21 / 347
第1 章 自分だけの職業
20話 マミヤとルビー無事生還
しおりを挟む
ヒロトシは、衛兵に駆け寄られ心配された。そして、何でこんな事になったのか問い詰められたのだった。
「ヒロトシ殿、貴方は何をやっているのですか?こんな事をして不法侵入と殴り込みで訴えられてもおかしくはないのですぞ?」
「待ってくれ!今はそんな事を言っている場合じゃないんだ!俺は仲間を誘拐されて、この場所に閉じ込められている2人を返しに来たんだ。それにここに倒れているのは連中は、全員風の群狼だぞ」
「何だと⁉それは本当か?」
「ああ。嘘は言わないよ」
衛兵達はそれを聞き、風の群狼を確保した。そして、ヒロトシの奴隷を誘拐したブルクは、そのまま逮捕となったのだ。
地下牢に閉じ込められていたマミヤとルビーは何とかして、拘束から逃れようと手錠を引っ張り、手首から血がにじんでいた。
その時、地下牢に降りてくる足音に顔が真っ青になった。結局、間に合わなかったと思い、ルビーは目に涙を溜めた。マミヤとルビーは目をつむり覚悟をしたのだった。
「2人共無事だったようだね」
「「えっ……」」
マミヤとルビーの二人はゆっくり目を開いた。すると、そこには笑顔のヒロトシが立っていたのだった。
「「ご主人様!」」
マミヤとルビーは、涙で顔がぐちゃぐちゃになっていた。そこに町の衛兵も流れ込んできたのだった。
「こ、これは……」
その地下牢には、マミヤとルビーだけでなく数多くの人間やエルフが捕らわれていたのだった。屋敷の中にはブルクだけでなく、悪徳奴隷商人もいた。
ここに囚われた人と奴隷契約を無理やり結ばせ、主人となったブルクが正規の奴隷商人に売る事になっていたのだった。この奴隷商人は闇ギルドの人間だった。
「ったく……心配したぞ」
「「ご、ごめんなさい……」」
ヒロトシは、牢屋の鍵を開け二人に駆け寄った。そして、手足を拘束していた手錠も外すと、マミヤとルビーが泣きながら抱きついてきたのだった。
「もう心配さすなよ」
ヒロトシは優しく二人の頭を撫でていたのだった。しばらくすると、地下牢に捕らわれていた女性達が、衛兵によって全員救いだされた。
「ヒロトシ殿、お手柄だったな。この町の犯罪を一つ解決してしまったぞ?」
「まあ、俺はマミヤとルビーを助けに来ただけだから、同時に解決したのならよかったよ」
「後日、領主様から呼び出しがあると思うがよろしく頼むぞ?」
「えええ?なんで呼び出しが?」
「当たり前だろ?ヒロトシ殿は人身売買の拠点の一つを解決したんだ。領主様から謝礼金が出ると思うぞ」
「な、なるほど……この町は犯罪には厳しいからそれは当然か」
「それと、風の群狼の逮捕だな。あいつ等は特急犯罪者として、冒険者ギルドからにも多額の懸賞金が掛かっているから、とんでもないことなるぞ」
「そうなのか?」
冒険者達も、手出しできなくてどうしようもなかった風の群狼を、ヒロトシ一人で全滅に追いやった。これは頭であるハンソンを倒してしまったからだ。あの人数が全員でないにしても、もう風の群狼の復活はあり得ないとされたのだった。
当然風の群狼の頭のハンソンは処刑。ミトンの町を一周させられ、町の人間から石を投げられ屈辱にまみれ、打ち首となった。
部下の人間達は奴隷に落とされ、鉱山で一生強制労働させられることになる。そして、ブルクは町の為に強制労働させられることになる。錬金術師ということで、ポーションを一生作る羽目となった。奴隷に落とされたブルクに拒否権は無く、スタンピードなど災害が起きた時の在庫を作らされることになるのだ。
この在庫問題は町にとって、深刻な問題でいつ起こるかわからない為、大量に在庫を用意したいのだが、ポーションにも使用期限という物がある。
長い間使わなければ劣化してしまうからである。大量に置いておきたいが全部無駄にしたら、町の税金を無駄にしてしまうからである。
なので最低限は確保しているが、駄目になる前に冒険者が使える分だけを在庫にしているのだ。
そして、新たに在庫分を生産ギルドに製作依頼を出していた。その役目をこれからは死ぬまでブルクにやらせようという訳だ。これなら依頼を出すのは薬草採取となり、税金を削減できるというわけだ。
そして、最後に悪徳奴隷商人は拷問にかけられることになる。それは、闇ギルドの情報である。どこにアジトがあるのか?何人構成員があるかなど聞き出したいことは山のようにあるからだ。聞き出せなくなったら処刑となるのは当然だった。
後日、ヒロトシは兵舎に呼び出されていた。その為、ヒロトシはマミヤとルビーと一緒に兵舎まで来ていた。
「今日はわざわざすまなかったな?」
「いえいえ……それで今日は?」
「犯人の今回の誘拐に至った動機がわかったよ」
「まあ、なんとなくわかりますけどね」
「そうなのか?」
「あの男は、錬金術師なんでしょ?」
「ああ、そうだな」
「あの男の得意分野は、シャープネスオイルなんだろ?」
衛兵の隊長は目を見開いた。この世界は錬金術師でも個人的なレシピをもっている。これは企業秘密でありその個人の財産だ。つまり、ヒールポーションが得意な錬金術師がいればキュアポーションが得意な錬金術師もいる。
そして、今回マミヤとルビーを誘拐した人間がシャープネスオイルが得意だった。普通のオイルに比べて3倍の攻撃力を上げるオイルで、冒険者からは高価なアイテムだが命には代えられないと購入されていたのもだった。
しかし、そこでヒロトシの磨き技術の登場である。いくら3倍の攻撃力となろうが、1本1万ゴールドでは冒険者は買わなくなるのは当たり前だった。
「なんでそれを?」
「俺の店で、自分の店の商品が売れなくなって、どうせ身代金を要求しようとしたんだろ?」
「そこまでわかっていたのか?」
「本当に馬鹿な奴だよ。シャープネスオイルの3倍となれば凄い功績だと思うぞ?」
「そうだよな?だからこそヒロトシ殿が現れるまで、高価だが冒険者達も購入していたんだからな」
「だよな……こんな犯罪をしなければ、生涯裕福だったのに馬鹿だよな」
「どういう事だ?生涯裕福は無理だろ?お主の研磨があるので、もうオイルは誰も買わんだろ?」
「そりゃ、効果時間が20分の物に1万ゴールドは出さないよ。そうじゃなく、普通のオイルの値段は200ゴールド程だろ?」
「ああ、そうだな」
「だったら、その3倍の値段にするんだよ。600ゴールドとなったら、みんな今まで通り購入するのは間違いないだろ?」
「確かにそうだが、もう研磨の技術でオイルはいらないだろ?」
「いやいや、何を言ってんだよ。Cランクまでの冒険者がいるじゃないか。今まで高価過ぎて購入できなかった冒険者が全員買ってくれるんだぞ?」
「あっ……」
「隊長さんも気づかなかったのかよ……」
「ポーションは消費物だろ?値を下げても数がはけるんだ。儲ける手段はいくらでもあるって事なんだよ」
「そう考えると本当に馬鹿な奴だな……」
「そういうことだ。それに、それだけじゃないしな」
「まだあるのか?」
「まあな。これは商人の事情だ。つまらんことだから気にしなくていいよ」
「そ、そうか……とにかく、今回の事はそう言った動機の元に行なわれたのだ。ヒロトシ殿は目立つからこれからは気を付けてくれ」
「わざわざ心配してくれてありがとう」
「ああ!今回の事はこちらとしても本当に助かった。礼を言う」
こうして、ヒロトシは兵舎を後にしたのだった。ヒロトシは、隊長の注意を重く感じていたのだった。結局、マミヤとルビーは誘拐されてしまったからだ。その結果、人身売買の拠点の一つが無くなったが、ヒロトシにとってどうでもいい事だった。それより自分の家族が危険な目にあった方が問題だったからだ。
「「ご主人様どうかしたのですか?」」
「いやな……今回お前達に怖い目に遭わせてしまっただろ?」
「それは、わたし達が悪かったのです」
「そうです。わたしが調子に乗り、店の誘惑に乗ってしまって……」
「それでも、俺はお前達を守ると約束したんだ。しかし、誘拐されてしまったのは、ああいう手があったとは思いもしなかったからなんだ……」
「でも、ご主人様はちゃんと救ってくれたではありませんか?」
「そうですよ!わたし、牢屋でご主人様の姿を見た時、嬉しくていっぱい泣いちゃったし……」
「でも、誘拐されてしまったのは俺の想定外だった。何らかの対策を立てないといけないのは間違いないよ」
「やっぱりわたし達みたいな奴隷が、こんな幸せな生活をするのは間違ってたんです……休日や食事色んなものをご主人様から与えられて調子に乗ったのが間違いだったんです」
「おいおい、マミヤそんな事本気で思うなよ」
「ですが!今回の事だって、ご主人様から注意を受けていたのに、わたし達が……」
「確かに、お前達が浮かれていたことは否定はしないよ。だけど、一番の悪はお前達を誘拐したあの錬金術師だよ?それをマミヤのせいで攫われたと言うのは間違っているだろ?」
「で、でも……」
「いいか?俺は奴隷とはいっても休日は必要だと思っている。それは、日々の仕事が充実する為だ。なにか楽しみがあって、日々の生活が頑張れるんだよ?」
「奴隷に楽しみだなんて……」
「それに、俺は君達を奴隷として扱っているかい?」
「「そんなことは、まったくないです!」」
「だろ?だったら、自分達をそんなに卑下しなくてもいいだろ?俺の所はこれが普通で当たり前なんだ。他と一緒にしなくてもいいだろ?他所は他所、内は内だ」
その言葉を聞き、マミヤとルビーは目に涙を溜めた。自分達は本当に幸せ者だと改めて思ったのだった。
そして、ヒロトシはその足で奴隷商人の店に向かったのだった。
「ヒロトシ殿、貴方は何をやっているのですか?こんな事をして不法侵入と殴り込みで訴えられてもおかしくはないのですぞ?」
「待ってくれ!今はそんな事を言っている場合じゃないんだ!俺は仲間を誘拐されて、この場所に閉じ込められている2人を返しに来たんだ。それにここに倒れているのは連中は、全員風の群狼だぞ」
「何だと⁉それは本当か?」
「ああ。嘘は言わないよ」
衛兵達はそれを聞き、風の群狼を確保した。そして、ヒロトシの奴隷を誘拐したブルクは、そのまま逮捕となったのだ。
地下牢に閉じ込められていたマミヤとルビーは何とかして、拘束から逃れようと手錠を引っ張り、手首から血がにじんでいた。
その時、地下牢に降りてくる足音に顔が真っ青になった。結局、間に合わなかったと思い、ルビーは目に涙を溜めた。マミヤとルビーは目をつむり覚悟をしたのだった。
「2人共無事だったようだね」
「「えっ……」」
マミヤとルビーの二人はゆっくり目を開いた。すると、そこには笑顔のヒロトシが立っていたのだった。
「「ご主人様!」」
マミヤとルビーは、涙で顔がぐちゃぐちゃになっていた。そこに町の衛兵も流れ込んできたのだった。
「こ、これは……」
その地下牢には、マミヤとルビーだけでなく数多くの人間やエルフが捕らわれていたのだった。屋敷の中にはブルクだけでなく、悪徳奴隷商人もいた。
ここに囚われた人と奴隷契約を無理やり結ばせ、主人となったブルクが正規の奴隷商人に売る事になっていたのだった。この奴隷商人は闇ギルドの人間だった。
「ったく……心配したぞ」
「「ご、ごめんなさい……」」
ヒロトシは、牢屋の鍵を開け二人に駆け寄った。そして、手足を拘束していた手錠も外すと、マミヤとルビーが泣きながら抱きついてきたのだった。
「もう心配さすなよ」
ヒロトシは優しく二人の頭を撫でていたのだった。しばらくすると、地下牢に捕らわれていた女性達が、衛兵によって全員救いだされた。
「ヒロトシ殿、お手柄だったな。この町の犯罪を一つ解決してしまったぞ?」
「まあ、俺はマミヤとルビーを助けに来ただけだから、同時に解決したのならよかったよ」
「後日、領主様から呼び出しがあると思うがよろしく頼むぞ?」
「えええ?なんで呼び出しが?」
「当たり前だろ?ヒロトシ殿は人身売買の拠点の一つを解決したんだ。領主様から謝礼金が出ると思うぞ」
「な、なるほど……この町は犯罪には厳しいからそれは当然か」
「それと、風の群狼の逮捕だな。あいつ等は特急犯罪者として、冒険者ギルドからにも多額の懸賞金が掛かっているから、とんでもないことなるぞ」
「そうなのか?」
冒険者達も、手出しできなくてどうしようもなかった風の群狼を、ヒロトシ一人で全滅に追いやった。これは頭であるハンソンを倒してしまったからだ。あの人数が全員でないにしても、もう風の群狼の復活はあり得ないとされたのだった。
当然風の群狼の頭のハンソンは処刑。ミトンの町を一周させられ、町の人間から石を投げられ屈辱にまみれ、打ち首となった。
部下の人間達は奴隷に落とされ、鉱山で一生強制労働させられることになる。そして、ブルクは町の為に強制労働させられることになる。錬金術師ということで、ポーションを一生作る羽目となった。奴隷に落とされたブルクに拒否権は無く、スタンピードなど災害が起きた時の在庫を作らされることになるのだ。
この在庫問題は町にとって、深刻な問題でいつ起こるかわからない為、大量に在庫を用意したいのだが、ポーションにも使用期限という物がある。
長い間使わなければ劣化してしまうからである。大量に置いておきたいが全部無駄にしたら、町の税金を無駄にしてしまうからである。
なので最低限は確保しているが、駄目になる前に冒険者が使える分だけを在庫にしているのだ。
そして、新たに在庫分を生産ギルドに製作依頼を出していた。その役目をこれからは死ぬまでブルクにやらせようという訳だ。これなら依頼を出すのは薬草採取となり、税金を削減できるというわけだ。
そして、最後に悪徳奴隷商人は拷問にかけられることになる。それは、闇ギルドの情報である。どこにアジトがあるのか?何人構成員があるかなど聞き出したいことは山のようにあるからだ。聞き出せなくなったら処刑となるのは当然だった。
後日、ヒロトシは兵舎に呼び出されていた。その為、ヒロトシはマミヤとルビーと一緒に兵舎まで来ていた。
「今日はわざわざすまなかったな?」
「いえいえ……それで今日は?」
「犯人の今回の誘拐に至った動機がわかったよ」
「まあ、なんとなくわかりますけどね」
「そうなのか?」
「あの男は、錬金術師なんでしょ?」
「ああ、そうだな」
「あの男の得意分野は、シャープネスオイルなんだろ?」
衛兵の隊長は目を見開いた。この世界は錬金術師でも個人的なレシピをもっている。これは企業秘密でありその個人の財産だ。つまり、ヒールポーションが得意な錬金術師がいればキュアポーションが得意な錬金術師もいる。
そして、今回マミヤとルビーを誘拐した人間がシャープネスオイルが得意だった。普通のオイルに比べて3倍の攻撃力を上げるオイルで、冒険者からは高価なアイテムだが命には代えられないと購入されていたのもだった。
しかし、そこでヒロトシの磨き技術の登場である。いくら3倍の攻撃力となろうが、1本1万ゴールドでは冒険者は買わなくなるのは当たり前だった。
「なんでそれを?」
「俺の店で、自分の店の商品が売れなくなって、どうせ身代金を要求しようとしたんだろ?」
「そこまでわかっていたのか?」
「本当に馬鹿な奴だよ。シャープネスオイルの3倍となれば凄い功績だと思うぞ?」
「そうだよな?だからこそヒロトシ殿が現れるまで、高価だが冒険者達も購入していたんだからな」
「だよな……こんな犯罪をしなければ、生涯裕福だったのに馬鹿だよな」
「どういう事だ?生涯裕福は無理だろ?お主の研磨があるので、もうオイルは誰も買わんだろ?」
「そりゃ、効果時間が20分の物に1万ゴールドは出さないよ。そうじゃなく、普通のオイルの値段は200ゴールド程だろ?」
「ああ、そうだな」
「だったら、その3倍の値段にするんだよ。600ゴールドとなったら、みんな今まで通り購入するのは間違いないだろ?」
「確かにそうだが、もう研磨の技術でオイルはいらないだろ?」
「いやいや、何を言ってんだよ。Cランクまでの冒険者がいるじゃないか。今まで高価過ぎて購入できなかった冒険者が全員買ってくれるんだぞ?」
「あっ……」
「隊長さんも気づかなかったのかよ……」
「ポーションは消費物だろ?値を下げても数がはけるんだ。儲ける手段はいくらでもあるって事なんだよ」
「そう考えると本当に馬鹿な奴だな……」
「そういうことだ。それに、それだけじゃないしな」
「まだあるのか?」
「まあな。これは商人の事情だ。つまらんことだから気にしなくていいよ」
「そ、そうか……とにかく、今回の事はそう言った動機の元に行なわれたのだ。ヒロトシ殿は目立つからこれからは気を付けてくれ」
「わざわざ心配してくれてありがとう」
「ああ!今回の事はこちらとしても本当に助かった。礼を言う」
こうして、ヒロトシは兵舎を後にしたのだった。ヒロトシは、隊長の注意を重く感じていたのだった。結局、マミヤとルビーは誘拐されてしまったからだ。その結果、人身売買の拠点の一つが無くなったが、ヒロトシにとってどうでもいい事だった。それより自分の家族が危険な目にあった方が問題だったからだ。
「「ご主人様どうかしたのですか?」」
「いやな……今回お前達に怖い目に遭わせてしまっただろ?」
「それは、わたし達が悪かったのです」
「そうです。わたしが調子に乗り、店の誘惑に乗ってしまって……」
「それでも、俺はお前達を守ると約束したんだ。しかし、誘拐されてしまったのは、ああいう手があったとは思いもしなかったからなんだ……」
「でも、ご主人様はちゃんと救ってくれたではありませんか?」
「そうですよ!わたし、牢屋でご主人様の姿を見た時、嬉しくていっぱい泣いちゃったし……」
「でも、誘拐されてしまったのは俺の想定外だった。何らかの対策を立てないといけないのは間違いないよ」
「やっぱりわたし達みたいな奴隷が、こんな幸せな生活をするのは間違ってたんです……休日や食事色んなものをご主人様から与えられて調子に乗ったのが間違いだったんです」
「おいおい、マミヤそんな事本気で思うなよ」
「ですが!今回の事だって、ご主人様から注意を受けていたのに、わたし達が……」
「確かに、お前達が浮かれていたことは否定はしないよ。だけど、一番の悪はお前達を誘拐したあの錬金術師だよ?それをマミヤのせいで攫われたと言うのは間違っているだろ?」
「で、でも……」
「いいか?俺は奴隷とはいっても休日は必要だと思っている。それは、日々の仕事が充実する為だ。なにか楽しみがあって、日々の生活が頑張れるんだよ?」
「奴隷に楽しみだなんて……」
「それに、俺は君達を奴隷として扱っているかい?」
「「そんなことは、まったくないです!」」
「だろ?だったら、自分達をそんなに卑下しなくてもいいだろ?俺の所はこれが普通で当たり前なんだ。他と一緒にしなくてもいいだろ?他所は他所、内は内だ」
その言葉を聞き、マミヤとルビーは目に涙を溜めた。自分達は本当に幸せ者だと改めて思ったのだった。
そして、ヒロトシはその足で奴隷商人の店に向かったのだった。
13
あなたにおすすめの小説
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる