309 / 447
第8章 人類の厄災
1話 大変な状況な大国
しおりを挟む
マルク達は、帝国から自分達の町に帰ってきていた。
「せバス。それは本当な事なの?」
「はい。シオン様・・・・・・ご主人様も旅先でお聞きになりませんでしたか?」
「帝都では、宰相様も何も言っておられなかったよ」
「本当でございますか?今、大陸で大魔王スルトの復活で王都では連合国を組む話が出ているくらいなんですよ」
「それって帝国に話がいってないんじゃないの?」
「シオンの言うとおりかもしれないね」
「どういう事?」
「カノン、帝国は連合国から役に立たないと判断されたんだよ」
「そうなのか?」
「それに、皇帝が悪魔に操られダンジョンマスターとなって、王国・・・・・・いや、大陸の覇権を狙った国なんか信用できないだろ?」
「「「「「た、確かに」」」」」
「それで、ご主人様。国王陛下から呼び出しにはどうしたら・・・・・・」
「ああ!やっぱりそうなるよね」
「いかがなされますか?」
「今忙しいと断りの手紙を出しておくよ」
マルクは王国に断りを入れるぐらいの立場になっていた。この対応に、王国貴族達は憤慨したのは言うまでもなく、王都にあるマルクの屋敷に乗り込んできたのだ。
「マルク殿!国王陛下の呼び出しを断るなんて無礼ではないか!」
「王国は、難民達を僕に厄介払いしたじゃありませんか?それに僕は再三、難民達の身分証の発行を要求したはずです!」
「それはだな。国王にも事情があって・・・・・・それに帝国からの侵略はマルク殿もわかっていたはずではないか?」
「それで僕に厄介払いしたから、僕は今町の建設に忙しいんですよ」
「今はそんな事を言っている場合ではない!」
「はぁあ?僕の町には行き場をなくした他種族の人間がいっぱいいるんです。それをそんな事とはどういう事ですか!」
「大魔王の出現に連合国が組まれて、教会本部では勇者になりえる子供の捜索が開始されたのだぞ?」
「それで?」
「何を他人事のように!」
「それは王国や聖教国がやればいいじゃないですか。僕は僕の町に住む人間が大事なんで今は町の建設に忙しいんですよ」
「そんな事言っている場合か!大魔王は大陸を手中に治めると言っておるんだ!そうなれば世界は破滅するのだぞ!」
「まあ、平民達からしたら不遇な立場は変わらないと思うけどね」
「「「「「なっ!」」」」」
「無礼者が!」
「何を怒っているんですか?王国は平民達に優しいとでも?」
貴族達は、難民達をマルクに押し付けた事もあって言葉がつづかない。
「あの時難民達をすぐにとはいかないまでも、身分証の発行を出すぐらいの器量を見せてくれていたなら、僕は今でも王都を起点に活動をする冒険者だったんだ」
「「「「「だった?」」」」」
「今は違うよ。自分の町が出来たんだ。あの町の冒険者だよ」
「「「「「ば、馬鹿な!」」」」」
「マルク殿の町には、冒険者ギルドはないはずだ」
「今はね!だから、僕は忙しいんだよ」
「何をするつもりだ?」
「王国も帝国よりましだっただけの大国だっただけなんだよ」
「何を言っているんだ?」
「大魔王の事は、僕にとって大した問題じゃないんだよ。連合国を組んで対処するなら勝手にやってくれたらいいし、聖教国が勇者を見つけたら大魔王も討伐できるだろう?僕に関係はないだろ?」
「しかし、マルク殿の力は!」
「だから言っているじゃないか。連合国として協力はしないと!僕の町はどこの国にも属していない中立地帯にある町だよ」
「「「「「なっ!」」」」」
「いわば町は一つだけだか小国だ。それなら、連合国に引き入れるなら帝国の方が優先順位は上のはずです!違いますか?」
「帝国は駄目だ!」
「なぜですか?」
「当たり前だ。王国に侵略しようとしたのだぞ?信頼して背中を任せられん!」
「そうですか?なら、僕も王国を信頼できないのはわかりますよね?」
「何を言っているんだ?王国は!」
「王国は僕に難民の一時保護を求めてどうしました?あのまま帝国との戦争が終わらなければ、難民はずっと僕の私有地に放っておくつもりだったじゃないか」
「それはだな・・・・・・・」
「僕は王国の事は信頼していません。なら、僕のできる事の方が今は大事なんです。わかったならお引き取りを!」
「それは困る!国王陛下になんと言えば!」
「それは自分で考えて下さい。大切なんでもう一度言います!今は大事な事は町の建設です」
そう言ってマルクは訪問した貴族達を引き取らせてしまったのだ。
