可愛くなりたかった僕は日々願い続けた

武下愛

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国に貢献したことにより

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僕は王宮に呼ばれて今王様の前で膝を付いて首を垂れているわけです。

「顔をお上げくださいサシャ様」

「はい」と答え王様を見上げる。

「あなたはこの国の宝であり、育成者です。サシャ様がもたらした国への恩情により、この国は発展しました。何か望みはありますか?」

望みと言われても、隠し立てしている必要もなくなった性別をどうにかしたいくらいであとは何も望むものはないんですよね?可愛くなれたそれだけで、恋愛という選択肢も出てきましたし?そうか性別を隠す事を辞めたい。教会しか知らない事実、それは僕が男であるという事。

「この国の根幹である王様に私がどう映っていますでしょうか?女でしょうか?」

「可愛らしい女性に見えますね。私の息子の嫁になってほしいくらいです」

「……僕は実は男なんです」

「…冗談を言っている訳ではなさそうですね」

生まれてすぐに聖女の中でも強い力を示した僕の人生色々をお話して、僕の言い分としては男であれ聖女の力が発現したのなら、隠し立てする事もなく、まっとうな人生を送る為にも、僕が男である事を認めてほしい。そう伝える。

「分かりました。国としてはこれから生まれる者の性別が男であっても、聖女として受け入れて国が発展していくようにしましょう。性別を隠させる事になり、大変申し訳ありませんでした。これからは好きに生きられるのが良いかと思われます…他国から教授されたいと願う者も多くなっていますので、サシャ様のお力をお借りしたいです」
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