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咲く花月
第9話
「……スヴァンくんは、生まれてから一度も離宮を出たことがないんだよね?」
「? ええ。そうですね」
何の話だろう。首を傾げると、ルクレーシャスさんは笑顔を貼り付けたまま、皇太子殿下にも尋ねた。
「皇太子もだね?」
「? そうだが? それがどうしたというのだ」
「……そう。うふふ、それがどうした、としか思わないのか……」
ルクレーシャスさん、目が怖い。皇王がもう、可哀想なくらい小さくなって大量の汗をかきながら萎縮している。頼むからもう、それ以上喋らないで皇太子殿下。お願いします。だがゲームを始めてしまった以上、喋らないわけにもいかない。ぼくもいささか精神的に疲れて来た。そのせいで殿下の扱いも段々、雑になって来る。
「殿下、領地が水害で麦が被害を受けたので百ヴァイツ支払ってください」
「なぜだ!」
「そういうゲームでございます」
「殿下、領地に新しく橋を作ったので二百ヴァイツ支払ってください。代わりに領地内の物資の流通が滑らかになったので馬車を得ました」
「ぐぬぬ。し、しかしばしゃをえたのか。よかろう」
「殿下、山賊が村々を襲ったので今年は小麦が収穫できませんでした。三百ヴァイツの損失です。殿下は今、百ヴァイツしかお持ちではないので二百ヴァイツの負債を抱えました」
「なんだと?!」
意図したわけではないのに、次々と皇太子殿下はオウンゴールを決め続ける。ぼくも冷たい汗が出て来た。皇王の顔色は青を通り越して白くなっている。ちょっとだけ可哀想になって来た。
「殿下は隣国との戦争で活躍したので城を賜りました。固定資産税を百ヴァイツお支払いください。固定資産税を払うと殿下の負債は、三百ヴァイツでございます」
「なぜだ! しろをえたのだろう!」
「城を売ることもできますが、九百ヴァイツにしかなりません。いかがいたしますか」
「うる!」
「殿下は拠点となる城を持たぬので戦争に参加している間、一マスごとに諸経費として五十ヴァイゼお支払いください。皇太子の資産は五百ヴァイツ五十ヴァイゼでございます」
足し算引き算ができない皇太子殿下のために、わざわざ所持金を告げているのだがそれがまた、周囲の空気を凍らせている。ところが何も分かっていない皇太子殿下はキレた。
「どうして!」
「城を売っておしまいになられたので……」
「なぜだ! こんなものもうやらぬ! ばぁぁぁか!」
「ジークフリード!」
殿下がマス目の書かれた紙を引っ張り投げ捨てると、紙の上に置かれていた人形たちがコロコロと床へ転がった。そして殿下はそのまま、テラスから庭へと走り出す。離宮の庭から、皇宮へ戻ろうというのだろう。うん。実に子供らしい癇癪である。ではあるが。
「わたくし、あの子嫌いだなぁ……」
「……っ」
皇王が殿下を追いかける前に、ルクレーシャスさんは割と大きめの声で呟いた。もちろん、わざと皇王に聞こえるように言ったのである。
ところが殿下は余程の負けず嫌いだったらしい。今日は朝から従者を連れて離宮へやって来て、ぼくの顔を見るなりこう言い放った。
「きのうのげぇむとやらを、いっしょにやってやってもいい」
「あ、ハイ」
かくして現在。フローエ卿とラルクと自分が連れて来た従者、護衛騎士との勝負中というわけである。初めはぼくも一緒にゲームしてたんだけど、ぼくに勝てない皇太子殿下がイライラし始めたのが分かったので適当な理由を付けて抜けたのだ。イライラして周りに八つ当たりし始めたので、そんな皇太子殿下の姿をルクレーシャスさんに見られまいと配慮したのだが遅かった。ぼくはルクレーシャスさんの興味を皇太子殿下から逸すため、話を続けながらコモンルームからテラスへ移動した。テラスにはベッテがワゴンにティーセットを載せて控えている。ルクレーシャスさんはぼくを抱えて椅子へ座らせ、向かいの椅子を引く。
「ルカ様、バーゼルト氏の新しい論文は読まれましたか?」
「バーゼルトというと、魔法理論の?」
「ええ。精霊や妖精の使う魔法と、人間や獣人の使う魔法は根源が違うのではないか、という論文です」
「あれか。精霊たちが使う魔法の元であるマナは世界に満ちる気で人間や獣人が使う魔法はあくまで本人たちの『魂』の力なのではないか、ってヤツ?」
ぴくぴくと耳を動かし、ルクレーシャスさんはスコーンを飲み込んでにっこりと微笑んだ。耳がぴくぴく動くのは、ご機嫌の印だ。よかった、ルクレーシャスさんの興味は王太子殿下から完全にこっちへ移ったみたい。
「そうです、あれだと人間や獣人は使う魔法の属性や、魔力の多さが個人個人で違うことの説明がつくんですよね」
「というと?」
「魂の力、つまり個人が生まれ持った資質とすれば、親子でも必ず同じ属性の魔法が使えるわけではないことや、魔力の多い者同士で婚姻を結んでも必ずしもその子も魔力が多くなるわけではないことにも説明がつきます。つまり、魔法は遺伝するものではないんです」
「なるほど、一理あるね」
もぐもぐ咀嚼していたルクレーシャスさんの手が、最後の一つになったスコーンを掴んだ。ぼく、結構な数焼きましたよ。何でこんなに食べて太らないんだろうこの人。謎だ。ふう、と一つため息をついてベッテへ声をかける。
「ベッテ、明日のおやつに残しておいたパイを持って来てもらえる?」
「かしこまりました」
「パイ?! わたくしパイ大好きだよ、あれは世紀の発明だよ、スヴァンくん! パイだけはヴェンには秘密にしておこうね?」
この人、ぼくの前ではお菓子を延々と食べ続けるただの食いしん坊だが、金髪金眼で美姫かと見紛うほどの繊細な容姿で金細工の君なんて呼ばれるほどなのだ。口の周りにスコーンの食べカスを付けていても、美しいものは美しい。目の保養、なんだけどなぁ。
「となると、精霊たちからも意見を聞きたいところですよね。でも最近、一番仲良しの精霊さんが遊びに来ないんですよ」
ティーカップの中へ指を突っ込み、妖精たちへ差し出す。妖精たちはぼくの指についた紅茶を器用に丸くし、くすくす笑う。傍から見たら、小さな紅茶の水が浮いているように見えるだろう。風の精霊がぼくの後ろに立って、頬を撫でる。
「一番、仲良し?」
「ええ。ルカ様も大変な美形でいらっしゃいますけど、彼もとても美しいのですよ。夜空のような色の腰まである長い髪、勿忘草のような紫の瞳の精霊です」
「決まった精霊が決まった人間の元を何度も訪れるだなんて聞いたことがないよ……それに、夜空のような髪、勿忘草色の瞳、だって?」
「ええ。夜明け前の夜空の化身のように美しい姿の精霊です。とても好奇心旺盛で、この世界の話をよく聞きたがるんですよ」
「……あのね、スヴァンくん。精霊も妖精も、人間や獣人亜人の前には姿を表さないんですよ。だから精霊や妖精についての研究は遅々として進んでいないんだ。存在の証明自体が難しいんだよ……?」
コツコツコツ。テーブルを指で叩きながら、ルクレーシャスさんは何事か思案する顔で黙り込んでしまった。あの夜空色の精霊に心当たりでもあるのだろうか。
しかし生きる伝説に存在の証明が難しいとか言われるとは。凡人としては何だか複雑な気持ちだが、ヲタクとしてはワクワクが止まらない案件である。
「? ええ。そうですね」
何の話だろう。首を傾げると、ルクレーシャスさんは笑顔を貼り付けたまま、皇太子殿下にも尋ねた。
「皇太子もだね?」
「? そうだが? それがどうしたというのだ」
「……そう。うふふ、それがどうした、としか思わないのか……」
ルクレーシャスさん、目が怖い。皇王がもう、可哀想なくらい小さくなって大量の汗をかきながら萎縮している。頼むからもう、それ以上喋らないで皇太子殿下。お願いします。だがゲームを始めてしまった以上、喋らないわけにもいかない。ぼくもいささか精神的に疲れて来た。そのせいで殿下の扱いも段々、雑になって来る。
「殿下、領地が水害で麦が被害を受けたので百ヴァイツ支払ってください」
「なぜだ!」
「そういうゲームでございます」
「殿下、領地に新しく橋を作ったので二百ヴァイツ支払ってください。代わりに領地内の物資の流通が滑らかになったので馬車を得ました」
「ぐぬぬ。し、しかしばしゃをえたのか。よかろう」
「殿下、山賊が村々を襲ったので今年は小麦が収穫できませんでした。三百ヴァイツの損失です。殿下は今、百ヴァイツしかお持ちではないので二百ヴァイツの負債を抱えました」
「なんだと?!」
意図したわけではないのに、次々と皇太子殿下はオウンゴールを決め続ける。ぼくも冷たい汗が出て来た。皇王の顔色は青を通り越して白くなっている。ちょっとだけ可哀想になって来た。
「殿下は隣国との戦争で活躍したので城を賜りました。固定資産税を百ヴァイツお支払いください。固定資産税を払うと殿下の負債は、三百ヴァイツでございます」
「なぜだ! しろをえたのだろう!」
「城を売ることもできますが、九百ヴァイツにしかなりません。いかがいたしますか」
「うる!」
「殿下は拠点となる城を持たぬので戦争に参加している間、一マスごとに諸経費として五十ヴァイゼお支払いください。皇太子の資産は五百ヴァイツ五十ヴァイゼでございます」
足し算引き算ができない皇太子殿下のために、わざわざ所持金を告げているのだがそれがまた、周囲の空気を凍らせている。ところが何も分かっていない皇太子殿下はキレた。
「どうして!」
「城を売っておしまいになられたので……」
「なぜだ! こんなものもうやらぬ! ばぁぁぁか!」
「ジークフリード!」
殿下がマス目の書かれた紙を引っ張り投げ捨てると、紙の上に置かれていた人形たちがコロコロと床へ転がった。そして殿下はそのまま、テラスから庭へと走り出す。離宮の庭から、皇宮へ戻ろうというのだろう。うん。実に子供らしい癇癪である。ではあるが。
「わたくし、あの子嫌いだなぁ……」
「……っ」
皇王が殿下を追いかける前に、ルクレーシャスさんは割と大きめの声で呟いた。もちろん、わざと皇王に聞こえるように言ったのである。
ところが殿下は余程の負けず嫌いだったらしい。今日は朝から従者を連れて離宮へやって来て、ぼくの顔を見るなりこう言い放った。
「きのうのげぇむとやらを、いっしょにやってやってもいい」
「あ、ハイ」
かくして現在。フローエ卿とラルクと自分が連れて来た従者、護衛騎士との勝負中というわけである。初めはぼくも一緒にゲームしてたんだけど、ぼくに勝てない皇太子殿下がイライラし始めたのが分かったので適当な理由を付けて抜けたのだ。イライラして周りに八つ当たりし始めたので、そんな皇太子殿下の姿をルクレーシャスさんに見られまいと配慮したのだが遅かった。ぼくはルクレーシャスさんの興味を皇太子殿下から逸すため、話を続けながらコモンルームからテラスへ移動した。テラスにはベッテがワゴンにティーセットを載せて控えている。ルクレーシャスさんはぼくを抱えて椅子へ座らせ、向かいの椅子を引く。
「ルカ様、バーゼルト氏の新しい論文は読まれましたか?」
「バーゼルトというと、魔法理論の?」
「ええ。精霊や妖精の使う魔法と、人間や獣人の使う魔法は根源が違うのではないか、という論文です」
「あれか。精霊たちが使う魔法の元であるマナは世界に満ちる気で人間や獣人が使う魔法はあくまで本人たちの『魂』の力なのではないか、ってヤツ?」
ぴくぴくと耳を動かし、ルクレーシャスさんはスコーンを飲み込んでにっこりと微笑んだ。耳がぴくぴく動くのは、ご機嫌の印だ。よかった、ルクレーシャスさんの興味は王太子殿下から完全にこっちへ移ったみたい。
「そうです、あれだと人間や獣人は使う魔法の属性や、魔力の多さが個人個人で違うことの説明がつくんですよね」
「というと?」
「魂の力、つまり個人が生まれ持った資質とすれば、親子でも必ず同じ属性の魔法が使えるわけではないことや、魔力の多い者同士で婚姻を結んでも必ずしもその子も魔力が多くなるわけではないことにも説明がつきます。つまり、魔法は遺伝するものではないんです」
「なるほど、一理あるね」
もぐもぐ咀嚼していたルクレーシャスさんの手が、最後の一つになったスコーンを掴んだ。ぼく、結構な数焼きましたよ。何でこんなに食べて太らないんだろうこの人。謎だ。ふう、と一つため息をついてベッテへ声をかける。
「ベッテ、明日のおやつに残しておいたパイを持って来てもらえる?」
「かしこまりました」
「パイ?! わたくしパイ大好きだよ、あれは世紀の発明だよ、スヴァンくん! パイだけはヴェンには秘密にしておこうね?」
この人、ぼくの前ではお菓子を延々と食べ続けるただの食いしん坊だが、金髪金眼で美姫かと見紛うほどの繊細な容姿で金細工の君なんて呼ばれるほどなのだ。口の周りにスコーンの食べカスを付けていても、美しいものは美しい。目の保養、なんだけどなぁ。
「となると、精霊たちからも意見を聞きたいところですよね。でも最近、一番仲良しの精霊さんが遊びに来ないんですよ」
ティーカップの中へ指を突っ込み、妖精たちへ差し出す。妖精たちはぼくの指についた紅茶を器用に丸くし、くすくす笑う。傍から見たら、小さな紅茶の水が浮いているように見えるだろう。風の精霊がぼくの後ろに立って、頬を撫でる。
「一番、仲良し?」
「ええ。ルカ様も大変な美形でいらっしゃいますけど、彼もとても美しいのですよ。夜空のような色の腰まである長い髪、勿忘草のような紫の瞳の精霊です」
「決まった精霊が決まった人間の元を何度も訪れるだなんて聞いたことがないよ……それに、夜空のような髪、勿忘草色の瞳、だって?」
「ええ。夜明け前の夜空の化身のように美しい姿の精霊です。とても好奇心旺盛で、この世界の話をよく聞きたがるんですよ」
「……あのね、スヴァンくん。精霊も妖精も、人間や獣人亜人の前には姿を表さないんですよ。だから精霊や妖精についての研究は遅々として進んでいないんだ。存在の証明自体が難しいんだよ……?」
コツコツコツ。テーブルを指で叩きながら、ルクレーシャスさんは何事か思案する顔で黙り込んでしまった。あの夜空色の精霊に心当たりでもあるのだろうか。
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