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第8章 人類の厄災
45話 ダガリス
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ダガリスは傷だらけで、シラーに抱き抱えられながら魔王城をでる。
シラーもまた死聖獣の位につく一人だ。シラーは漆黒のローブに身を包み、顔もよくわからない。しかし、ダガリスより背は高く男性かと思われる。
『ダガリス、お前も無茶をするな』
シラーはダガリスの行動に呆れていた。
『うくっ』
『で、お前その調子で動けるのか?』
『お前に心配される言われなどない』
『誰が心配などするか!人間を殺さないとこっちが大魔王様に始末されると言っているだけだ』
『私の回復能力をなめるな』
そう言っている間にダガリスのボロボロになっていた身体は元通りになっていた。
『ふん!さっきまで死にかけていたのにドラゴンの回復能力は凄いものだな』
シラーはダガリスの回復能力に感心をしめしているようだ。ダガリスの事を心配しているのではなく只の興味本意なだけだ。
『こんな能力、大魔王スルト様の前では死に損ねる厄介な回復能力だよ。そんな事より、人間の退治は私がする。余計な事はするなよ』
『わかってるよ』
クククッ・・・・・・能力はあるみたいだが、頭はないみたいだ。大魔王スルト様は私達に楽しませろとおっしゃったからな。私はまだ死にたくない。せいぜいダガリスお前を利用させてもらうぞ。
シラーは、ダガリスと手を出すなと言われても、最初から共闘するつもりはまったくなかった。自分さえ生き残ればそれでいいからだ。
『私は大魔王スルト様にお前に着いていけと言われたから着いていくだけだ。お前があの人間を殺せれば何の問題はないからな』
『ふん!そう言って抜け駆けはするなよ』
『仮に手を出す事になるとしたらお前が人間に』
『はぁ?私が人間に殺られると言っているのか?』
『だから、仮にと言ったではないか。お前が奴らを八つ裂きにすれば大魔王スルト様は満足するであろう』
『わかっているならいい』
クククッ。単純馬鹿は扱いやすい。せいぜいあの人間に負けないようにな。
そう言ってダガリスとシラーは魔王城を出て、ガウディの殺られた場所に向け出発する。
「マルク、ケルベロスの解体終わったよ」
「早かったね。ご苦労様」
「この素材があれば町の役に立つかな?」
「そうだね。ケルベロスはめったに手に入る事はないしね。それにクレアの解体技術はたいしたものだしね」
マルクがクレアの解体技術を褒めるとクレアは顔を赤らめて下を向くのだった。
「わたしはみんなほど戦闘に役に立たないから・・・・・・」
「それは違うよ。クレアだってちゃんと役に立っているから。適材適所があるから大丈夫。自分を卑下する必要はないよ」
「マルクありがとね」
クレアはマルクにそっと寄り添う。二人がいい雰囲気だったが、いきなりマルクがクレアを引き離す。
「きゃっ!」
「みんな起きろ!」
クレアが解体していた時間、シオン達は仮眠を取り休憩していて、マルクの声にシオン達は飛び起きる。
そして、マルクの目の前には竜人族と思われる女性が立っていた。
「まったく次から次へと・・・・・・今度は竜人族か」
『ふん!ドラコニアだと?あんな半端種族と一緒にするな』
「どう見ても竜人族じゃないか」
『まあそんな事はどうでもいい。貴様等のおかげで大魔王様がご立腹だ。ここで死んでもらおう!』
「一人で来るとは、魔王軍は本当に馬鹿ばっかりなのね。さっきの番犬みたいに返り討ちにしてあげるわ」
シオンがイージスの盾を構えて戦闘体勢になり、カノン達もいつもの体勢になった。しかし、マルクは竜人族の女性とは違う方向を向いていた。
「そこで隠れている奴出てこい!」
『ほお!我の気配に気づくとはたいしたものだ』
マルクの言葉に、シオン達はぎょっとする。シオン達も気配には気づく方だと自負があった。その証拠に竜人族の女性が来た時には、すでに起き上がっていたからだ。
普段ではありえない事だが、斥候のクレアが気づくのが遅れたのは、マルクとの事で気が弛んでいたのはしょうがないといったところだろう。
そんなシオン達が、漆黒のローブを着た男の存在を気づけなかったのは不覚というしかない。
「あんなところにもう一人いたなんて!」
『フハハハハハハハ!そやつは気にするな!只の付き添いで、お前達の相手をするのは死聖獣が一人このダガリスだけで十分だ』
『そういう訳ですので、私は気にせずダガリスに殺されて下さい』
「そんなの信じれる訳ないだろ」
漆黒のローブを着た男にオウカが叫んだ。
『いえいえ。私は只の付き添いで手を出したら、私がダガリスに殺されてしまいます』
『そういう事だ。お前達は私の獲物だ』
そう言って、ダガリスがマルクに突進した。
「なっ!」
その突進にマルクはおののく。マルクは一瞬の内に距離を詰められ驚く。
「ヘイト!」
「グハッ!」
シオンがその突進に気づいて挑発した時には、ダガリスの攻撃がマルクに入っていた。
シラーもまた死聖獣の位につく一人だ。シラーは漆黒のローブに身を包み、顔もよくわからない。しかし、ダガリスより背は高く男性かと思われる。
『ダガリス、お前も無茶をするな』
シラーはダガリスの行動に呆れていた。
『うくっ』
『で、お前その調子で動けるのか?』
『お前に心配される言われなどない』
『誰が心配などするか!人間を殺さないとこっちが大魔王様に始末されると言っているだけだ』
『私の回復能力をなめるな』
そう言っている間にダガリスのボロボロになっていた身体は元通りになっていた。
『ふん!さっきまで死にかけていたのにドラゴンの回復能力は凄いものだな』
シラーはダガリスの回復能力に感心をしめしているようだ。ダガリスの事を心配しているのではなく只の興味本意なだけだ。
『こんな能力、大魔王スルト様の前では死に損ねる厄介な回復能力だよ。そんな事より、人間の退治は私がする。余計な事はするなよ』
『わかってるよ』
クククッ・・・・・・能力はあるみたいだが、頭はないみたいだ。大魔王スルト様は私達に楽しませろとおっしゃったからな。私はまだ死にたくない。せいぜいダガリスお前を利用させてもらうぞ。
シラーは、ダガリスと手を出すなと言われても、最初から共闘するつもりはまったくなかった。自分さえ生き残ればそれでいいからだ。
『私は大魔王スルト様にお前に着いていけと言われたから着いていくだけだ。お前があの人間を殺せれば何の問題はないからな』
『ふん!そう言って抜け駆けはするなよ』
『仮に手を出す事になるとしたらお前が人間に』
『はぁ?私が人間に殺られると言っているのか?』
『だから、仮にと言ったではないか。お前が奴らを八つ裂きにすれば大魔王スルト様は満足するであろう』
『わかっているならいい』
クククッ。単純馬鹿は扱いやすい。せいぜいあの人間に負けないようにな。
そう言ってダガリスとシラーは魔王城を出て、ガウディの殺られた場所に向け出発する。
「マルク、ケルベロスの解体終わったよ」
「早かったね。ご苦労様」
「この素材があれば町の役に立つかな?」
「そうだね。ケルベロスはめったに手に入る事はないしね。それにクレアの解体技術はたいしたものだしね」
マルクがクレアの解体技術を褒めるとクレアは顔を赤らめて下を向くのだった。
「わたしはみんなほど戦闘に役に立たないから・・・・・・」
「それは違うよ。クレアだってちゃんと役に立っているから。適材適所があるから大丈夫。自分を卑下する必要はないよ」
「マルクありがとね」
クレアはマルクにそっと寄り添う。二人がいい雰囲気だったが、いきなりマルクがクレアを引き離す。
「きゃっ!」
「みんな起きろ!」
クレアが解体していた時間、シオン達は仮眠を取り休憩していて、マルクの声にシオン達は飛び起きる。
そして、マルクの目の前には竜人族と思われる女性が立っていた。
「まったく次から次へと・・・・・・今度は竜人族か」
『ふん!ドラコニアだと?あんな半端種族と一緒にするな』
「どう見ても竜人族じゃないか」
『まあそんな事はどうでもいい。貴様等のおかげで大魔王様がご立腹だ。ここで死んでもらおう!』
「一人で来るとは、魔王軍は本当に馬鹿ばっかりなのね。さっきの番犬みたいに返り討ちにしてあげるわ」
シオンがイージスの盾を構えて戦闘体勢になり、カノン達もいつもの体勢になった。しかし、マルクは竜人族の女性とは違う方向を向いていた。
「そこで隠れている奴出てこい!」
『ほお!我の気配に気づくとはたいしたものだ』
マルクの言葉に、シオン達はぎょっとする。シオン達も気配には気づく方だと自負があった。その証拠に竜人族の女性が来た時には、すでに起き上がっていたからだ。
普段ではありえない事だが、斥候のクレアが気づくのが遅れたのは、マルクとの事で気が弛んでいたのはしょうがないといったところだろう。
そんなシオン達が、漆黒のローブを着た男の存在を気づけなかったのは不覚というしかない。
「あんなところにもう一人いたなんて!」
『フハハハハハハハ!そやつは気にするな!只の付き添いで、お前達の相手をするのは死聖獣が一人このダガリスだけで十分だ』
『そういう訳ですので、私は気にせずダガリスに殺されて下さい』
「そんなの信じれる訳ないだろ」
漆黒のローブを着た男にオウカが叫んだ。
『いえいえ。私は只の付き添いで手を出したら、私がダガリスに殺されてしまいます』
『そういう事だ。お前達は私の獲物だ』
そう言って、ダガリスがマルクに突進した。
「なっ!」
その突進にマルクはおののく。マルクは一瞬の内に距離を詰められ驚く。
「ヘイト!」
「グハッ!」
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