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白夜
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金魚の柄の浴衣姿からのぞくうなじが赤みを帯びていた。「暑いわ」そう言った彼女が、冷房の温度を下げようとしたが、俺はそのリモコンを取り上げた。暑いなら、脱いじゃえばいいだろ。「いやだー」リモコンを巡ってキャッキャと俺の腕にまとわりつく彼女はそんなに嫌そうではなかった。一瞬のスキを突いて、彼女の浴衣の帯をほどいて楽にしてやると、彼女の両の瞳が潤み始めた。彼女はじっと俺の眼を見つめて「静岡来てからは初めてだね。」言われてみるとその通りだった。ずいぶんと彼女にはお預けを食わせてしまった。彼女はあんまりそういった事に貪欲ではなかったが、いつだったか「わたしの体じゅう、つま先から髪の毛まで、あなたの存在を感じている。そう言う感覚は好き。そしてひとつになるの。」彼女なりの独特の言い回しだった。俺は彼女ほどいろいろ考えるタイプじゃ無く、世間一般の男と同じ様に、股間の要求に忠実に応じているだけだったから、彼女が満足してくれたのかそうでないのかよくわからない翌朝が、結構苦手だった。でも、彼女はいつも翌朝はニコニコしていた。俺がアブノーマルな趣味に走ったり、闇に紛れて避妊具を外したりしない事、危ない日はお預けを食らっても文句ひとつ言わないところ等が、彼女の俺に対する満足につながっているようだった。こうして見ると、完全に彼女に性欲を支配されている感じだが、俺は彼女の人生を支配してしまったのだ。俺に関わってしまったばっかりに、彼女は地元新潟で一生を終えるはずの人生だったのに、全く縁もゆかりもない静岡に来てしまう事になったからだ。しかも彼女はいまだにフル回転で働いている。俺の稼ぎだけで、正看護師の専門学校ぐらい行かせてあげたかったが、彼女は始めから夜間コースの専門学校を考えていたのだから、本当に手のかからない子だと思う。
その夜はねっとりとした汗にまみれて、室温28度設定の濃厚な夜になった。彼女は望み通り俺とひとつになり、全身で俺の全てを飲み込んでいた。本当に彼女の穴がブラックホールの様に感じた。俺は昔、小学校の時の自由研究でバッタの生態に付いて調べた事をふと思い出した。確かオンブバッタだと思ったが雄が雌の背中で交尾をする。雄は雌より一回り小さい。ガキの頃の俺は雄の方が一回り小さい、という自然の不思議さに魅了され、オンブバッタの観察に夢中になった。あの当時は交尾の意味すらわからないまま夢中だったが、今から考えると、生殖行動を観察するのは結構いやらしい行為だと思う。それが虫であっても。もし人間だったらAVだし。
彼女は俺より背が高いわけでも太ってるわけでもなかったが、コトの最中には、彼女の中に飲み込まれる様な感覚になることが何度もあった。何というか、彼女の存在がとても巨大に感じるのだ。オンブバッタ雄も同じ感覚だったのだろう。ふと我に返ると、「あ...」甘い声がした。そして彼女は俺の髪の毛を撫で付けた。「うふ。」吐息が漏れて彼女は笑みを浮かべた。そして俺の頭を彼女の胸に載せた。「どう?」彼女が聞く。柔らかな快感に我を失いそうになる。成長したな、とボソッと呟くと、「いいでしょう」彼女は得意げに、また俺をもてあそび始めた。
その夜は若さにものを言わせ、そして半年間御無沙汰だった夜のお付き合いに、お互いをむさぼるように求めた。彼女は性的なものに淡白だと思っていたが、この夜は異常に俺を求めていた。やはり寂しかったのだろうか。寂しい、会いたい、私と仕事とどっちが大事なの、などのマイナスな言葉を一切吐かない彼女だったから、いざ会えた日には全身全霊で俺を求め、むさぼり、食い尽くした。翌朝の彼女は汗にまみれて、むっとするほどの熱気を放っていた。まるでフルマラソンを走って来た後の様だった。全裸で振り返った彼女は、爽やかな、大好きな食べ物を全て平らげた様な満足感でこちらを振り返った。そして、「おはよう。昨夜は頑張ってくれたね。ありがとう。」といい、俺の胸に抱きついた。俺は無言のまま彼女に口づけをして、そのまま彼女を布団に横にした。俺は彼女に背を向け、シャツのボタンをはめた。ありがとうな、こんな俺について来てくれて。その声は彼女に聞こえたかはわからない。「なんか言った?」彼女は起き上がって微笑む。つい昨夜成長を確認したばかりの彼女の胸は、すでに先っぽの部分がおねんねし始めた様だ。服着ろよ、と彼女の胸を軽く突っついて促すと、彼女は今さらの様に自分の胸を手で覆って恥ずかしがった。「…エッチ」
そんな微笑ましい、というかバカバカしいやりとりの後で、彼女はパタパタと服を着た。浴衣はたたんでしまう。来年までお預けだ。可愛い半袖の服に両腕を通した彼女は、汗だくになった俺の下着とパンツ、彼女の汚れたパジャマを洗濯機に入れて回し始めた。俺が出かける時に着る服がなくなる…。気付いた時には彼女は洗剤を入れてしまっていた。まさか彼女は俺にノーパンで外出させるつもりなのか。「いいよ、夏だから、すぐ乾くよ」それまでこれ着てて。そう言って彼女の差し出した部屋着は、フリフリの可愛らしいパジャマだった。「!?」これを着るのか…。
「私の一番お気に入りのパジャマ」彼女は笑いながら話した。それはわかる。結構高いものだろう。なぜこれを着なきゃいけないのか。「あなたの匂い、たくさん染み込ませてね」彼女は片目をつぶった。「私だって、…人恋しい時あるのよ」そう言って彼女は目をそらした。それにしても、デザインが可愛すぎる。そしていい匂いがする。臭くなるからせめてシャワーぐらい浴びさせてよ、と言った。しかし彼女はうんとは言わなかった。「男の人の汗とか、体液とか…」そう言って彼女はほおを赤らめた。「そういうのがついたままで着て。お願い。」とうとう俺は根負けしてフリフリのパジャマを着た。
「あれ、結構可愛いじゃない。似合ってるよ。」
彼女も洗濯物を干した後、別のパジャマに着替えた。「うちの寮で流行ってるんだよ。パジャマパーティ。」右隣や上の部屋の看護師と仲がいいの、と彼女は言った。「でも、男の人のパジャマパーティは初めてかもね。写真撮ろう。」こうして、俺は、恥ずかしいパジャマ姿で彼女とのツーショット写真を撮る羽目になった。この写真は彼女の看護師寮内で配られたのは言うまでもない。
でも、彼女は、本当は俺の匂いというか、存在がたまらなく欲しい時があったのだろう。せっかく新潟から出て来たのに、なかなか会えない。寂しい夜もあっただろう。今日からは、寂しい夜は、俺の匂い…フルマラソン並みの激しい夜をともに過ごし、その強烈な残り香やら汗シミやらが染み付いたパジャマで寝る。それを想像しただけで、もう一度彼女を抱きしめてやりたくなる。しかし、彼女はそれが本当の目的で、つまり俺の体液も汗も一滴残らず搾り尽くし、それを彼女の大好きな寝巻きに染み込ませるが為に、昨夜フルマラソン並みの夜を過ごしたのかとも想像出来る。彼女は俺の全てを搾り取るだけでは飽き足らず、さらに残り香も含めて自分の側に置いておきたいのか。愛し尽くされて嬉しい反面、ちょっと彼女が恐ろしくも思えた。
その後、彼女は手早く朝食を作り始めた。昼は准看護師として働きながら、夜は看護学校で勉強する。忙しい生活の中で、彼女はどんな事も手早くやるようになっていた。あっという間に、テーブルの上にはサラダとベーコンエッグ、トーストが並んでいた。彼女は食べるのも早かった。俺も昼食後は草サッカーをやるので、早飯が身につくようになったが、彼女のスピードには勝てなかった。「いいよ、ゆっくり食べてて」
強烈な真夏の太陽が高度を上げ始める頃、俺たちはベランダで微風に揺れるお互いの洗濯物を眺めていた。この日の朝、彼女は友人からの電話にも出たが、その電話は長く続かなかった。そして電話を終えると俺の隣にくる。言葉を一言も交わさないまま、夏空の光の中に俺たちはいた。テレビも大して面白い番組はやってなかった。こうして2人の世界に入っていられるのが一番幸せだった。どうせすぐに現実に引き戻されるからだ。明日になれば月曜は来る…。
昼はそうめんを茹でた。彼女が言った。「一緒になったら」こんな休日が待っているんでしょうね、と。俺は、もっとお前にケツ叩かれる毎日になるよ、と答えた。彼女は、「私以外の誰にもあなたのケツは叩かせないから」とそうめんをすすりながら言った。おい。私があなたをささえるから、なんてしおらしい事言ってたのは誰だ。あの一言で、俺は…。「どんな気になったの?」彼女が目をくりっとさせて聞いてくる。「ねぇ。教えて。私があなたを支えるから、って聞いてどう思ったの。」ニヤニヤして畳み掛けてきた。くぅ。こんな駆け引きしてくるのか。「俺は、…。」忘れた。「なにそれ。男が一度口にしたことは、最後まで言いなさい。」彼女は食い下がる。今、いうことじゃない。大事なことだから、その時が来たら言う。それで彼女は了解してくれた。「その言葉、忘れない。最高のシチュエーションで、私の耳元でささやいて。」そう言って彼女はそうめんのつゆを、台所に捨てに行った。俺は、彼女に約束させられた。洗濯物は、とっくに乾いていた。真夏の昼下がりだった。
その夜はねっとりとした汗にまみれて、室温28度設定の濃厚な夜になった。彼女は望み通り俺とひとつになり、全身で俺の全てを飲み込んでいた。本当に彼女の穴がブラックホールの様に感じた。俺は昔、小学校の時の自由研究でバッタの生態に付いて調べた事をふと思い出した。確かオンブバッタだと思ったが雄が雌の背中で交尾をする。雄は雌より一回り小さい。ガキの頃の俺は雄の方が一回り小さい、という自然の不思議さに魅了され、オンブバッタの観察に夢中になった。あの当時は交尾の意味すらわからないまま夢中だったが、今から考えると、生殖行動を観察するのは結構いやらしい行為だと思う。それが虫であっても。もし人間だったらAVだし。
彼女は俺より背が高いわけでも太ってるわけでもなかったが、コトの最中には、彼女の中に飲み込まれる様な感覚になることが何度もあった。何というか、彼女の存在がとても巨大に感じるのだ。オンブバッタ雄も同じ感覚だったのだろう。ふと我に返ると、「あ...」甘い声がした。そして彼女は俺の髪の毛を撫で付けた。「うふ。」吐息が漏れて彼女は笑みを浮かべた。そして俺の頭を彼女の胸に載せた。「どう?」彼女が聞く。柔らかな快感に我を失いそうになる。成長したな、とボソッと呟くと、「いいでしょう」彼女は得意げに、また俺をもてあそび始めた。
その夜は若さにものを言わせ、そして半年間御無沙汰だった夜のお付き合いに、お互いをむさぼるように求めた。彼女は性的なものに淡白だと思っていたが、この夜は異常に俺を求めていた。やはり寂しかったのだろうか。寂しい、会いたい、私と仕事とどっちが大事なの、などのマイナスな言葉を一切吐かない彼女だったから、いざ会えた日には全身全霊で俺を求め、むさぼり、食い尽くした。翌朝の彼女は汗にまみれて、むっとするほどの熱気を放っていた。まるでフルマラソンを走って来た後の様だった。全裸で振り返った彼女は、爽やかな、大好きな食べ物を全て平らげた様な満足感でこちらを振り返った。そして、「おはよう。昨夜は頑張ってくれたね。ありがとう。」といい、俺の胸に抱きついた。俺は無言のまま彼女に口づけをして、そのまま彼女を布団に横にした。俺は彼女に背を向け、シャツのボタンをはめた。ありがとうな、こんな俺について来てくれて。その声は彼女に聞こえたかはわからない。「なんか言った?」彼女は起き上がって微笑む。つい昨夜成長を確認したばかりの彼女の胸は、すでに先っぽの部分がおねんねし始めた様だ。服着ろよ、と彼女の胸を軽く突っついて促すと、彼女は今さらの様に自分の胸を手で覆って恥ずかしがった。「…エッチ」
そんな微笑ましい、というかバカバカしいやりとりの後で、彼女はパタパタと服を着た。浴衣はたたんでしまう。来年までお預けだ。可愛い半袖の服に両腕を通した彼女は、汗だくになった俺の下着とパンツ、彼女の汚れたパジャマを洗濯機に入れて回し始めた。俺が出かける時に着る服がなくなる…。気付いた時には彼女は洗剤を入れてしまっていた。まさか彼女は俺にノーパンで外出させるつもりなのか。「いいよ、夏だから、すぐ乾くよ」それまでこれ着てて。そう言って彼女の差し出した部屋着は、フリフリの可愛らしいパジャマだった。「!?」これを着るのか…。
「私の一番お気に入りのパジャマ」彼女は笑いながら話した。それはわかる。結構高いものだろう。なぜこれを着なきゃいけないのか。「あなたの匂い、たくさん染み込ませてね」彼女は片目をつぶった。「私だって、…人恋しい時あるのよ」そう言って彼女は目をそらした。それにしても、デザインが可愛すぎる。そしていい匂いがする。臭くなるからせめてシャワーぐらい浴びさせてよ、と言った。しかし彼女はうんとは言わなかった。「男の人の汗とか、体液とか…」そう言って彼女はほおを赤らめた。「そういうのがついたままで着て。お願い。」とうとう俺は根負けしてフリフリのパジャマを着た。
「あれ、結構可愛いじゃない。似合ってるよ。」
彼女も洗濯物を干した後、別のパジャマに着替えた。「うちの寮で流行ってるんだよ。パジャマパーティ。」右隣や上の部屋の看護師と仲がいいの、と彼女は言った。「でも、男の人のパジャマパーティは初めてかもね。写真撮ろう。」こうして、俺は、恥ずかしいパジャマ姿で彼女とのツーショット写真を撮る羽目になった。この写真は彼女の看護師寮内で配られたのは言うまでもない。
でも、彼女は、本当は俺の匂いというか、存在がたまらなく欲しい時があったのだろう。せっかく新潟から出て来たのに、なかなか会えない。寂しい夜もあっただろう。今日からは、寂しい夜は、俺の匂い…フルマラソン並みの激しい夜をともに過ごし、その強烈な残り香やら汗シミやらが染み付いたパジャマで寝る。それを想像しただけで、もう一度彼女を抱きしめてやりたくなる。しかし、彼女はそれが本当の目的で、つまり俺の体液も汗も一滴残らず搾り尽くし、それを彼女の大好きな寝巻きに染み込ませるが為に、昨夜フルマラソン並みの夜を過ごしたのかとも想像出来る。彼女は俺の全てを搾り取るだけでは飽き足らず、さらに残り香も含めて自分の側に置いておきたいのか。愛し尽くされて嬉しい反面、ちょっと彼女が恐ろしくも思えた。
その後、彼女は手早く朝食を作り始めた。昼は准看護師として働きながら、夜は看護学校で勉強する。忙しい生活の中で、彼女はどんな事も手早くやるようになっていた。あっという間に、テーブルの上にはサラダとベーコンエッグ、トーストが並んでいた。彼女は食べるのも早かった。俺も昼食後は草サッカーをやるので、早飯が身につくようになったが、彼女のスピードには勝てなかった。「いいよ、ゆっくり食べてて」
強烈な真夏の太陽が高度を上げ始める頃、俺たちはベランダで微風に揺れるお互いの洗濯物を眺めていた。この日の朝、彼女は友人からの電話にも出たが、その電話は長く続かなかった。そして電話を終えると俺の隣にくる。言葉を一言も交わさないまま、夏空の光の中に俺たちはいた。テレビも大して面白い番組はやってなかった。こうして2人の世界に入っていられるのが一番幸せだった。どうせすぐに現実に引き戻されるからだ。明日になれば月曜は来る…。
昼はそうめんを茹でた。彼女が言った。「一緒になったら」こんな休日が待っているんでしょうね、と。俺は、もっとお前にケツ叩かれる毎日になるよ、と答えた。彼女は、「私以外の誰にもあなたのケツは叩かせないから」とそうめんをすすりながら言った。おい。私があなたをささえるから、なんてしおらしい事言ってたのは誰だ。あの一言で、俺は…。「どんな気になったの?」彼女が目をくりっとさせて聞いてくる。「ねぇ。教えて。私があなたを支えるから、って聞いてどう思ったの。」ニヤニヤして畳み掛けてきた。くぅ。こんな駆け引きしてくるのか。「俺は、…。」忘れた。「なにそれ。男が一度口にしたことは、最後まで言いなさい。」彼女は食い下がる。今、いうことじゃない。大事なことだから、その時が来たら言う。それで彼女は了解してくれた。「その言葉、忘れない。最高のシチュエーションで、私の耳元でささやいて。」そう言って彼女はそうめんのつゆを、台所に捨てに行った。俺は、彼女に約束させられた。洗濯物は、とっくに乾いていた。真夏の昼下がりだった。
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