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第1章 レアスキルは偉大
54話 王都グシリアにプロテクションリングが出回る
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ショウが、ダンジョンから帰り冒険者ギルドでは冒険者達が興奮する出来事が起こる。
「な、なんだこのアクセサリーは!?」
「魔鉄製の指輪で+20も上昇するのか?」
「それってチェーンメイル並みの防御力だぜ!」
「「「「「「すげー!」」」」」」
「欲しいが8.5万ゴルドか・・・俺にはまだ買えない高級品だぜ・・・」
「フッフッフッ!これを見ろ!」
「「「「「「「おおぉ!」」」」」」」
「お前購入したのか?」
「ああ・・・おかげで貯金が無くなった」
「お前日頃から酒ばっか呑んでるからだよ」
「だが、これでまたダンジョンで稼げるはずだ」
「まぁ頑張れよ」
この冒険者が購入したプロテクションリングは、ショウが最初に製作した物で、ギルドが中間マージンを取り五万ゴルドで売り出したものだった。しかし、冒険者ギルドのカウンターに展示されていたのは、防御力+20の物や+18の物もあった。この差はゴブリンの魔石で上下するものだった。
ショウの買い取って貰ったプロテクションリングは全部で10個で、防御力+12~20の幅があった。
そして、ショウは王都グシリアに向けて、行商人にプロテクションリング紫魔鋼鉄製を売ったのだった。
「これは凄い!」
「全部で10個だが大丈夫か?」
「大丈夫です!王都グシリアでは一瞬で完売してしまうでしょう」
●プロテクションリング紫魔鋼鉄製(高級品)
装備すると防御力+30 売値20万ゴルド
ショウは行商人にプロテクションリングを売り、行商人は嬉々として王都グシリアに向かって出発した。そして、その一ヶ月後行商人は王都グシリアの冒険者ギルドに1個50万ゴルドで交渉し、冒険者ギルドは全部買い取るので1個45万ゴルドで買い取る事になった。
行商人はプロテクションリングが完売して満面の笑顔でマートンの町に引き返したのだ。
そんな事になったいたとは知らない商人ギルドの職員達はダンジョンから持ち帰った素材で作った防具を、冒険者ギルドに意気揚々と持ち込んだのだった。
「いらっしゃいませ。商人ギルドの職員が今日はどのようなご要件でしょうか?」
「良い防具が手に入ったので購入してもらいたい」
「これは・・・」
「どうです?良い防具と思いませんか?先日ダンジョンから持ち帰った素材で作った防具なんですよ」
「はぁあ?・・・」
「この装備があれば、冒険者の皆さんの生存確率が飛躍的に上がる事間違いないですよ!」
商人ギルド職員は冒険者ギルド職員に防具のプレゼンをするが、冒険者ギルドの職員にはあまり刺さってはいないようだった。それも当然で先日、マートンの町から強力なアクセサリーが入荷したばかりだからだ。それも防御力+30であり今更防具を買う冒険者がいるとは思えないのだ。それならばアクセサリーを買う方が断然生存確率が上がるのは明白だからだ。
「それでその防具は、魔物の皮から作られたレザーアーマーと聞きますがいくらでしょうか?」
「なんと破格の40万ゴルド!」
「・・・・・・・・・」
冒険者ギルド職員はあまりの高額商品で言葉を失った。その時間が止まったような空間に、商人ギルド職員も言葉が詰まる。
「えっ・・・」
「・・・」
「あの・・・どうかしましたか?」
「申し訳ありませんが話にならないかと・・・」
「何を言っているのですか?先日ダンジョンから持ち帰ったばかりの素材で作った防具なんですよ?」
「え~っと、もしかして知らないのですか?」
「何をですか?」
冒険者ギルド職員の疑問に、商人ギルド職員の呼気が強まる。それは当然であり、商人ギルド職員はこの防具に期待を寄せ販売にきていたからだ。
「今、王都グシリアを拠点にする冒険者達は新しく販売する装備品に沸き上がっていますよ。それに先日商人ギルドのせいで離れてしまった冒険者達もちらほら戻ってきています」
「はぁ!?」
商人ギルド職員はその言葉に目を見開き、冒険者ギルド職員を睨む。
「な、何を言っているんですか!」
「先日、御社のラーダ様のせいで王都グシリアにポーションの流通が止まった件ですよ。あのおかげで冒険者ギルドは大変迷惑をしました。冒険者の一部はマートンに流れています」
「それとこれとは関係がないかと!」
「御社が最初から魔道士様に損害賠償を払っていれば、王都から冒険者達が流出することはなかったんですが、その魔道士様がまた王都グシリアにアイテムを流通させてくれたおかげでまた王都グシリアに冒険者達が持ってきてくれているんです」
「だから、ポーションの事は悪かったとは思っています。だからこそこの防具があれば戻ってきた冒険者の生存率を上げるべきだと思います!」
冒険者ギルド職員は静かに席を立つ。
「ちょっと待って下さい。まだ・・・」
「少しお待ちいただいてもよろしいでしょうか?すぐに戻ってまいります」
その言葉に商人ギルド職員はホッとして席に座り直し、冒険者ギルド職員を待っていると、すぐにギルド職員は戻ってきた。そして、テーブルの上にショウの製作した指輪を置いたのだった。
「これは?」
「今、冒険者の間で一番手に入れたいと言われている装備品です」
「指輪をですか?」
「これはただの指輪ではございません。プロテクションリングパープルオーア製です」
「パープルオーア製!?」
「そうです。防御力+30上昇するものですよ」
「なっ!そ、そんな馬鹿な事が・・・」
「つまり、この指輪を装備するだけでプレートメイル並みの防御力をほこり、今持っている防具と合わせれば十分生存率が上がる代物なんです」
「ぐぬぬ・・・」
「つまり、貴方達が今持ってきている防具は40万ゴルドは高価すぎて需要が無いと言えます」
「馬鹿な・・・」
商人ギルド職員の誤算は、ダンジョンの階層を見誤る事だった。王都グシリアのダンジョンは階層の広さがとにかく広く下の階層に行くのに時間がかかる事だった。
なので、マートンのダンジョンは最深レコードが6階層となるが、王都グシリアのダンジョンは3階層を攻略出来たばかりである。つまり、6人パーティーでベテラン冒険者の実力は普通に40~45レベルはある。となれば、そこそこ強い防具は持っており、今更レザーアーマーを手に入れるよりセカンド装備を手に入れた方がいいのである。
また、商人ギルド職員の持ってきた防具は40万ゴルドであり、駆け出し冒険者にとっては高額商品となり売れるとは思えないのだ。
「だからですよ。その防具は確かに良い防具だとは思いますが、10万ゴルドでも需要がありません・・・申し訳ありませんがお引き取りを!」
冒険者ギルド職員は、商人ギルド職員に深々と頭を下げて応接室から退出してしまったのだった。
「な、なんなんだぁあの装備は!」
「こんな事になるなんて誰が想像できるんだよ・・・」
「こんな事をギルドマスターになんて言えばいいんだ」
「どうするつもりなんだよ。お前が勝負するなら今しかないないと言ったから俺達は乗ったんだぞ」
「「「「そうだ!」」」」
「この責任をどう取るつもりなんだよ」
「まさかこの一ヶ月であのような指輪が出るなんて思いもしなかったんだ・・・」
商人ギルド職員が責任の押し付け合いをしている頃、商人ギルドではこの職員達の行動がようやく上層部にばれる事になるのだった。
「な、なんだこの領収書は!」
「こ、これは・・・」
「誰があの装備の買い付けをしたのだ!私は止めたはずだっただろうが!」
「私達も知りません!」
幹部達はラーダの迫力のある言葉にすぐさま否定した。しかし、ラーダの怒鳴り声は収まらず、買い付けをした職員を探すように指示を出す。そして、またしても商人ギルド本部では慌ただしくなり本部で働く職員達戦々恐々となるのだった。
「誰があの装備の買い付けをしたんだ!買い付け金額を見て目がおかしくなったかと思ったぞ!」
「「「「「私達は知りません」」」」」
「だったら誰があの装備を買い付けしたんだ?」
そこに冒険者ギルドから帰ってきた数人の職員達が、何があったのか分からない様子でギルドの部屋に入ってきた。
「あの・・・何かあったのでしょうか?」
「まだ職員がいたのか?まさかお前達ではないだろうな?」
「何がでしょうか?」
「この領収書だ!ギルド本部ではあの装備の事は無視する方向で考えていたはずだ。今、あの装備の買い付けをした職員を探している」
「「「「「あっ・・・」」」」」
その青ざめた顔に、上層部の専務の顔が鬼のような顔になった。
「お前達が犯人か!」
「「「「「す、すいません!」」」」」
「なんでこんな事をしたんだ!ギルドで決めた事だっただろうが!納得できる説得をしろ!」
「「「「私達は初め止めたんです」」」」
「あっ!貴様ら裏切るつもりか!」
「「「「お前が大丈夫って」」」」
「お前等だって俺の話に乗ったじゃ・・・」
「やかましい!お前達の喧嘩は後にしろ!」
「「「「「うっ・・・」」」」」
「それでなんでギルドの決まり事を無視して装備の買い付けをしたんだ」
「それは・・・売れると思ったからです・・・」
「だが、ギルドにそんな余裕はないと説明したではないか!」
「だけど!今回の事で私達の給料は減らされ賞与も無しじゃやってられませんよ!」
「何を言っているんだ!だからこそ、今はみんなで協力してだな・・・」
「だけど私達には関係のない事で給料を減らされたのは納得できません!だから、私は装備を買い付けをして冒険者ギルドに購入してもらおうとしたんだ!」
「で?」
「はっ?」
「はっじゃない!装備は売れたんだろうな?」
「そ、それは・・・」
「確か買い付け金額ではレザーアーマー一着20万ゴルドだったはずだ。それをいくらで売れたんだ?」
「私は悪くない!あんな装備が出回っているなんて・・・」
「どういう事だ?分かりやすく説明しろ!」
「わ、私は悪くない!悪くないんだぁ!」
そう叫びながら主犯格の職員は部屋から飛び出してしまった。その様子に呆気にとられた専務は部屋に残る4人に話を聞く。その情報に専務は顔を青ざめ、4人に部屋から出ていった職員を連れ戻すように指示を出し、慌ててその事をラーダに報告したのだった。
その情報にラーダは激昂し、その5人を連れてくるように命令したのだった。
「な、なんだこのアクセサリーは!?」
「魔鉄製の指輪で+20も上昇するのか?」
「それってチェーンメイル並みの防御力だぜ!」
「「「「「「すげー!」」」」」」
「欲しいが8.5万ゴルドか・・・俺にはまだ買えない高級品だぜ・・・」
「フッフッフッ!これを見ろ!」
「「「「「「「おおぉ!」」」」」」」
「お前購入したのか?」
「ああ・・・おかげで貯金が無くなった」
「お前日頃から酒ばっか呑んでるからだよ」
「だが、これでまたダンジョンで稼げるはずだ」
「まぁ頑張れよ」
この冒険者が購入したプロテクションリングは、ショウが最初に製作した物で、ギルドが中間マージンを取り五万ゴルドで売り出したものだった。しかし、冒険者ギルドのカウンターに展示されていたのは、防御力+20の物や+18の物もあった。この差はゴブリンの魔石で上下するものだった。
ショウの買い取って貰ったプロテクションリングは全部で10個で、防御力+12~20の幅があった。
そして、ショウは王都グシリアに向けて、行商人にプロテクションリング紫魔鋼鉄製を売ったのだった。
「これは凄い!」
「全部で10個だが大丈夫か?」
「大丈夫です!王都グシリアでは一瞬で完売してしまうでしょう」
●プロテクションリング紫魔鋼鉄製(高級品)
装備すると防御力+30 売値20万ゴルド
ショウは行商人にプロテクションリングを売り、行商人は嬉々として王都グシリアに向かって出発した。そして、その一ヶ月後行商人は王都グシリアの冒険者ギルドに1個50万ゴルドで交渉し、冒険者ギルドは全部買い取るので1個45万ゴルドで買い取る事になった。
行商人はプロテクションリングが完売して満面の笑顔でマートンの町に引き返したのだ。
そんな事になったいたとは知らない商人ギルドの職員達はダンジョンから持ち帰った素材で作った防具を、冒険者ギルドに意気揚々と持ち込んだのだった。
「いらっしゃいませ。商人ギルドの職員が今日はどのようなご要件でしょうか?」
「良い防具が手に入ったので購入してもらいたい」
「これは・・・」
「どうです?良い防具と思いませんか?先日ダンジョンから持ち帰った素材で作った防具なんですよ」
「はぁあ?・・・」
「この装備があれば、冒険者の皆さんの生存確率が飛躍的に上がる事間違いないですよ!」
商人ギルド職員は冒険者ギルド職員に防具のプレゼンをするが、冒険者ギルドの職員にはあまり刺さってはいないようだった。それも当然で先日、マートンの町から強力なアクセサリーが入荷したばかりだからだ。それも防御力+30であり今更防具を買う冒険者がいるとは思えないのだ。それならばアクセサリーを買う方が断然生存確率が上がるのは明白だからだ。
「それでその防具は、魔物の皮から作られたレザーアーマーと聞きますがいくらでしょうか?」
「なんと破格の40万ゴルド!」
「・・・・・・・・・」
冒険者ギルド職員はあまりの高額商品で言葉を失った。その時間が止まったような空間に、商人ギルド職員も言葉が詰まる。
「えっ・・・」
「・・・」
「あの・・・どうかしましたか?」
「申し訳ありませんが話にならないかと・・・」
「何を言っているのですか?先日ダンジョンから持ち帰ったばかりの素材で作った防具なんですよ?」
「え~っと、もしかして知らないのですか?」
「何をですか?」
冒険者ギルド職員の疑問に、商人ギルド職員の呼気が強まる。それは当然であり、商人ギルド職員はこの防具に期待を寄せ販売にきていたからだ。
「今、王都グシリアを拠点にする冒険者達は新しく販売する装備品に沸き上がっていますよ。それに先日商人ギルドのせいで離れてしまった冒険者達もちらほら戻ってきています」
「はぁ!?」
商人ギルド職員はその言葉に目を見開き、冒険者ギルド職員を睨む。
「な、何を言っているんですか!」
「先日、御社のラーダ様のせいで王都グシリアにポーションの流通が止まった件ですよ。あのおかげで冒険者ギルドは大変迷惑をしました。冒険者の一部はマートンに流れています」
「それとこれとは関係がないかと!」
「御社が最初から魔道士様に損害賠償を払っていれば、王都から冒険者達が流出することはなかったんですが、その魔道士様がまた王都グシリアにアイテムを流通させてくれたおかげでまた王都グシリアに冒険者達が持ってきてくれているんです」
「だから、ポーションの事は悪かったとは思っています。だからこそこの防具があれば戻ってきた冒険者の生存率を上げるべきだと思います!」
冒険者ギルド職員は静かに席を立つ。
「ちょっと待って下さい。まだ・・・」
「少しお待ちいただいてもよろしいでしょうか?すぐに戻ってまいります」
その言葉に商人ギルド職員はホッとして席に座り直し、冒険者ギルド職員を待っていると、すぐにギルド職員は戻ってきた。そして、テーブルの上にショウの製作した指輪を置いたのだった。
「これは?」
「今、冒険者の間で一番手に入れたいと言われている装備品です」
「指輪をですか?」
「これはただの指輪ではございません。プロテクションリングパープルオーア製です」
「パープルオーア製!?」
「そうです。防御力+30上昇するものですよ」
「なっ!そ、そんな馬鹿な事が・・・」
「つまり、この指輪を装備するだけでプレートメイル並みの防御力をほこり、今持っている防具と合わせれば十分生存率が上がる代物なんです」
「ぐぬぬ・・・」
「つまり、貴方達が今持ってきている防具は40万ゴルドは高価すぎて需要が無いと言えます」
「馬鹿な・・・」
商人ギルド職員の誤算は、ダンジョンの階層を見誤る事だった。王都グシリアのダンジョンは階層の広さがとにかく広く下の階層に行くのに時間がかかる事だった。
なので、マートンのダンジョンは最深レコードが6階層となるが、王都グシリアのダンジョンは3階層を攻略出来たばかりである。つまり、6人パーティーでベテラン冒険者の実力は普通に40~45レベルはある。となれば、そこそこ強い防具は持っており、今更レザーアーマーを手に入れるよりセカンド装備を手に入れた方がいいのである。
また、商人ギルド職員の持ってきた防具は40万ゴルドであり、駆け出し冒険者にとっては高額商品となり売れるとは思えないのだ。
「だからですよ。その防具は確かに良い防具だとは思いますが、10万ゴルドでも需要がありません・・・申し訳ありませんがお引き取りを!」
冒険者ギルド職員は、商人ギルド職員に深々と頭を下げて応接室から退出してしまったのだった。
「な、なんなんだぁあの装備は!」
「こんな事になるなんて誰が想像できるんだよ・・・」
「こんな事をギルドマスターになんて言えばいいんだ」
「どうするつもりなんだよ。お前が勝負するなら今しかないないと言ったから俺達は乗ったんだぞ」
「「「「そうだ!」」」」
「この責任をどう取るつもりなんだよ」
「まさかこの一ヶ月であのような指輪が出るなんて思いもしなかったんだ・・・」
商人ギルド職員が責任の押し付け合いをしている頃、商人ギルドではこの職員達の行動がようやく上層部にばれる事になるのだった。
「な、なんだこの領収書は!」
「こ、これは・・・」
「誰があの装備の買い付けをしたのだ!私は止めたはずだっただろうが!」
「私達も知りません!」
幹部達はラーダの迫力のある言葉にすぐさま否定した。しかし、ラーダの怒鳴り声は収まらず、買い付けをした職員を探すように指示を出す。そして、またしても商人ギルド本部では慌ただしくなり本部で働く職員達戦々恐々となるのだった。
「誰があの装備の買い付けをしたんだ!買い付け金額を見て目がおかしくなったかと思ったぞ!」
「「「「「私達は知りません」」」」」
「だったら誰があの装備を買い付けしたんだ?」
そこに冒険者ギルドから帰ってきた数人の職員達が、何があったのか分からない様子でギルドの部屋に入ってきた。
「あの・・・何かあったのでしょうか?」
「まだ職員がいたのか?まさかお前達ではないだろうな?」
「何がでしょうか?」
「この領収書だ!ギルド本部ではあの装備の事は無視する方向で考えていたはずだ。今、あの装備の買い付けをした職員を探している」
「「「「「あっ・・・」」」」」
その青ざめた顔に、上層部の専務の顔が鬼のような顔になった。
「お前達が犯人か!」
「「「「「す、すいません!」」」」」
「なんでこんな事をしたんだ!ギルドで決めた事だっただろうが!納得できる説得をしろ!」
「「「「私達は初め止めたんです」」」」
「あっ!貴様ら裏切るつもりか!」
「「「「お前が大丈夫って」」」」
「お前等だって俺の話に乗ったじゃ・・・」
「やかましい!お前達の喧嘩は後にしろ!」
「「「「「うっ・・・」」」」」
「それでなんでギルドの決まり事を無視して装備の買い付けをしたんだ」
「それは・・・売れると思ったからです・・・」
「だが、ギルドにそんな余裕はないと説明したではないか!」
「だけど!今回の事で私達の給料は減らされ賞与も無しじゃやってられませんよ!」
「何を言っているんだ!だからこそ、今はみんなで協力してだな・・・」
「だけど私達には関係のない事で給料を減らされたのは納得できません!だから、私は装備を買い付けをして冒険者ギルドに購入してもらおうとしたんだ!」
「で?」
「はっ?」
「はっじゃない!装備は売れたんだろうな?」
「そ、それは・・・」
「確か買い付け金額ではレザーアーマー一着20万ゴルドだったはずだ。それをいくらで売れたんだ?」
「私は悪くない!あんな装備が出回っているなんて・・・」
「どういう事だ?分かりやすく説明しろ!」
「わ、私は悪くない!悪くないんだぁ!」
そう叫びながら主犯格の職員は部屋から飛び出してしまった。その様子に呆気にとられた専務は部屋に残る4人に話を聞く。その情報に専務は顔を青ざめ、4人に部屋から出ていった職員を連れ戻すように指示を出し、慌ててその事をラーダに報告したのだった。
その情報にラーダは激昂し、その5人を連れてくるように命令したのだった。
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