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第3章 嫁
23話 紅の第一歩
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後日、マルク達は何故バスクが、ザックのような人間を店長に任命したのか疑問に思って、理由を聞いたのだった。
「バスクさん?何でザックのような人間を店長に選んだのですか?」
「私もあんな奴だと知っていたら、任命どころか雇ってもいないよ」
「と言う事は?」
「ああ、完璧に騙された・・・・・・」
「そうなんですか?」
「ああ!ザックは、優秀な人間でお客様の対応も完璧にこなす人間なんだよ。まさか、私のいない場所ではあんな人間だとは・・・・・・」
「でも、店長に任命するのでしたらそれなりに長い期間働いていたのでしょ?」
シオンが、バスクにザックの年数を聞いてきた。
「いや、あやつは一年も働いていないよ。しかし、優秀な人間なのは間違いなかった。本当に惜しい奴だ・・・・・・」
バスクは、ザックという人材を失った事をくやんでいた。ザックは、バスクの前では本当に優秀な人間だった。しかし、今回の件で色々調べると不正が出てきて、見事にバスクはザックに騙されていて、差別はもちろんの事、店の売り上げを横領までされていたのだ。
ザックは店長の権限で、亜人の従業員に濡れ衣を着せて店をクビにしようとしていた。そして、自分の息のかかった人間を従業員として雇うつもりだった。
「じゃあ!あのままだと・・・・・・」
「そうです。この店はザックの思い通りになっていたのでしょう。本当にマルクさん達のおかげで救われました」
「従業員はどうしたのですか?」
「当然、今までのように働いて頂いてます。これからは勤続年数の長くて、信用のおける従業員を店長候補にしようと思います」
「そうですか。確かに優秀な人間だけでは、店がめちゃくちゃになってしまいますものね」
「ああ!私の店に人至上主義の人間はいらないですからね」
「でも、バスクさんは日頃、この王都にはいないのですか?ここが本店なんでしょ?」
「ああ・・・・・・ハーバリ商会は、王都は支店なんだよ」
「そうなんですか?」
「ハーバリ商会の本店は、王都テランから東にあるコークルの町で、エルフの国との国境付近にある小さな町なんだよ」
「へえ!バスクさんは商会長なのに行商を?」
「そうなんですよ!商会長には、いつも行商は部下に任せて欲しいと言っているのですよ」
バスクに、部下の従業員は呆れるように訴えていた。商会長には、行商人をやめて町で安全に業務をしてもらいたかったからだ。
「私は、行商人からこの店を持ち、ここまで大きくした。私は体が丈夫なうちは現場で頑張るんだ」
バスクがいうには、現場で頑張る事で商人の勘を鈍らせない為だと言っていた。マルク達は、確かに現場に出てあちこちの町を訪問する事で、何が流行るのか廃れるのか実際に見るのは大事だと思った。
「確かに現場で活動するのと、町で事務作業では全然違うでしょうね」
「シオンさん、良いこと言うね」
「冒険者も同じですよ。お金が入り、町でゆっくりし過ぎた先輩が、体をもとに戻すのに苦労したと聞きます。商人も一緒ですよ」
「そうなんですよ!私も現場で働く方が好きなんですよね」
バスクとシオンは、何故か話が盛り上がり、部下の従業員は呆れるのだった。
「そういえば、バスクさん?」
「何でしょうか?」
「店長はどうしたのですか?」
「ザックの奴は横領までやっていたから、衛兵につきだしたよ。そして、損害賠償請求させてもらったよ」
「そうなんですね。お金が戻って不幸中の幸いでしたね」
「まぁ、そうなんだが・・・・・・金は全額なかったんだよ。だから、ザックの奴は奴隷に落ちたよ」
「結構な額だったのでしょ?」
「ああ!あの額を使いきるとは恐ろしい奴だ。借金の返済にも当てたのかもしれんな」
「それで最後は、犯罪奴隷になって鉱山送りか・・・・・・お金って怖いね」
「マルクさん達は、地道に頑張ってください」
バスクは、マルク達お金でいい気にならないように忠告したのだった。
そして、マルク達はバスクに改めてお礼したが、バスク達からしたら自分達が助けられたとお礼を改めてされた。そして、いつでもハーバリ商会を利用してくれと言われたのだった。
マルク達は、ようやく冒険者の準備が整うことができたのだ。ハーバリ商会の協力を得て、カノン達の冒険者の準備が安く整うことができたのだ。
そして、カノン達は冒険者ギルドで依頼を受け、王都での生活の一歩を踏み出した。
「バスクさん?何でザックのような人間を店長に選んだのですか?」
「私もあんな奴だと知っていたら、任命どころか雇ってもいないよ」
「と言う事は?」
「ああ、完璧に騙された・・・・・・」
「そうなんですか?」
「ああ!ザックは、優秀な人間でお客様の対応も完璧にこなす人間なんだよ。まさか、私のいない場所ではあんな人間だとは・・・・・・」
「でも、店長に任命するのでしたらそれなりに長い期間働いていたのでしょ?」
シオンが、バスクにザックの年数を聞いてきた。
「いや、あやつは一年も働いていないよ。しかし、優秀な人間なのは間違いなかった。本当に惜しい奴だ・・・・・・」
バスクは、ザックという人材を失った事をくやんでいた。ザックは、バスクの前では本当に優秀な人間だった。しかし、今回の件で色々調べると不正が出てきて、見事にバスクはザックに騙されていて、差別はもちろんの事、店の売り上げを横領までされていたのだ。
ザックは店長の権限で、亜人の従業員に濡れ衣を着せて店をクビにしようとしていた。そして、自分の息のかかった人間を従業員として雇うつもりだった。
「じゃあ!あのままだと・・・・・・」
「そうです。この店はザックの思い通りになっていたのでしょう。本当にマルクさん達のおかげで救われました」
「従業員はどうしたのですか?」
「当然、今までのように働いて頂いてます。これからは勤続年数の長くて、信用のおける従業員を店長候補にしようと思います」
「そうですか。確かに優秀な人間だけでは、店がめちゃくちゃになってしまいますものね」
「ああ!私の店に人至上主義の人間はいらないですからね」
「でも、バスクさんは日頃、この王都にはいないのですか?ここが本店なんでしょ?」
「ああ・・・・・・ハーバリ商会は、王都は支店なんだよ」
「そうなんですか?」
「ハーバリ商会の本店は、王都テランから東にあるコークルの町で、エルフの国との国境付近にある小さな町なんだよ」
「へえ!バスクさんは商会長なのに行商を?」
「そうなんですよ!商会長には、いつも行商は部下に任せて欲しいと言っているのですよ」
バスクに、部下の従業員は呆れるように訴えていた。商会長には、行商人をやめて町で安全に業務をしてもらいたかったからだ。
「私は、行商人からこの店を持ち、ここまで大きくした。私は体が丈夫なうちは現場で頑張るんだ」
バスクがいうには、現場で頑張る事で商人の勘を鈍らせない為だと言っていた。マルク達は、確かに現場に出てあちこちの町を訪問する事で、何が流行るのか廃れるのか実際に見るのは大事だと思った。
「確かに現場で活動するのと、町で事務作業では全然違うでしょうね」
「シオンさん、良いこと言うね」
「冒険者も同じですよ。お金が入り、町でゆっくりし過ぎた先輩が、体をもとに戻すのに苦労したと聞きます。商人も一緒ですよ」
「そうなんですよ!私も現場で働く方が好きなんですよね」
バスクとシオンは、何故か話が盛り上がり、部下の従業員は呆れるのだった。
「そういえば、バスクさん?」
「何でしょうか?」
「店長はどうしたのですか?」
「ザックの奴は横領までやっていたから、衛兵につきだしたよ。そして、損害賠償請求させてもらったよ」
「そうなんですね。お金が戻って不幸中の幸いでしたね」
「まぁ、そうなんだが・・・・・・金は全額なかったんだよ。だから、ザックの奴は奴隷に落ちたよ」
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「ああ!あの額を使いきるとは恐ろしい奴だ。借金の返済にも当てたのかもしれんな」
「それで最後は、犯罪奴隷になって鉱山送りか・・・・・・お金って怖いね」
「マルクさん達は、地道に頑張ってください」
バスクは、マルク達お金でいい気にならないように忠告したのだった。
そして、マルク達はバスクに改めてお礼したが、バスク達からしたら自分達が助けられたとお礼を改めてされた。そして、いつでもハーバリ商会を利用してくれと言われたのだった。
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そして、カノン達は冒険者ギルドで依頼を受け、王都での生活の一歩を踏み出した。
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