144 / 342
ちょっとした激動の四か月
成長の一手:アイラ
しおりを挟む
「お茶会?」
午前中にあるクラリスの講義の準備をしていたアイラは、〝念動〟で木製の車いすをリーナの方へ向ける。リーナの手には簡易な手紙が一枚あった。アイラから見れば魔力濃度が疎らな紙でしかないが。
「はい。ハティア様から今日の午後にと」
「……けど、クラリス様には……」
アイラはその透明にすら見える白銀の瞳を伏せる。ここ最近は、自室などにおいては瞼を閉じる事はなくなった。普通に眼を見せるようになった。
リーナはそんなアイラの変化に喜びながら、微笑みながら頷く。熟練の魔法使いであるリーナは成長していくアイラに負けないようにクラリスに頼み込んで、魔法の修練、特に体内魔力の質を高めている。
魔力の世界だけを見ているアイラが、人の表情を多少なりとも見られるようにするためだ。現状、アイラがハッキリとした表情を見たことがあるのはクラリスだけだから。
そうしてつい最近は、表情を作る際に、練った魔力を顔に意図的に集中させることによってアイラが表情をほぼハッキリと視れるようになったのだ。
生まれた時から近くにいて仕えてくれているリーナの表情を見ることができたためか、アイラはずっと機嫌がいい。
今も申し訳なさそうに目を伏せていたのに、リーナが微笑んだ瞬間、ニパーと表情が輝いたのだ。儚い雰囲気だったのが、ウッキウッキとした雰囲気に変わる。
「事前にハティア様がクラリス様に話をお通していたようです」
「……分かったわ」
午前中の準備を確認し終えたアイラは丁寧に折り畳んだ一枚の紙を懐に入れた後、リーナに幾つかのお茶会のための準備を幾つか言いつけ、クラリスの自室へと向かった。
Φ
「ッ」
「どうか致しましたか?」
「……いえ、大丈夫よ」
クラリスの鬼のような指導により、アイラは〝念動〟を手足のように扱うことができる。むしろ、ここ最近は自らの魔力を纏わせることによって物の位置や輪郭等々を正確に把握している事もあり、手足以上に扱っているといっても過言ではない。
だが、アイラが王城内を移動する際は、リーナが車いすを押すことで移動している。まだアイラが自分で移動できる事を知らしめる時ではないからだ。自らの成長や実力を適切な時に知らしめてこそ、意味がある。
そうして三歳年上の姉、ハティアに指定された場所へ移動していたのだが、その途中でアイラの顔が真っ青になる。閉じていた瞼を薄っすらと開き、少し呼吸が乱れ始めた。整っていた魔力が若干乱れ、冷や汗をかいている。
「……アイラ様。本当に大丈夫ですか? 見るからに――」
「――大丈夫よ、リーナ。ちょっと動揺しただけだから」
「……そうですか」
リーナは不審に思いながらもゆっくりと車いすを進めていた。途中すれ違う文官や騎士たちとは目を合すことなく、ゆっくりと堂々と歩みを進めていたのだが。
(なるほど。そういうことですか)
目的地にある程度近くなった時、リーナは何故アイラがあんな表情になったのかを察した。その存在を魔力感知で捉えたからだ。
それから少し迷ったが、アイラの震えながらもそれでも背筋を伸ばし佇んでいる様を後ろから見て黙った。
見守る。見守り、失敗したら慰める。それが自分にできる事だと理解して。
そして目的地、王城の中にある一つの中庭に着いた。中庭といっても結構広い。体育館ほどの広さだ。
その近くにいたメイドに目配せして、リーナは中庭の中央にある八角形で屋根があって柱だけの吹き抜けの建築物、ガゼボへと車いすを進める。
ガゼボには丸机とその上に紅茶やクッキーがおいてあり、それを囲う二人の美少女がいた。
「時間通りですわね、アイラ」
「本日はこのような場にお招きいただき感謝いたします、ハティアお姉さま」
「こちらこそ、わたくしの招待に応じて頂きありがとうございますわ」
母親譲りの美しい金髪をサイドテールに揺らし、たおやかな碧眼を柔らかく細めるのはハティア・S・エレガント。アイラの三つ年上の姉だ。
そしてもう一人は。
「……お久しぶりです。ルーシー様」
「ええ、お久しぶりね、アイラ様」
ルーシー・バールク。
バールク公爵家の娘であり、八歳、つまりアイラの一つ上でありながら才女とも言われるほど賢く美しい少女。まだ、幼女とも言える。
