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第5章 遂に始動!
37話 Aランクパーティー②
ケンジはその冒険者達は本当にAランクなのか?と疑うのだった。Aランクといえば低ランクとは違いBランク以上に上げるには依頼だけこなしてもランクは上がらなく、普段の素行や礼儀も伴わなければいけないのである。
それゆえにこの【流星】の行動はありえないのである。こんな横暴な態度のパーティーがAランクましてやもうすぐSランクになれるなんてありえないのである。
「お前たちはホントなにがしたいんだ。いきなり声をかけてきたと思ったらマイを譲れだの・・・それを断ったら俺の仲間に暴力。そして、言う事を聞かなかったら同じことになると脅してくる。」
「それはお前達が生意気な態度を取ってくるからだ!俺達はAランクパーティーなんだぞ!言う事を聞くのが当たり前なんだ!」
「ほうう!お前たちは力こそ正義だと言うんだな!力さえあれば他人は自分の言う事を聞くのが当たり前だと!」
「当たり前だ!俺達は日頃上級ダンジョンに潜り魔物を間引いているんだ。俺達のおかげで平和に暮らせるんだ!だからお前たちは俺達の言う事を聞かなきゃいけないんだよ。」
「ほう!じゃあ、上級ダンジョンで魔物を討伐していたらお前は町の人たちは言いなりにならないといけないと言い張るんだな?」
「当たり前だ!俺達のおかげで町の平和が維持され安心して暮らせるんだ!」
「ならお前達は俺の言う事を聞かないといけない事になるな!」
「なんで俺達が生産者の言う事を聞かなきゃいけないんだ!」
「だってお前等は力がある者には絶対服従だって言ったじゃないか!」
「あはははは!生産者のお前達が俺達より力があるって、馬鹿も休み休み言えよ!」
ケンジは【流星】のリーダーが馬鹿笑いした顔面に正拳突きをし寸止めをするのだった。【流星】のリーダーはケンジの鋭い正拳に反応が出来ず冷や汗をたらすのだった。
「なんだ、生産者のパンチに反応すらできないのか?よくそれで上級ダンジョンに潜れるもんだな。もっと自分を見つめ直して地上の魔物を狩っていたほうがいいんじゃないか?」
「貴様あ~~~~」
頭に血が上った【流星】のパーティーリーダーはケンジに向かって拳を振り上げ正拳を打ち込むがケンジはリーダーの拳を余裕で避け続けるのだった。
「おいおい!そんなパンチでよく威張れたもんだな!そんなんじゃゴブリンの方がつよいぞ!」
ケンジはリーダを挑発し続けるのだった。【流星】のリーダーはだんだんスタミナを消耗し肩で息をしている状態であった。
「く、くそっ!何で当たらねぇんだ!」
「なんでってお前が生産者の俺より弱いからだよ!」
「そんなわけあるか!俺はもうすぐSランクなんだぞ!」
【流星】のリーダーは渾身の一撃をケンジ打ち込んだ!
バシン!
大きな音がギルド中に鳴り響くのだった。ケンジはリーダーの拳を手のひらで受けていたのだった。
ズン!
「がはっ!」
【流星】のリーダーは突然うずくまり呻き声を出し床に膝をつき胃液を嘔吐するのだった。
「き、貴様ぁ・・・」
ケンジはリーダーを見下した感じで睨んでいたのだった。【流星】のパーティーメンバーも何が起こっているのか信じられなかったのだ。
自分たちの中で一番強いリーダーがたかが生産者に全ての攻撃を薙ぎ払われ突然リーダーが膝をつき腹を押さえているのである。
ケンジの最後の一撃はギルとプリム以外ギルド中の人間全員が見えていなかったのである。
「どうだ!今のでわかったか?お前たちは俺より弱い!力こそ正義の理論で言えば俺達はお前たちの言う事は聞かなくていいってわけだ!」
「こんなこと信じられるか!何か不正をしたんだろ!卑怯者め!」
「じゃあ、お前たちはダンジョンに潜り死にそうになったら魔物に卑怯者といちいち言うのか?」
「そんなこと言うかぁ!」
「だったら現実を見ろよ!お前は生産者の俺に負けたんだよ!」
「・・・・」
「ほら!何とか言ってみろよ。」
「貴様に決闘を申し込む!俺は剣士だ格闘家じゃない!こんな勝負は無効だ!」
「やれやれ・・・俺は生産者だぞ。格闘家じゃないよ。それでも認めないのか?」
「黙れ!どうせ格闘術のスキルを持っているんだろ!卑怯者め!決闘して白黒つける。いいな貴様!」
「何でそんなの受けなきゃいけないんだ。受けた所で俺にメリットはないからいやだよ。面倒くさい。」
「はっ!剣を持った俺が怖いのか!逃げるなら逃げればいいさ!だが臆病者の噂を町中に広めてやるから覚悟しておけ!」
ケンジはため息をつき頭を横に振るのだった。
「せっかく見逃してやろうと思ったが気が変わった!決闘をうけてやるよ。だが、お前たちはもう冒険者として生活できると思うなよ!」
「あはははは!決闘を受けると言ったな!」
そこに連絡を受けたマイがギルドに跳びこんできたのだった。
「ケンちゃん!」
「ちょうどいい!マイマールも来たようだな!お前がこの決闘に負けた場合マイマールは俺達のパーティーに移籍してもらう!」
「なっ!何言ってんのよ!あたしは昨日あなた達のパーティーになんか行かないと断ったでしょ!」
「うるさい!そんなこと知らないな!決闘で負けた場合お前は俺達のパーティーに移籍するんだ!」
「何勝手な事言ってんだ!俺はそんなこと承知してない。」
「勝つ自信がないなら負けを認め今ここで土下座して俺の足をなめろ!だったら許してやるよ!」
【流星】のリーダーは立ち上がりケンジに向かって右足を一歩出すのだった。
「後悔するなよ!」
ケンジはにやけた【流星】のリーダーを睨みつけ威圧するのであった。
「ケンちゃんいったいどうなってんのよ!何であたしが移籍するようなことになるの?」
「マイ。落ち着けって・・・」
「落ち着けるわけないじゃない!ケンちゃんが負け・・・たら・・・」
「・・・・・」
「負けるわけないか。いきなりの事で動転しちゃった・・・」
何を言っているのかマイは自分で言ったセリフにバカバカしくなり冷静になるのだった。
「ねえ、あんた達!ケンちゃんが負けたらあたしは移籍しないといけないんでしょ?」
「ああ、そうだ!」
「じゃあ、貴方達が負けた場合何を賭けるのよ!」
「あははははは!」
【流星】のリーダーはマイのセリフに大笑いするのだった。
「何が可笑しいのよ!」
「なんで決闘で俺達が負けるんだよ!」
「「そうだ!負けるわけないだろが!」」
【流星】のパーティーの男性陣は大声で反論し女性陣は二人はニヤニヤし負けるわけないと思っているようだった。だが、不安な顔つきになっている女性が一人だけいたのだった。
「万が一にも俺達が負けるわけないがもし負けたら全員お前たちの奴隷になってどんなことも言いなりになってやるよ!」
「「まあ、あたし達が負けるなんてあり得ないけどね!」」
「え・・・又奴隷が増えるの?あんな奴らいらないんだが・・・」
「はっ!もう勝った気でいやがる!安心しろ。お前は俺には勝てないからな!マイマールも俺らのパーティーに移籍することになりお前は後悔するんだ。」
【流星】のパーティーはギルドの受付に決闘の申請をしにいくのだった。
「あの・・・本当にあのケンジ様と決闘をなさるのですか?」
「ああ!あの生意気な態度が気に入らねえ!ランクの上の者が教育するのは当たり前だ!」
「本当に後悔しないのですか?」
そういうと周りの冒険者から受付嬢に対して文句が跳ぶのだった。
「受付嬢!いらんこと言うな!賭けで俺達が儲けるのを邪魔すんじゃねえ!」
「そうだ!そうだ!」
「このままやらせたら楽に勝てるんだからよ!」
そう、こうゆう決闘があるとギルド内では賭け事の対象となり一種のお祭りになるのである。周りの声に流星のリーダーは満面の笑みでみんなに俺に賭けたら儲けさせてやる!と大きな声で宣言したのだった。
「ほら!周りもそういってるんだから手続きして。」
「本当に後悔しても知りませんよ・・・」
冒険者ギルドの受付嬢は【流星】と【Freedom】の決闘の手続きをすませ、流星が勝った場合マイマールがパーティー移籍、Freedomが勝った場合流星のパーティー全員がケンジの奴隷となる。その契約の元手続きがすんだのだった。
その間冒険者や生産者、ギルド職員までも勝負の賭け事で賑わいをみせていたのだった。この町に来て間もない人間は全員が流星が勝つ方にお金を賭けて満面の笑みを見せていたのだった。
「ラッキーだったよな!こんな楽な決闘に言わせて生産者がAランクに勝てるわけねぇ!」
「だよな!俺も有り金全部流星に賭けちまったぜ。」
「「おれも!」」
「勝てたら当分遊べるぜ!」
「俺はこの儲けた金で久々に娼館にいくぜ。」
だが、この町で古くからいる冒険者、生産者、ギルド職員は全員ケンジに賭けていたのだった。当然のことだが超級ダンジョンを拠点として活動しているケンジが負けるわけないと思っているからである。
ケンジは冒険者ギルドの受付嬢に話しかけるのである。
「なあ、あいつ等高ランクの冒険者なんだろ?奴隷に落としてもギルドは大丈夫なのか?」
「別にいいとおもいますよ。ケンジ様に喧嘩吹っ掛けるなんてどうせ長生きできませんよ。」
「えらい軽いな・・・上級ダンジョンからの素材が減るかもしれないぞ。」
「いいですよ。あんな奴ら日頃から偉そうにしてて頭に乗ってんですよ。そのうちダンジョンで全滅するなら奴隷になって雑用させた方が町の役に立つと言う物ですよ。」
「なるほどな。そうゆう考え方もあるのか。」
「それに私もケンジ様に賭けたんですから絶対勝ってくださいね。」
受付嬢はニッコリ笑うのだった。ケンジはその笑顔を見て女って怖っ!と思うのだった。
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小説のお気に入り数が50になりました。(8月4日時点)
とっても嬉しいです(^^♪
この小説が初めての経験でお気に入り数を50目標に書いてきたので
本当にありがとうございます<m(__)m>
これからもどうぞよろしくお願いします。いつもこの小説を
読んでくれてありがとうございます。
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