解雇(クビ)にされた細工師が自分の価値を知る【リ】スタート冒険者生活~ちまたで噂されてる伝説の職人の正体は、どうも俺らしい~

安野 吽

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【第二章 第一部】

第十三話 街に巣くうならず者たち

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 入り組んだ路地を抜け中層街の北区に出ると、刺青の男たちは薄汚れたひとつの建物に入っていった。周りには明らかに同じグループに属する奴らがたむろしている。

(ここからは見つからずに進むのは無理だな……)

 そう判断した俺は仕方なく鞄の中に入れていた手拭いで口元を覆うと突っ込む。

「おまっ、なにもんだ!? 止まれ!」
「…………」
「くそっ、シメちまえ!」

 無視無視……ひたすら無視。
 無言で迫る俺に危険を感じたか、奴らは動揺しながらも殴りかかってくる。

「……てめぇ、この闇ギルド《暗駆飛燕ダーク・スワローズ》にひとりでかち込むだぁいい度胸だ!」
「死にさらせぇぇぇ!!」

 しかし、あまりにもお粗末だ。
 Dランク付近の前衛職にも満たない速度。これでよく人を殴ろうと思えたものだと冷めた目で見つつ、俺はすり抜けざまに拳を置いておく。

「「がはぁっ!」」

 両脇にいたふたりが同時にノックアウトし、それによって男たちの緊張が高まり出した。

「オイこいつ、強えぞ!」
「関係ねえ、全員で囲んで押し潰せ!」

 冗談じゃない。男たちの肉饅頭で潰されるなんざ吐き気がする。
 包囲しようとした一角をぶち抜き、俺は廃墟じみた建物に向かって一目散に駆ける。

「……奥に行かせんじゃねぇ! ぶへっぐ!」
「誰か止めろぉ! がぁっ!」

 凄まじい数の暴徒を後ろに背負いながら俺が建物の扉にたどり着こうとした時だった。

「待てィ!」

 両手に盾を装着した馬鹿でかい体の巨漢が、その入り口を塞ぐ。

「オイゲンの兄貴!」
「へへ、派手にやってくれたな。錆野郎ラスティどもの手下って訳じゃなさそうだが……ここは通さんぞ」
「おお……兄貴が止めてくれたぞ! 皆囲んじまえ!」
「兄貴はあの有名冒険者パーティ《銀装の猪シルヴェイル・ボア》でタンク役を務めてたんだ! もう逃げられねえぞぉ……ぐへへ」
「この美しき銀の盾はいかなる魔物の攻撃も退けてきた! 己が身で試してみるがよかろう!」
(知らんがな……面倒臭い)

 男が銀の盾を体に構えるのを見て、俺は霊刀クウを鞘に入れたまま体の力を緩め、腰だめに構える。あまり魔物以外を相手に使いたくないのだが……。

(まあ鞘付きだし、死なんだろ……)
「ははは、どうした! 抜いても構わんのだぞ! このオイゲン、そんなナマクラでは――」
「《偽刀術・ワカツ》」

 次の瞬間、足元の地面に穴を開けるような勢いで踏み込み、横に薙ぐ。
 身体全身の捻転を利用した豪快な一撃が奴を襲う。

 ――ビギィィィィン!

「ヒ……いあああぁぁぁっ! ぼぎゅっ!」

 鼓膜を揺らす破砕音と共にふたつの銀色の盾は砕け、盾自慢野郎はその衝撃の勢いそのまま扉をぶち破ると……中で座っていた男たちの目の前のローテーブルに勢い良く頭をぶつけてそのまま昏倒した。

 中にいたのは倒れているセインと少女を含め五人ほどだ。
 一斉にその視線がこちらに向くが、外の奴らよりは慎重のようで、こちらに飛び掛かってはこない。

「あ、あんた……どうして」

 気絶から目を覚ましたセインが驚いた声で言うが、ここでやり取りするのも面倒だ。話は帰ってから聞く。

「と、止まりやがれ! どういうつもりだ、舐めてんのかテメェ!」
「まあ待て……」

 無遠慮に彼らの元へ向かう俺の進路を塞ぐように、武器を取り出す男たち。しかし、それを制したのは、一番奥でふんぞり返る、口に煙草をくわえた中年だ。奴が恐らくリーダーなのだろう。

「兄ちゃん、なにしに来た? 関係者以外に立ち入られると困るんだがね」
「ちょっとそこの馬鹿ガキどもを回収しに来ただけだ。すぐに帰る」
「ざけてんじゃねぇぞ! そんだけ喧嘩売っといて――」
「うるせぇぞ……! 今オレが話してんだろ、ったく」

 いきり立つ取り巻きを黙らせたると、リーダー格の男は言葉を続けた。

「悪いがそいつは面目が立たねえってもんだ。……だが、オイゲンを軽くのしちまうほどの腕前のあんたに興味はある。どうだい、そいつを黙って返してやる代わりに、あんたオレたちの仲間になってみねえか?」
「ボス、それじゃ示しが……」
「黙ってろ! 錆野郎どもと争うのに戦力が必要なのは、テメエらにも分かってんだろ! どうだい、兄ちゃん」

 恨みや憎しみなどよりも、表情から好奇心を覗かせる男。
 しかし俺にはこんなならず者の仲間になって街のいざこざに加担するつもりなんてさらさらない。

「断る。んで、そいつも返してもらう」
「がははは! 聞く耳持たねえか……。ならひとつ、勝負といこうじゃねぇか」

 真顔で言った俺の言葉に嬉々とした笑いで応えると、リーダー格の男は煙草を落とし上着を脱ぎ棄てた。

「オレがあんたに勝てたら、あんたは部下になって働いてもらう。もしあんたが勝ちゃあ、そいつらを好きに連れて行きな」
「……いいだろう」

 おそらく条件を飲まなければ、この場で大乱闘の始まりだ。ふたりを守りながらとなると骨が折れる。信用できるかは別として、一対一の方が手っ取り早い。

「ちなみに武器は控えてくれるか。オレも素手なんでな」
「……持ってろ」
「わっ……おい、テイル、さん……ちょっと待って」

 慌てるセインに刀と荷物を押し付け、俺はリーダー格の男へ向き直る。
 すると奴は名乗りを上げた。

「オレぁ、先代からこの暗駆飛燕ダーク・スワローズの頭領を引き継いだルーイってもんだ。あんたは?」
「名乗るつもりはない」
「ちぇっ……つれねーな。まぁいい、ブッ倒してからじっくり聞いてやるよ。じゃあ、始めようぜ……」

 ルーイとやらの合図はコインを使うという古風なものだ。
 ポケットから取り出したそれが親指で弾かれ、くるくると回る。

 と同時に、奴は両拳を前に突き出し体から黄色いオーラを漂わせた。《拳術》スキル使いなのだろう。防御寄りのコンパクトな拳闘の構え……一撃で勝負を決めるつもりはないようで、その瞳に油断はない。先程のオイゲンとかいう男よりはやりそうだ。

 ――チンッ。

「……シッ!」

 金属音が鳴ると同時に一気に間合いを詰め、小刻な拳打が繰り出される。
 
 様々な角度から放たれる拳。
 それぞれが急所を狙っているが、しかしそれらは目くらましで……本命はこの大振り。

「ラァ、《オーラショック》!」
「ぐっ……!!」

 拳術スキル《オーラショック》――低級の打撃技とはいえ、まとったオーラを一か所に集中させ、打撃と共に放つこの技は下手な凶器よりよほど殺傷力がある。砲弾でもブチ当てたかのような衝撃が脇腹で炸裂し、俺の体は大きく吹き飛ばされた。

 壁面にあった棚などを巻き込んで爆砕し、埃が辺りに舞い上がる。

「ヨッシャア!」
「よっ、さすがルーイの兄貴! 一撃必殺――」
「終わってねぇぞ! おうアンタ……手応えがねえのはわかってんだよ」

 取り巻きの男たちが騒ぐのをよそに、ルーイは真剣な顔付きで構えを解かずにいる。

(油断してくれたら楽だったんだが……)

 やがて、俺は何事もなかったように立ち上がった。
 こちらもオーラで防御したのだ。拳術スキルを模した《偽拳術》なら俺も使える。

 派手に吹き飛んで倒れたふりで、警戒を解こうという目論見は失敗したが……無傷の俺の姿は奴らに大きな動揺を与えたようだ。

「ぴ、ぴんぴんしてやがる……」
「どうなってんだ!?」
「効いてねえのか……。マジモンのバケモンかよ、あんた」

 ルーイもその姿に頬を引きつらせ、さらに警戒を強める。
 しかし俺はというと、そんな奴らにだんだん苛立ちを募らせてきていた。

(とっとと家に帰って、依頼を進めなきゃならねえって時に。こんな程度で驚いてるくだんねえ野郎どもに時間を奪われるとは……)

 だが、俺も大人だ……ここは我慢。
 穏便に済まそうと、こめかみを引きつらせながらも相手に降伏を勧告してやる。

「……なあ、この辺で手を打って、そいつらを解放してくれないか? お前の攻撃が効かないのは分かったよな? その方がお互い、スムーズにケリがつくだろ?」
「は? ふざけんな。面子があるって言ったろ……どっちかがぶっ倒れるまで――」

 俺はオーラを足に集め、地面を勢い良く蹴りつける。

 ――ビキビキッ!

 石張りの床に亀裂が走って一部がめくれ上がり……奴らは絶句する。
 さらに俺は奴らを威圧するため、全力でオーラを解放した。

「手を、打たねえかって聞いてんだが……?」
「ぬう……な、なんてオーラだ」
「ボ、ボス……」

 今や奴と俺との間のオーラには、数倍もの差があった。それは互いのステータスに大きな隔たりがあることを示している。拳術スキル等に代表されるオーラの量は体力値に比例して増加し、もちろんそれは俺の持つ魔銀の指輪など、装備品によって加算された数値も反映されるためこうなるのだ。

 やや卑怯な感じがしなくもないが、子どもたちを力づくでやり込めようとする奴らに手加減する必要などない。そんな馬鹿どもには相応の恐怖を味わってもらおう。
 
 それを見て取り巻きどもはイスやテーブルの陰に隠れ、ルーイも戦意を失うと踏んだのだが……部下の手前か、彼は意地でも構えを解かなかった。

「へ、へへ……わりぃが、ここで引いたらこいつらに示しがつかねえからな。ぶっ倒れるまで――」

 その男らしい台詞は、俺の神経を逆撫でしただけに終わる。

「――やるかボケ!」

 ついに怒りは頂点へ……。我慢の限界に達した俺が腕を振りかぶり飛び出したのと同時に……セインが叫ぶ。

「兄ちゃん、誤解なんだ! その人らは――」
「あぁ!?」
「ぐっ……ぉぁああああぁ――ッ!」
「「ア、アニキ――ッ!」」

 時すでに遅し。ギリギリで寸止めした拳の甲斐もなく……纏ったオーラの衝撃でルーイはその体ごと建物の壁を貫いて吹っ飛んでいき。取り巻きどもが慌てて追っていく。防御姿勢はとっていたのでそこまでの怪我にはならないだろうが……。

 それよりも今はセインの言葉だ。ちょっとすっきりした俺は、あらためて彼の方を向いた。

「ふう……んで、誤解ってどういうことだよ」
「そ、その人らは俺が知ってる悪い奴らじゃなかったんだ……実は――」

◆ 

 その後セインの説明により、刺青の男たちがふたりを連れ出したのはその身を案じてのことだったと判明した。目の前に正座し、傷だらけでしおらしくなったルーイと取り巻きどもが頭を下げる。

「痛つつ……さーせんした。か、下層街の奴があそこで商売すると、色々悶着があるんでさ。とくにガキは……《錆鎖ラスティ・チェーン》の奴らとかに目を付けられて攫われちまっても、誰も助けに行く奴はいねぇし……」
「《錆鎖》はヤベェんすよ……平気で非合法の薬とか、奴隷売買とかに手を染めてやがる。王国兵も当てにはできねえし、俺らでも根城が掴めずにいて、警戒しとくしかできねぇんでさ。分かったろ、ガキども……これに懲りてこっちにゃもう来るんじゃねえ」

 彼らは、セインと少女がそれを理解できればちゃんと返してやるつもりだったようだが……露店にいた少女は、悲しそうに俯いたまま声を絞り出す。

「だって……下だと皆あんまりお金持ってないから、買ってくれないんだもん。わたしたち、ご飯が食べられないと、死んじゃう」

 少女は涙ぐんだ。おそらく彼女らは孤児なのだろう……最低限の栄養しか取れていないのかかなり痩せ、服も汚れている。そんな彼女の背中をセインはさすってやり、悔しそうに言う。

「下層街はこんな奴らがいっぱいなんだ……だからほっとけなくてさ。なんか俺も、フツーに暮らしてていいのかなって……」

 こいつはこいつなりに思うところがあって行動を起こしたらしいが、でも軽率だ。こんなのはセインや俺のような一般市民には手に余る問題なのだから。

 彼女ひとりの世話をしたところで、その後ろにはたくさんの同じ境遇の人間がいて、その場しのぎにしかならない。無駄ではないが、それをしても大きくなにかを変えることはできない……。

 俺はセインを前に、強い口調で告げた。

「気持ちはわからんでもないが、デュゴルさんに心配かけんな。もしそのラスティなんちゃらだったお前、どうなってたかわかんないだろうが……。自分に力もないくせに、ヤバそうな奴に近寄るんじゃない。二度とするな」
「……わかったよ」

 知り合いでしかない俺の役割としては、こうして叱ってやるくらいが精々だ。
 セインはまだなにか言いたそうだったが、少女と共に「ごめん」と頭を下げて出ていく。下層街まで送ってやるのだろう。

 ルーイが「オイ」と指図して、数人の男に後を付けさせた。護衛のつもりか、面倒見のいいことだ。

 さて……結果だけ見ると、俺が構成員を多数治療院送りにして建物を損壊しただけに終わったわけだが、意外にもルーイは殊勝に頭を下げ、謝罪した。

「紛らわしい真似をしちまって、すんません。だが、オレたちにも見過ごせねえことがある。多少のアコギはやっても、ガキどもを食い物にしたり、薬で弱い奴らをむりやり従わせたりってえのは胸糞悪いもんで……オレたちはオレたちのやり方で街を守ってるつもりなんだ。だからテイルさんよ、もしあんたさえよかったら力を借りることはできねえか? なんならオレと代わってこのギルドの頭領に」
「――なるわけねえだろ。俺も自分の生活で手一杯だからな」

 馬鹿げた提案をしてきたルーイを俺が半眼で睨みつけると、彼はびくついて口元をひきつらせる。

「そ、そうか……それが賢明かもな。……まあ、もし人手が欲しかったらオレんとこか、下層の《灰被り鼠グレイ・ラット》って奴らに相談するといいですぜ。あいつらは信用できる」
「……ふん、じゃぁな」

 ここでの用は終わった。
 会話を打ち切った俺が穴の開いた建物を出る。すると……。

「「お疲れしゃーす!!」」

なぜか《暗駆飛燕ダーク・スワローズ》の構成員たちが左右に別れて列を作り、頭を下げている。そしてさっきぶっ倒れたオイゲンとかいう巨漢が手を揉みながらこちらにやって来る。

「ア、アニキ……ど、どちらへ行かれます? 街を案内いたしましょうか? いい女の子のいるお店もありやすんで……」
「いらん! 散れ!」
「ヒッ、わかりやした! 皆、どけ……テイルのアニキの道行きを妨げるんじゃねえ!」

 奴らの中では強さが権力のものさしなのか、ルーイを打倒したことで手のひら返して敬われることになってしまった。しかし俺はもう金輪際こいつらに関わらないと胸に誓い、付いてこないようきつく念押ししてその場を後にするのだった。
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