531 / 621
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
78話 ガーデニング
しおりを挟む
ケンジはそっとその場を離れることにした。ティアナとフィアナは、ガーデニングのゴッズが出たことを泣いて喜んでいたので、ケンジがいた事に気づいていなかったのだ。
「お姉ちゃんやったね!」
「うん、これもフィアナのおかげだよ」
「何言ってのよ。パワースクロールを出したのは、お姉ちゃんが頑張ったからだよ」
「うんん……あたし一人じゃ、ご主人様の朝の目覚めの仕事を降ろされた時、フィアナが支えてくれなきゃどうなっていたか……」
「それはわたしも一緒だよ……」
「だけど、これで二人そろって、ご主人様の役に立つことが出来るわ!」
「だね……」
ティアナ達は、ケンジの起床の仕事が他の者に変えられてから、自分達の役目はガーデニングと農業の仕事だと割り切り、薬草を栽培できるようになると気合を入れて、一年以上ゴッドオーダーを頑張って来た。
その頑張りがやっと今日叶って、パワースクロールのゴッズが出たのである。これでようやくスタート地点に立てたことになるが、本当に2人は嬉しかったのだ。
二人は、ケンジの書斎に行き、ケンジに笑顔でパワースクロールの事を報告した。
「ご主人様!よろしいですか?」
二人はあまりに嬉しくて、ケンジが許可を出す前に扉を開いてしまった。
「何ですか貴方達は!」
勢いよく部屋に入った二人は、秘書のシャイアに怒られてしまった。ケンジは事情を知っていた為、シャイアをなだめたのだった。
「まあまあ、シャイアさん。二人も悪気があった訳ないんだし、そんな怒らなくてもいいじゃないか」
「ケンジ様はいつも優しすぎるのです!もっと奴隷達には厳しく接してもよろしいのでは?」
「まあ、そんな事言うなよ。俺は、そんなギスギスした関係は望んでないからいいじゃないか」
「ったく……ケンジ様だから許されたことに二人とも感謝しなさい!」
「「はい……申し訳ございません……」」
「で?二人とも何かあったのか?」
「「はい!ご主人様これを見てください!」」
ティアナとフィアナは、笑顔でパワースクロールガーデニング200をケンジに差し出した。
「おお!二人ともよくやったな!」
「「えへへ」」
ケンジは、ティアナとフィアナの頭を、ガシガシ撫でたのだった。シャイアは、そのパワースクロールを見て驚愕し、切れ長の目を見開いたのだった。
「何ですか⁉このパワースクロールは!」
「シャイアさんは、まだ知らなかったのか?」
「200って何ですか?こんなの見た事も聞いた事もないですよ!」
「二人は、このパワースクロールを手に入れる為に、ずっと頑張っていたからな。ホント頭が下がるよ」
ティアナとフィアナは、ケンジに褒められて顔を赤らめた。
「これからがスタートだぞ?二人とも期待しているからがんばれよ!」
「「はい!」」
「ちょっと待ってください!ケンジ様は、まさかこのスクロールを二人に使わせるおつもりですか?」
「「えっ⁉」」
「はぁあ?シャイアさんは何を言ってんだ?そんなの当り前じゃないか!」
「ケンジ様こそ、何を言っているのですか?こんな世紀の大発見を、よりにも奴隷達に使用させる方がおかしいですよ!」
「いやいや……お前こそ何を言ってんだよ!このスクロールは、2人がこの一年頑張って、ようやく出したんだぞ?二人が使うのは当たり前だろ?」
「何を言っているのですか?このスクロールはFreedom国の宝ですよ。普通は国宝として宝物庫に……」
「お前は、馬鹿だなあ!」
「なっ⁉」
「これは二人が出したものだ!国宝とか関係ないよ」
「ですが、奴隷が出しだものは、主人であるケンジ様のモノではありませんか?」
「そんな古臭いルールは忘れろ!このスクロールは、二人が使って初めて役に立つアイテムだ!」
「でしたら、普通は奴隷じゃなくて一般国民が使い、役に立てるのでは?」
