水泳部合宿

RIKUTO

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朝〜2日目もVIP待遇な僕〜

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「ゆうきくん。朝だよ。」
ふと現実に引き戻す声が聞こえてきた。
はっ!夢だったんだ!本当に奇妙な夢だったな。
いつも思うけど、なんで夢を夢だと気がつかないんだろうか?
「おはようゆうきくん!よく寝てたね!夢でも見てたのかな?寝言言ってばっかりだったよ!」
みんなはもう僕が起きる前には起きていたようだ。
ゆっくりと体を起こそうとした。すかさずりょう君が背中に手をやって手伝ってくれた。
……でも、なんだか部屋が静かすぎる。布団から体を起こすと、すでに部員たちの姿はほとんどない。時計を見ればまだ7時前。起床は8時のはずなのに——。「あ、起きた! ゆうき君、おはよー!」部員の一人が廊下からひょっこり顔を出す。競パン一丁で、首にタオルを巻いている。
「みんな1時間早く起きて準備してたんだ。ゆうき君はお客様だからゆっくり寝てていいってさ。でも俺、ゆうき君の付き添い担当だから待ってたよ!」
ニコニコしながら手を差し伸べてくる。まだ眠い頭でその手を取ると、りょう君に引っ張られるまま立ち上がる。まずはトイレ。
昨夜の自由時間の余韻で股間が少し重い。りょう君は「俺も一緒に行くよ!」と当然のように付いてくる。廊下を歩きながら、ふと隅にある巨大なゴミ袋に目が止まった。
……うわ。
山のように積まれた青と赤が混じった布切れ。arena OAR-4511の残骸だ。精液や我慢汁でベトベトに汚れたもの、千切られたもの、噛み跡のついたものまであるだろう。昨日の僕の競パンも、きっとあの中に——。
「ほら、ゆうき君! 見とれてないで!」
りょう君に背中を押され、トイレへ。競パン一丁で用を足し終えると、りょう君が新しい競パンを差し出してきた。
「はい、これ! ゆうき君専用の新品だよ。……って、嘘。新品だけど、昨夜みんなで『ゆうき君成分注入済み』にしたやつ!」
「えっ……?」
見れば、確かに内側に薄く白い染みが。りょう君は「みんなの愛だよ!」と笑いながら、しゃがんで僕の足に競パンを通してくれた。スルスルと上がる感触。Xマークが左のお尻にピタリと収まる。
「ぴったり! やっぱゆうき君の体、競パン映えするわ~」
りょう君の指が、股間のポジションを「調整」してくれる。ビクッ。僕の性器が反応する。次は洗面所だ。
りょう君が歯ブラシと歯磨き粉を手に持って、僕の前に立つ。
「はい、あーん」
「……え、自分で磨くよ」
「ダメ! 今日は俺が全部やるって決めた!」
強引に口を開けられ、りょう君の指で歯ブラシが奥まで入る。
……うわ、気持ちいい。
泡が口の中でふわふわ広がり、りょう君の指が歯茎を優しく撫でる。舌の上をブラシが這うたび、ぞくぞくする。
「んふふ、ゆうき君、歯並び綺麗だね。……あ、舌も出して」
舌をブラシで軽くこすられると、思わず「んっ」と声が漏れた。りょう君、めっちゃ上手い。
既に競パンからは上からピョコンと物が飛び出ている。
「はい、うがい!」
コップを傾けられ、口をゆすいだ水がシンクに流れ落ちる。りょう君がタオルで口元を拭いてくれる。その間りょう君は、お尻や胸に色々ボディタッチしてくる。僕も自然と彼の体や性器、お尻に自然とさわり返していた。
「完璧! ゆうき君の息、ミントの香り~」そのまま朝食会場へ。
多目的室のテーブルには、コンビニ弁当のおにぎり。当番の部員が「はい、ゆうき君の弁当ね!」と差し出してくる。りょう君は隣に座り、自分の弁当を開ける。
「いただきまーす!」
みんなで一斉に蓋を開ける音。コーヒーを飲んだ後に唐揚げを食べると、昨日の手作り料理とはまた違う、ジャンクな旨味が広がる。
りょう君が「ゆうき君、唐揚げ一口あげる!」と箸でつまんで口元に。
「……あーん」
仕方なく口を開けると、唐揚げがポン。りょう君の指が唇に触れる。
「美味しい?」
「……うん」
顔が熱い。みんなの視線がチラチラこっちを見てる。  朝食を終えると、りょう君が耳元で囁いた。普段はこんなに朝食を食べることはないのに、不思議と食べちゃうな。
「さて、次は朝の体操だよ。ゆうき君、準備はいい?」
新しい競パンが、朝の光にキラリと光る。

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