「せバス。それは本当な事なの?」
「はい。シオン様・・・・・・ご主人様も旅先でお聞きになりませんでしたか?」
「帝都では、宰相様も何も言っておられなかったよ」
「本当でございますか?今、大陸で大魔王スルトの復活で王都では連合国を組む話が出ているくらいなんですよ」
「それって帝国に話がいってないんじゃないの?」
「シオンの言うとおりかもしれないね」
「どういう事?」
「カノン、帝国は連合国から役に立たないと判断されたんだよ」
「そうなのか?」
「それに、皇帝が悪魔に操られダンジョンマスターとなって、王国・・・・・・いや、大陸の覇権を狙った国なんか信用できないだろ?」
「「「「「た、確かに」」」」」
「それで、ご主人様。国王陛下から呼び出しにはどうしたら・・・・・・」
「ああ!やっぱりそうなるよね」
「いかがなされますか?」
「今忙しいと断りの手紙を出しておくよ」
マルクは王国に断りを入れるぐらいの立場になっていた。この対応に、王国貴族達は憤慨したのは言うまでもなく、王都にあるマルクの屋敷に乗り込んできたのだ。
「マルク殿!国王陛下の呼び出しを断るなんて無礼ではないか!」
「王国は、難民達を僕に厄介払いしたじゃありませんか?それに僕は再三、難民達の身分証の発行を要求したはずです!」
「それはだな。国王にも事情があって・・・・・・それに帝国からの侵略はマルク殿もわかっていたはずではないか?」
「それで僕に厄介払いしたから、僕は今町の建設に忙しいんですよ」
「今はそんな事を言っている場合ではない!」
「はぁあ?僕の町には行き場をなくした他種族の人間がいっぱいいるんです。それをそんな事とはどういう事ですか!」
「大魔王の出現に連合国が組まれて、教会本部では勇者になりえる子供の捜索が開始されたのだぞ?」
「それで?」
「何を他人事のように!」
「それは王国や聖教国がやればいいじゃないですか。僕は僕の町に住む人間が大事なんで今は町の建設に忙しいんですよ」
「そんな事言っている場合か!大魔王は大陸を手中に治めると言っておるんだ!そうなれば世界は破滅するのだぞ!」
「まあ、平民達からしたら不遇な立場は変わらないと思うけどね」
「「「「「なっ!」」」」」
「無礼者が!」
「何を怒っているんですか?王国は平民達に優しいとでも?」
貴族達は、難民達をマルクに押し付けた事もあって言葉がつづかない。
「あの時難民達をすぐにとはいかないまでも、身分証の発行を出すぐらいの器量を見せてくれていたなら、僕は今でも王都を起点に活動をする冒険者だったんだ」
「「「「「だった?」」」」」
「今は違うよ。自分の町が出来たんだ。あの町の冒険者だよ」
「「「「「ば、馬鹿な!」」」」」
「マルク殿の町には、冒険者ギルドはないはずだ」
「今はね!だから、僕は忙しいんだよ」
「何をするつもりだ?」
「王国も帝国よりましだっただけの大国だっただけなんだよ」
「何を言っているんだ?」
「大魔王の事は、僕にとって大した問題じゃないんだよ。連合国を組んで対処するなら勝手にやってくれたらいいし、聖教国が勇者を見つけたら大魔王も討伐できるだろう?僕に関係はないだろ?」
「しかし、マルク殿の力は!」
「だから言っているじゃないか。連合国として協力はしないと!僕の町はどこの国にも属していない中立地帯にある町だよ」
「「「「「なっ!」」」」」
「いわば町は一つだけだか小国だ。それなら、連合国に引き入れるなら帝国の方が優先順位は上のはずです!違いますか?」
「帝国は駄目だ!」
「なぜですか?」
「当たり前だ。王国に侵略しようとしたのだぞ?信頼して背中を任せられん!」
「そうですか?なら、僕も王国を信頼できないのはわかりますよね?」
「何を言っているんだ?王国は!」
「王国は僕に難民の一時保護を求めてどうしました?あのまま帝国との戦争が終わらなければ、難民はずっと僕の私有地に放っておくつもりだったじゃないか」
「それはだな・・・・・・・」
「僕は王国の事は信頼していません。なら、僕のできる事の方が今は大事なんです。わかったならお引き取りを!」
「それは困る!国王陛下になんと言えば!」
「それは自分で考えて下さい。大切なんでもう一度言います!今は大事な事は町の建設です」
そう言ってマルクは訪問した貴族達を引き取らせてしまったのだ。
43
あなたにおすすめの小説
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる