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芽吹の箱庭
お化けの正体
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「誰だ?!」
誰か今喋ったよな?! えー、風鈴が鳴るだけじゃなかったのか?! 本格的なホラーはやめてくれー。
部屋を見渡してみるが、何も変わりはない。
空耳か? と思って振り返った瞬間!
「うわぁ!!!!」
目の前のそれに驚いて飛び上がった!
目の前には黒い髪の毛が長い女の人、ではなく、パタパタと羽根を羽ばたかせながらコテっと顔を横に倒した小さな可愛らしい女の子がいた。
西陽も傾き、まだ灯を灯していない薄明かりの部屋の中では、輪郭すら曖昧に揺らめいて見える。
透き通る銀青色の髪は風に解ける霞のようで、伸びるほどに光の粒へと溶けて消えていく。
瞳は淡い琥珀色をしていて、覗き込めば古い思い出の断片がちらちらと映り込むように揺らめいた。
衣は布というより薄靄をまとったかのようで、ひとたび動けば空気に溶けて輪郭を隠す。
どこか懐かしい旋律の余韻を身にまとい、彼女が現れると空気そのものが「昔を思い出せ」と囁きかけてくるようだった。
「君は、、」
「あなた、私が見えるのね!」
僕が妖精に驚いていると、嬉しそうにそう言って僕の頭の周りを飛び回り出した。
や、やめてくれ。僕は三半規管が弱いんだ。
「えっと、見えるからその、とりあえず落ち着いてくれないか。」
「ごめんなさい、私を見える人間が久しぶり過ぎて嬉しくて。」
と、またコテっと首を傾けて照れているこの小さな可愛い生き物はなんだ!!
「私はフィリナ。記憶をつかさどる風の妖精よ。」
「タクミだ。えっと、フィリナはずっとこの部屋にいたのか?」
「そうね。ここは居心地がいいの。時々私の事が見える人間や、記憶が面白そうな人間がこの部屋に来た時は、彼らについて行って一緒に旅をしたりしているわ。」
そう言って僕の顔を覗き込んだ。
「あら? ふーん。。。あなた、かなり面白そうな記憶を持っているわね。」
「え?そんなこと分かるのか?」
「えぇ、私は風に乗って過去が見えるの。」
相変わらずせわしなく右に左に飛んでいたフィリナを極力見ないようにしながら、そう言えばと思い
「ここの女将さんから、窓も開いていないのに風鈴が鳴るって聞いたんだけど、それは君の仕業かい?」
「そうよ。この部屋に来た人には夢を介して、忘れたい記憶と向き合う手助けをしてあげるの。時に、失われた記憶の断片を見せてあげることもあるわ。ここには色んな人が来るから楽しいの。心に重荷を抱えた旅人や、過去を乗り越えたい者も多いわ。でも残念ながら私に気付いてくれないから、話相手がいなくて退屈だったの。そろそろ別の場所に移動しようと思っていたところにあなたが来たのよ! ねぇねぇ、あなたに着いていっていいかしら? とっても楽しくなりそうだわ!」
と今までより早口になったフィリナは、ものすごい勢いでブンブンと僕の頭の周りを飛び出した。
もう好きに飛んでくれ。色々とすごい事を言っていた気がするけど、最後は何だって?!
「僕についてくるだって? 君はここを離れても大丈夫なのかい?」
「えぇ、私は風の精霊だから基本同じ場所にはとどまらないの。ここはたまたま、よく風が通って居心地がいいからしばらく滞在していただけよ。」
「へぇ、僕は別に構わないけど、他にもメンバーがいるんだ。彼らに紹介しても大丈夫なのかい?」
「勿論大丈夫よ。私の姿が見えるかはわからないけれど。」
「成程。分かったよ。女将さんにも説明しないといけないしな。今からご飯だから食堂に行くけど、君も行くかい?」
「いつも賑わっている部屋ね。遠慮しておくわ。あそこは流れが淀んでいるから窮屈なの。」
そう言って窓際に向かってふわりと飛んでいき、風鈴にちょこんと座ってひらひらと手をふった。
「そうか。じゃあ行ってくるよ。」
食堂に降りると、すでにリオとミナが座っていて料理が運ばれてきているところだった。
「遅かったな。お化けにでくわして気絶してやしないか、呼びに行こうか話していたところだ。」
ニヤリとリオが笑って楽しそうに言った。
「大丈夫だったの? まさか本当に・・・」
「いや、大丈夫だ。風の精霊だったよ。僕たちと一緒に来るってさ。明日紹介するよ。」
「「風の精霊様?!」」
賑やかだった食堂が一瞬にして静まり返った。僕たちのテーブルに視線が集まっている。
愛想笑いをして
「シー! 声が大きい! そんなに驚くことじゃないだろう。ファンタジーなんだからゴニョ・・・」
ひそひそ声で二人をいなして、最後は更に小さくつぶやいた。僕が一番興奮しているんだ。前世では絶対にお目にかかれない憧れのティ〇カーベルさんを、生で拝見して何なら言葉を交わしたなんて。しかも一緒に旅をしたいだと! 楽しいに決まってる!
「タクミ! 精霊様なんて滅多にお目にかかれないのよ。ましてや姿が見えるなんて。」
「しかも一緒に来るってどういうことだ?! 道中気に障ることがなければいいが・・・ もしも怒らすようなことがあれば・・・」
二人も小声になったが、かなり不穏な発言だ。
「精霊、様?って、怖いのか?」
「怖いというか、恐れ多い存在ね。何にでも精霊様は宿っているって子供のころから教えられたわ。山には山の、川には川の精霊様が。家にもいるし、何なら物にも宿るっていうわ。だから物を粗末に扱っちゃいけない、とか山に入る時には山を荒らさないように感謝して山の恵みを頂く、とか。」
「万が一怒らせようもんなら、街一つ滅ぼされるってな。だから、宗教とは別に精霊様にお供えをしたり、村によっちゃあ神より崇められているな。」
「へぇー、そんなにすごい存在なんだね。 でも彼女は全然怖くなかったけどなぁ。何なら・・・ちょっとおてんばかも?」
そう話していると、女将さんが大きな器を運んできた。
「ほら、アースホーンの煮込みだよ。熱いから気をつけな。」
目の前にまだぐつぐつしているビーフシチューのような料理が置かれた。大きな肉の塊とジャガイモに似た芋やニンジンのような赤い野菜がゴロゴロッと入っている。
「うまそうだー!」
っと、食べる前に女将さんにお化けの正体を説明しないと・・・。
数秒後、女将さんの驚いた声でまた僕たちのテーブルが大注目を浴びたのはいうまでもない。
誰か今喋ったよな?! えー、風鈴が鳴るだけじゃなかったのか?! 本格的なホラーはやめてくれー。
部屋を見渡してみるが、何も変わりはない。
空耳か? と思って振り返った瞬間!
「うわぁ!!!!」
目の前のそれに驚いて飛び上がった!
目の前には黒い髪の毛が長い女の人、ではなく、パタパタと羽根を羽ばたかせながらコテっと顔を横に倒した小さな可愛らしい女の子がいた。
西陽も傾き、まだ灯を灯していない薄明かりの部屋の中では、輪郭すら曖昧に揺らめいて見える。
透き通る銀青色の髪は風に解ける霞のようで、伸びるほどに光の粒へと溶けて消えていく。
瞳は淡い琥珀色をしていて、覗き込めば古い思い出の断片がちらちらと映り込むように揺らめいた。
衣は布というより薄靄をまとったかのようで、ひとたび動けば空気に溶けて輪郭を隠す。
どこか懐かしい旋律の余韻を身にまとい、彼女が現れると空気そのものが「昔を思い出せ」と囁きかけてくるようだった。
「君は、、」
「あなた、私が見えるのね!」
僕が妖精に驚いていると、嬉しそうにそう言って僕の頭の周りを飛び回り出した。
や、やめてくれ。僕は三半規管が弱いんだ。
「えっと、見えるからその、とりあえず落ち着いてくれないか。」
「ごめんなさい、私を見える人間が久しぶり過ぎて嬉しくて。」
と、またコテっと首を傾けて照れているこの小さな可愛い生き物はなんだ!!