「だから、言っているだろ?これは二人が出したものだって!そんな横取りするような発想は駄目だ!」
ケンジはスクロールを手に取り、ティアナとフィアナに返したのだった。
「ほら、二人とも今すぐこのスクロールを使用しろ!」
「「はい!」」
「なっ⁉二人とも待ちなさい!」
シャイアが、言い切る前に2人はスクロールを使用してしまったのだった。
「あ~~~~!なんてことを!」
「シャイア、二人を咎めるなよ?」
「何でですか?奴隷の立場で、あんな強引に国宝を使用してしまって!」
「いいか?二人にはこれから重要な任務が与えられるんだ?」
「重要な任務って何ですか?」
シャイアは、二人を睨みつけながら、ケンジの話を聞いたのだった。
「これから二人は、ガーデニングのスキルを上げて行かないといけない」
「そんなの当り前じゃないですか!200のスクロールなんてものを勝手に使用したのですよ」
「勝手じゃない!ご主人様が使用せよと言ったもん!」
「そうです……わたし達は、この一年このスクロールを出そうと頑張ってきました」
「だからって、取られない様に急いで使用したではありませんか?使用するにしても、会議で決めてから!」
「シャイアさん……よく聞くんだ。これは、二人が出したものであり、ガーデニングでこれから俺の為に役立ってくれるんだよ」
「奴隷が、主人の役に立つのは当たり前です!そうじゃなくて、国宝級のアイテムを取られない様にしたことを、私は言っているのです!」
「あのなあ……2人から、スクロールを取ろうとしていたのはお前じゃないか?」
「何で私が!」
「俺が、ティアナとフィアナに使用しろと言ったんだぞ?何の不満があるんだよ?」
「それは、普通に考えて奴隷に……」
「大体だな、奴隷奴隷と言っているが、今の奴隷の立場は違ってきているじゃないか?前のように、主人に搾取されるような存在じゃないだろ?」
「そ、それは……」
「それに、こいつらが頑張れば、Freedom国に新たな産業が生まれるはずなんだぞ?」
「新たな産業?」
「ああ!薬草の栽培だよ」
「薬草を栽培?何を馬鹿な事を!」
「なんで、馬鹿な事なんだよ?」
「薬草なんて、草木のエキスパートであるエルフでも無理なのですよ?それは一番メジャーな癒し草でもです!」
「それは今までの話だろ?」
「ですが!」
「シャイアさん、あんたはエルフの国にいた時に、ガーデニングのスキルで120.00以上のスキルを持った、エルフを見たことがあったのか?」
「そんな無いに決まっているではないですか。世間では、レジェンダリーが最高値だとされているのですよ?」
「だったら、今この段階で草木を育てるスキルが、レジェンダリー以上になった2人に、新たな能力が備わったと思うのが普通じゃないか?」
「それが、癒し草の栽培と言うのですか?」
「馬鹿な!そんなわけないだろ?」
「はっ?言っていることがめちゃくちゃじゃないですか?」
「馬鹿はお前だよ!何でスキルが200.00になる可能性があるのに、一番メジャーな癒し草なんだよ。この二人には、月光草や雷電花などレアな薬草の栽培をしてもらうんだよ」
「そんなバカなことが出来る訳ないでしょ」
「何で出来ないと言い切る?このFreedom国で、今までなかったような事が出来て、それを見てきたんじゃないのか?」
「そ、それは……」
「いいか?それらの薬草が、栽培出来たらどうなるか考えて見なよ?」
「あっ……」
「さっきのスクロールを、国宝だと言って宝物庫に入れても何の役にも立たないんだ!それより、二人がこの一年必死で目標を見据えて頑張って来た事を、応援してやらないでどうするんだよ」
「……」
ケンジの言葉に、シャイアは黙ってしまった。どうしても奴隷に、あんな宝を使用させたことが納得いっていない様子だった。
「ったく……この国もまだまだだな……」
「何を言って……」
「まあ、いい!ティアナとフィアナよく頑張った!だが、これからがホントの勝負だ。頑張ってくれよ!」
