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No.13 保育園の一日 / 右足の甲をガラスで切るケガ

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保育園の活動の、様子

登園   
8:30~
・登園した児童は、自由遊び。
(水色のスモックを、着る、割烹着のようなもの)
・砂遊び、遊具、うんてい、鉄棒、滑り台、ブランコ
8:45~玩具の片づける音楽が流れ、児童は一斉に片づけをする。
外の水道で、手を洗う。
9:00~教室に帰り席に着く
・朝の歌
・ののさまの歌 
 のんのののさま ほとけさま・・・・
・出席の確認、出席ノートの提出、
9:30~  創作活動 
11:30~給食の準備
・給食のうた
 感謝のことば
「お父さん お母さん、お百姓さん、給食のおばさん、ありがとう。
 残さぬように いただきます。」手を合わせましょう
 いただきます。
12:00~ 昼食
12:45 おわりのあいさつ 
手を合わせましょう ごちそうさまでした 食器の片づけ
13:00  自由遊び
15:00  おやつ
お帰りの支度
お帰りのうた
16:00~園児の保護者の迎えにより下する。
・直美は、一人で帰る。
(お母さんは何で迎えに来ないの?)そんな疑問を抱えなら保育園生活が、経過していく。



年少を経て、年中を迎え、直美もそろそろ、自我主張が、芽生え始めた頃そんなある日直美は、おもちゃを片付けなかった。純子は、怒って、直美を外に出し、鍵をかける。
「ごめんなさい、ごめんなさい、入れてー」
と、泣く。

・・・・・・・・・・・ズクン、ズクン、ズルズル・・・・・・・
それでも、無視され、直美は、玄関の戸を、蹴る。
ガチャーン バリバリ・・・・・・・


右足の小指の下辺りをガラスで切る、大きな声で泣きだし、音にびっくりした、純子は、玄関へ。足から出血。すぐ、病院へ。3針縫うことになる。直美本人も、びっくりしている。純子は、(なんで、蹴ったのか)と、事の事態を把握していない。

父[何したの」
母「玄関のガラスを割った」
父「終わったことは言うな」
それは、この先の歳月と共に、父の口癖となるのである。

母は、そんな、父の言葉に、イライラするのである。
直美は、抜糸するまで、右足は、じょりを履き、通園した。先生や、園児たちが、その怪我のことを、訪ねてくる。

「あのね、お片付けしなかった、から、外に出されたの、それで、戸を蹴ったら、ガラスが、われちゃって、足を切ったんだよ、直美、悪いね。3針縫ったって、病院の先生に言われたんだーーー。」

「ふーん、へーぇー」・・・・・・・・・・
自由遊びの時間は、教室内で、遊んでいた。


数日後、抜糸に病院へ行き、チクとした感じを、こらえた直美だ。

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