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第9章 勇者と聖女誕生編
第90話 リーシア、聖女の災難
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『ドンッ!ドンッ!』ッと、洞窟内に地面を力一杯叩きまくる音が響き渡る。
満足気な顔で、地面に胡座をかき座り込むヒロ……鬼の形相で、地面をひたすら叩き続けるリーシア!
「違います! 違います! あんなの私じゃありません!」
ブツブツと独り言を呟きながら、怒りを地面にぶつけまくるリーシア……その姿を見たヒロが声を掛ける。
「リーシア、凄かったですね。リーシアがあんなになるなんて……」
「や、やめてぇぇぇ! あれは私じゃありません! 言わないでください! イヤァァァァァァ!」
両手で頭を押さえ、激しいへッドバンギングを繰り返すリーシア……頭の中をシェイクして全てを忘れ去ろうと、頭を上下に高速に振る姿は、某ヘビメタバンドのライブを彷彿とさせる。
「リーシア大丈夫です。僕もリーシアの変わり様に、少し戸惑いましたが……意外な一面が見られて良かったと思います」
「だから止めてください! 言わないで! 思い出さないで!」
リーシアが耳を手で塞ぎ、今度は頭を左右に振り、ヒロの話を拒絶し始めた。
「せっかくです。この際、楽しみましょう!」
「楽しいのはヒロだけじゃないですか! 私の体を、あんな……あんなに好き勝手して! 私の意思は無視ですか!」
「しかし、リーシアも初めてですし、経験が豊富な僕がリードして上げないといけないと思って……」
「初めての相手にあんな激しい動きさせますか? 私を何だと思っているんですか!」
「大事なパートナーですよ。でも何だかんだ言いつつも、リーシアも最後の方は受け入れてくれたじゃないですか?」
ヒロの言葉に、コントローラースキルを使っていた時の事を思い出したリーシアは、顔を赤くする。
「パートナー……だ、騙されませんよ! そもそも私は嫌って言ったのに、無理やりアレを入れるなんて最低です!」
「仕方無かったんです! だって久しぶりだったから、歯止めが効かなくなって、入れちゃいました!」
「あっけらかんと能天気に言わないでください! こっちは体がバラバラになるかと思ったんですから!」
「すみません……リーシアなら耐えられると思ってつい……」
「つい? ついであんな体勢であんな事させたんですか! ついていくだけで必死だったのに! もう少し優しくできなかったんですか! 私は初めてで、不安だったのに……」
リーシアの顔が悲しみに染まり俯いてしまう。それを見たヒロは……。
「すみません。リーシアの気持ちを考えず、やり過ぎてしまいました」
「ヒロ……」
「だから……もう一回やらせてください! 次こそは優しくして、リーシアを満足させてみせますから!」
全く反省の色が見えず、もうワントライを要求して来た!
