ファンタジー世界にナノマシン集合体の少女が来たら

れぷ

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冒険者登録編

8話 帝都の門前にて

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こんにちは、ユーディーです。
マナ・ナノ・ジェットで一気に帝都へ来ました。ステルス迷彩を掛けているので多分大騒ぎにはならないでしょう。

帝都ゼロス、この大陸で一番大きな国の首都ですね。帝国の名前はロストルスだそうです。まぁ帝国って呼びますけどね。

人の数が多いですね。
帝都に入る為の行列が某ネズミの国のアトラクション行列みたいです。休日の方ですよ。
待っている間暇なので行列に並ぶ人達から情報を得ておきます。

『都会への憧れ』『希望』『退屈』『焦り』『悪意』

ん?悪意?
焦りはトイレ我慢してる人なのでいいとして、悪意は・・・
なるほどぉ。暗殺組織の者のようですね。
狙いは貴族ですか。
正直、私人間じゃないので人間同士の争いとかどうでも良いと思っています。
神様に頼まれたのは"世界"であって"人類"ではありませんからね!

でも娯楽として結末を見届けましょう。
動植物に浸透したマナ・ナノマシンは対象が消滅するまで内在しますから、色んな人生、獣生、植物生を楽しめます。
気まぐれにちょっかいをかけても面白そうですね!
AI学習時にネットからジョークのたぐいも学んだので試してみたいんですよね。

ふむふむ、おや?
冒険者らしき人が何かしています。

「・・・[鑑定]!・・・はぁはぁ・・・ハズレかよ!!」

冒険者の青年が何の変哲も無い腕輪に手をかざし[鑑定]と呟きながら手に魔力を集めてます。なけなしの魔力を使ったせいか息切れをしています。
あれが[スキル]ってやつですね!
名前からして、そのまま何かを調べる為のスキルのようです。

手に集めた魔力でアイテムの情報を表示出来る様に読み取っているようです。

私は科学の子なので魔法とかスキルがよくわかって無いのですが、魔力を術者の願った効果にさせるのが魔法やスキルなのですかね?
だとすると魔法とは万能過ぎますね。
まぁ見ている限り上手く使いこなせてないようです。

と言うか手に魔力を集めて、かざして読み取るって非効率的です。
私なら目に集めて、見える物を鑑定出来るようにしますね。

スキル[鑑定眼]を得ました。

・・・なぜかスキル生えましたね。
なるほどぉ。私のマナ・ナノマシンは脳内の知識などを読み取りますが、鑑定眼の方は対象のステータスを表示するようです。
スキルとか加護もわかります。
これは便利ですね!どちらも使っていきましょう!!

鑑定眼で行列の人達を眺めていると、別の姿が重なって見える人がいました。[偽装]というスキルを使っているようです。
こちらは顔に魔力を貼り付けて顔の一部の形を変えているようです。
目、鼻、口を変えちゃえばもう別人に見えるようで、門番さんは何の疑いもせず帝都の中に通しました。
あの人も観察対象にしましょう!何のために偽装して来たのか少し気になります。
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