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第378話 闇の獣人、やばいアイテムが宝箱の中にあったので使い道に悩む
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毒薬を作れる瓶とか、小さな屋敷を収納できる小箱の他にいろんなマジックアイテムがあったが、大半はヤバイというしかできないアイテムばかりだった。
やばいアイテムその1。飲むだけで吸血鬼になれる錠剤。噛み砕いて飲めば今日からあなたも吸血鬼! 魔眼とか使えるし、魔眼のレベルが上がればいろんな種類の魔眼が使えるよ! おまけに怪力も発揮できてゾンビとかグールとかレイスとか、もうリッチと同じくらい不死者のエリートになれるよ!
ってアンデッドになるから光属性の魔法とかアレランの聖剣とかにめっちゃくちゃ弱くなるんですけどね。
何より太陽の光に弱くなるのがまずい。しかもこの錠剤を飲んだ当初は、太陽の光浴びると灰になるほど弱いからなあ。
強くなれる方法はいくつかあって、てっとり早い方法はとにかく血を吸って相手の生命エネルギーを奪うことだけど、これだと相手が吸血鬼になるからその意味では吸血鬼量産させるから駄目だな。
もう一つは生きている者なら人間や魔物を問わずにとにかく殺すこと。この場合、殺しただけでは意味がないから相手のエネルギーを吸い尽くす要領でやらないと意味がないらしい。
だけど吸血鬼としての種族レベルとかいうのがあって、それが吸血行為とか殺戮をすればするほど上がるので、上位の吸血鬼になれば太陽の光を浴びても即座に灰になるということはないらしい。
それでもかなり不快なものらしいけどね。
よく流れ水を越えられないとか言われているけど、そういうのは下級の吸血鬼に通用する弱点で、中級から上級になると関係ないらしい。
結論から言えば封印確定だな、こりゃ。アンデッドに変えるだけでもヤバイのに、吸血鬼に変えるなんて物騒すぎるわ。
何より吸血鬼の最大の弱点というのが、血を吸わないと生きていけないという点にある。
これはどんな上位の吸血鬼でも、血を吸う量がランクアップする度に減っていくけど…。
それでもどんな高位の吸血鬼でも血を吸いたいという吸血衝動には悩まされるらしい。
後は太陽の光とか聖なる武具に滅法弱くなるのが駄目だな。
それとやばいアイテムその2。これもポーション瓶になっていて、飲むと幽体離脱が可能になるが、過去にしか行けない特性をもっている。
つまりこのポーションを飲めば、飲んだ者の魂が過去に跳ぶことができるそうだ。
当然ながら体は残っているので、悪霊とか浮遊霊に憑依されないように結界を張っておく必要がある。
それに過去にしか跳べないのが欠点だな。あくまで過去に何があったのかを実際に見聞きしたい事件とかあればいいんだが、そういうのって大抵は血生臭い事件で人が死ぬ事件ばかりだからな。
一応、時空魔法で過去探知の魔法もあるが、他の魔法で誤魔化しとか効くから、術者自身が実際に過去に跳ぶ能力を身に着けた方が確実ということで開発されたのがこのポーションらしい。
だが過去に何があったのかを「見聞きする」だけで、過去を変えることはできないらしい。
つまり幽霊みたいに陰惨な事件とか悲劇を止めることはできないってわけだな。
一応、幽霊でも強力なものになると物を動かしたりできるんだけど、そういう能力は制限されてしまうらしい。
ただし過去に何が起きたのかを実際に見聞きできるので、歴史書に記された事実が本当にあったことなのか、そうでないのかを確認するという意味では実に便利であるといえるな。
でも過去に留まっていられる時間も限られていて、三日が限界らしい。
この辺りは俺にもわからないが、おそらく他の霊体に攻撃されたり、幽霊が見える能力者とか死霊術師とか吸血鬼やリッチに遭遇してつかまるのを回避する為じゃないかと思われる。
そういう死霊関係の魔法もこの世界では少しは発達しているようだからな。
もっとも死人を操る魔法だから、地下で密かに開発されて少しずつ進歩していったというのが真実らしいけど。
過去に何があったのかを確認する能力を与えるこのポーションだが、過去移動できないケースもあるらしい。
それが上記にあった、不死者(吸血鬼やリッチなど)に遭遇する場合は、死神が邪魔して過去移動できないようにしてしまうらしい。
そりゃそうだよな。魂の操作なんてリッチやヴァンパイアには簡単だし。それで未来から来たなんて知られたら大変な事になるからな。
最後にこのポーションがヤバイというのは…。幽体離脱している最中に肉体とか動かされたり、結界を張っていないと他の死霊に肉体が乗っ取られたりするので、最悪の場合、ポーションを飲んだ者が死亡する危険性があるってことだ。
それとやばいアイテム3。名付けて人喰いの腕輪。
これを使うと相手の寿命を十年まで奪うことができる。
それで奪った寿命があれば長生きできるし、装備した者は奪った時から10年間老化しないが、若返る効果はないようだ。
つまりこの腕輪を身につけたのが老人や老婆なら、ボケたり老化しないで済むから、相手が悪人ならいいかも。
もっともこの腕輪を装備した奴が、対象に触らないといけないのが欠点だけどな。
それにこの腕輪の欠点としては、相手が善人だろうと悪人だろうと関係なく寿命を10年まで吸い取ってしまうというから、これは欠陥機能だろうな。
効果が及ぶのは腕輪の装備者だけ。腕輪を外しても効果は永続するから紛失したり、破壊されても大丈夫。
注意しなければいけないのが、相手がアンデッドの場合だと逆に寿命が吸い取られるってことだ。
まあアンデッドは全員、死んでいるからな。まれに例外があって、人間とか獣人、エルフが吸血鬼に変えられてしまった場合なら、元に戻せるらしいけど。
それでも薬とかの場合だと100年以内とか、邪悪な儀式で吸血鬼に変えられた場合とかの特殊なケースなら、元の人間に戻せるようだけど、大抵の吸血鬼は死人だから紛らわしいんだよな。
これはやばいというかわからないけど、対象の人物(悪人限定)を異世界の再生を司る神の元に飛ばしてしまう杖。
どうも邪神や人間同士の争いで滅びかかった世界って意外と多いらしい。
そんな世界の滅亡とか、世界の崩壊を回避する為に再生を司る神に生贄として対象の人物を異世界の神の元に飛ばしてしまう杖。
覇王竜の叡智で調べてみたら「異世界強制転移の杖」と出ました。
当然ながら飛ばされた人物は再生の神の世界崩壊・滅亡を回避する為の生贄になるので、死亡すると。
ただ問題があって、悪党がこの杖を使って善人とか悪人といえるほどじゃない一般人を異世界に飛ばした場合は、再生の神の逆鱗に触れることになり、即座に元の世界に飛ばされた人間が送り返されて、逆に杖を悪用した者が生贄として異世界に飛ばされてしまうらしい。
つまり悪用はできないということだな。飛ばせるのは邪悪な存在のみ。
使える点としてはマンティコアとかデーモン系の連中とかリッチとかヴァンパイアだな。あいつら邪悪で狡猾で遊びの為に人間を呪ったり、殺したりするからな。
でも逆を言えば救いようのないクズなら、再生の神の為の生贄として異世界に飛ばし放題なので、一定の人数を生贄として異世界に飛ばしたら、崩壊しかけた世界を救う為の人員(生贄。または人柱)を派遣したということで、その人数によって再生の神からご褒美がもらえるらしい。
どんなご褒美なのかは覇王竜の叡智でもわからなかったが、怖くて知りたくないのが本音だ。
まあ…俺の場合は淫らな行為をしているけど、その結果、対象の人物が若返ったりしているから、プラスマイナスゼロで大丈夫じゃないかなー?