「私はフィリナ。記憶をつかさどる風の妖精よ。」
「タクミだ。えっと、フィリナはずっとこの部屋にいたのか?」
「そうね。ここは居心地がいいの。時々私の事が見える人間や、記憶が面白そうな人間がこの部屋に来た時は、彼らについて行って一緒に旅をしたりしているわ。」
そう言って僕の顔を覗き込んだ。
「あら? ふーん。。。あなた、かなり面白そうな記憶を持っているわね。」
「え?そんなこと分かるのか?」
「えぇ、私は風に乗って過去が見えるの。」
相変わらずせわしなく右に左に飛んでいたフィリナを極力見ないようにしながら、そう言えばと思い
「ここの女将さんから、窓も開いていないのに風鈴が鳴るって聞いたんだけど、それは君の仕業かい?」
「そうよ。この部屋に来た人には夢を介して、忘れたい記憶と向き合う手助けをしてあげるの。時に、失われた記憶の断片を見せてあげることもあるわ。ここには色んな人が来るから楽しいの。心に重荷を抱えた旅人や、過去を乗り越えたい者も多いわ。でも残念ながら私に気付いてくれないから、話相手がいなくて退屈だったの。そろそろ別の場所に移動しようと思っていたところにあなたが来たのよ! ねぇねぇ、あなたに着いていっていいかしら? とっても楽しくなりそうだわ!」
と今までより早口になったフィリナは、ものすごい勢いでブンブンと僕の頭の周りを飛び出した。
もう好きに飛んでくれ。色々とすごい事を言っていた気がするけど、最後は何だって?!
「僕についてくるだって? 君はここを離れても大丈夫なのかい?」
「えぇ、私は風の精霊だから基本同じ場所にはとどまらないの。ここはたまたま、よく風が通って居心地がいいからしばらく滞在していただけよ。」
「へぇ、僕は別に構わないけど、他にもメンバーがいるんだ。彼らに紹介しても大丈夫なのかい?」
「勿論大丈夫よ。私の姿が見えるかはわからないけれど。」
「成程。分かったよ。女将さんにも説明しないといけないしな。今からご飯だから食堂に行くけど、君も行くかい?」
「いつも賑わっている部屋ね。遠慮しておくわ。あそこは流れが淀んでいるから窮屈なの。」
そう言って窓際に向かってふわりと飛んでいき、風鈴にちょこんと座ってひらひらと手をふった。
「そうか。じゃあ行ってくるよ。」
食堂に降りると、すでにリオとミナが座っていて料理が運ばれてきているところだった。
「遅かったな。お化けにでくわして気絶してやしないか、呼びに行こうか話していたところだ。」
ニヤリとリオが笑って楽しそうに言った。
「大丈夫だったの? まさか本当に・・・」
「いや、大丈夫だ。風の精霊だったよ。僕たちと一緒に来るってさ。明日紹介するよ。」
「「風の精霊様?!」」
賑やかだった食堂が一瞬にして静まり返った。僕たちのテーブルに視線が集まっている。
愛想笑いをして
「シー! 声が大きい! そんなに驚くことじゃないだろう。ファンタジーなんだからゴニョ・・・」
ひそひそ声で二人をいなして、最後は更に小さくつぶやいた。僕が一番興奮しているんだ。前世では絶対にお目にかかれない憧れのティ〇カーベルさんを、生で拝見して何なら言葉を交わしたなんて。しかも一緒に旅をしたいだと! 楽しいに決まってる!
「タクミ! 精霊様なんて滅多にお目にかかれないのよ。ましてや姿が見えるなんて。」
「しかも一緒に来るってどういうことだ?! 道中気に障ることがなければいいが・・・ もしも怒らすようなことがあれば・・・」
二人も小声になったが、かなり不穏な発言だ。
「精霊、様?って、怖いのか?」
「怖いというか、恐れ多い存在ね。何にでも精霊様は宿っているって子供のころから教えられたわ。山には山の、川には川の精霊様が。家にもいるし、何なら物にも宿るっていうわ。だから物を粗末に扱っちゃいけない、とか山に入る時には山を荒らさないように感謝して山の恵みを頂く、とか。」
「万が一怒らせようもんなら、街一つ滅ぼされるってな。だから、宗教とは別に精霊様にお供えをしたり、村によっちゃあ神より崇められているな。」
「へぇー、そんなにすごい存在なんだね。 でも彼女は全然怖くなかったけどなぁ。何なら・・・ちょっとおてんばかも?」
そう話していると、女将さんが大きな器を運んできた。
「ほら、アースホーンの煮込みだよ。熱いから気をつけな。」
目の前にまだぐつぐつしているビーフシチューのような料理が置かれた。大きな肉の塊とジャガイモに似た芋やニンジンのような赤い野菜がゴロゴロッと入っている。
「うまそうだー!」
っと、食べる前に女将さんにお化けの正体を説明しないと・・・。
数秒後、女将さんの驚いた声でまた僕たちのテーブルが大注目を浴びたのはいうまでもない。
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