だが、艶めく紫の長髪と切れ長で鋭い紫目はとても美しく、清楚居住まいでありながら少しアンニュイな雰囲気を漂わせる彼女は既に淑女。
背はハティアよりも幾分か低いが、この中で一番年上に見えるだろう。
そんなルーシーを半年近く前、アイラは無意識ながらも侮辱してしまった。クラリスと出会ったの日の事だ。あの後、手紙と直接、二回謝罪をしたが、彼女は以前のように優しく接してはくれなかった。
冷たい。
魔力で分かる。ルーシーはアイラに好感情を抱いていない。悪感情すら抱いていない。ただただ冷たい。
アイラはそんな彼女に若干強張った表情を向けながらも、端然と座りながらカーテシーをする。向こうも優雅にカーテシーをする。
「リーナ。下がっていなさい」
「かしこまりました」
アイラは凛然とした態度でリーナに命令を出す。ここは外。身内のハティアがいるとはいえ、甘えは許されない。だからこそ、主人らしくリーナに命令を出すのだ。
リーナもそれを汲んでいる。少しだけ頬を緩めながらも、粛然とした態度でカーテシーと控えの一礼をハティアとルーシーにして、後ろに下がった。
アイラはそれを感じながらも見ることはない。
それを見たルーシーは少しだけ不審な表情をする。
半年前の貴族然とした態度を取れていなかったアイラが、そういう態度を取ったという事はどうでもいい。どうせ、人は成長する。できなかった事ができるようになる。そもアイラは王族であり、それができるようになったからといって驚きはないし、称賛もない。
だが、馬鹿なのかと思ってしまう。
車いすに乗ったアイラは、まだガゼボに上がっていない。三段の階段という隔たりがあり、車いすでその隔たりを乗り越えるのは不可能だ。まして、右足もない。左腕もない。目は閉じていて立つことすらできない。
よもやガゼボに上がるつもりはないのか? とでも思ってしまうが、流石にそれはないだろう。
ルーシーはハティアに目配せする。ハティアはハティアで首を傾げていたが、まぁ大丈夫でしょう、という感じに優雅に紅茶を啜った。
と、その時。
「ッ」
「まぁ!」
階段の前で微動だにしなかったアイラが、ガゼボへと車いすを進めた。浮いている車いすを進めた。
理屈は簡単。手足以上に扱うことができるようになった〝念動〟だ。魔力で包んだ生物以外の物体を触ることなく動かす事ができる〝念動〟で車いすを浮かして階段を乗り越えたのだ。
口で言うと結構簡単だが、通常の魔法使いでもこれができる者はそう多くない。
純粋な無属性魔法である〝念動〟を使う際、まず物体に自分の魔力をむらなく浸透させる必要がある。魔力を浸透させたら、その形状に合わせて魔力を纏わせる。これは浸透とは違い、覆う感じだ。
次に無属性魔法がもつ『物理干渉』でその物体を動かすのだが、浮かす場合はその物体にかかる重力等々を配慮して浮かさなければならない。しかも、形状によって重心が変わったりして、まっすぐに浮かすことは難しい。回転してしまうのだ。
人が乗っているのであればなおさらだ。
小さな箱が絶妙なバランスで細い棒の上に乗り、尚且つそこに人が乗る。そして手元にあるコントローラーで乗っている人が落ちないように、箱の傾きを操作する感じだ。
自分が乗っている場合は、自分で動きながら重心を操作し、またコントローラーで傾きも操作するっていう感じ。
大陸でも有数の実力を持つエレガント王国の魔導士でも、できる者はほんの一握りになる。
だからこそ、その知識を持ち魔法にも精通しているルーシーは表情には出さないものの内心驚愕していて、ハティアは普通に驚いていた。アイラはハティアにこれができることをまだ伝えていなかった。
「アイラ、凄いですわ! いつのまにそんな事ができるようになったんですの?」
「つい最近です、ハティアお姉さま」
アイラは瞼を閉じたすまし顔で軽く一礼しながらも、内心はむふーといった感じにどや顔している。大好きな姉が喜んで切れたこともあるが、ルーシーから零れる驚愕の魔力を目にして、なんというか嬉しかったのだ。
アイラに冷たいルーシーだが、しかし冷たいのは自分のせい。
だからこそ、アイラはルーシーに少しでも関心を持ってもらえたことが嬉しかったのだ。まぁそれを表情に出すことはないが。
そして最初の一手でアイラの流れとなったお茶会が始まる。