「お断りです! ヒロがやりたいだけじゃないですか! 私の気持ちを無視しないでください! 次から、私の許可なくコントローラースキルを使ったらぶっ殺します!」
「リーシア、聖女がぶっ殺します発言はどうかと……」
「うるさいです! こんな言葉、ヒロ以外には使いませんよ!」
完全に拒絶モードのリーシア……腕を組むとヒロに背を向けてプリプリと怒り出す。
「リーシア、僕とするの……そんなに嫌でしたか? なら仕方がありせん。リーシアの嫌がる事を無理強いするわけにはいきませんから、コントローラースキルは封印します。すみませんでした」
反省するヒロを横目でチラ見するリーシア。
「むう~、仕方がありません。約束してください。コントローラースキルは本当に本当のピンチの時だけです。私の許可がない限り絶対に使わないと約束してください」
「分かりました。ピンチの時とリーシアの許可がない限り、絶対に使いません。ごめんリーシア」
「ピンチと私の許可の両方ですからね! いいですね! 今はオークに捕まっている状況ですし、もう許します」
頭を下げるヒロを見てリーシアの溜飲が下がったのか、少し口調が和らぎ、ようやくお許しが出た。
「でも……あの事は絶対に秘密ですからね!」
「分かりました……あの乱れた姿のリーシアも内緒にしておきます」
乱れた姿の言葉に、自分の姿を思い出したリーシアは、頭から湯気が出るくらい、顔を赤らめてしまう。
「あ、当たり前です! あんな恥ずかしい姿をヒロに見られるなんて……もういやです! 話したくもありません! この話は終わりです!」
頭の上に思い描いた乱れた姿の自分を想像したリーシア……二本の腕を頭上に伸ばしパタパタと交差させ、イメージを消して話を強制的にリセットする。
「分かりました。もう、この話は止めましょう……ん?」
リーシアと話すヒロが、洞窟の入り口付近に目を向けると、息を殺してジッと見つめる存在にようやく気が付いた。
「え? 終わり? 終わっちゃったの? ブチュッていかないの? パコパコは? 来るのが遅過ぎたか……リンボーの特訓なんてサボッて、ここに来るべきだった……クソ!」
「坊ちゃん……男女の情事を覗くのはマナー違反です。それ以前に、その歳でパコパコッて……誰にそんな言葉を」
「父上だ! よく一緒に水浴びをする時に、母上とのパコパコ話をしてくれるぞ!」
「長としては尊敬するが、親としては最低だよ……」
オープン助平なシーザーと牢番のムラクが、コッソリと入り口から、ヒロとリーシアの様子を覗いていた。
「あれはシーザー君とムラクさんですか? また食事を持って来てくれたのでしょうか?」
「え? ええ……そう見たいですね……」
「どうしましたヒロ? 歯切れが悪いですが?」
「な、なんでもありませんよ。二人とも中に入ってくる様ですね」
言葉が喋れないため、二匹の会話内容が分からないリーシア。今の状況で会話内容を正確に伝えたら、どうなるか……ヒロはワザと説明を省いた!
シーザーがオレンの果実を手に二つ持ち、護衛を兼ねて牢番のムラクと二匹が洞窟内に入って来る。
「ヒロ、昨晩はムフフだった?」
「挨拶もせずに、なんて事聞くんだ! これが次代の長だと思うと、頭が痛くなる!」
「こ、こんにちは、シーザー君、ムラクさん。不躾で申し訳ありませんが、ムフフとはなんですか?」
「ヒロ、ムフフはムフフだぞ! 夜中に寝床で父上と母上がよくやってる!」
「止めないか! このエロオーク! オーク族の品位が下がる!」
ムラクがシーザーの頭を軽く叩き、黙らせる。
「痛いぞ! 何するんだよムラク! ムフフは神聖な儀式! 恥ずかしい事なんてないと父上は言っていた!」
「坊ちゃん……その神聖な儀式を覗きにいくのは良いことだと? 男女の営みを覗くなど、オークとして恥べき行為だと自覚してください!」
武人として最低限の礼儀を尽くすムラクが、シーザーの目に余る言葉遣いを嗜めていた。
「わ、分かったよムラク……ごめんなさい」
「分かって頂ければよろしい。ヒロ、リーシア、見苦しいとこをお見せしてしまい申し訳ない。ん? どうしましたか?」
ヒロが無言でシーザーとムラクを見つめ、何か考え込んでことにムラクは気が付いた。
「いえ、種族は違っても、好奇心旺盛な子供と言うのは、人でもオークでも違いはないと思いまして」
「いえ……坊ちゃんは些か、他のオークの子と違いまして……この子をオークのスタンダードな子供と思わないでください! こんな助平な子、そうそういませんから!」
「ムラク酷いよ! それじゃ僕一人悪いみたいじゃないか!」
「あなた一人悪いんですよ! その歳で煩悩全開なんてオーク族の未来が危ぶまれます!」
ムラクに一喝され、ションと肩を落とすシーザー……オークと言えど、子供が大人に叱られれば俯いてしまうのは、種族が違っても同じみたいだとヒロが感じていた。
いたたまれない空気の中、ヒロがシーザーに助け船を出すため、口を開こうとした瞬間!
