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第17話 初めの武器は木の棒(?)に限りますね。
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とあるビルの屋上で信之は考えていた。
「んー。狩場かー。どこがあるんかな?」
スマホの地図アプリを開きながら何処か狩場となりそうな所は無いかと探す。
「あまり人がいなそうな所とか、ゴブリン生息していそうだよな。あまり人が来なそうな所…富士樹海とか?探してみるか。」
信之は地図アプリで富士樹海の場所を探す。
「ここか。探知スキル使ってみるか。」
探知スキルを使い、富士樹海まで届くか試す。
「んー!さすがに届かなそうだ!富士樹海まで探知を伸ばす過程で情報量が多すぎて頭が痛くなる…。」
この場からの探知は不可能に近いので、信之はテレポートで富士樹海の近くまで行くことにした。
「到着っと。…よし、ここなら行けそうだな。探知。」
探知スキルを発動し確認してみると、かなりのゴブリンが巣食っていることがわかった。しかも居るのはゴブリンだけではないようだ。
「これはデカイな。ゴブリンのリーダーか?」
どうやらゴブリンを統率するリーダーがおり、そのゴブリンのリーダーは通常のゴブリンの1.5倍ほどの大きさのようだ。
「全体の数はざっと100体くらいか。ここなら狩場としても良さそうかな。明日にでもイリスちゃんに連絡してみるか。」
狩場を見つけて満足した信之は、自宅に帰る事にした。
―次の日―
(イリスちゃん、今いいかい?)
(はひっ?!ぴ、ピエロさん?びっくりしました。おはようございます。)
(うん、おはよう。狩場見つけたんだけど、いつ頃暇しているかな?こっちはいつでも合わせられるよ。)
(狩場見つかったんですね!えっと、今日は夕方まで仕事なので、夜からでも良いですか!?)
(え?今日行くの?仕事のようだし、明日以降のお休みの日とかでいいんじゃない?)
(いえ!大丈夫です!レベル上げは別腹ですからっ!!)
どうやらイリスは本当にレベル上げオタクのようだ…。
(あ、うん。了解したよ。じゃあ19時くらいにまた念話するよ。)
(はい!お待ちしております!)
念話を終了した信之は、ふと思った。
「ん?そういえばどうやってイリスちゃんのレベル上げの補佐をしようかな。」
イリスが経験値を手に入れる為には、ゴブリンとの戦闘に参加し、ゴブリンに対して攻撃を行わなければならない。
「んー。魔装召喚のスキルは自身に対してのみ有効だから、装備をあげることが出来ないんだよな。何か補助出来るスキルが無いか確認しとくか。」
19時頃。
補助魔法を複数獲得した信之は、イリスと共に富士樹海に赴いた。
「うぅ…、かなり、暗いですね…。」
「そうだね。この暗闇は流石に危ない。ナイトアイ!」
ナイトアイを発動した。
ナイトアイは、暗がりでもまるで日中のように視界を良好にする補助魔法だ。
「これで見えるかな?」
「あっ!見えます!すっごく見えます!」
「よかった。後、ステータス確認してくれないかな?そこにスキルポイントがあると思うんだけど、どのくらい所持してる?」
「あ…えっと、0です…。」
イリスはゴブリンから経験値を獲得してレベルが上がっているはずなので、スキルポイントを取得しているはずなのだが…
「…すみません、魔法が使ってみたくて、魔法のスキルを取得しちゃいました。」
「魔法?何を取ったんだい?」
「えっと、ウインドショットです。」
「なるほど。ちなみに発動できたかな?」
「それが、出来ませんでした…。せっかく取ったのに…。」
ウインドショットを取得したということは、魔法士になったということ。
特に良い武器がなかったので、魔法士になってくれたのはありがたい。
念の為に職を確認しておく。
「魔法を使用するためには、魔力操作スキルが必要なのさ。ウインドショットを取得したという事は職は魔法士になったという理解でいいかい?」
「魔力操作スキル…。あ、はい、魔法士になりました。」
「うんうん。結果的によかったよ。じゃあ、魔力操作スキルが手に入るようにレベル上げしてスキルポイント溜めようか。」
「はい、わかりました!頑張ります!…でも、何で戦えばいいでしょう。私、特に何も持ってきていなくて…。」
何も持ってきていないイリスは困った顔をして信之に問いかける。
「そうだね。んー、この棒がいいかな?」
信之は握り易そうな木の棒を持った。
「え?木の棒…ですか?」
「ちょっと待ってね。」
そういうと信之は木の棒に対して魔法をかける。
「まずは、木を固くしなきゃな。アイアンエンチャント。で、アイスエンチャントっと。」
アイアンエンチャントは物質を硬化する補助魔法。
叩いた際に木が折れないようにするためだ。
そしてアイスエンチャントで薄い刃を作成した。
魔法で作成しているので、溶けたり簡単に刃が欠けたりはしない。
これで、柄はアイアンエンチャントで保護され、刃はアイスエンチャントで作成された、剣(木の棒)が完成した。
「うん、こんな感じでいいかな。さあ、これで戦おうか。」
信之はイリスにエンチャントした剣(木の棒)を渡す。
「わあぁ。木の棒がこんなにかっこよくなるんですね!魔法凄いです!」
「早く魔法使いたい?」
「はい!早く魔法使いたいです!」
顔を赤くして握りこぶしを作るイリス。
いろいろなことができる魔法に興奮しているようだ。
「早く使えるよう、頑張ってレベル上げよう。さて、進もうか。」
そう言って、信之はゴブリンのもとへと歩く。
遅れまいとイリスも信之の後ろをついていくのだった。
「んー。狩場かー。どこがあるんかな?」
スマホの地図アプリを開きながら何処か狩場となりそうな所は無いかと探す。
「あまり人がいなそうな所とか、ゴブリン生息していそうだよな。あまり人が来なそうな所…富士樹海とか?探してみるか。」
信之は地図アプリで富士樹海の場所を探す。
「ここか。探知スキル使ってみるか。」
探知スキルを使い、富士樹海まで届くか試す。
「んー!さすがに届かなそうだ!富士樹海まで探知を伸ばす過程で情報量が多すぎて頭が痛くなる…。」
この場からの探知は不可能に近いので、信之はテレポートで富士樹海の近くまで行くことにした。
「到着っと。…よし、ここなら行けそうだな。探知。」
探知スキルを発動し確認してみると、かなりのゴブリンが巣食っていることがわかった。しかも居るのはゴブリンだけではないようだ。
「これはデカイな。ゴブリンのリーダーか?」
どうやらゴブリンを統率するリーダーがおり、そのゴブリンのリーダーは通常のゴブリンの1.5倍ほどの大きさのようだ。
「全体の数はざっと100体くらいか。ここなら狩場としても良さそうかな。明日にでもイリスちゃんに連絡してみるか。」
狩場を見つけて満足した信之は、自宅に帰る事にした。
―次の日―
(イリスちゃん、今いいかい?)
(はひっ?!ぴ、ピエロさん?びっくりしました。おはようございます。)
(うん、おはよう。狩場見つけたんだけど、いつ頃暇しているかな?こっちはいつでも合わせられるよ。)
(狩場見つかったんですね!えっと、今日は夕方まで仕事なので、夜からでも良いですか!?)
(え?今日行くの?仕事のようだし、明日以降のお休みの日とかでいいんじゃない?)
(いえ!大丈夫です!レベル上げは別腹ですからっ!!)
どうやらイリスは本当にレベル上げオタクのようだ…。
(あ、うん。了解したよ。じゃあ19時くらいにまた念話するよ。)
(はい!お待ちしております!)
念話を終了した信之は、ふと思った。
「ん?そういえばどうやってイリスちゃんのレベル上げの補佐をしようかな。」
イリスが経験値を手に入れる為には、ゴブリンとの戦闘に参加し、ゴブリンに対して攻撃を行わなければならない。
「んー。魔装召喚のスキルは自身に対してのみ有効だから、装備をあげることが出来ないんだよな。何か補助出来るスキルが無いか確認しとくか。」
19時頃。
補助魔法を複数獲得した信之は、イリスと共に富士樹海に赴いた。
「うぅ…、かなり、暗いですね…。」
「そうだね。この暗闇は流石に危ない。ナイトアイ!」
ナイトアイを発動した。
ナイトアイは、暗がりでもまるで日中のように視界を良好にする補助魔法だ。
「これで見えるかな?」
「あっ!見えます!すっごく見えます!」
「よかった。後、ステータス確認してくれないかな?そこにスキルポイントがあると思うんだけど、どのくらい所持してる?」
「あ…えっと、0です…。」
イリスはゴブリンから経験値を獲得してレベルが上がっているはずなので、スキルポイントを取得しているはずなのだが…
「…すみません、魔法が使ってみたくて、魔法のスキルを取得しちゃいました。」
「魔法?何を取ったんだい?」
「えっと、ウインドショットです。」
「なるほど。ちなみに発動できたかな?」
「それが、出来ませんでした…。せっかく取ったのに…。」
ウインドショットを取得したということは、魔法士になったということ。
特に良い武器がなかったので、魔法士になってくれたのはありがたい。
念の為に職を確認しておく。
「魔法を使用するためには、魔力操作スキルが必要なのさ。ウインドショットを取得したという事は職は魔法士になったという理解でいいかい?」
「魔力操作スキル…。あ、はい、魔法士になりました。」
「うんうん。結果的によかったよ。じゃあ、魔力操作スキルが手に入るようにレベル上げしてスキルポイント溜めようか。」
「はい、わかりました!頑張ります!…でも、何で戦えばいいでしょう。私、特に何も持ってきていなくて…。」
何も持ってきていないイリスは困った顔をして信之に問いかける。
「そうだね。んー、この棒がいいかな?」
信之は握り易そうな木の棒を持った。
「え?木の棒…ですか?」
「ちょっと待ってね。」
そういうと信之は木の棒に対して魔法をかける。
「まずは、木を固くしなきゃな。アイアンエンチャント。で、アイスエンチャントっと。」
アイアンエンチャントは物質を硬化する補助魔法。
叩いた際に木が折れないようにするためだ。
そしてアイスエンチャントで薄い刃を作成した。
魔法で作成しているので、溶けたり簡単に刃が欠けたりはしない。
これで、柄はアイアンエンチャントで保護され、刃はアイスエンチャントで作成された、剣(木の棒)が完成した。
「うん、こんな感じでいいかな。さあ、これで戦おうか。」
信之はイリスにエンチャントした剣(木の棒)を渡す。
「わあぁ。木の棒がこんなにかっこよくなるんですね!魔法凄いです!」
「早く魔法使いたい?」
「はい!早く魔法使いたいです!」
顔を赤くして握りこぶしを作るイリス。
いろいろなことができる魔法に興奮しているようだ。
「早く使えるよう、頑張ってレベル上げよう。さて、進もうか。」
そう言って、信之はゴブリンのもとへと歩く。
遅れまいとイリスも信之の後ろをついていくのだった。
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