とにかく聖人と呼ばれているけど、誰かにこの杖を使われて異世界に飛ばされるのは勘弁してほしいから、この杖も封印だな。
どうもこの杖。世界が崩壊の危機にあった異世界で、強い魔力の持ち主をランダムで召喚する術式を編み出した国が片っ端から邪悪ではない魔人とか魔女とかを召喚して、滅びかけた異世界の為の人柱にしたのが、開発の発端らしい。
本人が望んでもいないのに滅びかけているとはいえ、異世界の崩壊を回避するための生贄として召喚されて殺されたのだから、召喚した奴を恨んでも無理はない。
その結果、殺された異世界の魔人が崩壊しかけた世界の住人に祟りまくって世界は回復したが、住んでいる住民は疫病や天災に悩まされる事になり、神に救いを求めるしかなかったという。
それを見かねた神々が相談して、悪人限定で滅亡しかけた世界の救済の為の生贄として利用するということになって、再生の神が選ばれてその神の創造した術具の一つがこの杖らしい。
俺にはこの杖を使う資格はないから、これも封印だな。
「別にそこまでビクビクする必要はないと思うんじゃがの。儂は喉が渇いた。一旦休憩してお茶にせんかの?」
と、アナントスが蛇体を伸ばして俺に言った。神だから飲食物とか絶対に必要というわけじゃないのに、わざわざそんな事を言って俺を気遣ってくれた彼女に感謝しながら、俺は杖を闇の中の空間に仕舞うと、相変わらず馬鹿騒ぎをしている連中の元に行って、何か美味しい物を飲むことにした。
やばいアイテムその1。飲むだけで吸血鬼になれる錠剤。噛み砕いて飲めば今日からあなたも吸血鬼! 魔眼とか使えるし、魔眼のレベルが上がればいろんな種類の魔眼が使えるよ! おまけに怪力も発揮できてゾンビとかグールとかレイスとか、もうリッチと同じくらい不死者のエリートになれるよ!
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強くなれる方法はいくつかあって、てっとり早い方法はとにかく血を吸って相手の生命エネルギーを奪うことだけど、これだと相手が吸血鬼になるからその意味では吸血鬼量産させるから駄目だな。
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だけど吸血鬼としての種族レベルとかいうのがあって、それが吸血行為とか殺戮をすればするほど上がるので、上位の吸血鬼になれば太陽の光を浴びても即座に灰になるということはないらしい。
それでもかなり不快なものらしいけどね。
よく流れ水を越えられないとか言われているけど、そういうのは下級の吸血鬼に通用する弱点で、中級から上級になると関係ないらしい。
結論から言えば封印確定だな、こりゃ。アンデッドに変えるだけでもヤバイのに、吸血鬼に変えるなんて物騒すぎるわ。
何より吸血鬼の最大の弱点というのが、血を吸わないと生きていけないという点にある。
これはどんな上位の吸血鬼でも、血を吸う量がランクアップする度に減っていくけど…。
それでもどんな高位の吸血鬼でも血を吸いたいという吸血衝動には悩まされるらしい。
後は太陽の光とか聖なる武具に滅法弱くなるのが駄目だな。
それとやばいアイテムその2。これもポーション瓶になっていて、飲むと幽体離脱が可能になるが、過去にしか行けない特性をもっている。
つまりこのポーションを飲めば、飲んだ者の魂が過去に跳ぶことができるそうだ。
当然ながら体は残っているので、悪霊とか浮遊霊に憑依されないように結界を張っておく必要がある。
それに過去にしか跳べないのが欠点だな。あくまで過去に何があったのかを実際に見聞きしたい事件とかあればいいんだが、そういうのって大抵は血生臭い事件で人が死ぬ事件ばかりだからな。
一応、時空魔法で過去探知の魔法もあるが、他の魔法で誤魔化しとか効くから、術者自身が実際に過去に跳ぶ能力を身に着けた方が確実ということで開発されたのがこのポーションらしい。
だが過去に何があったのかを「見聞きする」だけで、過去を変えることはできないらしい。
つまり幽霊みたいに陰惨な事件とか悲劇を止めることはできないってわけだな。
一応、幽霊でも強力なものになると物を動かしたりできるんだけど、そういう能力は制限されてしまうらしい。
ただし過去に何が起きたのかを実際に見聞きできるので、歴史書に記された事実が本当にあったことなのか、そうでないのかを確認するという意味では実に便利であるといえるな。
でも過去に留まっていられる時間も限られていて、三日が限界らしい。
この辺りは俺にもわからないが、おそらく他の霊体に攻撃されたり、幽霊が見える能力者とか死霊術師とか吸血鬼やリッチに遭遇してつかまるのを回避する為じゃないかと思われる。
そういう死霊関係の魔法もこの世界では少しは発達しているようだからな。
もっとも死人を操る魔法だから、地下で密かに開発されて少しずつ進歩していったというのが真実らしいけど。
過去に何があったのかを確認する能力を与えるこのポーションだが、過去移動できないケースもあるらしい。
それが上記にあった、不死者(吸血鬼やリッチなど)に遭遇する場合は、死神が邪魔して過去移動できないようにしてしまうらしい。
そりゃそうだよな。魂の操作なんてリッチやヴァンパイアには簡単だし。それで未来から来たなんて知られたら大変な事になるからな。
最後にこのポーションがヤバイというのは…。幽体離脱している最中に肉体とか動かされたり、結界を張っていないと他の死霊に肉体が乗っ取られたりするので、最悪の場合、ポーションを飲んだ者が死亡する危険性があるってことだ。
それとやばいアイテム3。名付けて人喰いの腕輪。
これを使うと相手の寿命を十年まで奪うことができる。
それで奪った寿命があれば長生きできるし、装備した者は奪った時から10年間老化しないが、若返る効果はないようだ。
つまりこの腕輪を身につけたのが老人や老婆なら、ボケたり老化しないで済むから、相手が悪人ならいいかも。
もっともこの腕輪を装備した奴が、対象に触らないといけないのが欠点だけどな。
それにこの腕輪の欠点としては、相手が善人だろうと悪人だろうと関係なく寿命を10年まで吸い取ってしまうというから、これは欠陥機能だろうな。
効果が及ぶのは腕輪の装備者だけ。腕輪を外しても効果は永続するから紛失したり、破壊されても大丈夫。
注意しなければいけないのが、相手がアンデッドの場合だと逆に寿命が吸い取られるってことだ。
まあアンデッドは全員、死んでいるからな。まれに例外があって、人間とか獣人、エルフが吸血鬼に変えられてしまった場合なら、元に戻せるらしいけど。
それでも薬とかの場合だと100年以内とか、邪悪な儀式で吸血鬼に変えられた場合とかの特殊なケースなら、元の人間に戻せるようだけど、大抵の吸血鬼は死人だから紛らわしいんだよな。
これはやばいというかわからないけど、対象の人物(悪人限定)を異世界の再生を司る神の元に飛ばしてしまう杖。
どうも邪神や人間同士の争いで滅びかかった世界って意外と多いらしい。
そんな世界の滅亡とか、世界の崩壊を回避する為に再生を司る神に生贄として対象の人物を異世界の神の元に飛ばしてしまう杖。
覇王竜の叡智で調べてみたら「異世界強制転移の杖」と出ました。
当然ながら飛ばされた人物は再生の神の世界崩壊・滅亡を回避する為の生贄になるので、死亡すると。
ただ問題があって、悪党がこの杖を使って善人とか悪人といえるほどじゃない一般人を異世界に飛ばした場合は、再生の神の逆鱗に触れることになり、即座に元の世界に飛ばされた人間が送り返されて、逆に杖を悪用した者が生贄として異世界に飛ばされてしまうらしい。
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使える点としてはマンティコアとかデーモン系の連中とかリッチとかヴァンパイアだな。あいつら邪悪で狡猾で遊びの為に人間を呪ったり、殺したりするからな。
でも逆を言えば救いようのないクズなら、再生の神の為の生贄として異世界に飛ばし放題なので、一定の人数を生贄として異世界に飛ばしたら、崩壊しかけた世界を救う為の人員(生贄。または人柱)を派遣したということで、その人数によって再生の神からご褒美がもらえるらしい。
どんなご褒美なのかは覇王竜の叡智でもわからなかったが、怖くて知りたくないのが本音だ。
まあ…俺の場合は淫らな行為をしているけど、その結果、対象の人物が若返ったりしているから、プラスマイナスゼロで大丈夫じゃないかなー?
とにかく聖人と呼ばれているけど、誰かにこの杖を使われて異世界に飛ばされるのは勘弁してほしいから、この杖も封印だな。
どうもこの杖。世界が崩壊の危機にあった異世界で、強い魔力の持ち主をランダムで召喚する術式を編み出した国が片っ端から邪悪ではない魔人とか魔女とかを召喚して、滅びかけた異世界の為の人柱にしたのが、開発の発端らしい。
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その結果、殺された異世界の魔人が崩壊しかけた世界の住人に祟りまくって世界は回復したが、住んでいる住民は疫病や天災に悩まされる事になり、神に救いを求めるしかなかったという。
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俺にはこの杖を使う資格はないから、これも封印だな。
「別にそこまでビクビクする必要はないと思うんじゃがの。儂は喉が渇いた。一旦休憩してお茶にせんかの?」
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