「何を言っているのか分かりませんが、小さな子に大人が大声を上げるのは感心しません! こんなに怯えて……大丈夫ですか?」
リーシアがムラクとシーザーの間に割って入り、シーザーの頭をなでながらヒロに話し掛ける。シーザーはリーシアの腰に震える手でしがみ付き、その後ろに隠れてしまった。
「どんな理由があるにしても、子供を怒ってはいけません。悪い事をしたならば、叱って教えてあげないと……オークと言えど、こんな純粋な目をした子供が怯えているのを放っておく事はできません。ヒロ、ムラクさんに伝えてください」
ムラクは言葉が通じなくても、リーシアの行動の意味に気付き、誤解されている事をヒロに伝えてもらうべく口を開いた。
「ヒロ殿、リーシア殿は何か勘違いをされているようです。誤解だと伝えてください。そしてその子が、子供の皮を被った煩悩の塊だと伝えてくださると助かります」
「確かに……そのようです」
「どうしましたかヒロ?」
一人、何も知らないリーシアはキョトンとしていた。
ヒロとムラクの視線が、リーシアの後ろに隠されたシーザーへ注がれている……彼女の腰にしがみつき、震えている……フリをしながらも、お尻を触りまくるエロオークの手へと!
「リーシア、その子……とんでもないエロオークです。隠れるフリしてリーシアのお尻を触りまくってますよ」
「え?……」
振り向いて後ろに隠したシーザー見るリーシア……純粋でキラキラとしていたシーザーの目が、性に目覚めた好奇心旺盛な少年のエロイ目に変わっていた。
震える手でリーシアに触れていた手が、実はお尻の柔らかさを確認するイヤらしいものだった事に、リーシアは気がついた!
「キャアァァァッ!」
思わず声を上げてしまうリーシア! 次の瞬間、リーシアのビンタがシーザーの頬に炸裂するのだった!
〈邪悪な目をしたエロオークに裁きがくだされた!〉
満足気な顔で、地面に胡座をかき座り込むヒロ……鬼の形相で、地面をひたすら叩き続けるリーシア!
「違います! 違います! あんなの私じゃありません!」
ブツブツと独り言を呟きながら、怒りを地面にぶつけまくるリーシア……その姿を見たヒロが声を掛ける。
「リーシア、凄かったですね。リーシアがあんなになるなんて……」
「や、やめてぇぇぇ! あれは私じゃありません! 言わないでください! イヤァァァァァァ!」
両手で頭を押さえ、激しいへッドバンギングを繰り返すリーシア……頭の中をシェイクして全てを忘れ去ろうと、頭を上下に高速に振る姿は、某ヘビメタバンドのライブを彷彿とさせる。
「リーシア大丈夫です。僕もリーシアの変わり様に、少し戸惑いましたが……意外な一面が見られて良かったと思います」
「だから止めてください! 言わないで! 思い出さないで!」
リーシアが耳を手で塞ぎ、今度は頭を左右に振り、ヒロの話を拒絶し始めた。
「せっかくです。この際、楽しみましょう!」
「楽しいのはヒロだけじゃないですか! 私の体を、あんな……あんなに好き勝手して! 私の意思は無視ですか!」
「しかし、リーシアも初めてですし、経験が豊富な僕がリードして上げないといけないと思って……」
「初めての相手にあんな激しい動きさせますか? 私を何だと思っているんですか!」
「大事なパートナーですよ。でも何だかんだ言いつつも、リーシアも最後の方は受け入れてくれたじゃないですか?」
ヒロの言葉に、コントローラースキルを使っていた時の事を思い出したリーシアは、顔を赤くする。
「パートナー……だ、騙されませんよ! そもそも私は嫌って言ったのに、無理やりアレを入れるなんて最低です!」
「仕方無かったんです! だって久しぶりだったから、歯止めが効かなくなって、入れちゃいました!」
「あっけらかんと能天気に言わないでください! こっちは体がバラバラになるかと思ったんですから!」
「すみません……リーシアなら耐えられると思ってつい……」
「つい? ついであんな体勢であんな事させたんですか! ついていくだけで必死だったのに! もう少し優しくできなかったんですか! 私は初めてで、不安だったのに……」
リーシアの顔が悲しみに染まり俯いてしまう。それを見たヒロは……。
「すみません。リーシアの気持ちを考えず、やり過ぎてしまいました」
「ヒロ……」
「だから……もう一回やらせてください! 次こそは優しくして、リーシアを満足させてみせますから!」
全く反省の色が見えず、もうワントライを要求して来た!
「お断りです! ヒロがやりたいだけじゃないですか! 私の気持ちを無視しないでください! 次から、私の許可なくコントローラースキルを使ったらぶっ殺します!」
「リーシア、聖女がぶっ殺します発言はどうかと……」
「うるさいです! こんな言葉、ヒロ以外には使いませんよ!」
完全に拒絶モードのリーシア……腕を組むとヒロに背を向けてプリプリと怒り出す。
「リーシア、僕とするの……そんなに嫌でしたか? なら仕方がありせん。リーシアの嫌がる事を無理強いするわけにはいきませんから、コントローラースキルは封印します。すみませんでした」
反省するヒロを横目でチラ見するリーシア。
「むう~、仕方がありません。約束してください。コントローラースキルは本当に本当のピンチの時だけです。私の許可がない限り絶対に使わないと約束してください」
「分かりました。ピンチの時とリーシアの許可がない限り、絶対に使いません。ごめんリーシア」
「ピンチと私の許可の両方ですからね! いいですね! 今はオークに捕まっている状況ですし、もう許します」
頭を下げるヒロを見てリーシアの溜飲が下がったのか、少し口調が和らぎ、ようやくお許しが出た。
「でも……あの事は絶対に秘密ですからね!」
「分かりました……あの乱れた姿のリーシアも内緒にしておきます」
乱れた姿の言葉に、自分の姿を思い出したリーシアは、頭から湯気が出るくらい、顔を赤らめてしまう。
「あ、当たり前です! あんな恥ずかしい姿をヒロに見られるなんて……もういやです! 話したくもありません! この話は終わりです!」
頭の上に思い描いた乱れた姿の自分を想像したリーシア……二本の腕を頭上に伸ばしパタパタと交差させ、イメージを消して話を強制的にリセットする。
「分かりました。もう、この話は止めましょう……ん?」
リーシアと話すヒロが、洞窟の入り口付近に目を向けると、息を殺してジッと見つめる存在にようやく気が付いた。
「え? 終わり? 終わっちゃったの? ブチュッていかないの? パコパコは? 来るのが遅過ぎたか……リンボーの特訓なんてサボッて、ここに来るべきだった……クソ!」
「坊ちゃん……男女の情事を覗くのはマナー違反です。それ以前に、その歳でパコパコッて……誰にそんな言葉を」
「父上だ! よく一緒に水浴びをする時に、母上とのパコパコ話をしてくれるぞ!」
「長としては尊敬するが、親としては最低だよ……」
オープン助平なシーザーと牢番のムラクが、コッソリと入り口から、ヒロとリーシアの様子を覗いていた。
「あれはシーザー君とムラクさんですか? また食事を持って来てくれたのでしょうか?」
「え? ええ……そう見たいですね……」
「どうしましたヒロ? 歯切れが悪いですが?」
「な、なんでもありませんよ。二人とも中に入ってくる様ですね」
言葉が喋れないため、二匹の会話内容が分からないリーシア。今の状況で会話内容を正確に伝えたら、どうなるか……ヒロはワザと説明を省いた!
シーザーがオレンの果実を手に二つ持ち、護衛を兼ねて牢番のムラクと二匹が洞窟内に入って来る。
「ヒロ、昨晩はムフフだった?」
「挨拶もせずに、なんて事聞くんだ! これが次代の長だと思うと、頭が痛くなる!」
「こ、こんにちは、シーザー君、ムラクさん。不躾で申し訳ありませんが、ムフフとはなんですか?」
「ヒロ、ムフフはムフフだぞ! 夜中に寝床で父上と母上がよくやってる!」
「止めないか! このエロオーク! オーク族の品位が下がる!」
ムラクがシーザーの頭を軽く叩き、黙らせる。
「痛いぞ! 何するんだよムラク! ムフフは神聖な儀式! 恥ずかしい事なんてないと父上は言っていた!」
「坊ちゃん……その神聖な儀式を覗きにいくのは良いことだと? 男女の営みを覗くなど、オークとして恥べき行為だと自覚してください!」
武人として最低限の礼儀を尽くすムラクが、シーザーの目に余る言葉遣いを嗜めていた。
「わ、分かったよムラク……ごめんなさい」
「分かって頂ければよろしい。ヒロ、リーシア、見苦しいとこをお見せしてしまい申し訳ない。ん? どうしましたか?」
ヒロが無言でシーザーとムラクを見つめ、何か考え込んでことにムラクは気が付いた。
「いえ、種族は違っても、好奇心旺盛な子供と言うのは、人でもオークでも違いはないと思いまして」
「いえ……坊ちゃんは些か、他のオークの子と違いまして……この子をオークのスタンダードな子供と思わないでください! こんな助平な子、そうそういませんから!」
「ムラク酷いよ! それじゃ僕一人悪いみたいじゃないか!」
「あなた一人悪いんですよ! その歳で煩悩全開なんてオーク族の未来が危ぶまれます!」
ムラクに一喝され、ションと肩を落とすシーザー……オークと言えど、子供が大人に叱られれば俯いてしまうのは、種族が違っても同じみたいだとヒロが感じていた。
いたたまれない空気の中、ヒロがシーザーに助け船を出すため、口を開こうとした瞬間!
「何を言っているのか分かりませんが、小さな子に大人が大声を上げるのは感心しません! こんなに怯えて……大丈夫ですか?」
リーシアがムラクとシーザーの間に割って入り、シーザーの頭をなでながらヒロに話し掛ける。シーザーはリーシアの腰に震える手でしがみ付き、その後ろに隠れてしまった。
「どんな理由があるにしても、子供を怒ってはいけません。悪い事をしたならば、叱って教えてあげないと……オークと言えど、こんな純粋な目をした子供が怯えているのを放っておく事はできません。ヒロ、ムラクさんに伝えてください」
ムラクは言葉が通じなくても、リーシアの行動の意味に気付き、誤解されている事をヒロに伝えてもらうべく口を開いた。
「ヒロ殿、リーシア殿は何か勘違いをされているようです。誤解だと伝えてください。そしてその子が、子供の皮を被った煩悩の塊だと伝えてくださると助かります」
「確かに……そのようです」
「どうしましたかヒロ?」
一人、何も知らないリーシアはキョトンとしていた。
ヒロとムラクの視線が、リーシアの後ろに隠されたシーザーへ注がれている……彼女の腰にしがみつき、震えている……フリをしながらも、お尻を触りまくるエロオークの手へと!
「リーシア、その子……とんでもないエロオークです。隠れるフリしてリーシアのお尻を触りまくってますよ」
「え?……」
振り向いて後ろに隠したシーザー見るリーシア……純粋でキラキラとしていたシーザーの目が、性に目覚めた好奇心旺盛な少年のエロイ目に変わっていた。
震える手でリーシアに触れていた手が、実はお尻の柔らかさを確認するイヤらしいものだった事に、リーシアは気がついた!
「キャアァァァッ!」
思わず声を上げてしまうリーシア! 次の瞬間、リーシアのビンタがシーザーの頬に炸裂するのだった!
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