月が導く異世界道中

あずみ 圭

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序章 世界の果て放浪編

一寸先は闇 ~ライム~

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※こちらは「月が導く異世界道中」の書籍化に伴いダイジェスト化した部分になります。
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「あ? あの依頼を受けた奴がいるだあ?」

「はい、ちょっと状況はわからねえんですが。ルビーアイの依頼、受けた奴がいるようです」

「何でわかった?」

「依頼用紙です。はがされて無くなってました。気付いた奴が受付に聞いた所、今日引き受けた奴がいると」

 昼から開いている酒場はツィーゲには多い。
 多くの冒険者を抱え、その需要に応える形でこの街は冒険者にとって便利に出来ている。
 酒場の数が多いのもその一つだった。
 その酒場に昼から、俺を含めて何人かの冒険者が集まっている。

「どこのどいつだ……。っ、おい。荒野から戻ってきたっていう……例の連中じゃねえのか?」

「いえ、あいつらは昨夜は騒いでいたようですが、今日は素材を売りまわって装備やら何やら整えてる最中で。それに……あの依頼はSランクです。確かあいつらには受けられない筈で」

「……かといってこの街の連中で俺らの事情を知らない馬鹿はいねえしな。ちっ、仕方ねえ。とりあえず荒野に出る連中に良く言い聞かせて誰が引き受けたのかを突き止めろ。荒野にでれねえ奴は街中で聞き込んでみてくれ。もし知っている奴がいたら情報買取で構わねえから話聞いてこい。俺が後で全額面倒みる」

「はい。それじゃあ俺が荒野に出る連中の方は声掛けてみます」

「頼んだ」

 俺に報告してきた奴が早速酒場から出て行く。
 頼もしい奴だ。
 このツィーゲで冒険者稼業を長く続けているだけのことはある。
 だが……本当に誰だ?
 レンブラント商会からのあの依頼、誰も引き受けるなと触れ込んであるのを知らない奴。
 そしてレアな獲物で討伐も難しい、あのルビーアイを仕留められる実力者。
 この街に、そんな奴がいるか?
 いねえ。
 俺の記憶にそんな奴はいねえ。
 となると、必然的に最近外から来た奴になるんだが……。

「ライムさん。じゃ俺らで街中で何か知っている奴がいねえか調べます。それから、改めてあの依頼についても確認を」

「おう」

「失礼します。おい、行くぜ」

 俺と飲んでいた連中が何人か立ち上がって、また酒場を出て行く。
 奴らも冒険者だ。
 俺は、この街で冒険者のボスみたいな立場だ。
 いくつか派閥はあるが、まあ実質俺がトップって奴だな。
 かと言って別にギルド職員じゃねえ。
 俺も、一人の冒険者だ。
 このツィーゲで最も高レベル、高ランクのな。
 だから冒険者の顔なんて事もやってる。

「悪いが、何人かで最近街に来た奴でレベルかランク、どっちかだけでも高い奴がいないか探してみてくれ。いたら俺に教えて欲しい」

「任せてください! 皆で手分けします!」

「お前らも自分らの仕事があるだろうに、悪いな」

「ライムさんのやってる事、悪い事じゃねえと思いますから。俺も、同じ気持ちですから」

「もう、そんなにかかんねえから。本当に手間をかけるな。これ、手間賃代わりだ。取っとけ」

「もらえませんて」

「いいから。お前のパーティ、この前のヘマで武器壊したんだろ? 足しにしな」

「……あざっす」

 ぞろぞろと皆酒場を出て行く。
 急に寂しくなりやがった。

「レンブラントめ。自分が何をしてやがるか、まだわからねえのか。それとも知っててやってやがるのか。捕らえた術師は殺しやがったし……どこまで俺ら冒険者を舐める気だ、てめえは」

 レンブラント商会。
 あの商会のやり口はどうにもよくねえ。
 物を売る商会が、手間を金に変えて利益を出すのは、まあいい。
 だがその手間が俺ら冒険者のおまんまに関わってくるものなら、それは見過ごせねえ。
 奴らはそこに手をつけやがった。
 だから報復してやった。
 なのに、あの野郎はその方針を変えようとしやがらない。
 まさか俺らの仕業と気付いてないとも思えねえんだが……。
 あの術師が、報復に食らわせた呪病、その理由は奴に伝えてあると言ってたしな。
 それに、かなりの拷問を受けた痕跡が奴の死体にあった。
 あれだけの責めなら、俺らに特に義理もないあの術師は事情を全部話したに違いない。
 妻と娘二人が受けた呪病が眠りの呪病であることも含めてレンブラントは事情を把握しているとみて間違いない。
 屋敷どころか、商会の内部の情報すら殆ど流れてこねえから確認はとれねえがな。

