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第256話 闇の獣人、カレーライスを振る舞ってアンネの話を聞く
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結局、アンネリーザは話しかけるだけではダメだったので、五感に訴えかけて正気を戻すしかないとアナントスに言われて、それなら匂いが獣人の俺にとってはきついが、美味しいカレーライスを闇の中の空間から出して、テーブルの上に置いて、風魔法で匂いを彼女の元に届けてやった。
するとすぐに正気に戻って、カレーライスを食わせてやると、すごい勢いで食い始めた。
何でもフォレスト・ドラゴンの解体や各臓器の研究に夢中になっていて、回復ポーションや薬湯、栄養剤だけを摂取していて、料理は全く作っていなかったというのだから、俺もアナントスも呆れてしまった。
その点、このカレーライスは野菜成分も沢山入っている。問題は獣人の俺にとってスパイスや香辛料が大量に使われていて、あまり積極的には食べたくない料理であるということだ。
何しろ獣人は人間より五感が鋭いのだから、嗅覚や味覚も優れているので、こういう料理は人間でいうと激甘料理とか、激辛料理を食べているのに等しい。
俺よりもっと感覚が鋭敏な獣人なら匂いと味の強烈さに涙が出ていてもおかしくない。
そんな事を考えている俺を尻目に、アンネは本当においしそうにカレーライスを食べている。
俺は甘い方のカレーライスを食べているが…それでも十分に匂いと味がキツい。どうにか食べることはできたが、しばらくの間はカレーライスは食べたくないな、と思わせるほどの刺激に満ちた料理だった。
一応栄養満点だから、食べても害はないのは認めるが、それにしても辛すぎで匂いも強すぎで獣人にとってはこのカレーライスという料理、結構不快な料理でしかない。
やがて満腹したらしいアンネが、俺が闇の中の空間から出したナプキンで口元を拭いて俺の方を見た。
「それで? 何を聞きたいのかしら~? このおいしい料理を食べさせてくれたから、大抵の事なら喜んで教えてあげるわよ~?」
「正直言って…あんたがこんな料理でそこまで上機嫌になって、いろいろ教えてくれるようなチョロい性格の持ち主だとは思わなかったんだが…。とにかく俺が見せたのはあくまで異世界の賢者の石の劣化版に過ぎない。
そのダンジョンはすでに破壊した。理由は大体わかると思うが、中にいた魔物が外に溢れ出ないためのものだ。
そして俺が聞きたいのはだな。この世界での賢者の石っていうのはどんなものなのかってことだ。錬金術師のあんたなら知っているだろ?」
「もちろん知っているけどね~。私が知っているのは二代目の賢者の石についてよ~? 初代の賢者の石は万物を生み出せる奇跡の石ということらしいけど、何でも生み出せるということは、つまり魔物や怪物すらも生み出せるということで、神々かその御使いによって破壊されたらしいわね~。
もっとも情報が古すぎるし、書物によって内容がチグハグなんだけど~。
でも最初の賢者の石が神か、神の使徒によって破壊されたのは間違いないみたいね~。
それで…私や近代の錬金術師が知っている賢者の石というのはね~。ズバリ、頭を良くして記憶力、理解力、毒カ威力、魔力を底上げする作用をもった石だということね~」
最初の賢者の石が破壊されたというのは、半分予想していたから驚かなかったが、二代目の賢者の石が賢者のような聡明になれる石というのは意外だったな。
「それじゃその石を持てば、誰でも賢者のように頭が良くなって、強力な魔法が使えるようになるのか?」
「うーん。魔力は上がるけど、それは個人差が大きかったみたいね~。二代目の賢者の石についてわかっているのは、学習能力が確実について、つまらない見栄やプライドにこだわる事がなくなること。これに尽きるわね~」
ああ…確かに。何度痛い目に遭っても自分の非を認めないで、死ぬまで責任転嫁して他人のせいにし続けて恨み続ける奴っているよな…。
だがこの賢者の石があれば、そういう風に他人のせいにしないで自分の過ちを素直に認められて、改善して二度と同じ過ちを犯さないように気を付けるらしい。
「あとラフィアスちゃんは誤解しているけどね~。この石は創れても、ただ持てばいいってものじゃないのよ~。
正確には石を作ったら、後は細かく砕いて粉末にして飲むのよ~。それを飲んだ人は賢者のように頭が良くなって学習能力がついて、魔力も上がる。文字通り賢者のように人格も立派なものになるから、賢者の石と呼ばれるようになったというわけね~」
「でも石を作れるっていっても貴重なものなんだろ? 材料とかわかっているのか? それと粉末にして飲むって何回くらい飲むんだ?」
「個人差はあるけど~。最低でも一回は飲まないと駄目みたいね~。人によっては五回までかしら~。この辺りの情報も書物によっていろいろと違うのよね~。
ちなみに材料だけど~。人魚の涙と、ドラゴンの精液と、アダマンタイト、オリハルコン、サイクロプスの心臓にミノタウロスの睾丸と、ユリバラシルの葉っぱと果実ね~。最低でもこれくらいは揃えないと、賢者の石はできないみたいよ~?」
ユリバラシルって確か…えーと世界樹のことだっけ。それじゃ無理じゃねーか! せっかくいろんな材料集まったから、もしかしたら合成できるかと思ったのに…現実はやっぱり甘くなかったよチクショー!
と、そこへ空間が石を投げ入れた池の水面のように揺らぐと、セレソロインが慌てた様子で室内に文字通り飛び込んできた。
「たたたた、大変です! ラフィアス様、実はエレーナ街とロミナ村の住人が他の街の連中と激しい口論をしておりまして、暴動になりかねない雰囲気です!」
えっ? 何で同じ人間同士で争うの? 俺は興味なさげにカレーライスを盛っていた皿を見つめるアンネに礼を言ったが、彼女は「お礼がしたいのならまたカレーライス食べさせてくれたらいいわ~。今回の情報量もこのカレーライスでチャラでいいわよ~」と言っていたので、俺はセレソロインを伴って、一度ダンジョンの地下131階層へと戻ることにした。
するとすぐに正気に戻って、カレーライスを食わせてやると、すごい勢いで食い始めた。
何でもフォレスト・ドラゴンの解体や各臓器の研究に夢中になっていて、回復ポーションや薬湯、栄養剤だけを摂取していて、料理は全く作っていなかったというのだから、俺もアナントスも呆れてしまった。
その点、このカレーライスは野菜成分も沢山入っている。問題は獣人の俺にとってスパイスや香辛料が大量に使われていて、あまり積極的には食べたくない料理であるということだ。
何しろ獣人は人間より五感が鋭いのだから、嗅覚や味覚も優れているので、こういう料理は人間でいうと激甘料理とか、激辛料理を食べているのに等しい。
俺よりもっと感覚が鋭敏な獣人なら匂いと味の強烈さに涙が出ていてもおかしくない。
そんな事を考えている俺を尻目に、アンネは本当においしそうにカレーライスを食べている。
俺は甘い方のカレーライスを食べているが…それでも十分に匂いと味がキツい。どうにか食べることはできたが、しばらくの間はカレーライスは食べたくないな、と思わせるほどの刺激に満ちた料理だった。
一応栄養満点だから、食べても害はないのは認めるが、それにしても辛すぎで匂いも強すぎで獣人にとってはこのカレーライスという料理、結構不快な料理でしかない。
やがて満腹したらしいアンネが、俺が闇の中の空間から出したナプキンで口元を拭いて俺の方を見た。
「それで? 何を聞きたいのかしら~? このおいしい料理を食べさせてくれたから、大抵の事なら喜んで教えてあげるわよ~?」
「正直言って…あんたがこんな料理でそこまで上機嫌になって、いろいろ教えてくれるようなチョロい性格の持ち主だとは思わなかったんだが…。とにかく俺が見せたのはあくまで異世界の賢者の石の劣化版に過ぎない。
そのダンジョンはすでに破壊した。理由は大体わかると思うが、中にいた魔物が外に溢れ出ないためのものだ。
そして俺が聞きたいのはだな。この世界での賢者の石っていうのはどんなものなのかってことだ。錬金術師のあんたなら知っているだろ?」
「もちろん知っているけどね~。私が知っているのは二代目の賢者の石についてよ~? 初代の賢者の石は万物を生み出せる奇跡の石ということらしいけど、何でも生み出せるということは、つまり魔物や怪物すらも生み出せるということで、神々かその御使いによって破壊されたらしいわね~。
もっとも情報が古すぎるし、書物によって内容がチグハグなんだけど~。
でも最初の賢者の石が神か、神の使徒によって破壊されたのは間違いないみたいね~。
それで…私や近代の錬金術師が知っている賢者の石というのはね~。ズバリ、頭を良くして記憶力、理解力、毒カ威力、魔力を底上げする作用をもった石だということね~」
最初の賢者の石が破壊されたというのは、半分予想していたから驚かなかったが、二代目の賢者の石が賢者のような聡明になれる石というのは意外だったな。
「それじゃその石を持てば、誰でも賢者のように頭が良くなって、強力な魔法が使えるようになるのか?」
「うーん。魔力は上がるけど、それは個人差が大きかったみたいね~。二代目の賢者の石についてわかっているのは、学習能力が確実について、つまらない見栄やプライドにこだわる事がなくなること。これに尽きるわね~」
ああ…確かに。何度痛い目に遭っても自分の非を認めないで、死ぬまで責任転嫁して他人のせいにし続けて恨み続ける奴っているよな…。
だがこの賢者の石があれば、そういう風に他人のせいにしないで自分の過ちを素直に認められて、改善して二度と同じ過ちを犯さないように気を付けるらしい。
「あとラフィアスちゃんは誤解しているけどね~。この石は創れても、ただ持てばいいってものじゃないのよ~。
正確には石を作ったら、後は細かく砕いて粉末にして飲むのよ~。それを飲んだ人は賢者のように頭が良くなって学習能力がついて、魔力も上がる。文字通り賢者のように人格も立派なものになるから、賢者の石と呼ばれるようになったというわけね~」
「でも石を作れるっていっても貴重なものなんだろ? 材料とかわかっているのか? それと粉末にして飲むって何回くらい飲むんだ?」
「個人差はあるけど~。最低でも一回は飲まないと駄目みたいね~。人によっては五回までかしら~。この辺りの情報も書物によっていろいろと違うのよね~。
ちなみに材料だけど~。人魚の涙と、ドラゴンの精液と、アダマンタイト、オリハルコン、サイクロプスの心臓にミノタウロスの睾丸と、ユリバラシルの葉っぱと果実ね~。最低でもこれくらいは揃えないと、賢者の石はできないみたいよ~?」
ユリバラシルって確か…えーと世界樹のことだっけ。それじゃ無理じゃねーか! せっかくいろんな材料集まったから、もしかしたら合成できるかと思ったのに…現実はやっぱり甘くなかったよチクショー!
と、そこへ空間が石を投げ入れた池の水面のように揺らぐと、セレソロインが慌てた様子で室内に文字通り飛び込んできた。
「たたたた、大変です! ラフィアス様、実はエレーナ街とロミナ村の住人が他の街の連中と激しい口論をしておりまして、暴動になりかねない雰囲気です!」
えっ? 何で同じ人間同士で争うの? 俺は興味なさげにカレーライスを盛っていた皿を見つめるアンネに礼を言ったが、彼女は「お礼がしたいのならまたカレーライス食べさせてくれたらいいわ~。今回の情報量もこのカレーライスでチャラでいいわよ~」と言っていたので、俺はセレソロインを伴って、一度ダンジョンの地下131階層へと戻ることにした。
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