「はい!あたし頑張ります!」
「わたしも、頑張る……必ずレア薬草を栽培します」
ティアナとフィアナは、ケンジに頭を下げて書斎から出て行ったのだった。そして、この事はFreedomに広まり、ギルやシスティナ達家族から称賛された。
Freedomの中で、スキルの上限が200なのは、ケンジとイチカ達アンドロイド以外には、この二人が初だった。
この功績は、奴隷仲間達には絶大な信用と信頼がでて、筆頭奴隷のギルの次に権力を持つことになった。しかし、二人からしたら権力などどうでもよく、早くスキルを伸ばし、ケンジの役に立つ事の方が重要だったからだ。
そして、Freedomの中では奴隷達が、今まで以上にゴッドオーダーを頑張っていたのは、言うまでもなかった。
「お姉ちゃんやったね!」
「うん、これもフィアナのおかげだよ」
「何言ってのよ。パワースクロールを出したのは、お姉ちゃんが頑張ったからだよ」
「うんん……あたし一人じゃ、ご主人様の朝の目覚めの仕事を降ろされた時、フィアナが支えてくれなきゃどうなっていたか……」
「それはわたしも一緒だよ……」
「だけど、これで二人そろって、ご主人様の役に立つことが出来るわ!」
「だね……」
ティアナ達は、ケンジの起床の仕事が他の者に変えられてから、自分達の役目はガーデニングと農業の仕事だと割り切り、薬草を栽培できるようになると気合を入れて、一年以上ゴッドオーダーを頑張って来た。
その頑張りがやっと今日叶って、パワースクロールのゴッズが出たのである。これでようやくスタート地点に立てたことになるが、本当に2人は嬉しかったのだ。
二人は、ケンジの書斎に行き、ケンジに笑顔でパワースクロールの事を報告した。
「ご主人様!よろしいですか?」
二人はあまりに嬉しくて、ケンジが許可を出す前に扉を開いてしまった。
「何ですか貴方達は!」
勢いよく部屋に入った二人は、秘書のシャイアに怒られてしまった。ケンジは事情を知っていた為、シャイアをなだめたのだった。
「まあまあ、シャイアさん。二人も悪気があった訳ないんだし、そんな怒らなくてもいいじゃないか」
「ケンジ様はいつも優しすぎるのです!もっと奴隷達には厳しく接してもよろしいのでは?」
「まあ、そんな事言うなよ。俺は、そんなギスギスした関係は望んでないからいいじゃないか」
「ったく……ケンジ様だから許されたことに二人とも感謝しなさい!」
「「はい……申し訳ございません……」」
「で?二人とも何かあったのか?」
「「はい!ご主人様これを見てください!」」
ティアナとフィアナは、笑顔でパワースクロールガーデニング200をケンジに差し出した。
「おお!二人ともよくやったな!」
「「えへへ」」
ケンジは、ティアナとフィアナの頭を、ガシガシ撫でたのだった。シャイアは、そのパワースクロールを見て驚愕し、切れ長の目を見開いたのだった。
「何ですか⁉このパワースクロールは!」
「シャイアさんは、まだ知らなかったのか?」
「200って何ですか?こんなの見た事も聞いた事もないですよ!」
「二人は、このパワースクロールを手に入れる為に、ずっと頑張っていたからな。ホント頭が下がるよ」
ティアナとフィアナは、ケンジに褒められて顔を赤らめた。
「これからがスタートだぞ?二人とも期待しているからがんばれよ!」
「「はい!」」
「ちょっと待ってください!ケンジ様は、まさかこのスクロールを二人に使わせるおつもりですか?」
「「えっ⁉」」
「はぁあ?シャイアさんは何を言ってんだ?そんなの当り前じゃないか!」
「ケンジ様こそ、何を言っているのですか?こんな世紀の大発見を、よりにも奴隷達に使用させる方がおかしいですよ!」
「いやいや……お前こそ何を言ってんだよ!このスクロールは、2人がこの一年頑張って、ようやく出したんだぞ?二人が使うのは当たり前だろ?」
「何を言っているのですか?このスクロールはFreedom国の宝ですよ。普通は国宝として宝物庫に……」
