339 / 447
第8章 人類の厄災
31話 大魔王スルトの恐怖制圧
しおりを挟む
『な、なんだと!』
『大魔王様どうかなされましたか?』
いきなりうめき声をあげた大魔王スルトに、側近の悪魔達は冷や汗を流す。
『カーミラが死んだ』
『『『『『ま、まさか!』』』』』
『カーミラは不老不死であるバンパイア真祖です。死ぬはずが・・・・・・』
『我が間違っているというのか?』
『滅相もございません。しかし、今の人間界に勇者はいないはずです。バンパイア真祖であるカーミラを殺せる人間など勇者くらいしかいないのもまた現実です』
『今、この魔王城に向かっている人間がいる』
『そのような人間が?』
『しかも、そやつらは魔の森の浅瀬を突破してデミリッチとカーミラを殺したのだ』
『まさか!カーミラだけでなくデミリッチまでもですか?しかも、魔の森の浅瀬を自力で突破するだなんて!』
『お前達も理解したか?今、向かっている人間が勇者かもしれん!お前は上位悪魔だ。向かっている人間の始末を命じる』
『大魔王様のお望みを叶えましょう』
大魔王スルトの命令に、上位悪魔の側近は一礼をしてその姿を消した。
『クハハハハハハハハハハハ!あやつは上位悪魔だ。人間に遅れをとることはあるまい!』
大魔王スルトが大笑いをすると、横から口出しする悪魔がいた。
『大魔王様。いかにディアブロだとしても、今向かっている人間は普通ではありません』
『お前はディアブロでは勝てぬと申すのか?ディアブロはアークデーモンより実力者だぞ?』
『大魔王様の先見を疑っているわけではございません。しかし、カーミラとデミリッチ達を殺したのです』
『何が言いたいのだ?』
『万が一の為に魔王城の強化を提案したいと思います』
『万が一の為にだと?それはディアブロが負けると言っているのと同じ事ぞ!』
大魔王スルトは、悪魔の言葉に悪魔を睨む。すると、睨まれた悪魔は体が浮き上がり、悪魔の体は圧縮され始めた。
『ぎゃあああああああああああああ!大魔王様ああああああ!お許し下さい!』
悪魔は大魔王スルトに謝罪する。しかし、悪魔は大魔王スルトの眼圧に耐えきれず肉団子になって絶命した。そして、大魔王スルトは悪魔の肉団子を食べてしまったのだ。その様子を見ていた、側近の悪魔達はガクガクと震えて土下座していた。
大魔王スルトの権威は絶対であり、意見をしようものなら誰であろうとその命はなかった。ちなみに食べられてしまった悪魔はディアブロと同じ実力を持ち、アークデーモンとは比べ物にならない上位悪魔だった。
『クハハハハハハハハハハハ!我に逆らうとは笑わすよのう。ディアブロが人間に負けたならそれはそれで楽しみが増えるだけだ』
『『『『『・・・・・・・』』』』』
『だが、あやつの言うように魔王城を守るガーディアンを呼び出すのもいいな。クハハハハハハハハハハハ!』
大魔王スルトは大笑いした。側近の悪魔達は大魔王スルトの魔力に震え上がり、心の中で『なら、殺さなくてもいいじゃないか』と大魔王の行動に顔を青くした。しかし、大魔王スルトはそのような事は一切気にはしていない。悪魔や魔物は自分の部下ではなく、自分の駒の一つであり逆らうものは要らないのだ。
悪魔や魔物は、大魔王スルトにダンジョンポイントで召喚や作られたものであり、絶対服従が当然であった。
『クハハハハハ!ダンジョンポイントはまだまだあるしな。こやつらを召喚してやるか!』
大魔王スルトは、魔王城に向かうマルク達に対しての魔獣を召還した。
『お前達に命じる!お前達は魔王城を守りし死聖獣とする!』
『『『『承知致しました』』』』
死聖獣と名付けられた四人は、大魔王スルトの魔力に脅威を感じる。四人はディアブロより実力者だが、大魔王スルトに逆らってはならないと本能的に感じ取っていた。
『『『『『大魔王様の魔力は無限なのか?』』』』』
側近の悪魔達は、死聖獣と名付けられた四人を見て恐怖した。悪魔達はこれで魔王城に向かう人間達が勇者だとしても、大魔王スルトの前には立つことは皆無だと思ったのだ。それほどまでに四人からは脅威的な魔力を感じていたのだ。
その頃、新たな敵が召還されたとは思ってもいないマルク達は、バンパイア真祖と冥界の王がダンジョンと化した魔の森に吸収されてしまい、数多くの魔石や素材の回収に疲れていた。
「マルク。一気に大金持ちだね」
「町の予算が確保できたよ。これで更に発展できるよ」
マルク達の資産は既に国家レベルだが、冥界の王のアンデッド集団で更に増える事になる。進化したアンデッド集団は、スケルトンやゾンビが最低ランクではないからだ。
スケルトンナイトやグールであり、デミリッチも数多くいたのだ。それらの素材が数多く手に入り、ギルドで買い取ってもらうのも時間がかかる程の資財となるのがわかった。
「まあ、これはまだまだ序の口だけどね」
「「「「これが序の口?」」」」
「カノン達はなに言ってんのよ。マルクの言う通りに決まっているじゃない」
「「「「で、でも」」」」
「この量が序の口だなんて・・・・・・」
「カノン、今から行く場所は大魔王の本拠地だよ。バンパイア真祖は雑魚と思った方がいい」
「バンパイア真祖が雑魚?」
「そうだよ。それにカノン達はバンパイア真祖より強いんだからね。当然だよ!」
マルクはカノン達に笑顔で当然というように言って、カノン達は呆れて頷くしかなかった。
『大魔王様どうかなされましたか?』
いきなりうめき声をあげた大魔王スルトに、側近の悪魔達は冷や汗を流す。
『カーミラが死んだ』
『『『『『ま、まさか!』』』』』
『カーミラは不老不死であるバンパイア真祖です。死ぬはずが・・・・・・』
『我が間違っているというのか?』
『滅相もございません。しかし、今の人間界に勇者はいないはずです。バンパイア真祖であるカーミラを殺せる人間など勇者くらいしかいないのもまた現実です』
『今、この魔王城に向かっている人間がいる』
『そのような人間が?』
『しかも、そやつらは魔の森の浅瀬を突破してデミリッチとカーミラを殺したのだ』
『まさか!カーミラだけでなくデミリッチまでもですか?しかも、魔の森の浅瀬を自力で突破するだなんて!』
『お前達も理解したか?今、向かっている人間が勇者かもしれん!お前は上位悪魔だ。向かっている人間の始末を命じる』
『大魔王様のお望みを叶えましょう』
大魔王スルトの命令に、上位悪魔の側近は一礼をしてその姿を消した。
『クハハハハハハハハハハハ!あやつは上位悪魔だ。人間に遅れをとることはあるまい!』
大魔王スルトが大笑いをすると、横から口出しする悪魔がいた。
『大魔王様。いかにディアブロだとしても、今向かっている人間は普通ではありません』
『お前はディアブロでは勝てぬと申すのか?ディアブロはアークデーモンより実力者だぞ?』
『大魔王様の先見を疑っているわけではございません。しかし、カーミラとデミリッチ達を殺したのです』
『何が言いたいのだ?』
『万が一の為に魔王城の強化を提案したいと思います』
『万が一の為にだと?それはディアブロが負けると言っているのと同じ事ぞ!』
大魔王スルトは、悪魔の言葉に悪魔を睨む。すると、睨まれた悪魔は体が浮き上がり、悪魔の体は圧縮され始めた。
『ぎゃあああああああああああああ!大魔王様ああああああ!お許し下さい!』
悪魔は大魔王スルトに謝罪する。しかし、悪魔は大魔王スルトの眼圧に耐えきれず肉団子になって絶命した。そして、大魔王スルトは悪魔の肉団子を食べてしまったのだ。その様子を見ていた、側近の悪魔達はガクガクと震えて土下座していた。
大魔王スルトの権威は絶対であり、意見をしようものなら誰であろうとその命はなかった。ちなみに食べられてしまった悪魔はディアブロと同じ実力を持ち、アークデーモンとは比べ物にならない上位悪魔だった。
『クハハハハハハハハハハハ!我に逆らうとは笑わすよのう。ディアブロが人間に負けたならそれはそれで楽しみが増えるだけだ』
『『『『『・・・・・・・』』』』』
『だが、あやつの言うように魔王城を守るガーディアンを呼び出すのもいいな。クハハハハハハハハハハハ!』
大魔王スルトは大笑いした。側近の悪魔達は大魔王スルトの魔力に震え上がり、心の中で『なら、殺さなくてもいいじゃないか』と大魔王の行動に顔を青くした。しかし、大魔王スルトはそのような事は一切気にはしていない。悪魔や魔物は自分の部下ではなく、自分の駒の一つであり逆らうものは要らないのだ。
悪魔や魔物は、大魔王スルトにダンジョンポイントで召喚や作られたものであり、絶対服従が当然であった。
『クハハハハハ!ダンジョンポイントはまだまだあるしな。こやつらを召喚してやるか!』
大魔王スルトは、魔王城に向かうマルク達に対しての魔獣を召還した。
『お前達に命じる!お前達は魔王城を守りし死聖獣とする!』
『『『『承知致しました』』』』
死聖獣と名付けられた四人は、大魔王スルトの魔力に脅威を感じる。四人はディアブロより実力者だが、大魔王スルトに逆らってはならないと本能的に感じ取っていた。
『『『『『大魔王様の魔力は無限なのか?』』』』』
側近の悪魔達は、死聖獣と名付けられた四人を見て恐怖した。悪魔達はこれで魔王城に向かう人間達が勇者だとしても、大魔王スルトの前には立つことは皆無だと思ったのだ。それほどまでに四人からは脅威的な魔力を感じていたのだ。
その頃、新たな敵が召還されたとは思ってもいないマルク達は、バンパイア真祖と冥界の王がダンジョンと化した魔の森に吸収されてしまい、数多くの魔石や素材の回収に疲れていた。
「マルク。一気に大金持ちだね」
「町の予算が確保できたよ。これで更に発展できるよ」
マルク達の資産は既に国家レベルだが、冥界の王のアンデッド集団で更に増える事になる。進化したアンデッド集団は、スケルトンやゾンビが最低ランクではないからだ。
スケルトンナイトやグールであり、デミリッチも数多くいたのだ。それらの素材が数多く手に入り、ギルドで買い取ってもらうのも時間がかかる程の資財となるのがわかった。
「まあ、これはまだまだ序の口だけどね」
「「「「これが序の口?」」」」
「カノン達はなに言ってんのよ。マルクの言う通りに決まっているじゃない」
「「「「で、でも」」」」
「この量が序の口だなんて・・・・・・」
「カノン、今から行く場所は大魔王の本拠地だよ。バンパイア真祖は雑魚と思った方がいい」
「バンパイア真祖が雑魚?」
「そうだよ。それにカノン達はバンパイア真祖より強いんだからね。当然だよ!」
マルクはカノン達に笑顔で当然というように言って、カノン達は呆れて頷くしかなかった。
53
あなたにおすすめの小説
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる