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第5章 最強への道
43話 システィナ大活躍
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六階層に降りたマルク達は、ダンジョンの雰囲気がガラッと変わった事に緊張が走った。
「みんなもう一度気を引き締めて」
「「「「「う、うん」」」」」
「マ、マルク、これって・・・・・・」
シオン達も、この毛穴が開き嫌な汗が吹き出る感覚を感じ取っていた。
「ああ。みんなも気づいていると思うが」
「ええ・・・・・・これってカエデとの訓練と同じだわ」
「ああ・・・・・・カノン!危ない」
マルクは殿を務めていたカノンに、大声を出してとっさに、光属性魔法のライトアローを撃ち込んだ。
『・・・・・・』
カノンの背後から、中忍が忍び寄りカノンの首に刃を突き立てようとしていたが、マルクが光の速さで撃ち抜くライトアローで、黒装束の人間を始末した。
「そんな!私が何も気がつかないなんて!いまのは、シャドーウォーカーなのか?」
「いや、上位種のダークウォーカーだね。カノンが気がつかなかったのも無理はない」
「私だってレベルが上がったんだ。それに油断してない」
「アイツ等はゴーストのような種族なんだよ」
「「「「「ゴースト?」」」」」
「つまり、シャドーウォーカーなら影に潜んで襲って来るが、ダークウォーカーはエセリアル空間から襲って来るんだよ」
マルクの説明に、シオン達は言葉を失った。異空間から襲って来るとなると、気配が全く読めないのと同じだからだ。
そして、その雰囲気がカエデと瓜二つで、カエデの二つ名[首狩り]と同じだった。
つまり、異空間から自分の首をクリティカルヒットをしてくるのである。
この階層からの敵は、どう考えてもアサシンが襲って来るのがわかり、シオン達の額から汗がにじみ出ていた。
「これからは僕が殿を務めるよ。みんなはいつも通り隊列を組んで進んで欲しい」
「「「「「わ、わかった」」」」」
シオン達は、マルクの事にしたがって先導した。シャドーウォーカーまでの魔物は、シオン達でも十分に対処する事ができた。
この階層の魔物は、ウォーカー以外に長い牙を持った兎ボーパルバニーや、大きな鎌を持ったアンデッドリーパー等、クリティカルヒットを繰り出す恐ろしい魔物ばかりだった。
しかし、マルクが後方で全体を見回し指示を的確に出し、ウォーカーは現れると同時にライトアローで撃ち抜いた。
そして、マルク達はダンジョンの十階層のボス部屋の前にたどり着いていた。
「なんなのこのダンジョンは・・・・・・」
シオン達は、精神をすり減らしやっとこの場所に来た感じだった。それは当然の事で、油断するしないではなく、魔物すべてが自分の首を狙って攻撃してくるのだ。今までなら攻撃を受け流したり盾で防いで耐えていたのが、回避して攻撃を防ぐ型にしないといけなかった。
「リフレッシュ」
マルクは、シオン達の精神を楽にする回復魔法を唱えていた。
「ありがとう」
「この部屋は、多分ボーパル系の魔物だから気を引き締めていくよ」
「「「「「うん!」」」」」
マルクは、そう言って十階層のボス部屋の扉を開いた。その姿を見たシオン達は言葉を失った。漆黒のボロボロのローブを身に纏い宙を浮遊し大きな鎌を構えたその姿は、どう見ても死神そのものだった。
「みんな気をつけろ!アイツはデスだ!あの鎌には触れるなよ」
デスの能力はクリティカルヒットのような生易しいものではない。首が跳ぶのではなく命を狩られるのだ。
死ぬのだから一緒だろうと思うだろうが全く次元が違うのである。デスに命を狩られるのは輪廻の輪を切られる事で、その人間は命そのものがなくなるのだ。つまり生まれ変わる事さえなく、完全なる消滅となるのだ。
マルクは神眼で見た情報を簡単に説明した。マルクの説明にシオン達は、ゴクリと喉をならしたのだった。
デスは、部屋に入ってきたマルク達に、その大きな鎌を振り回した。本来ならシオンがタンカーとして、鎌を受け止めて後方からカノン達が攻撃を仕掛けるが、鎌を受け止める事ができない。鎌に触れたら50%の確率で命が狩られてしまうからだ。
「エアカッター!」
「スラッシュ!」
マルク達は遠距離攻撃を仕掛けた。しかし、その攻撃をデスはすり抜けてしまった。その様子を見てデスは体を震わせ笑っているようだ。
「なるほどね。システィナお前の出番だよ」
「あ、あたし?」
「わからないか?あのデミリッチと同じだよ」
「あっ!わかった」
「次元付与」
マルクはシスティナに、デミリッチの時と同じように次元付与を施した。デスにとって、システィナは相性が悪い。
遠距離攻撃で近くに寄る事がしにくいのに、システィナからは大ダメージを与えられるのだ。
「トルネードショット!」
次元付与を施したトルネードショットは、デスに大ダメージを与えた。デスはデミリッチと同じように異なる空間に同時に存在している為、次元付与で同時にダメージを与えたのだ。
『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!』
無口だったデスが雄叫びを上げた。ダメージをおったのは初めての経験だったのだろう。
デスは、システィナに向かって突進してきたのだった。
「スプリント」
マルクはシスティナに足が速くなる魔法をかけた。普通はダンジョンでかけることはない。
ボス部屋をシスティナは、駆け回りヒットアンドウェイを繰り返す。デスの弱点はその機動力の遅さだった。デスは、スプリントがかかったシスティナには追いつけないのだ。
離されてはトルネードショットを撃たれ、デスがシスティナに近づくと逃げられる。
マルク達は、もう高みの見物状態だった。そして、システィナはデスを討伐してしまった。
「みんなもう一度気を引き締めて」
「「「「「う、うん」」」」」
「マ、マルク、これって・・・・・・」
シオン達も、この毛穴が開き嫌な汗が吹き出る感覚を感じ取っていた。
「ああ。みんなも気づいていると思うが」
「ええ・・・・・・これってカエデとの訓練と同じだわ」
「ああ・・・・・・カノン!危ない」
マルクは殿を務めていたカノンに、大声を出してとっさに、光属性魔法のライトアローを撃ち込んだ。
『・・・・・・』
カノンの背後から、中忍が忍び寄りカノンの首に刃を突き立てようとしていたが、マルクが光の速さで撃ち抜くライトアローで、黒装束の人間を始末した。
「そんな!私が何も気がつかないなんて!いまのは、シャドーウォーカーなのか?」
「いや、上位種のダークウォーカーだね。カノンが気がつかなかったのも無理はない」
「私だってレベルが上がったんだ。それに油断してない」
「アイツ等はゴーストのような種族なんだよ」
「「「「「ゴースト?」」」」」
「つまり、シャドーウォーカーなら影に潜んで襲って来るが、ダークウォーカーはエセリアル空間から襲って来るんだよ」
マルクの説明に、シオン達は言葉を失った。異空間から襲って来るとなると、気配が全く読めないのと同じだからだ。
そして、その雰囲気がカエデと瓜二つで、カエデの二つ名[首狩り]と同じだった。
つまり、異空間から自分の首をクリティカルヒットをしてくるのである。
この階層からの敵は、どう考えてもアサシンが襲って来るのがわかり、シオン達の額から汗がにじみ出ていた。
「これからは僕が殿を務めるよ。みんなはいつも通り隊列を組んで進んで欲しい」
「「「「「わ、わかった」」」」」
シオン達は、マルクの事にしたがって先導した。シャドーウォーカーまでの魔物は、シオン達でも十分に対処する事ができた。
この階層の魔物は、ウォーカー以外に長い牙を持った兎ボーパルバニーや、大きな鎌を持ったアンデッドリーパー等、クリティカルヒットを繰り出す恐ろしい魔物ばかりだった。
しかし、マルクが後方で全体を見回し指示を的確に出し、ウォーカーは現れると同時にライトアローで撃ち抜いた。
そして、マルク達はダンジョンの十階層のボス部屋の前にたどり着いていた。
「なんなのこのダンジョンは・・・・・・」
シオン達は、精神をすり減らしやっとこの場所に来た感じだった。それは当然の事で、油断するしないではなく、魔物すべてが自分の首を狙って攻撃してくるのだ。今までなら攻撃を受け流したり盾で防いで耐えていたのが、回避して攻撃を防ぐ型にしないといけなかった。
「リフレッシュ」
マルクは、シオン達の精神を楽にする回復魔法を唱えていた。
「ありがとう」
「この部屋は、多分ボーパル系の魔物だから気を引き締めていくよ」
「「「「「うん!」」」」」
マルクは、そう言って十階層のボス部屋の扉を開いた。その姿を見たシオン達は言葉を失った。漆黒のボロボロのローブを身に纏い宙を浮遊し大きな鎌を構えたその姿は、どう見ても死神そのものだった。
「みんな気をつけろ!アイツはデスだ!あの鎌には触れるなよ」
デスの能力はクリティカルヒットのような生易しいものではない。首が跳ぶのではなく命を狩られるのだ。
死ぬのだから一緒だろうと思うだろうが全く次元が違うのである。デスに命を狩られるのは輪廻の輪を切られる事で、その人間は命そのものがなくなるのだ。つまり生まれ変わる事さえなく、完全なる消滅となるのだ。
マルクは神眼で見た情報を簡単に説明した。マルクの説明にシオン達は、ゴクリと喉をならしたのだった。
デスは、部屋に入ってきたマルク達に、その大きな鎌を振り回した。本来ならシオンがタンカーとして、鎌を受け止めて後方からカノン達が攻撃を仕掛けるが、鎌を受け止める事ができない。鎌に触れたら50%の確率で命が狩られてしまうからだ。
「エアカッター!」
「スラッシュ!」
マルク達は遠距離攻撃を仕掛けた。しかし、その攻撃をデスはすり抜けてしまった。その様子を見てデスは体を震わせ笑っているようだ。
「なるほどね。システィナお前の出番だよ」
「あ、あたし?」
「わからないか?あのデミリッチと同じだよ」
「あっ!わかった」
「次元付与」
マルクはシスティナに、デミリッチの時と同じように次元付与を施した。デスにとって、システィナは相性が悪い。
遠距離攻撃で近くに寄る事がしにくいのに、システィナからは大ダメージを与えられるのだ。
「トルネードショット!」
次元付与を施したトルネードショットは、デスに大ダメージを与えた。デスはデミリッチと同じように異なる空間に同時に存在している為、次元付与で同時にダメージを与えたのだ。
『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!』
無口だったデスが雄叫びを上げた。ダメージをおったのは初めての経験だったのだろう。
デスは、システィナに向かって突進してきたのだった。
「スプリント」
マルクはシスティナに足が速くなる魔法をかけた。普通はダンジョンでかけることはない。
ボス部屋をシスティナは、駆け回りヒットアンドウェイを繰り返す。デスの弱点はその機動力の遅さだった。デスは、スプリントがかかったシスティナには追いつけないのだ。
離されてはトルネードショットを撃たれ、デスがシスティナに近づくと逃げられる。
マルク達は、もう高みの見物状態だった。そして、システィナはデスを討伐してしまった。
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