握りしめられている。
「だが、セオにな。どんな歳だってこ……恋は恋だし、適当に言葉を合わせるのは誠実じゃないって言われたんだ。キチンと受け取って、断るべきだって」
「……以前は話した時も思いましたが、五歳なのにも関わらず、セオドラー様はかなり聡明というか、まっすぐですわね」
「……その考えは好感持てる」
険しく歪んでいたハティアもシャーロットの表情が少し和らぐ。
だが、次の瞬間、何かに気が付いた様に顔を上げた。
「……まさかと思いますが、エドガー様。過去の婚約話も?」
「ああ。社交辞令的に断ったのは悪かったと。俺としてはこいつみたいに縁繋ぎだとは思っているが、もしかしたら本気だった娘もいると言われてな」
ハティアとシャーロットが絶句する。
「蒸し返すわけにもいかねぇけど、誠実じゃないのは駄目だと思った。だから、せめて詫びとして欲しいものを挨拶回りの時に贈った。そしたらこうなったんだ」
「……アホだ。アホがおる」
最後まで黙って聞いていたクラリスは頭を抱えた。
そして、我に返ったハティアと一緒にエドガーに説教をした。
======================================
ここからかなり更新が不定期になります。
中等学園の学舎の一室。
窓の外から見える景色は既に暗く、エドガーが多くの令嬢に背中を差されそうになってから、半日以上が経過していた。
そしてハティアはカツカツと部屋を行ったり来たりしていた。顔には怒りが如実に現れていた。
それを見て、窓際の椅子に座っていたクラリスが目を伏せる。
「……すまぬ。ハティア殿。儂がもう少し言っておれば」
「クラリス様に非はありません。悪いのはあのぼんくらですわぁ!」
「いや、あのロイスとアイラの息子なのだ。これくらい想定するべきだった」
ハティアが視線でクラリスにどういうことかと問いかける。
「ロイスもアテナも惚れた腫れたでかなり問題を起こしていてな。当時、パーティーを組んでいた儂とアランはかなりその事後処理に奔走しておったのだ」
半日近く。
ハティアは事情聴取に令嬢たちのケアなど、奔走しまわっていた。
フォンダルム中等学園長も含め、教師たちはバンボラとその執事メイドたちの対処に回っていたため、ハティアがこちらの対処をしていたのだ。
クラリスはバンボラたちの方の対処をしていたのだが、ハティアの様子が気になり見に来たというわけである。
「……クラリス様もお苦労をなされたのですわね」
「うむ。そのくせ、本人たちは自分はしっかりしていると思っているから、更に厄介での。アテナなど何人かの婦人にビンタされるまで、自覚なかったからの」
「あのアテナ様が……」
「冒険者時代はかなり女性相手にかなりモテておったのだ。まぁ、ロイスへの好意を自覚してからは、女性を誑すことなくなったが」
クラリスが溜息を吐く。ハティアもそれにつられて溜息を吐いた。
「ところで、ハティア殿はここで何をしておるのだ?」
「……待っているのですわ」
「待っている? 誰――」
ハティアの言葉に首を傾げ、しかし直ぐにクラリスは気が付いた。
「儂が叱るが?」
「いや、わたくしがやりますわ。それに、もう一人、キチンと話を聞かなければいけませんし」
ハティアがそういったとき、部屋の扉がノックされた。
「入りなさい」
ハティアの言葉と同時に扉が開いた。
「……申し訳なかった」
「……クラリス様!」
現れたのはエドガーとシャーロットだった。
Φ
「……」
「……なんで、私まで」
エドガーとシャーロットは正座させられていた。シャーロットがそれを見下ろす。クラリスはぼやっと眺める。
「黙りなさい」
「……いつものお花畑はやめるんだ」
「もう一度、言うわ。黙りなさい。そしてわたくしの質問に答えなさい」
「……う」
苦々しく顔を歪めるシャーロット。
ハティアはわざとらしく冷たい溜息を吐き、正座させているエドガーとシャーロットをそれぞれ見る。
「さて、まずはシャーロット様。何故、煽るような真似をしたのですか?」
「……煽る?」
「シャーロット様?」
シャーロットは惚けたように首をかしげるが、ハティアは冷たい瞳を向ける。
「……確かに煽った」
「何故?」
「……ムカついたから」
ハティアが視線で続きを促す。
シャーロットは一瞬、クラリスを見て恥ずかしそうな表情をした。しかし、覚悟を決めたようにハティアを睨んだ。
「……常に婚約を申し込まれる側のハティア殿下には分からない。親が勝手に婚約を申し込んで、断られる。しかも、それを周りにグチグチと言われる」
「つまり?」
「……私にそんな意志はないのに、私が婚約を申し込んだ事にされて、それをバカにされる。屈辱でしかない。だから、こいつにも同じような屈辱を味合わせたかった。あと、普通に無自覚にいろんな子たちを弄んでいたのがムカついた」
「……はぁ」
ハティアが天を仰ぐ。
エドガーが顔を歪ませ、シャーロットを睨んだ。
「お前、そんな事でッ!」
「……そんな事? あなたがそれを言えるの?」
「ッ。でもっ、もっとやりようが――」
バツが悪そうに顔を歪めながらも、エドガーはそれでもシャーロットに言い募ろうとして。
「やめなさい」
「チッ」
「……ふん」
二人は反抗的に黙り込んだ。
それを見てハティアは更に溜息を吐いたが、仕方なさそうに首を横に振った。
「次にエドガー様」
「なんだよ。もう言っただろ。知らなかったんだ。ああ、俺の調査不足だ。最近の流行りを調べなかったのが悪かった。もう、これでいいだろ!」
投げやりな様子のエドガー。
エドガーとしては、そもそも最近はやっている恋愛小説なんて知らなかったのだし、普通に挨拶回りをしていたつもりだったのだ。
それがこんなことになるのだから、荒れるのも仕方がないだろう。
「悪かった……。それは何に対してでしょうか?」
「何に対してって、そりゃあ、知らなかったとはいえ、告白してしまって傷つけたに事だ。フェリス嬢含め、頭を下げる。落とし前は俺でキチンとつける」
不機嫌そうなエドガー。それにハティアだけでなく、クラリスも溜息を吐いた。
「……はぁ。エドガー様がワザと、このような事態を引き起こしたとは思っていませんわ。非がないとは言いませんが、問題はそこではないですわ」
「じゃあ、どこが問題なんだ」
「一昨日のわたくしの忠告、もう忘れたのでしょうか?」
「忠告だと?」
「ッ」
本当に分からないのか、首を傾げるエドガーにハティアは思わず息を飲んだ。そして、吐き捨てるように言った。
「わたくし、言いましたわよね。張り付けた笑みをやめなさいと。令嬢に背中を刺せると」
「はぁ!? あれ、お前の冗談だろ! いつも、そんな事言ってるじゃねぇか!」
「冗談なわけないでしょうが!」
ハティアは怒鳴る。
「……うっわ。悪質じゃん、このアホ」
「シャーロット様。黙りなさい」
「……ん」
シャーロットはそっぽを向き、ハティアはエドガーに冷徹な瞳を向けた。
「大体、今更過去に婚約を申し込んだ令嬢たちを調べてあげていたのかしら? 今回の件。令嬢たちが勘違いした要因の一つは、自分が欲しいと思っていた物をプレゼントされたからですわ。何故、そんな事をしたのかしら?」
「そ、それは……」
「言いなさい」
エドガーはバツの悪そうに顔をしかめて、チラリとクラリスを見やる。それから、頬を少し赤くする。
「……言われたんだ」
「誰に、何をですか?」
「セオ……セオドラーに、言われたんだよ」
「セオドラー様?」
「セオだと?」
思わぬ人物の名前がエドガーの口から上がり、ハティアとクラリスは目を見開く。何故、エドガーの弟が関係するのか。
「セオに言われたんだ。誠実じゃねぇってな」
「……どういうことです??」
「……自分で言うのもあれだが、俺、同年代の中だと面倒見がいいんだ」
「確かに、エドガーは街の子供たち、特に幼子の面倒を見ておるしな。ロイス達や街の者たちが助かっていると褒めておった」
エドガーの言葉の意味が分からず、眉をひそめたハティアとシャーロットにクラリスが補足を入れる。
エドガーが頷いた。
「それが今回のと何の関係があるのですか?」
「……なんというか、異性から、特に小さい子に好かれる事が多いんだ」
「は?」
青筋がハティアの額に浮かぶ。エドガーはそれに気が付かず、続ける。
「まぁ、それは俺が普段面倒見ているから、勘違いしているだけだと思うんだがな。だから、大きくなれば忘れるだろうと思って、そいつらの言葉に合わせてたんだ」
ヒクヒクと頬を引きつらせるハティア。拳もギリギリと握りしめられている。
「だが、セオにな。どんな歳だってこ……恋は恋だし、適当に言葉を合わせるのは誠実じゃないって言われたんだ。キチンと受け取って、断るべきだって」
「……以前は話した時も思いましたが、五歳なのにも関わらず、セオドラー様はかなり聡明というか、まっすぐですわね」
「……その考えは好感持てる」
険しく歪んでいたハティアもシャーロットの表情が少し和らぐ。
だが、次の瞬間、何かに気が付いた様に顔を上げた。
「……まさかと思いますが、エドガー様。過去の婚約話も?」
「ああ。社交辞令的に断ったのは悪かったと。俺としてはこいつみたいに縁繋ぎだとは思っているが、もしかしたら本気だった娘もいると言われてな」
ハティアとシャーロットが絶句する。
「蒸し返すわけにもいかねぇけど、誠実じゃないのは駄目だと思った。だから、せめて詫びとして欲しいものを挨拶回りの時に贈った。そしたらこうなったんだ」
「……アホだ。アホがおる」
最後まで黙って聞いていたクラリスは頭を抱えた。
そして、我に返ったハティアと一緒にエドガーに説教をした。
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