午前中にあるクラリスの講義の準備をしていたアイラは、〝念動〟で木製の車いすをリーナの方へ向ける。リーナの手には簡易な手紙が一枚あった。アイラから見れば魔力濃度が疎らな紙でしかないが。
「はい。ハティア様から今日の午後にと」
「……けど、クラリス様には……」
アイラはその透明にすら見える白銀の瞳を伏せる。ここ最近は、自室などにおいては瞼を閉じる事はなくなった。普通に眼を見せるようになった。
リーナはそんなアイラの変化に喜びながら、微笑みながら頷く。熟練の魔法使いであるリーナは成長していくアイラに負けないようにクラリスに頼み込んで、魔法の修練、特に体内魔力の質を高めている。
魔力の世界だけを見ているアイラが、人の表情を多少なりとも見られるようにするためだ。現状、アイラがハッキリとした表情を見たことがあるのはクラリスだけだから。
そうしてつい最近は、表情を作る際に、練った魔力を顔に意図的に集中させることによってアイラが表情をほぼハッキリと視れるようになったのだ。
生まれた時から近くにいて仕えてくれているリーナの表情を見ることができたためか、アイラはずっと機嫌がいい。
今も申し訳なさそうに目を伏せていたのに、リーナが微笑んだ瞬間、ニパーと表情が輝いたのだ。儚い雰囲気だったのが、ウッキウッキとした雰囲気に変わる。
「事前にハティア様がクラリス様に話をお通していたようです」
「……分かったわ」
午前中の準備を確認し終えたアイラは丁寧に折り畳んだ一枚の紙を懐に入れた後、リーナに幾つかのお茶会のための準備を幾つか言いつけ、クラリスの自室へと向かった。
Φ
「ッ」
「どうか致しましたか?」
「……いえ、大丈夫よ」
クラリスの鬼のような指導により、アイラは〝念動〟を手足のように扱うことができる。むしろ、ここ最近は自らの魔力を纏わせることによって物の位置や輪郭等々を正確に把握している事もあり、手足以上に扱っているといっても過言ではない。
だが、アイラが王城内を移動する際は、リーナが車いすを押すことで移動している。まだアイラが自分で移動できる事を知らしめる時ではないからだ。自らの成長や実力を適切な時に知らしめてこそ、意味がある。
そうして三歳年上の姉、ハティアに指定された場所へ移動していたのだが、その途中でアイラの顔が真っ青になる。閉じていた瞼を薄っすらと開き、少し呼吸が乱れ始めた。整っていた魔力が若干乱れ、冷や汗をかいている。
「……アイラ様。本当に大丈夫ですか? 見るからに――」
「――大丈夫よ、リーナ。ちょっと動揺しただけだから」
「……そうですか」
リーナは不審に思いながらもゆっくりと車いすを進めていた。途中すれ違う文官や騎士たちとは目を合すことなく、ゆっくりと堂々と歩みを進めていたのだが。
(なるほど。そういうことですか)
目的地にある程度近くなった時、リーナは何故アイラがあんな表情になったのかを察した。その存在を魔力感知で捉えたからだ。
それから少し迷ったが、アイラの震えながらもそれでも背筋を伸ばし佇んでいる様を後ろから見て黙った。
見守る。見守り、失敗したら慰める。それが自分にできる事だと理解して。
そして目的地、王城の中にある一つの中庭に着いた。中庭といっても結構広い。体育館ほどの広さだ。
その近くにいたメイドに目配せして、リーナは中庭の中央にある八角形で屋根があって柱だけの吹き抜けの建築物、ガゼボへと車いすを進める。
ガゼボには丸机とその上に紅茶やクッキーがおいてあり、それを囲う二人の美少女がいた。
「時間通りですわね、アイラ」
「本日はこのような場にお招きいただき感謝いたします、ハティアお姉さま」
「こちらこそ、わたくしの招待に応じて頂きありがとうございますわ」
母親譲りの美しい金髪をサイドテールに揺らし、たおやかな碧眼を柔らかく細めるのはハティア・S・エレガント。アイラの三つ年上の姉だ。
そしてもう一人は。
「……お久しぶりです。ルーシー様」
「ええ、お久しぶりね、アイラ様」
ルーシー・バールク。
バールク公爵家の娘であり、八歳、つまりアイラの一つ上でありながら才女とも言われるほど賢く美しい少女。まだ、幼女とも言える。
だが、艶めく紫の長髪と切れ長で鋭い紫目はとても美しく、清楚居住まいでありながら少しアンニュイな雰囲気を漂わせる彼女は既に淑女。
背はハティアよりも幾分か低いが、この中で一番年上に見えるだろう。
そんなルーシーを半年近く前、アイラは無意識ながらも侮辱してしまった。クラリスと出会ったの日の事だ。あの後、手紙と直接、二回謝罪をしたが、彼女は以前のように優しく接してはくれなかった。
冷たい。
魔力で分かる。ルーシーはアイラに好感情を抱いていない。悪感情すら抱いていない。ただただ冷たい。
アイラはそんな彼女に若干強張った表情を向けながらも、端然と座りながらカーテシーをする。向こうも優雅にカーテシーをする。
「リーナ。下がっていなさい」
「かしこまりました」
アイラは凛然とした態度でリーナに命令を出す。ここは外。身内のハティアがいるとはいえ、甘えは許されない。だからこそ、主人らしくリーナに命令を出すのだ。
リーナもそれを汲んでいる。少しだけ頬を緩めながらも、粛然とした態度でカーテシーと控えの一礼をハティアとルーシーにして、後ろに下がった。
アイラはそれを感じながらも見ることはない。
それを見たルーシーは少しだけ不審な表情をする。
半年前の貴族然とした態度を取れていなかったアイラが、そういう態度を取ったという事はどうでもいい。どうせ、人は成長する。できなかった事ができるようになる。そもアイラは王族であり、それができるようになったからといって驚きはないし、称賛もない。
だが、馬鹿なのかと思ってしまう。
車いすに乗ったアイラは、まだガゼボに上がっていない。三段の階段という隔たりがあり、車いすでその隔たりを乗り越えるのは不可能だ。まして、右足もない。左腕もない。目は閉じていて立つことすらできない。
よもやガゼボに上がるつもりはないのか? とでも思ってしまうが、流石にそれはないだろう。
ルーシーはハティアに目配せする。ハティアはハティアで首を傾げていたが、まぁ大丈夫でしょう、という感じに優雅に紅茶を啜った。
と、その時。
「ッ」
「まぁ!」
階段の前で微動だにしなかったアイラが、ガゼボへと車いすを進めた。浮いている車いすを進めた。
理屈は簡単。手足以上に扱うことができるようになった〝念動〟だ。魔力で包んだ生物以外の物体を触ることなく動かす事ができる〝念動〟で車いすを浮かして階段を乗り越えたのだ。
口で言うと結構簡単だが、通常の魔法使いでもこれができる者はそう多くない。
純粋な無属性魔法である〝念動〟を使う際、まず物体に自分の魔力をむらなく浸透させる必要がある。魔力を浸透させたら、その形状に合わせて魔力を纏わせる。これは浸透とは違い、覆う感じだ。
次に無属性魔法がもつ『物理干渉』でその物体を動かすのだが、浮かす場合はその物体にかかる重力等々を配慮して浮かさなければならない。しかも、形状によって重心が変わったりして、まっすぐに浮かすことは難しい。回転してしまうのだ。
人が乗っているのであればなおさらだ。
小さな箱が絶妙なバランスで細い棒の上に乗り、尚且つそこに人が乗る。そして手元にあるコントローラーで乗っている人が落ちないように、箱の傾きを操作する感じだ。
自分が乗っている場合は、自分で動きながら重心を操作し、またコントローラーで傾きも操作するっていう感じ。
大陸でも有数の実力を持つエレガント王国の魔導士でも、できる者はほんの一握りになる。
だからこそ、その知識を持ち魔法にも精通しているルーシーは表情には出さないものの内心驚愕していて、ハティアは普通に驚いていた。アイラはハティアにこれができることをまだ伝えていなかった。
「アイラ、凄いですわ! いつのまにそんな事ができるようになったんですの?」
「つい最近です、ハティアお姉さま」
アイラは瞼を閉じたすまし顔で軽く一礼しながらも、内心はむふーといった感じにどや顔している。大好きな姉が喜んで切れたこともあるが、ルーシーから零れる驚愕の魔力を目にして、なんというか嬉しかったのだ。
アイラに冷たいルーシーだが、しかし冷たいのは自分のせい。
だからこそ、アイラはルーシーに少しでも関心を持ってもらえたことが嬉しかったのだ。まぁそれを表情に出すことはないが。
そして最初の一手でアイラの流れとなったお茶会が始まる。
45
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる