闇の獣人 女神の加護で強く生き抜きます(18禁)

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第365話 闇の獣人、守秘義務を守らせて、絶対に秘密を漏らさないように誓わせてから自分の情報を不死鳥に送ってみる

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 結局、俺が今どういう状況なのか。それを聞いてみたら何か必要なものとか情報とか手に入るのかもしれない、とアナントスがアドバイスしてくれた。

 最初は俺を攻撃しにきた異世界からの刺客の一人かと思ったが、意外と好意的であった為に口出しはしないで控えていたと本人は言っていたが、そうかなあ?

 俺としてはテンション高いこのママ不死鳥さんとは関わり合いになりたくないから、寝たふりしていたんじゃないかと思っているんだけど。

 「それはいい考えですわ。ただ…どうも、あなたの場合は獣人らしく強いけれどそれだけ下半身の方も強そうですから、情報を受け取るのは私だけ。また恩を返す為に来ているわけですから、私だけ帰らせて子供達を眷属、従魔、家来にするのは絶対に止めてくださいね?」

 と、言いながらタライの中に射精し続ける俺の分身達を横目で見ながら、子供達を巻き込むなと忠告、いや警告してくる。

 「さすがにわかっているな。そうとも。俺は半神半人でな。大抵の事は魔法とかで何とかなるし、貴重なアイテムもそこにいるカイザートレントのヒョドリンに食わせれば、複製されたアイテムが大量に実った木の実の中に入っているから、宝石もマジックアイテムも、ヒョドリンの根元に栄養を送り続ければいくらでも増やせるんだ」

 「そのようですわね。…でも、よく見ればあなた…。これは呪い? いえ制約でしょうか。あなたこの世界の神々から、何らかの束縛関係の術をかけられておりますわね。それも複数と思いますわ」

 不死鳥スゲーな。俺が母にして闇の神ニュクスネリアからの制限かけられているということを見抜いたのには、結構驚いた。

 しかも複数って…。きっと冥王ヨルガル様とか、罪と罰を司る女神、ジランティス様だろうな。

 「まあそんな所だな。だから性奴隷とかも多いし、神様の中にも性奴隷を何人かもっている。…ああ、安心しろって。あんたやその一族を嫁に寄越せなんて言わないから。…って何だよ、その目は」

 「で、では! わ、私の子供達を嫁にしろと? 大きくなってから淫らでいかがわしい事をするつもりですの?」

 「だから~しないってば。確かにあんたら不死鳥だけど、俺と交尾して生まれた子供が複数の神々のかけた呪縛から逃れられるとは思えないからな。たぶん、いやほぼ間違いなく卵から孵ったヒナは一年以内に死ぬだろうし」

 俺がポツリと言うと、同情したのかヒナたちを見たフレジョリーナは、決心した顔で俺の方に向き直って言った。

 「どうやらあなたは只の性欲に支配された獣人ではないようですわね。ですが言葉では限界がありますから、あなたの情報を私に送ってくださいな」

 どうやら彼女の魂に俺の情報を入れ込めばいいらしいので、フレジョリーナには俺の腕に巻き付いているアナントスに誰にも俺の事は漏らさないし、いかなる伝達方法をもってしても俺の事は喋ったり、書類に書いたり、その他ありとあらゆる方法で伝えたりしないと誓ってくれたので、俺も自身の情報を彼女の霊魂に早速送ってみた。

 「こ…これは。そんな…」

 と、よろめきながら後ろに、2、3程歩いていたが、そのままバッタリと前のめりになって倒れて気絶してしまった。

 さすがに母親が気絶して倒れたので、ヒナ鳥達はピヨピヨと騒がしく鳴きながら、母の体の周囲に集まってきた。

 「大丈夫じゃ。儂の婚約者殿の情報の量が多かっただけでの。一日休めばどうってことはないから安心せい」

 と、アナントスが少し蛇体を伸ばして、涙目で母の体に取りすがるヒナ鳥達を安心させるように言った。

 「大丈夫だって。ほら、おまえらも味噌汁飲むか?」

 俺がお椀の中に味噌汁を入れたものを闇の中の空間から出すと、三羽のヒナが集まってきた。

 ピヨピヨピヨ! ピヨピヨピヨピヨ!

 何だか俺の方を見て三羽揃って鳴きはじめた。困惑してアナントスを見ると彼女は俺の方を見ながら言った。

 「どうもこいつら、体が小さい割によく食べるようじゃの。このお椀、一つじゃ足りんからもう二つ出してくれと言っておるようじゃな」

 アナントスがそう通訳すると、三羽揃ってうんうんと頷いている。

 何だかヒナのくせに随分と態度でかいな。…いや、親がアレだから仕方ないのかもな。
  
 仕方なく、俺はまた新たに二つのお椀に入った味噌汁を追加した。

 すると三羽がそれぞれお椀の中に入っていった…って食べるんじゃなくて入浴するのかよ!

 そして少しずつ味噌汁を飲んでいく。どうもこいつらにとって入浴=料理ってことになるのかな?

 何だかなあ。気が付いたらアルロンとロンドウェルが城の中のあいつら用にくつろげる部屋の中から出てきたようで、この三羽のヒナを見て目を丸くしていた。

 俺が事情を説明すると、完全にアツアツの味噌汁の中でリラックスしているヒナたちを見て、目をウルウルさせていた。

 「か、可愛いですね…」

 「不死鳥のヒナがこれだけ可愛いとは…」

 いや可愛いのは外見だけだからな? 実際はこいつら神経太くて図太い上に、かなり強欲で図々しい所があるぞ?と言おうと思ったんだが、そんな事したら涙目でかわいいは正義なのです! とかわけのわからん事を言って抗議されるだろうから、黙っていることにした。

 とにかく二人にはテーブルの上に残っている料理を食わせることにして、俺はフレジョリーナが目覚めるまで、異世界市場でいい本がないか、探してみることにした。


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