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初めてのお茶会
第95話
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「あっ、でもエメラルドが編み込まれてるってことはイェレ兄さまのお顔、傷付けちゃうといけないんでぼくやっぱり一人で座ります」
「大丈夫だよ。妖精たちは丸く磨いたものを選んでいるようだし、私が気を付ければいいだけだ。特等席で美しいヴァンが見られるから、私は役得だ」
うんもうほんとこの子は人たらしめ。甘い容姿なのに最近の砕けた口調から見え隠れする、元々の男らしいところとかそうかこれがギャップ萌えというヤツかなるほどモテそうぼくにないヤツだこれ。悔しいけどイェレミーアスの顔を見ると笑顔になってしまう。仰いでえへへ、と笑うとイェレミーアスもにっこり微笑む。
「大丈夫だよ。イェレミーくんにも大分強めに加護が付与されているから、そんなもんで傷なんかできないよ」
ぼくが座るはずの空席の向こうから、ルクレーシャスさんがあくび交じりに吹きかける。当然のように最も主催に近い席で、ルクレーシャスさんの向かいにはシュレーデルハイゲンが座っている。招待客が全員揃ったのだろう。エステン公爵も着席し、公爵夫人が立ち上がる。
「皆さん、本日はささやかなお茶会へようこそ。今日はリヒのお友達の妖精さんもお招きしましたのよ。ぜひ、楽しんでいってくださいませ」
主催の挨拶に、お喋りが解禁となりテーブルのあちこちが賑わう。しかし妖精さんって。もういい加減、諦念が先に立つ。この世界では六歳男児でも妖精呼ばわりするんだろう。はいはい文化の違い、文化の違い。ぼくが遠い目をしている間に早速、ローデリヒが手を振りながら近づいて来た。
「アス! スヴェン! ベステル・ヘクセ様! いらっしゃい。スヴェンとアスはあとでオレの部屋に来いよな!」
「リヒ様、こんにちは」
「リヒ、さっき一緒の馬車に乗って来たばかりだろ」
「リヒくんはわたくしの分のお菓子を食べてしまうから、あっちへ行きなさい」
さっさとぼくが座るはずだった空席へ座り、ぼくのほっぺを指でつついてローデリヒはにひひ、と笑った。ほんと君、公爵家の嫡男としての教育をちゃんと受けてるんだろうな。心配になる。
「さっきさ、今日スヴェンが持って来た手土産のお菓子ちょびっとつまみ食いしちゃった。アレ、んめーな! 今度大量に作っておいてくれよ、スヴェン」
「まぁ、この子ったら恥ずかしい!」
エステン公爵夫人がローデリヒを睨む。子育てに苦労してそうだ。
「エステン公爵夫人、この天真爛漫さがリヒ様のよいところですよ」
「恥ずかしいわ。妖精さんの方がリヒより年上みたいよ……」
うん。年上だからね。前世合わせるとね。それは仕方ない。不動の笑みを貼り付けて遠くへ視線を漂わせる。
「でもリヒ様は剣術の才がおありではありませんか。ラルクと、リヒ様と、イェレ兄さまが剣術の稽古をしているのを眺めているとちょっと羨ましいんです。みんなかっこいいなぁって……」
「うーん、その三人が普通の子供かと言われると決してそうではないけど、それは別としてスヴァンくん、ものすごく虚弱体質だもんね……」
ルクレーシャスさんはぼくへの評価がちょっと辛辣過ぎやしないか。否定はしないけど。未だぼくは、タウンハウスの四割くらいしか把握できてない。一度探検に出かけて、自力で戻って来られなくなりルチ様に救助されたからだ。そういえばそれ以降、イェレミーアスがどこへ行くにもぼくを抱っこしている気がする。あれは遭難防止だったのか。情けないやら申し訳ないやらである。
「……ぼく、やっぱり剣術を習おうかな……」
「……ヴァンはまず、私と一緒に走ろうか。そうすればヴァンが限界を迎える前に止められるし、疲れてしまっても私が運べる」
「……やっぱり、走るところから始まりなんですね……」
「そうだね。少しずつ、根気よく始めよう? ヴァン」
「おねがい、します……?」
「うん」
イェレミーアスの笑顔が怖い。ちらりとローデリヒへ目を向けると、憐れなものを見る視線とぶつかった。早まったかも知れない。
「あのさ、スヴェン」
「何ですか、リヒ様」
「ラルクよりもオレよりも、アスは強ぇ。大して努力しなくても何でもできるから、自分ができることは他人もできて当然だと思ってっからな?」
「……うそぉ……」
ぼくはローデリヒが天才肌で、イェレミーアスが努力型だと思っていた。稽古を見てても全然違いが分からなかった。だってどっちも涼しい顔で剣を振るっていたし、ラルクが稽古に加わっても、やはり全員当たり前みたいな顔で模擬戦をしていたし、勝率も同じくらいだったはずだ。
「マジで。あんな、オレがアスとラルクから手加減されてんだよ、いっつも」
「だって、リヒ様は次期騎士団長に相応しい剣術の天才って」
「おう。外見ばっか噂になってっけど、アスは百年に一度の天才って言われてんだぜ」
ラルクが強いのは分かるよ。だってヴィノさんの子だもん。けどさ、まさかイェレミーアスがそこまで強いとは思わないでしょ、だってこの美少年っぷりを見てよ。それなのに剣術の才能も秀でてるとか、神に愛され過ぎでしょ。神様、不公平過ぎやしませんか。
「……」
ぼくが絶句して目を向けると、イェレミーアスは珍しく唇を尖らせて拗ねた素振りを見せた。
「リヒの騎馬技術は、現役騎士と比べても群を抜いているじゃないか」
「そうなんですか?」
「ああ」
ああ。二人は親友でありながら、それぞれに抜きん出た才能を持つ、好敵手なのだ。つまり凡才であるぼくの気持ちなど理解できるはずもなく。
恐る恐る顔を上げる。下から見ても完璧な美少年は、どこから見ても完璧な笑みを浮かべ、首を少し傾けた。あ、これあかんやつや。ぼくは涙目で訴える。
「イェレ兄さま。ぼく訓練場を一周したら、もう倒れちゃいます」
「分かっているよ、ヴァン。倒れてしまったら私が抱えて部屋へ連れて行くし、ちゃんと介抱してあげる。いつもみたいにね。ヴァンは私にお世話されるの、好きだろう?」
まさかあの甲斐甲斐しいお世話が、こんなところに繋がるなんて思いも寄らないじゃないか。ぼくが小刻みに首を左右へ振ると、イェレミーアスは優しい表情で唇の端を一層、上へ吊り上げる。
「スヴェンは頭いいのに、運動は本当に苦手なんだなぁ……」
「リ、リヒ様、ひとごとみたいにぃぃ」
「スヴァンくんに激甘なイェレミーくんが酷いことするはずないでしょ、まったく」
ルクレーシャスさんが呆れたように声を上げ、ティーカップを傾けた。ローデリヒが頷く。
「そうだぞ、オレがスヴェンを抱っこしようとすると睨むくらいなんだから、甘やかすに決まってるだろ」
「大雑把なリヒに任せたらヴァンのかわいい手足が痣だらけになるだろ」
「ほらな」
でもそう言われれば、まだ十一歳の細身な体の割にイェレミーアスはぼくを抱っこして移動しても涼しい顔をしている。普通は十一歳が六歳を抱っこって、微笑ましいけど持って数分だよね。
「筋肉……やっぱり筋肉なんだ……」
呆然と細っこいけどふにふにな己の二の腕を揉む。イェレミーアスはぼくを両手で包むように抱え、おでこをくっつけた。
「ヴァンはそこまで鍛えなくても大丈夫。私が守るから、ね?」
「ほんとですか、イェレ兄さま」
「うん」
「なんだっけ、こういうの。ほら、あれだ。溺愛」
ローデリヒが行儀悪く椅子の上に胡坐をかいて、呟く。ルクレーシャスさんも頷いて砂糖掛けされたパウンドケーキを口へ運ぶ。
「そうだね。耽溺とも言えるね」
「何でもできちゃうからつまんねーって顔してたアスが、こんなにデレデレしてるのを見る日が来るなんて思わなかったよ、オレ」
「大丈夫だよ。妖精たちは丸く磨いたものを選んでいるようだし、私が気を付ければいいだけだ。特等席で美しいヴァンが見られるから、私は役得だ」
うんもうほんとこの子は人たらしめ。甘い容姿なのに最近の砕けた口調から見え隠れする、元々の男らしいところとかそうかこれがギャップ萌えというヤツかなるほどモテそうぼくにないヤツだこれ。悔しいけどイェレミーアスの顔を見ると笑顔になってしまう。仰いでえへへ、と笑うとイェレミーアスもにっこり微笑む。
「大丈夫だよ。イェレミーくんにも大分強めに加護が付与されているから、そんなもんで傷なんかできないよ」
ぼくが座るはずの空席の向こうから、ルクレーシャスさんがあくび交じりに吹きかける。当然のように最も主催に近い席で、ルクレーシャスさんの向かいにはシュレーデルハイゲンが座っている。招待客が全員揃ったのだろう。エステン公爵も着席し、公爵夫人が立ち上がる。
「皆さん、本日はささやかなお茶会へようこそ。今日はリヒのお友達の妖精さんもお招きしましたのよ。ぜひ、楽しんでいってくださいませ」
主催の挨拶に、お喋りが解禁となりテーブルのあちこちが賑わう。しかし妖精さんって。もういい加減、諦念が先に立つ。この世界では六歳男児でも妖精呼ばわりするんだろう。はいはい文化の違い、文化の違い。ぼくが遠い目をしている間に早速、ローデリヒが手を振りながら近づいて来た。
「アス! スヴェン! ベステル・ヘクセ様! いらっしゃい。スヴェンとアスはあとでオレの部屋に来いよな!」
「リヒ様、こんにちは」
「リヒ、さっき一緒の馬車に乗って来たばかりだろ」
「リヒくんはわたくしの分のお菓子を食べてしまうから、あっちへ行きなさい」
さっさとぼくが座るはずだった空席へ座り、ぼくのほっぺを指でつついてローデリヒはにひひ、と笑った。ほんと君、公爵家の嫡男としての教育をちゃんと受けてるんだろうな。心配になる。
「さっきさ、今日スヴェンが持って来た手土産のお菓子ちょびっとつまみ食いしちゃった。アレ、んめーな! 今度大量に作っておいてくれよ、スヴェン」
「まぁ、この子ったら恥ずかしい!」
エステン公爵夫人がローデリヒを睨む。子育てに苦労してそうだ。
「エステン公爵夫人、この天真爛漫さがリヒ様のよいところですよ」
「恥ずかしいわ。妖精さんの方がリヒより年上みたいよ……」
うん。年上だからね。前世合わせるとね。それは仕方ない。不動の笑みを貼り付けて遠くへ視線を漂わせる。
「でもリヒ様は剣術の才がおありではありませんか。ラルクと、リヒ様と、イェレ兄さまが剣術の稽古をしているのを眺めているとちょっと羨ましいんです。みんなかっこいいなぁって……」
「うーん、その三人が普通の子供かと言われると決してそうではないけど、それは別としてスヴァンくん、ものすごく虚弱体質だもんね……」
ルクレーシャスさんはぼくへの評価がちょっと辛辣過ぎやしないか。否定はしないけど。未だぼくは、タウンハウスの四割くらいしか把握できてない。一度探検に出かけて、自力で戻って来られなくなりルチ様に救助されたからだ。そういえばそれ以降、イェレミーアスがどこへ行くにもぼくを抱っこしている気がする。あれは遭難防止だったのか。情けないやら申し訳ないやらである。
「……ぼく、やっぱり剣術を習おうかな……」
「……ヴァンはまず、私と一緒に走ろうか。そうすればヴァンが限界を迎える前に止められるし、疲れてしまっても私が運べる」
「……やっぱり、走るところから始まりなんですね……」
「そうだね。少しずつ、根気よく始めよう? ヴァン」
「おねがい、します……?」
「うん」
イェレミーアスの笑顔が怖い。ちらりとローデリヒへ目を向けると、憐れなものを見る視線とぶつかった。早まったかも知れない。
「あのさ、スヴェン」
「何ですか、リヒ様」
「ラルクよりもオレよりも、アスは強ぇ。大して努力しなくても何でもできるから、自分ができることは他人もできて当然だと思ってっからな?」
「……うそぉ……」
ぼくはローデリヒが天才肌で、イェレミーアスが努力型だと思っていた。稽古を見てても全然違いが分からなかった。だってどっちも涼しい顔で剣を振るっていたし、ラルクが稽古に加わっても、やはり全員当たり前みたいな顔で模擬戦をしていたし、勝率も同じくらいだったはずだ。
「マジで。あんな、オレがアスとラルクから手加減されてんだよ、いっつも」
「だって、リヒ様は次期騎士団長に相応しい剣術の天才って」
「おう。外見ばっか噂になってっけど、アスは百年に一度の天才って言われてんだぜ」
ラルクが強いのは分かるよ。だってヴィノさんの子だもん。けどさ、まさかイェレミーアスがそこまで強いとは思わないでしょ、だってこの美少年っぷりを見てよ。それなのに剣術の才能も秀でてるとか、神に愛され過ぎでしょ。神様、不公平過ぎやしませんか。
「……」
ぼくが絶句して目を向けると、イェレミーアスは珍しく唇を尖らせて拗ねた素振りを見せた。
「リヒの騎馬技術は、現役騎士と比べても群を抜いているじゃないか」
「そうなんですか?」
「ああ」
ああ。二人は親友でありながら、それぞれに抜きん出た才能を持つ、好敵手なのだ。つまり凡才であるぼくの気持ちなど理解できるはずもなく。
恐る恐る顔を上げる。下から見ても完璧な美少年は、どこから見ても完璧な笑みを浮かべ、首を少し傾けた。あ、これあかんやつや。ぼくは涙目で訴える。
「イェレ兄さま。ぼく訓練場を一周したら、もう倒れちゃいます」
「分かっているよ、ヴァン。倒れてしまったら私が抱えて部屋へ連れて行くし、ちゃんと介抱してあげる。いつもみたいにね。ヴァンは私にお世話されるの、好きだろう?」
まさかあの甲斐甲斐しいお世話が、こんなところに繋がるなんて思いも寄らないじゃないか。ぼくが小刻みに首を左右へ振ると、イェレミーアスは優しい表情で唇の端を一層、上へ吊り上げる。
「スヴェンは頭いいのに、運動は本当に苦手なんだなぁ……」
「リ、リヒ様、ひとごとみたいにぃぃ」
「スヴァンくんに激甘なイェレミーくんが酷いことするはずないでしょ、まったく」
ルクレーシャスさんが呆れたように声を上げ、ティーカップを傾けた。ローデリヒが頷く。
「そうだぞ、オレがスヴェンを抱っこしようとすると睨むくらいなんだから、甘やかすに決まってるだろ」
「大雑把なリヒに任せたらヴァンのかわいい手足が痣だらけになるだろ」
「ほらな」
でもそう言われれば、まだ十一歳の細身な体の割にイェレミーアスはぼくを抱っこして移動しても涼しい顔をしている。普通は十一歳が六歳を抱っこって、微笑ましいけど持って数分だよね。
「筋肉……やっぱり筋肉なんだ……」
呆然と細っこいけどふにふにな己の二の腕を揉む。イェレミーアスはぼくを両手で包むように抱え、おでこをくっつけた。
「ヴァンはそこまで鍛えなくても大丈夫。私が守るから、ね?」
「ほんとですか、イェレ兄さま」
「うん」
「なんだっけ、こういうの。ほら、あれだ。溺愛」
ローデリヒが行儀悪く椅子の上に胡坐をかいて、呟く。ルクレーシャスさんも頷いて砂糖掛けされたパウンドケーキを口へ運ぶ。
「そうだね。耽溺とも言えるね」
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