「お前は、馬鹿だなあ!」
「なっ⁉」
「これは二人が出したものだ!国宝とか関係ないよ」
「ですが、奴隷が出しだものは、主人であるケンジ様のモノではありませんか?」
「そんな古臭いルールは忘れろ!このスクロールは、二人が使って初めて役に立つアイテムだ!」
「でしたら、普通は奴隷じゃなくて一般国民が使い、役に立てるのでは?」
「だから、言っているだろ?これは二人が出したものだって!そんな横取りするような発想は駄目だ!」
ケンジはスクロールを手に取り、ティアナとフィアナに返したのだった。
「ほら、二人とも今すぐこのスクロールを使用しろ!」
「「はい!」」
「なっ⁉二人とも待ちなさい!」
シャイアが、言い切る前に2人はスクロールを使用してしまったのだった。
「あ~~~~!なんてことを!」
「シャイア、二人を咎めるなよ?」
「何でですか?奴隷の立場で、あんな強引に国宝を使用してしまって!」
「いいか?二人にはこれから重要な任務が与えられるんだ?」
「重要な任務って何ですか?」
シャイアは、二人を睨みつけながら、ケンジの話を聞いたのだった。
「これから二人は、ガーデニングのスキルを上げて行かないといけない」
「そんなの当り前じゃないですか!200のスクロールなんてものを勝手に使用したのですよ」
「勝手じゃない!ご主人様が使用せよと言ったもん!」
「そうです……わたし達は、この一年このスクロールを出そうと頑張ってきました」
「だからって、取られない様に急いで使用したではありませんか?使用するにしても、会議で決めてから!」
「シャイアさん……よく聞くんだ。これは、二人が出したものであり、ガーデニングでこれから俺の為に役立ってくれるんだよ」
「奴隷が、主人の役に立つのは当たり前です!そうじゃなくて、国宝級のアイテムを取られない様にしたことを、私は言っているのです!」
「あのなあ……2人から、スクロールを取ろうとしていたのはお前じゃないか?」
「何で私が!」
「俺が、ティアナとフィアナに使用しろと言ったんだぞ?何の不満があるんだよ?」
「それは、普通に考えて奴隷に……」
「大体だな、奴隷奴隷と言っているが、今の奴隷の立場は違ってきているじゃないか?前のように、主人に搾取されるような存在じゃないだろ?」
「そ、それは……」
「それに、こいつらが頑張れば、Freedom国に新たな産業が生まれるはずなんだぞ?」
「新たな産業?」
「ああ!薬草の栽培だよ」
「薬草を栽培?何を馬鹿な事を!」
「なんで、馬鹿な事なんだよ?」
「薬草なんて、草木のエキスパートであるエルフでも無理なのですよ?それは一番メジャーな癒し草でもです!」
「それは今までの話だろ?」
「ですが!」
「シャイアさん、あんたはエルフの国にいた時に、ガーデニングのスキルで120.00以上のスキルを持った、エルフを見たことがあったのか?」
「そんな無いに決まっているではないですか。世間では、レジェンダリーが最高値だとされているのですよ?」
「だったら、今この段階で草木を育てるスキルが、レジェンダリー以上になった2人に、新たな能力が備わったと思うのが普通じゃないか?」
「それが、癒し草の栽培と言うのですか?」
「馬鹿な!そんなわけないだろ?」
「はっ?言っていることがめちゃくちゃじゃないですか?」
「馬鹿はお前だよ!何でスキルが200.00になる可能性があるのに、一番メジャーな癒し草なんだよ。この二人には、月光草や雷電花などレアな薬草の栽培をしてもらうんだよ」
「そんなバカなことが出来る訳ないでしょ」
「何で出来ないと言い切る?このFreedom国で、今までなかったような事が出来て、それを見てきたんじゃないのか?」
「そ、それは……」
「いいか?それらの薬草が、栽培出来たらどうなるか考えて見なよ?」
「あっ……」
「さっきのスクロールを、国宝だと言って宝物庫に入れても何の役にも立たないんだ!それより、二人がこの一年必死で目標を見据えて頑張って来た事を、応援してやらないでどうするんだよ」
「……」
ケンジの言葉に、シャイアは黙ってしまった。どうしても奴隷に、あんな宝を使用させたことが納得いっていない様子だった。
「ったく……この国もまだまだだな……」
「何を言って……」
「まあ、いい!ティアナとフィアナよく頑張った!だが、これからがホントの勝負だ。頑張ってくれよ!」
「はい!あたし頑張ります!」
「わたしも、頑張る……必ずレア薬草を栽培します」
ティアナとフィアナは、ケンジに頭を下げて書斎から出て行ったのだった。そして、この事はFreedomに広まり、ギルやシスティナ達家族から称賛された。
Freedomの中で、スキルの上限が200なのは、ケンジとイチカ達アンドロイド以外には、この二人が初だった。
この功績は、奴隷仲間達には絶大な信用と信頼がでて、筆頭奴隷のギルの次に権力を持つことになった。しかし、二人からしたら権力などどうでもよく、早くスキルを伸ばし、ケンジの役に立つ事の方が重要だったからだ。
そして、Freedomの中では奴隷達が、今まで以上にゴッドオーダーを頑張っていたのは、言うまでもなかった。
22
あなたにおすすめの小説
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
鋼なるドラーガ・ノート ~S級パーティーから超絶無能の烙印を押されて追放される賢者、今更やめてくれと言われてももう遅い~
月江堂
ファンタジー
― 後から俺の実力に気付いたところでもう遅い。絶対に辞めないからな ―
“賢者”ドラーガ・ノート。鋼の二つ名で知られる彼がSランク冒険者パーティー、メッツァトルに加入した時、誰もが彼の活躍を期待していた。
だが蓋を開けてみれば彼は無能の極致。強い魔法は使えず、運動神経は鈍くて小動物にすら勝てない。無能なだけならばまだしも味方の足を引っ張って仲間を危機に陥れる始末。
当然パーティーのリーダー“勇者”アルグスは彼に「無能」の烙印を押し、パーティーから追放する非情な決断をするのだが、しかしそこには彼を追い出すことのできない如何ともしがたい事情が存在するのだった。
ドラーガを追放できない理由とは一体何なのか!?
そしてこの賢者はなぜこんなにも無能なのに常に偉そうなのか!?
彼の秘められた実力とは一体何なのか? そもそもそんなもの実在するのか!?
力こそが全てであり、鋼の教えと闇を司る魔が支配する世界。ムカフ島と呼ばれる火山のダンジョンの攻略を通して彼らはやがて大きな陰謀に巻き込まれてゆく。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
蒼天のグリモワール 〜最強のプリンセス・エリン〜
雪月風花
ファンタジー
この世界には、悪魔の書と呼ばれる魔導書が存在する。書は選ばれし者の前に現れ所有者に人智を超えた強大な力を与えるが、同時に破滅をもたらすとも言われている。 遥か五百年の昔。天空の王国・イーシュファルトにおいて、王兄の息子レオンハルトが王国秘蔵の魔導書『蒼天のグリモワール』を盗み出した。強大な力を手にしたレオンハルトは王国に石化の呪いをかけて国を丸ごと石化させると、忽然と姿を消した。こうしてイーシュファルトは地上の人々から忘れ去られ、その歴史から姿を消すこととなった。
そして五百年の後。突如、王国の姫・エリン=イーシュファルトの石化が解ける。レオンハルトへの復讐と王国の再起を誓ったエリンは王国最奥部の秘密の宝物庫に赴き、そこに隠された悪魔の書を手にする。それこそがレオンハルトの持って行った儀式用の写本ではない、悪魔の王が封じられた本物の『蒼天のグリモワール』だったのだ。
王国イチの超絶美少女にして武芸も魔法も超一流、悪魔と契約し、絶大な力を入手したエリンの復讐の旅が今始まる。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる