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宇宙の話
しおりを挟む《憧れの宇宙》が《身近な宇宙》になって、それが当たり前になった今。俺は昔の文献を読み漁っていた。
「ふーん。火星に水がない時代なんてあったんだなー」
思念操作が一般的である中、机に映されたキーボードで操作する。うん、やっぱり手を動かすのはいい。押す力によって進み具合が違ったり、文字の大きさが変化したり、これぞアナログって感じが最高にいい。
「おっ、宇宙人捕獲写真!よく出来てるなー」
まだ宇宙人には出会えていない。今や、宇宙捜索を打ち切り、一部学者から出ていた「宇宙人は異次元に存在している」という説への研究に本腰を入れているほどだ。
俺は宇宙人なんていなくて良いと思っている。むしろ、いて欲しいだなんて言ってるのは平和ボケしてる奴らか、よっぽど学者気質な奴らぐらいだ。
宇宙は今、俺たち人類のものだ。
人類は他の星々から採取した数々の物質によって生活をおくっている。そう、取り合う相手は少ないほうがいい。宇宙人なんていらないんだ。
「おっと、バイトの時間だ。」
俺はスペースキーを強く押すと、バイト先のある宇宙へと飛び立った。
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