「荒れてるじゃないか、ライム」

「……お前か。何の用だよ」

「これはご挨拶だな。あの依頼の事を今しがた聞いてね。駆けつけたっていうのに」

「お前、じゃなさそうだな」

「怒るよ? 僕もあのレンブラント商会のやり口は気に入らない。だから君らの計画にも協力したろ? 今更裏切りはしないさ」

 ローブを纏った野郎が酒場に入ってくるなり、俺のところに来た。
 ツィーゲで実力ナンバー2の冒険者だ。
 強力な術を扱う典型的な後衛タイプで、固定のパーティメンバーは前衛が多い。
 俺は固定のパーティを今は組んでないが、分類としては前衛の戦士だからこいつと組む事も結構ある。
 荒野に出た時なんかは、こいつの凶悪な火力はかなり頼れる。
 ……ルビーアイは瞳を確保する関係上、こいつの魔術とは相性が悪いか。
 密かに討伐が可能な冒険者のリストとして入れてはいたが、除外が妥当だな。
 こいつは、もしもレンブラントに寝返っていたとしたら俺の前に顔を出すタイプじゃない。
 俺やこいつ位のレベルになると、金が欲しくてレンブラントに転ぶって事もないしな。
 自分で稼いだ方が早いし、商会の専属になるにはお互いにまだ若すぎる。
 あそこの執事のモリスって奴はもとは冒険者だったらしいが、いい歳だからな。

「だよな。しばらく、俺に協力してくれるか?」

「ああ。新しい魔術を習得したから慣らしもしたいし、しばらくは日帰りの依頼ばかりだ。ライムに恩が売れるなら力を貸すくらい安いもんだよ」

「悪い、借りとく」

「じゃ、早速今日は飲んだくれますか。マスター、いつものフィズね! 御代はライムにツケで」

「……おう、飲め飲め」

 とりあえずだ。
 誰が依頼を受けたかの目星をつけるのが先だな。





◇◆◇◆◇◆◇◆





 怪しいな。
 夜、戻ってきた連中に飯と酒を振舞って報告を聞く。
 その中にあった、ある人物が俺の勘に引っかかった。
 黒い女。
 ショートボブ程度の髪の長さで見たこともない珍しい服装をしているらしい。
 髪も瞳も黒。
 明らかに、このツィーゲにはいなかった女だ。
 それが、荒野から戻った高レベルの冒険者と同行してこの街に来ているらしい。
 何でも商会の一員らしいんだが。
 代表の方は小柄な男で、何でも仮面をしているらしい。
 が、特筆する事は何もないとのことだ。
 問題は黒い女。
 こいつ、例の冒険者連中からとにかくぺこぺこされていたらしい。
 何とかその冒険者に接触した奴が聞く限り、強いらしい。
 それも、この街でもトップ10に入りそうな冒険者から見て、笑ってしまう程に。
 すぐに信じられる情報じゃねえが、ルビーアイの依頼を受ける奴の条件としては全部あてはまる。
 明日からそいつの動向を見張る必要があるのは確かだ。
 場合によっちゃあ、人を集めてそいつと話をする必要があるかもしれねえな。

「明日だな。荒野に出る可能性もある。見張り、頼んだぜ。それからレンブラントの店と屋敷にもな」

「わかりました」

「そいつの宿はわかってるんだったな?」

「はい。クズノハ商会で宿を取っています。場所も確認済みっす」

「クズノハ商会ね」

 やっぱり聞いた事ねえな。

「代表はライドウ、仮面の小男です。黒い女は澪と言うようです」

「ライドウに澪ね。それにしても……仮面? 街中で仮装でもなかろうに」

 仮面、随分とわかりやすい特徴だ。
 何を隠そうとしているのか。
 醜い傷か、それとも亜人がヒューマンのふりをするのに使っているのか。
 どちらにせよ、仮面でそれを隠そうとするって事は何か理由があるって事だ。

「それに……ライドウなんですが。どうやら口が聞けねえようで、共通語の筆談でやりとりしてます」

「仮面で、筆談でやりとり? そりゃまた随分と悲惨だな……怪しい風体に紙とペン必須かよ」

 なんというか、同情に値するな。

「いや、魔術で宙に文字を書き出してます。商人って事ですが魔術師でもあるかもしれません」

「術師か。まあ、そっちは俺もあてがある。術師対決になっても問題はねえ」

 あいつを抑えておいてよかったな。
 前衛は取り囲んで実力を半減させてから俺が潰せば問題ねえし、術師は機能させないまま先手を取ってそのまま潰してしまえば済む。
 なんにせよ、目処がついたな。
 明日からだ。
 それで数日もあれば始末もつくだろ。
 ついでにレンブラントにもいい加減話をしておくのも悪くない。
 どんな職業だって、土台が大事なんだ。
 冒険者だって、商人だってな。
 その底辺が小さくなれば、出来る頂点も当然低くなっちまう。
 あいつにだって理屈はわかるだろう。
 どう釈明した所でレンブラント商会のやっている事は事実上そうなってやがるんだ。
 このツィーゲで冒険者の質が下がるなんて笑い話にもならねえ。
 外から強いのはいくらか集められるかもしれねえがよ。
 俺は生え抜きの連中だって十分食っていけるようにしてやりてえんだよ。
 妻と娘の事もある。
 譲歩させる材料としては小さくねえ。
 黒い女とライドウと、それにレンブラント。
 待っていやがれよ。





◇◆◇◆◇◆◇◆





 そんな馬鹿な……。
 信じられねえ。
 翌日、黒い女は宿から出てこなかった。
 そしてレンブラント家には荒野から来た冒険者の一人とライドウとかってガキが馬車に乗って招かれていた。
 そればかりじゃねえ。
 ルビーアイの瞳の収集依頼。
 それを受けたのはライドウとかって奴だという。
 取りに行くまでもなく現物を必要数所持していたらしく、Sランクの依頼は特殊ランクに変更されて奴の手に渡ったとか。
 なんて変則的、いや反則技といっていい。
 つまり、ライドウはルビーアイの瞳を持った状態でレンブラントと会い、そして呪病を解く薬の精製が既に行なわれた事になる。
 黒い女の動向はわからねえが、これはもう非常事態だ。
 今日いきなり何かが起こるとは思ってなかっただけに、流石に焦った。
 すぐに人を集めて俺はレンブラントの屋敷に向かう寂しい小道に待機した。
 左右は林になっていて隠れられる場所はいくらでもある。
 総勢で二十余名、やりすぎな布陣だと我ながら思うが、緊急だったから仕方ない。
 結構財布に痛い事になりそうだがそんな事は言っていられねえ。

「ライム、来たようだ。ただ……」

「ただ?」

 ツィーゲ最高の術師が躊躇うのは珍しい。
 先を促す。

「君の言ってた黒い女と、あと一人誰かいるね。女だ。荒野帰りのアルケミーマイスターじゃないよ」

「黒い女!? 奴は宿から出てない筈だぞ? 数分前にも異常なしの連絡があった」

「だから僕も戸惑ってる。どうする?」

「もう一人ってのも気になるが。その黒い女は間違いなくやばい奴だ。何とか交渉してみるさ。あのライドウってガキはきっちり見せしめにするがよ」

「交渉ねえ」

「雇われの用心棒や護衛の類なら命の危険がある状況なら金に転ぶ可能性はあるからな」

「了解」

「ギリギリの距離からライドウと黒い女じゃない方に一発頼む」

「新入荷の炎術、披露するよ。威力は折り紙付きだし回避は困難さ。期待して」

「おう」

 新しい術って火属性かよ。
 連中が哀れだな。
 こいつが威力があるっていう以上、半端じゃないだろうしよ。
 ぼそぼそと詠唱が始まり、奴らが姿を見せた辺りでそれは終わった。
 ひとさし指と中指でライドウと変わった服装の青髪の女をそれぞれ指差して、そいつは言った。

「死ね」

 良く通る声だった。
 ライドウにも聞こえたらしく、奴らの足元に出現した魔法陣が術に転じるより僅かに先んじて。
 奴は跳んで魔法陣から逃れた。
 良い反応だ。
 術師だって話だが、あいつ、身のこなしもそれなりに良い。
 見てから避けたとも思えないから声に反応して即座に動ける反射神経はあるってことか。
 だが、もう一人の青い髪の女は逃げられなかったようだ。
 隣の術師がライドウが逃れた事に舌打ちを挟みながら術の発動を見守る。
 直後。
 女の足元から渦巻く柱と化した炎が吹き上がった。
 こりゃあ、凄え。
 半端な威力じゃねえ。
 俺らのいる場所からはある程度離れているというのに、熱気が風に乗って頬に届きやがる。
 比喩じゃなく、骨も残ら……。

「ふんっ」

「っ!?」

 おいおい。
 俺から見ても直撃を受けたらまず動けねえ術だぞ?
 左手一振りで散らすって……。
 あの青いのも、黒い女と同等の実力者だとでも言うかよ?
 まさかな。
 実力者なんて簡単に言うが、そうそういるものでもない。
 黒い女がそうだとして、お目にかかるだけでも珍しいと言える。
 大体、このツィーゲは元々冒険者の質は高い。
 だから実力者って称号のハードルだって高い。
 たまたま火属性に強かっただけって所だろ。

「対抗の詠唱もなく、馬鹿な……」

「偶然だ。護符でも持ってたか、それとも火が得意だったかだ。行くぜ、始末をつける」

 だが。
 俺のその言葉は全く、いやその前の思考からして既に大間違いだった。
 黒い女はあっさりと俺の言葉に乗って手を引くと言ったが、それは、俺たちに味方をするという意味じゃなかった。
 それでも結果は何も変わらない。
 恐らくそう確信があったんだ。
 実際、その通りだった。
 ライドウって商人は殆ど攻撃には回らないが、十倍以上の人数で囲んでいる状況で被弾さえしてない。
 あれも情報どおりのタマじゃねえ。
 巴とかって名前の女はもう、子供が虫を弄ぶように少しは知られた冒険者たちを一蹴していく。
 今振っている剣など、ギルドに張り出されているランカーから奪ったもんだ。
 一匹狼ながらランカーになる程の女傑だったというのに、一合さえ出来ずに失神させられ剣を奪われた。
 言葉にならねえ。
 剣を振るのが本分なのに無手でここまで立ち回るのも尋常じゃねえし、全員殺さずに(酷い怪我はしているみたいだが)済ませている。
 あっという間に、囲んだ冒険者は俺とナンバー2の術師を残して全滅させられた。
 たった、二人。
 いや実質一人の女にだ。
 ゆっくりと、こちらに来る二人。
 俺は、ツィーゲの最高レベルの冒険者である事を告げた。
 多少ははったりになるかと踏んでの事だ。
 笑ってしまうほど、効果はなかった。
 黒い女もあっさりと、加勢を拒否して笑いやがった。
 逃げようとした相棒の術師も、なんとライドウの一撃で吹っ飛んだ。
 なんつう怪力だ。
 こいつ術師なのか戦士なのか商人なのか、はっきりさせとけや畜生!
 ってか、間違いなく商人は嘘だろ!?
 そのナリといい、能力といい、金勘定が専門な訳ねえじゃねえか!
 こうなりゃあ、せめて先手必勝。
 それしかねえよな。

「ざっけんじゃねえ!」

 捨て身の特攻気分で斬りかかった。
 青い髪の女に。
 だが、そこからは良く覚えてない。
 素手で剣を止められたような、非常識な記憶があるにはあるが。
 気がついたら俺は地面に転がっていて、顔の真横に剣が突き刺さった。
 そして情けない命乞いをしていた。
 俺の脳裏には、レンブラントじゃなく、面倒を見ていた冒険者でもなく、違うものが浮かんでいた。
 死に直面すると、自分の一番大事なもんが見えるって言うが、これがそうだったかもしれねえ。
 死ねねえ、と強く思った。
 まだ、死ぬわけにはいかねえと。
 
「若、お聞きになりたいことはおありですかな?」

[なぜ襲ったか]

 幸い、俺は話をする事でライドウ一行に見逃してもらう事が出来た。
 その過程で有り金をぶんどられ……いや襲ったお詫びに差し上げたり、俺にとっては寝耳に水の、いくつかの衝撃的な事実を聞かされたりしながら。

[しかしお前ら、あんな呪いをかけること自体、良心が痛みはしないのか]

[何を言っている。レンブラント氏の身内に掛けられたのは確実に死に至るレベル8の呪病だったぞ]

[わかった、もう良い]

[そうだ、連中の治療でもしてやると良い]

[連れが折った短剣はそれなりの業物のようだった。後日相応の侘びを持っていくから許して欲しい]

 次々に浮かんでは消えるライドウの文字。
 愛用だった剣も確かに折られたが、既にそんな事を気にかけている心理状態じゃなかった。
 レンブラント商会が裏でそんな事になっていたなんて知らなかった。
 一体、何がどうなっていやがる?
 ライドウから剣の弁償を申し出られても、まともな対応も出来ず、ただ去っていくライドウと連れの二人を見送った。
 そういや、あのライドウって奴。
 やけに呪病に嫌悪感をもってたな。
 そりゃあ好き好む奴はそうそういねえか。
 化物じみた力だったが、意外と普通の奴なのかもな。
 ……駄目だ。
 流石にあれだけの連中をこの程度の情報で普通って思うのはヤバイわ。
 頭の中がぐちゃぐちゃになってやがるな。
 ただその混乱の中で一つだけ、確実な事があった。
 もう、冒険者稼業は潮時だって事だ。
 これだけ情けない真似して、しかも関わった一件を正しく把握していなかったなんて耄碌が始まった証拠。
 俺は怪我した連中を介抱し、拙い治癒を施しながら引退を心に決めた。
 そして。
 冒険者ライム=ラテはこの一件で確かにその冒険者人生に終止符を打つ事になった。
 まさか仮面を着けた珍妙な商人の手で引導を渡される事になるとは、夢にも思わなかったけどな。
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