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第3章 新たな覚醒
22話 7階層の攻略
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ショウは、海賊王ハワードが倒れたのを確認して、その場に力なくへたり込んだ。
「ふへぇ……危なかったな」
へたり込んだショウに、ヒナタが泣きながら飛びついてきた。
「父ちゃん!」
「ヒナタもう大丈夫だぞ。もう泣くな」
「父ちゃん大丈夫?」
「ああ。俺なら大丈夫だ。ちょっと魔法を使いすぎただけだ」
「よ、良かった……」
ヒナタと話しているとアユミ達も集まってきた。
「ショウ!心配したんだからな」
そう言いながらアユミは泣き出しそうになり抱きついてくる。そんなアユミをショウは優しくだが頭にゲンコツを落とす。
「痛い……なにするのよ!」
「アユミ、俺はお前達に海賊王ハワードの相手をしろと言っただろ?なんで、レベルが近い魔物相手にヘイトオーラを使った」
「だって、ショウはもちろんだけど、みんなもあんな数の魔物に襲われたら……」
「そうだよ!アユミは……」
「アスカ!お前も海賊ゾンビを相手にしようとしたよな?お前はこの中で一番レベルが高く、ボスを倒す要なんだぞ」
「だって……あのままじゃ旦那様が!」
「俺はお前達にはボスを倒す指示をしたんだ。その点、スミエは指示に従い、アスカを止めた事は立派だった」
「ありがとうございます」
「「そ、そんなぁ」」
「お前達2人は不満があるみたいだが、海賊王ハワードを倒した今を考えてみな。俺の指示は間違っていたか?」
「「そ、それは……」」
「父ちゃんどういう事?」
「ヒナタにはちょっと難しいか?じゃあ、わかりやすく簡単に説明してやろう。つまりだな。あのボスを倒したら、海賊ゾンビは召喚されないというわけだ」
「そっか!父ちゃんは魔法を連射出来るから、ゾンビを倒せる自信があったんだ」
「そういう事だ。数がいるだけの雑魚は俺が引き受け、ボスはアユミ達だけで倒せると思ってたからな」
「「ううっ……」」
「まぁ、でもアユミとアスカの行動は嬉しかったけどな」
「ショウ!」
「旦那様!」
「だが、指示を無視したのはいただけないからな!お前達2人は今日の晩飯抜き」
「「嘘でしょ(だろ)?」」
「旦那様!そんなんじゃ、これからの戦いに力が入らないよ」
「そうだよ。ショウ、晩ご飯抜きは勘弁して下さい」
「フッ!何言ってる。お前達はホムンクルスじゃあないか。飯抜きでも関係ないだろ?単に満足できないだけじゃないか」
「「それでもご飯は楽しみの一つで!」」
「だから罰に最適なんじゃないか」
「「そんな……」」
アユミとアスカはショウの足にしがみついて謝罪するがショウは取り合わない。そんなアユミとアスカを見てシスティナ達は笑うのだった。
「おじちゃん……あそこに宝箱が出現している」
「ああ!そうだな。イチョウ、宝箱の罠を解除してくれるか?」
「わかった……」
ショウ達が宝箱の近くに行こうとするが、アスカとアユミは体育座りをして地面にのの字を書いて拗ねていた。
「2人共早く行くわよ」
「「だって晩ご飯抜き……」」
「しょうがないじゃない。主様の指示に従っていたらこんな事にならなかったのよ」
「「ううっ……」」
「2人共よく聞きなさい。もし、あなた達がゾンビに負けて倒れていたらどうなってたと思うの?」
「「それは……」」
「そう!私達はタンカーとアタッカーを失い全滅していたかもしれないのよ」
「「……」」
「だから、主様が晩ご飯抜きだけにしてくれたのは優しい罰なんだからね」
「「ううっ……」」
そう言って、スミエは体育座りをするアユミとアスカの腕を取り、ショウ達がいる宝箱の場所まで引き摺っていくのだった。
「イチョウ頼んだぞ」
「任せて……」
7階層のボスの報酬である宝箱の色は、当然金色であり中身は期待できるものである。イチョウは、額に汗を浮かべながら慎重に、鍵穴にピッキング棒をカチカチ鳴らしながら罠を解除する。
「外れた……」
ショウも神眼で確認すると、金色の宝箱で罠はなしと表示される。
「おじちゃん外れたよ……」
「イチョウよくやった。偉いぞ!」
ショウはイチョウを褒めて頭を優しく撫でると、イチョウはニコリと笑う。そして、ショウは宝箱を開けると中には金銀財宝と、ポーションが1個と腕輪が1個入っていた。
「おお!これは金貨じゃなく虹金貨じゃないか!?」
「「「「「「「「「虹金貨!」」」」」」」」」
当然、ショウも見ることは初めてであり、その虹金貨が100枚も入っていた。そして、ポーションを見て更に驚愕する。
「ご、ご主人様!そのポーションは……」
「アリサも気づいたか。これは【万能薬】だな」
「万能薬!?」
万能薬は、まず市場には出てこないポーションの一つである。このポーションはどんな病気や呪いでも治療可能であり、最低価格1本数億ゴルドと価値の高いポーションである。
「これはアリサお前が持っておいてくれ」
「嘘でしょ!こんな高価な物預かれませんよ」
アリサもレベルが上がり鑑定(アイテム)スキルは万能薬を詳細に表示しており、その鑑定結果に身震いをしていた。そして、最後に腕輪だが、ショウが神眼で鑑定すると神速の腕輪と出た。
●神速の腕輪(アーティファクト級)
装備した者は敏捷度が上昇し攻撃回数を2倍にする。また、速度も2倍にし回避率を上げる。
「これはカオリが装備した方がいいな」
「わ、私ですか?」
「そうだ。カオリが装備する事でパーティーの戦闘力が上がるからな」
「わかりました。ありがたく頂戴いたします」
ショウはそう言ってダンジョンから脱出する事になる。しかし、アスカはもう少し頑張って8階層に行こうと提案するが、ショウはそれを却下する。理由は、アユミとアスカの精神が成長していない事にあったからだ。
その事を、ショウは丁寧にゆっくり説明をし2人は納得し、ショウの意見に賛同してダンジョンから脱出する事にしたのだった。
「ふへぇ……危なかったな」
へたり込んだショウに、ヒナタが泣きながら飛びついてきた。
「父ちゃん!」
「ヒナタもう大丈夫だぞ。もう泣くな」
「父ちゃん大丈夫?」
「ああ。俺なら大丈夫だ。ちょっと魔法を使いすぎただけだ」
「よ、良かった……」
ヒナタと話しているとアユミ達も集まってきた。
「ショウ!心配したんだからな」
そう言いながらアユミは泣き出しそうになり抱きついてくる。そんなアユミをショウは優しくだが頭にゲンコツを落とす。
「痛い……なにするのよ!」
「アユミ、俺はお前達に海賊王ハワードの相手をしろと言っただろ?なんで、レベルが近い魔物相手にヘイトオーラを使った」
「だって、ショウはもちろんだけど、みんなもあんな数の魔物に襲われたら……」
「そうだよ!アユミは……」
「アスカ!お前も海賊ゾンビを相手にしようとしたよな?お前はこの中で一番レベルが高く、ボスを倒す要なんだぞ」
「だって……あのままじゃ旦那様が!」
「俺はお前達にはボスを倒す指示をしたんだ。その点、スミエは指示に従い、アスカを止めた事は立派だった」
「ありがとうございます」
「「そ、そんなぁ」」
「お前達2人は不満があるみたいだが、海賊王ハワードを倒した今を考えてみな。俺の指示は間違っていたか?」
「「そ、それは……」」
「父ちゃんどういう事?」
「ヒナタにはちょっと難しいか?じゃあ、わかりやすく簡単に説明してやろう。つまりだな。あのボスを倒したら、海賊ゾンビは召喚されないというわけだ」
「そっか!父ちゃんは魔法を連射出来るから、ゾンビを倒せる自信があったんだ」
「そういう事だ。数がいるだけの雑魚は俺が引き受け、ボスはアユミ達だけで倒せると思ってたからな」
「「ううっ……」」
「まぁ、でもアユミとアスカの行動は嬉しかったけどな」
「ショウ!」
「旦那様!」
「だが、指示を無視したのはいただけないからな!お前達2人は今日の晩飯抜き」
「「嘘でしょ(だろ)?」」
「旦那様!そんなんじゃ、これからの戦いに力が入らないよ」
「そうだよ。ショウ、晩ご飯抜きは勘弁して下さい」
「フッ!何言ってる。お前達はホムンクルスじゃあないか。飯抜きでも関係ないだろ?単に満足できないだけじゃないか」
「「それでもご飯は楽しみの一つで!」」
「だから罰に最適なんじゃないか」
「「そんな……」」
アユミとアスカはショウの足にしがみついて謝罪するがショウは取り合わない。そんなアユミとアスカを見てシスティナ達は笑うのだった。
「おじちゃん……あそこに宝箱が出現している」
「ああ!そうだな。イチョウ、宝箱の罠を解除してくれるか?」
「わかった……」
ショウ達が宝箱の近くに行こうとするが、アスカとアユミは体育座りをして地面にのの字を書いて拗ねていた。
「2人共早く行くわよ」
「「だって晩ご飯抜き……」」
「しょうがないじゃない。主様の指示に従っていたらこんな事にならなかったのよ」
「「ううっ……」」
「2人共よく聞きなさい。もし、あなた達がゾンビに負けて倒れていたらどうなってたと思うの?」
「「それは……」」
「そう!私達はタンカーとアタッカーを失い全滅していたかもしれないのよ」
「「……」」
「だから、主様が晩ご飯抜きだけにしてくれたのは優しい罰なんだからね」
「「ううっ……」」
そう言って、スミエは体育座りをするアユミとアスカの腕を取り、ショウ達がいる宝箱の場所まで引き摺っていくのだった。
「イチョウ頼んだぞ」
「任せて……」
7階層のボスの報酬である宝箱の色は、当然金色であり中身は期待できるものである。イチョウは、額に汗を浮かべながら慎重に、鍵穴にピッキング棒をカチカチ鳴らしながら罠を解除する。
「外れた……」
ショウも神眼で確認すると、金色の宝箱で罠はなしと表示される。
「おじちゃん外れたよ……」
「イチョウよくやった。偉いぞ!」
ショウはイチョウを褒めて頭を優しく撫でると、イチョウはニコリと笑う。そして、ショウは宝箱を開けると中には金銀財宝と、ポーションが1個と腕輪が1個入っていた。
「おお!これは金貨じゃなく虹金貨じゃないか!?」
「「「「「「「「「虹金貨!」」」」」」」」」
当然、ショウも見ることは初めてであり、その虹金貨が100枚も入っていた。そして、ポーションを見て更に驚愕する。
「ご、ご主人様!そのポーションは……」
「アリサも気づいたか。これは【万能薬】だな」
「万能薬!?」
万能薬は、まず市場には出てこないポーションの一つである。このポーションはどんな病気や呪いでも治療可能であり、最低価格1本数億ゴルドと価値の高いポーションである。
「これはアリサお前が持っておいてくれ」
「嘘でしょ!こんな高価な物預かれませんよ」
アリサもレベルが上がり鑑定(アイテム)スキルは万能薬を詳細に表示しており、その鑑定結果に身震いをしていた。そして、最後に腕輪だが、ショウが神眼で鑑定すると神速の腕輪と出た。
●神速の腕輪(アーティファクト級)
装備した者は敏捷度が上昇し攻撃回数を2倍にする。また、速度も2倍にし回避率を上げる。
「これはカオリが装備した方がいいな」
「わ、私ですか?」
「そうだ。カオリが装備する事でパーティーの戦闘力が上がるからな」
「わかりました。ありがたく頂戴いたします」
ショウはそう言ってダンジョンから脱出する事になる。しかし、アスカはもう少し頑張って8階層に行こうと提案するが、ショウはそれを却下する。理由は、アユミとアスカの精神が成長していない事にあったからだ。
その事を、ショウは丁寧にゆっくり説明をし2人は納得し、ショウの意見に賛同してダンジョンから脱出する事にしたのだった。
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