14 / 40
翼をください
14
しおりを挟む
彼氏の表情さらにシリアスに困惑モードに変貌・・
ヤダヤダ・・マジドラマ。
そんな悩ましげな顔しないで・・。
あたしが悪いことしてるみたいじゃんかーーー
「聞くけどさ、俺のこと嫌いなわけ?」
その顔から出てきた台詞がこれだ。
ゴクュ。変な音がのどを下る。
嫌い・・じゃない。むしろすき。
そのストレートな性格も見た目も。
この顔嫌う女子が世の中にいるだろうか・・。
嫌いなのはこの顔に群がってくる女子・・の羨望と嫉妬の視線・・の方だ。
コイツ自体は嫌いじゃない。
口は悪いけど、色々構ってくれるし・・。さっきみたいに顔拭いてくれたりとか・・基本あたしに対する態度というか動作というか・・それは優しい。
だけど!
ここでおれちゃ、今までと同じ。
取り戻すんだ、付き合う前の平穏な日々を。
カムバック、3ヶ月前のあたしーー!
「嫌いっ! きらいきらいきらいきらいーーーっ!」
思いを込めて。
あたしは叫んだ。
音楽の授業で声を張り上げるよりもっと、もしかしたらお腹のそこから出てたかもしれない。他の何も耳に入らないくらい・・
そして。
その勢いでもって走って逃げた。
ヤダヤダ・・マジドラマ。
そんな悩ましげな顔しないで・・。
あたしが悪いことしてるみたいじゃんかーーー
「聞くけどさ、俺のこと嫌いなわけ?」
その顔から出てきた台詞がこれだ。
ゴクュ。変な音がのどを下る。
嫌い・・じゃない。むしろすき。
そのストレートな性格も見た目も。
この顔嫌う女子が世の中にいるだろうか・・。
嫌いなのはこの顔に群がってくる女子・・の羨望と嫉妬の視線・・の方だ。
コイツ自体は嫌いじゃない。
口は悪いけど、色々構ってくれるし・・。さっきみたいに顔拭いてくれたりとか・・基本あたしに対する態度というか動作というか・・それは優しい。
だけど!
ここでおれちゃ、今までと同じ。
取り戻すんだ、付き合う前の平穏な日々を。
カムバック、3ヶ月前のあたしーー!
「嫌いっ! きらいきらいきらいきらいーーーっ!」
思いを込めて。
あたしは叫んだ。
音楽の授業で声を張り上げるよりもっと、もしかしたらお腹のそこから出てたかもしれない。他の何も耳に入らないくらい・・
そして。
その勢いでもって走って逃げた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
妹の仇 兄の復讐
MisakiNonagase
青春
神奈川県の海に近い住宅街。夏の終わりが、夕焼けに溶けていく季節だった。
僕、寺内勇人は高校三年生。妹の茜は高校一年生。父と母との四人暮らし。ごく普通の家庭で、僕と茜は、ブラコンやシスコンと騒がれるほどではないが、それなりに仲の良い兄妹だった。茜は少し内気で、真面目な顔をしているが、家族の前ではよく笑う。特に、幼馴染で僕の交際相手でもある佑香が来ると、姉のように慕って明るくなる。
その平穏が、ほんの些細な噂によって、静かに、しかし深く切り裂かれようとは、その時はまだ知らなかった。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる