異世界転移で生産と魔法チートで誰にも縛られず自由に暮らします!

本条蒼依

文字の大きさ
169 / 621
第5章 遂に始動!

37話 Aランクパーティー②



 ケンジはその冒険者達は本当にAランクなのか?と疑うのだった。Aランクといえば低ランクとは違いBランク以上に上げるには依頼だけこなしてもランクは上がらなく、普段の素行や礼儀も伴わなければいけないのである。

 それゆえにこの【流星】の行動はありえないのである。こんな横暴な態度のパーティーがAランクましてやもうすぐSランクになれるなんてありえないのである。

「お前たちはホントなにがしたいんだ。いきなり声をかけてきたと思ったらマイを譲れだの・・・それを断ったら俺の仲間に暴力。そして、言う事を聞かなかったら同じことになると脅してくる。」

「それはお前達が生意気な態度を取ってくるからだ!俺達はAランクパーティーなんだぞ!言う事を聞くのが当たり前なんだ!」

「ほうう!お前たちは力こそ正義だと言うんだな!力さえあれば他人は自分の言う事を聞くのが当たり前だと!」

「当たり前だ!俺達は日頃上級ダンジョンに潜り魔物を間引いているんだ。俺達のおかげで平和に暮らせるんだ!だからお前たちは俺達の言う事を聞かなきゃいけないんだよ。」

「ほう!じゃあ、上級ダンジョンで魔物を討伐していたらお前は町の人たちは言いなりにならないといけないと言い張るんだな?」

「当たり前だ!俺達のおかげで町の平和が維持され安心して暮らせるんだ!」

「ならお前達は俺の言う事を聞かないといけない事になるな!」

「なんで俺達が生産者の言う事を聞かなきゃいけないんだ!」

「だってお前等は力がある者には絶対服従だって言ったじゃないか!」

「あはははは!生産者のお前達が俺達より力があるって、馬鹿も休み休み言えよ!」

 ケンジは【流星】のリーダーが馬鹿笑いした顔面に正拳突きをし寸止めをするのだった。【流星】のリーダーはケンジの鋭い正拳に反応が出来ず冷や汗をたらすのだった。

「なんだ、生産者のパンチに反応すらできないのか?よくそれで上級ダンジョンに潜れるもんだな。もっと自分を見つめ直して地上の魔物を狩っていたほうがいいんじゃないか?」





「貴様あ~~~~」

 頭に血が上った【流星】のパーティーリーダーはケンジに向かって拳を振り上げ正拳を打ち込むがケンジはリーダーの拳を余裕で避け続けるのだった。

「おいおい!そんなパンチでよく威張れたもんだな!そんなんじゃゴブリンの方がつよいぞ!」

 ケンジはリーダを挑発し続けるのだった。【流星】のリーダーはだんだんスタミナを消耗し肩で息をしている状態であった。

「く、くそっ!何で当たらねぇんだ!」

「なんでってお前が生産者の俺より弱いからだよ!」

「そんなわけあるか!俺はもうすぐSランクなんだぞ!」

 【流星】のリーダーは渾身の一撃をケンジ打ち込んだ!


バシン!


 大きな音がギルド中に鳴り響くのだった。ケンジはリーダーの拳を手のひらで受けていたのだった。


ズン!


「がはっ!」

 【流星】のリーダーは突然うずくまり呻き声を出し床に膝をつき胃液を嘔吐するのだった。

「き、貴様ぁ・・・」

 ケンジはリーダーを見下した感じで睨んでいたのだった。【流星】のパーティーメンバーも何が起こっているのか信じられなかったのだ。
 自分たちの中で一番強いリーダーがたかが生産者に全ての攻撃を薙ぎ払われ突然リーダーが膝をつき腹を押さえているのである。


 ケンジの最後の一撃はギルとプリム以外ギルド中の人間全員が見えていなかったのである。

「どうだ!今のでわかったか?お前たちは俺より弱い!力こそ正義の理論で言えば俺達はお前たちの言う事は聞かなくていいってわけだ!」

「こんなこと信じられるか!何か不正をしたんだろ!卑怯者め!」

「じゃあ、お前たちはダンジョンに潜り死にそうになったら魔物に卑怯者といちいち言うのか?」

「そんなこと言うかぁ!」

「だったら現実を見ろよ!お前は生産者の俺に負けたんだよ!」

「・・・・」

「ほら!何とか言ってみろよ。」

「貴様に決闘を申し込む!俺は剣士だ格闘家じゃない!こんな勝負は無効だ!」

「やれやれ・・・俺は生産者だぞ。格闘家じゃないよ。それでも認めないのか?」

「黙れ!どうせ格闘術のスキルを持っているんだろ!卑怯者め!決闘して白黒つける。いいな貴様!」

「何でそんなの受けなきゃいけないんだ。受けた所で俺にメリットはないからいやだよ。面倒くさい。」

「はっ!剣を持った俺が怖いのか!逃げるなら逃げればいいさ!だが臆病者の噂を町中に広めてやるから覚悟しておけ!」

 ケンジはため息をつき頭を横に振るのだった。

「せっかく見逃してやろうと思ったが気が変わった!決闘をうけてやるよ。だが、お前たちはもう冒険者として生活できると思うなよ!」

「あはははは!決闘を受けると言ったな!」

 そこに連絡を受けたマイがギルドに跳びこんできたのだった。

「ケンちゃん!」

「ちょうどいい!マイマールも来たようだな!お前がこの決闘に負けた場合マイマールは俺達のパーティーに移籍してもらう!」

「なっ!何言ってんのよ!あたしは昨日あなた達のパーティーになんか行かないと断ったでしょ!」

「うるさい!そんなこと知らないな!決闘で負けた場合お前は俺達のパーティーに移籍するんだ!」

「何勝手な事言ってんだ!俺はそんなこと承知してない。」

「勝つ自信がないなら負けを認め今ここで土下座して俺の足をなめろ!だったら許してやるよ!」

 【流星】のリーダーは立ち上がりケンジに向かって右足を一歩出すのだった。

「後悔するなよ!」

 ケンジはにやけた【流星】のリーダーを睨みつけ威圧するのであった。

「ケンちゃんいったいどうなってんのよ!何であたしが移籍するようなことになるの?」

「マイ。落ち着けって・・・」

「落ち着けるわけないじゃない!ケンちゃんが負け・・・たら・・・」
「・・・・・」
「負けるわけないか。いきなりの事で動転しちゃった・・・」

 何を言っているのかマイは自分で言ったセリフにバカバカしくなり冷静になるのだった。


「ねえ、あんた達!ケンちゃんが負けたらあたしは移籍しないといけないんでしょ?」

「ああ、そうだ!」

「じゃあ、貴方達が負けた場合何を賭けるのよ!」

「あははははは!」

 【流星】のリーダーはマイのセリフに大笑いするのだった。

「何が可笑しいのよ!」

「なんで決闘で俺達が負けるんだよ!」
「「そうだ!負けるわけないだろが!」」

 【流星】のパーティーの男性陣は大声で反論し女性陣は二人はニヤニヤし負けるわけないと思っているようだった。だが、不安な顔つきになっている女性が一人だけいたのだった。

「万が一にも俺達が負けるわけないがもし負けたら全員お前たちの奴隷になってどんなことも言いなりになってやるよ!」
「「まあ、あたし達が負けるなんてあり得ないけどね!」」

「え・・・又奴隷が増えるの?あんな奴らいらないんだが・・・」

「はっ!もう勝った気でいやがる!安心しろ。お前は俺には勝てないからな!マイマールも俺らのパーティーに移籍することになりお前は後悔するんだ。」

 【流星】のパーティーはギルドの受付に決闘の申請をしにいくのだった。

「あの・・・本当にあのケンジ様と決闘をなさるのですか?」

「ああ!あの生意気な態度が気に入らねえ!ランクの上の者が教育するのは当たり前だ!」

「本当に後悔しないのですか?」

 そういうと周りの冒険者から受付嬢に対して文句が跳ぶのだった。

「受付嬢!いらんこと言うな!賭けで俺達が儲けるのを邪魔すんじゃねえ!」
「そうだ!そうだ!」
「このままやらせたら楽に勝てるんだからよ!」

 そう、こうゆう決闘があるとギルド内では賭け事の対象となり一種のお祭りになるのである。周りの声に流星のリーダーは満面の笑みでみんなに俺に賭けたら儲けさせてやる!と大きな声で宣言したのだった。

「ほら!周りもそういってるんだから手続きして。」

「本当に後悔しても知りませんよ・・・」



 冒険者ギルドの受付嬢は【流星】と【Freedom】の決闘の手続きをすませ、流星が勝った場合マイマールがパーティー移籍、Freedomが勝った場合流星のパーティー全員がケンジの奴隷となる。その契約の元手続きがすんだのだった。
 その間冒険者や生産者、ギルド職員までも勝負の賭け事で賑わいをみせていたのだった。この町に来て間もない人間は全員が流星が勝つ方にお金を賭けて満面の笑みを見せていたのだった。

「ラッキーだったよな!こんな楽な決闘に言わせて生産者がAランクに勝てるわけねぇ!」
「だよな!俺も有り金全部流星に賭けちまったぜ。」
「「おれも!」」
「勝てたら当分遊べるぜ!」
「俺はこの儲けた金で久々に娼館にいくぜ。」

 だが、この町で古くからいる冒険者、生産者、ギルド職員は全員ケンジに賭けていたのだった。当然のことだが超級ダンジョンを拠点として活動しているケンジが負けるわけないと思っているからである。

 ケンジは冒険者ギルドの受付嬢に話しかけるのである。

「なあ、あいつ等高ランクの冒険者なんだろ?奴隷に落としてもギルドは大丈夫なのか?」

「別にいいとおもいますよ。ケンジ様に喧嘩吹っ掛けるなんてどうせ長生きできませんよ。」

「えらい軽いな・・・上級ダンジョンからの素材が減るかもしれないぞ。」

「いいですよ。あんな奴ら日頃から偉そうにしてて頭に乗ってんですよ。そのうちダンジョンで全滅するなら奴隷になって雑用させた方が町の役に立つと言う物ですよ。」

「なるほどな。そうゆう考え方もあるのか。」

「それに私もケンジ様に賭けたんですから絶対勝ってくださいね。」

 受付嬢はニッコリ笑うのだった。ケンジはその笑顔を見て女って怖っ!と思うのだった。

*-----*-----*-----*

 小説のお気に入り数が50になりました。(8月4日時点)
とっても嬉しいです(^^♪
この小説が初めての経験でお気に入り数を50目標に書いてきたので
本当にありがとうございます<m(__)m>

 これからもどうぞよろしくお願いします。いつもこの小説を
読んでくれてありがとうございます。
感想 223

あなたにおすすめの小説

極うま魔獣肉に魅了されたおっさん冒険者は辺境の町で訳あり美少女エルフと癒し食堂を始めたようです

夢幻の翼
ファンタジー
長き期間を冒険者として過ごした俺――グラードは四十五歳を迎えるにあたって冒険者を引退、かつてから興味のあった料理人へと転職を決意した。調理は独学だが味に自信のあった俺は店舗経営の知識修得の為に王都の人気料理店で修行を始めるも横柄なオーナーのせいで店はおろか王都からも追放されてしまった。しかし、魔物の素材に可能性を見いだしていた俺は魔物が多く住むと言われる北の魔樹海側の町を拠点とし、食堂経営に乗り出すことに。 旅の途中で出会った変わり者の魔白猫や呪いのために一族から追放されたエルフの少女と共に魔物素材を使った料理で人々を幸せに癒す。冒険者を引退した料理好きのおっさんが繰り広げるほのぼのスローライフ開幕です。

異世界セイセイAIで出来ること〜異世界転移してFランクの冒険者に敗北したけど実はチートでした〜

マーラッシュ
ファンタジー
 生成AI⋯⋯誰しもが一度はこの言葉を聞いたことがあるはすだ。  データのリサーチ、分析、文書や音声、デザインの作成、もしこの能力が異世界で使えたらどんなことができるのだろう。  とある街に住む古流剣術道場の長男として生まれたユクトは、突如女神の力によって異世界転移した。 「では、あなたには私から特別な力を⋯⋯そうですね、今地球で流行ってる⋯⋯え〜と⋯⋯セイセイ? セイセイAIのスキルを授けましょう。使い方は――」  異世界の女神がスキルについて説明する。だがユクトは他のことを考えており、聞き流していた。  日々鍛錬している古流剣術は、真剣で戦うことを主としているため、現代では使うことが出来なかった。だがここなら自分の力を試せると、ユクトは喜び勇んで異世界の街へと繰り出す。  そしてある依頼を受けるために、自分と同じ歳くらいの女の子と手合わせをすることになったが敗北してしまう。  この世界では自分の剣の腕は通じない。これからここで生きていくためにどうすればいいか考えた時、頭に浮かんだのは女神からもらったセイセイAIのスキルだった。  しかしこのセイセイAIは、考えていたセイセイAIとは違う部分があり、ユクトは異世界で規格外のことをやらかすのであった。  

52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった

よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】 皆様の熱い応援、本当にありがとうございます! ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です! 【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】 電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。 気がついたら異世界召喚。 だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。 52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。 結論――王都の地下下水道に「廃棄」。 玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。 血管年齢は実年齢マイナス20歳。 そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。 だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。 下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。 捨てられた魔道具。 長年魔素を吸い続けた高純度魔石。 そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。 チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。 あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。 汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。 スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。 この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。 魔力は毒である。代謝こそが命である。 軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。 でも、だからこそ――まず1話、読んでください。 【最新情報&著者プロフィール】 代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作! ◆ 2月に待望の【第2巻】刊行! ◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中! ◆ 【コミカライズ企画進行中】! すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!

氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!

本条蒼依
ファンタジー
 氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。  死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。  大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。

捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~

荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
 ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。  それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。 「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」 『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。  しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。  家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。  メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。  努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。 『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』 ※別サイトにも掲載しています。