15 / 42
*N21 ラーメンは背脂
しおりを挟む
N21は背脂ラーメンがお気に入りだ。と、言ってもなかなか近所で背脂ラーメンを出してくれるラーメン屋さんはない。学生の頃、友だちに連れて行ってもらったラーメン屋さんで食したのが初めてで、その味わいと器からこぼれ落ちんばかりの背脂の量、そしてコラーゲンに感動したらしい。
肌のお手入れに余念のないN21としては「コラーゲン」という言葉も魅力的なのだ。
N21「ねえ、ラーメン屋行ったら何注文する?」
H48「味噌ラーメンだね。野菜味噌とか、ネギたっぷり味噌みたいな」
N21「だからダメなんだよ。背脂喰いに行くくらいでないと負けなんだよ」
N48「何に負けるの?……ラーメン屋に行ったら好きな味を注文するのみなんだけど」
N21「いやいや、それじゃダメなんだよ。どうせラーメン食べるついでに野菜も喰ってやろうって魂胆なんだろうけど、だから皴しわのおばあちゃんになっちゃうんだよ。」
N48「えー!魂胆とか……(笑)しかも、背脂とか食べ慣れてないとお腹壊しそう、胃腸弱いしさ」
N21「そんなんだから人生に勝てないんだよ。とにかく背脂は食べるべきだね!」
そうか、私は人生は負け組なんだ。確かにこのニートに何も口答え出来ないではないか。いやしかし、それは理屈や説得力が通らない話だから、反論のしようもないだけでは……。
とにかくこんなに背脂に夢中な様子をみるにつけ(N21は熱心にスマホの画面をシュッシュしてラーメン屋さんを検索している)N21はもしかしたら勝ち人生をいつか歩むのかもしれない。
肌のお手入れに余念のないN21としては「コラーゲン」という言葉も魅力的なのだ。
N21「ねえ、ラーメン屋行ったら何注文する?」
H48「味噌ラーメンだね。野菜味噌とか、ネギたっぷり味噌みたいな」
N21「だからダメなんだよ。背脂喰いに行くくらいでないと負けなんだよ」
N48「何に負けるの?……ラーメン屋に行ったら好きな味を注文するのみなんだけど」
N21「いやいや、それじゃダメなんだよ。どうせラーメン食べるついでに野菜も喰ってやろうって魂胆なんだろうけど、だから皴しわのおばあちゃんになっちゃうんだよ。」
N48「えー!魂胆とか……(笑)しかも、背脂とか食べ慣れてないとお腹壊しそう、胃腸弱いしさ」
N21「そんなんだから人生に勝てないんだよ。とにかく背脂は食べるべきだね!」
そうか、私は人生は負け組なんだ。確かにこのニートに何も口答え出来ないではないか。いやしかし、それは理屈や説得力が通らない話だから、反論のしようもないだけでは……。
とにかくこんなに背脂に夢中な様子をみるにつけ(N21は熱心にスマホの画面をシュッシュしてラーメン屋さんを検索している)N21はもしかしたら勝ち人生をいつか歩むのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる